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更新後記(2014.2.23)
Re:更新後記(2014.2.23)
初めて書き込みさせていただきます。無責任にも今回のサルベージのきっかけを作ってしまった者です。
前編/後編のアップお疲れ様でした。仔細なレポートと連続写真であの日の興奮が蘇りました。ありがとうございます。
営林署から払い下げを受けたオーナーさんの話をもとに、この車体について補足させていただきます。
これは新車時には茨城の事業所に配備された個体で、数年で富士宮に転籍したそうです。活躍期間は短く、昭和40年代のうちに引退し、しばらくは山の中で休憩所代わりに使われ、払い下げられました。エンジンオーバーホール実施から日が浅く、完全実働コンディションだったそうです。
「金沢ボデーのアルバム」の生産一覧を見ると、金産のU690はモデル末期に栃木県庁に納められた記録があり、2台のみということになりそうです。年式からすれば、縦目はこの一台だけかもしれません。
ところで、サルベージの日には撤去が済んでいましたが、U690の前には画像のようないすゞBY31も鎮座していました。あとからやって来たBYですが、ボディの腐食具合はU690よりひどく、北村と金沢の差というよりマイクロと大型の耐久性の差を感じました。
Re:更新後記(2014.2.23)
ポンコツ屋 赤木さん、こんばんは。
当日はきちんとご挨拶もせずに失礼いたしました。
伏見さんたちのチームのゴーストライター(?)の役割を果たすべく、控えめに行動しておりました。
赤木さんが声をかけた協力者の方も多く参加し、珍しく大人数でのサルベージになりました。古いバスに興味のある方が、実はたくさんいるんだなと改めて感じました。
ボンネットバスは東京営林局納車ということなので、最初から富士宮にいたのかと思ったのですが、茨城出身だったんですね。この辺のいきさつは、赤木さんからの情報ということで、本文のほうに追記させていただきたいと思います。
ここで添付した写真は、脇に仮置きされた折り戸とフェンダです。こういう感じで置いてある光景というのもシュールです。
Re:更新後記(2014.2.23)
サルベージの件、廃車体を楽しむところから一歩進めて、再生されるとは、素晴らしい活動ですね。
旧車を懐かしむ立場の者として何もできないのがもどかしいところですが、せめてこうやって応援だけでもさせていただきたいと思います。
運搬用のトラックですが、日野の旧エンブレムと速度灯の組み合わせも、最近ではあまり見かけなくなりましたね。
ところで、バンコクの赤色路線バスですが、私の覚えている限り、日野、三菱のものが90年代からずっと走っています。
ずっと同じ車両なのか、それとも車体メーカーがモデルチェンジしないだけなのかは分かりません。
もちろん、エアコン付きの新型いすゞ、日野車両もありますけど、旧車が全く淘汰されないのが不思議ですね。
あちらの国ではデコトラならぬデコバスが流行っていて、運転手(持ち主?)が好き勝手に派手な塗装をして
走らせています。
Re:更新後記(2014.2.23)
こんばんは。
サルベージは、これにかかわる人があっての活動になるんだと思っています。
廃車体を見つける人、これを引き上げる人(ここでまた複数の役割あり)、運搬する人、レストアする人、所有する人、走らせる人、そのためのイベントを開く人。
言葉で並べると簡単ですが、これには、知識、行動力、時間、技術、人間関係、そしてもちろん経費が掛かります。そう簡単に誰でもできることではないんですね。
これを個人の趣味でやり始めたのが、「シリーズ奇跡の復活」でいつも出てくる海和さんで、シリーズ初回作品の塩釜交通トヨタBMからでした。
もちろん、かかわり方も人それぞれでいいと思います。私の役目はこのサイトでご紹介することだと思っています。これによって、サルベージが人目に止まり、参加者が増えたり、自力でやる人が生まれたり、車両(廃車)の紹介が来たりという効果を生みました。
