夜行高速バスの時刻表・路線図

岩手県に関係する夜行高速バスは、1988年7月に運行を開始した東京〜盛岡線で、それ以降、次々に新しい路線が開業して行きました。
私がいた時期ではないものの、高速バスブームの良き時代を振り返ってみたいと思います。

岩手県交通ほか(1988)らくちん 7月21日開業
らくちん 1988年7月21日の開業を前に用意されたA4サイズのチラシは、共同運行4社共同で作られたもので、イラストの女性がゆったりと寛ぐ優れたデザインで、「らくちん」のコピーが印象的です。この路線のイメージアップに大きく貢献した秀逸なパンフレットで、この路線はスタートしたのです。
裏面には、座席配置図、のりば地図、そして乗車券の発売場所が書かれています。
画像を拡大

主な内容|裏面

岩手県交通ほか(1988)東北道高速バス東京−盛岡 車内のご案内
らくちん 開業時に用意された車内の案内リーフレットです。4chマルチステレオ、お湯・お茶・紙コップ、ひざかけ毛布・スリッパ、公衆電話など、ハイスペックがうかがえますが、この時期に始まった夜行高速バスでは標準的な装備でした。

主な内容|内側

岩手県交通ほか(1989)らくちん 毎日昼夜運行
らくちん 「らくちん」を前面に出した統一イメージのプロモーションが続きます。
このチラシは、運賃がこれまでの7,500円から7,700円に上がっていますので、1989年の消費税導入後のもの。
時刻は変わっていません。
画像を拡大
岩手県交通ほか(1990)夜行便増発で座席がとりやすくなります
らくちん 1990年12月20日のダイヤ改正で、昼行便がなくなり、夜行便を2台同時運行するようになります。
「らくちん」のキャッチフレーズと女性のイラストは変わりません。
画像を拡大
岩手県交通・国際興業(1989)夜行高速直行バスけせんライナー
けせんライナー 夜行高速バスのネットワークは広がり続けます。1989年12月には、国際興業グループ内ペアで、大船渡と池袋とを結ぶ「けせんライナー」の運行が始まります。
画像を拡大
ページ上部へ戻る
メニュー

80s岩手県のバス“その頃”