1970年代奥の細道
宮城交通11(元仙南交通・・・三菱)
板橋不二男様から頂いた1970年代撮影の宮城交通の写真を掲載します。ここでは、元仙南交通の三菱車を紹介します。前ドア車、中ドア車、2ドアワンマンカーが混在するのは、他のシャーシと同じですが、車体メーカーは呉羽自工に統一されています。
宮2く359
撮影:板橋不二男様(気仙沼総括営業所 1975.9)
宮城交通 三菱MAR490(1966年式)
撮影:板橋不二男様(気仙沼総括営業所 1975.9)
呉羽ボディの前ドア車。前ドア次位の窓に方向幕がありますが、山本様によると元は貸切バスだったとのこと。
正面の方向幕に「南陸中定期観光」と表示されています。
宮2く444
撮影:板橋不二男様(南仙台営業所 1977.5.7)
宮城交通 三菱MR490(1967年式)
呉羽ボディのワンマンカーですが、前ドアは増設のようです。
宮2く445
撮影:板橋不二男様(南仙台営業所 1977.5.7)
宮城交通 三菱MR490(1967年式)
撮影:板橋不二男様(南仙台営業所 1977.5.7)
同型車。
窓下の黄色と赤のラインは、ワンマンカーを示すデザイン。
宮2く503
撮影:板橋不二男様(南仙台営業所 1977.5.7)
宮城交通 三菱MR520(1969年式)
仙南交通末期のワンマンカーで、短尺車。前中引き戸で、中ドアの上に方向幕があるのは、宮城交通にも引き継がれた仕様です。
宮城交通カラーに塗り替えられ、ワンマンカーとして使用されていますが、正面の方向幕はなぜかカラ幕です。
宮2く539
撮影:板橋不二男様(仙台市 1977.5.7)
宮城交通 三菱MR410(1970年式)
宮城交通への合併直前に新造されたツーマン車。年式が新しいからか、宮城交通カラーに塗り替えられています。
正面には、ワンマン表示板が用意されており、白面表示となっています。
方向幕は「吉岡」。
宮2く543
撮影:板橋不二男様(南仙台営業所 1977.5.7)
宮城交通 三菱MR410(1970年式)
こちらは標準尺のワンマンカーで、年式から言っても、もうほとんど宮城交通のオリジナル車と変わりません。