なので、このサイトをご覧になって、応援をしていただくというのも一つの大きなかかわり方だと思っています。
Re:更新後記(2014.2.23)
バスマガジンの最新号が発売されましたが、連載されていた「昭和の車保存会活動レポート」で今回のサルベージ記事が6ページにわたって掲載されています。
同じサルベージのレポでも、撮る人、書く人、そしてメディアが異なると、色々と違いが分かって面白いなあ、と思います。特に固着したホイールを回す作業については、弊サイトより詳しく書かれていますので、ぜひご覧ください。
キュリアスにドキュメント記事
真冬のサルベージから半年たってしまいましたが、この度、サルベージの主宰者でもあった赤木さんによる四駆専門誌「CURIOUS(キュリアス)」のvol.9に、ルポルタージュが掲載されました。
これまで明かされてこなかった発見からサルベージ実施までのいきさつなども細かく記されています。
主宰者の記事ですので、これが今回のサルベージの公式記録と言えるのではないでしょうか。
ビルの建設に例えて説明するなら、赤木さんがデベロッパーで、小嶋さん(バスの引き受け手)がキーテナントになり、建設する共同企業体に「日本昭和の車保存会」が選ばれたというところでしょうか。
私はその建設会社を専門に取材しているフリーライターという立場でしょう。「バスマガジン」は建設工事そのものの取材に訪れたマスメディア。そして、今回のキュリアスは、デベロッパー自身の広報誌に載った記事ということになります。
・・・余計分かりにくかったかもしれませんね。
Re:キュリアスにドキュメント記事
『キュリアスVol.9』のご紹介ありがとうございます。四輪駆動車の本にカラーで9ページも割いてしまって、読者さんからクレームの雨アラレになるかと思いましたが、「自分も参加したかった」「興奮した」という反響に胸をなでおろしています。前号・前々号からバスの記事を徐々に増やしたので皆さん麻痺されていたのかも…。
先日久しぶりにU690の休眠場所跡地を訪問しましたら、バスが去った以外には大きな変化がなく、慌ててサルベージ手配したのは早計だったかとも思いました。もっとも、おかげで2月中旬の大雪で屋根がつぶれずに済んだのかも知れません。
個人的には、いつかリアエンジン路線車のサルベージに参加したいなぁと思っておりますが、なかなか難しいですよね。
Re:キュリアスにドキュメント記事
ポンコツ屋 赤木さん、こんばんは。
1週遅れていたら、大雪のため、サルベージ隊も他の参加者の皆さんも、帰れなくなっていたかもしれませんね。
最近、隠れバスマニアは多いんだなと思い始めています。ぜひこれがメジャーな趣味になればと思いますので、どんどんと記事を書いてください。
以前は、バス趣味者と言えば鉄道から入った人が大多数でした。(かく言う私もそうです)
最近、サルベージとかが始まるようになって、クルマから入った人が増えてきたように思います。クルマ系の人の特徴として、「動かすこと」はもちろん「いじって直すこと」に時間を惜しまない傾向がありますね。さらに、チーム力とか外交力とかが鉄道系の人たちより強いように感じます。
今回は、久々のサルベージをメインに更新しました。
2月2日に決行されたこのサルベージですが、発見者でありかつこのイベント主催者でもある赤木さんの呼び掛けにより、いつになく多くの方が参加しました。さらにバス趣味誌の取材も入りましたので、今後、多くの方の目に触れることにもなろうかと思います。
当日はあいにくの雨でした。
しかし、今から思うと、この日に決行しておいてよかったのだと思います。
翌週は、東日本で警報も出るほどの大雪、さらにその翌週は、それを上回る大雪。山梨県をはじめこのエリアは、過去に記録もないほどの大雪に見舞われたのです。
サルベージどころではなく、我々が遭難してしまったかもしれません。仮にサルベージを終えたとしても、ボンネットバスを積んで帰る途中で、雪のために足止めを食うという事態になったことも容易に想像できます。 そんなギリギリセーフのサルベージの続きは後編で。