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高速道路ETC1000円の影響

#278名前:飯岡十文字時刻:2009-06-04 12:39:55

こんにちは。
先日、岩手日報にも掲載されていましたが、高速道路1000円の影響が高速バスにも及んでいるようです。日本バス協会や九州バス協会では、お盆期間などの適用拡大に反対する姿勢をとるようです。
今月の鉄道ジャーナルで鈴木文彦氏も書いていますが、環境対策と完全逆行する施策であり、さらに極端な割引率の高さには、問題があると思わざるを得ません。
これによって生活に必要な路線バスを維持できなくなるバス事業者が出てくれば、それは大きな経済損失になるのではないかと懸念します。もう少し大きな視点で経済効果というものを見る姿勢が政府には必要なのだと思うのですが。

Re:福島交通と茨城交通が提携

#282名前:管理人時刻:2009-06-06 19:32:29

こんばんは。
私もこの政策には疑問を持っています。鈴木氏が書いているように、トラックの割引をして物流コストを削減したほうが、消費の活性化には役立つのではないかと思います。
地方の観光地などでも、本来は平日の観光客を増やして平準化したいところ、真逆の現象になってしまい、従業員の雇用が効率的に運用できなくなっていると聞きます。
そもそも、この施策は我々の思いとはまったく関係ないところを目指しているように思います。
1000円に割り引いた分は政府から道路会社に補填されます。利用者が増えているので、道路会社の収入は飛躍的に増えるはずです。サービスエリアなどの売上も増加していますが、これらの売上の数十%も営業料として道路会社に取られる仕組みになっています。ご承知のとおり、道路会社は元の道路公団で、半官半民の会社です。
また、今回の政策は自動車メーカーの影も見え隠れします。昨年の燃料高騰などで自動車離れが進み、新車が売れない現象が起き、悪いタイミングで最大の不景気が襲い、大手自動車メーカーが赤字決算をするという事態が発生しました。米国の実例を見るまでもなく、自動車メーカーがつまづく事は日本経済がつまづく事につながります。何とか自動車メーカーを立て直すことが、結果的に日本経済を救うことになるという図式です。 先般の新型インフルエンザの際にも、政府はチラッと「公共交通を使うのをやめる」よう臭わすコメントを出しました。
こう見てくると、今回の1000円政策は助けられる立場の人々にとっては一本筋が通っているのかもしれませんよ。

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80s岩手県のバス“その頃”