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いまさらバスコレ羽後交通
Re:いまさらバスコレ羽後交通
おばんです。
東北では呉羽どころかエアロスターそのものが希少車でもありますが、羽後交通のエアロスターもモデル化された746と角館の748、さらには元横浜市交通局の1両(867・横手)の合計3両しかないという珍しいものです。
もしかしたら撮っていたかもと思い、手持ちのフォトCDを見ていたら…ありました。(笑)
2008-3-9 板見内線大坂にて
※この板見内線は昨年3月をもって廃止となりました
実車は大曲所属でしたのでモデルで「大曲バスターミナル」の方向幕は無難なところでしょう。
Re:いまさらバスコレ羽後交通
実物の写真があったんですね。それも2両しかいなかったとは知りませんでした。
最初に「東北地方には多いスタイル」と私は書きましたが、左党89号さんのおっしゃるとおり、この時期の大型車は少なかったですね。すみません。呉羽ボディの大型車が多かったのは、丸ボディ(MR系)まででした。MP以降は中型車が主流になってしまいました。
この車両、「その頃」のバスじゃないので、「過去の本棚」のところにあるバスコレのコーナーには載せないつもりだったんですが、せっかく実物の写真や車両情報を頂いたので、掲載させていただきます。
Re:いまさらバスコレ羽後交通
はじめまして。
羽後交通を見てこれまでずっと気になっていたことをお聞きしたくなりました。このカラーはやっぱり小田急バスの真似なんでしょうか。それとも何かそれ以外の理由があるのでしょうか。
Re:いまさらバスコレ羽後交通
はじめまして。
ちょっと難しい問題を提起されてしまいましたね。模倣の可能性は高いですが、真実は当時の関係者のみが知るというところでしょうか。
ポイントとしては、小田急バスは戦後早くにこのカラーを採用していますが、羽後交通は1960年代中頃になっての採用です。また、羽後交通以外には北海道の「てんてつバス」が同系のカラーを採用しています。
系列会社以外で全国に同じようなカラーが存在する理由としては、以下のようなものがあると考えられます。
1.模倣(マネ)
2.カタログカラーの流用
3.車両譲渡に起因するもの
羽後交通のケースでは、このどれもが該当する可能性があると想像できます。
2番目のカタログカラーについては、有名な例では日野ブルーリボンの例(画像参照)があります。小田急バスカラーはカタログカラーではないようですが、以前は実際のバス会社のデザインがカタログに載るケースもあったようです。
3番目の車両譲渡ですが、羽後交通がこのデザインを採用したのが小田急バスに10年くらい遅れていることから、可能性としては残ります。
羽後交通では、この小田急風カラーを採用する前は当時の東京都交通局と同じカラーでした。これも「都会のバスに憧れて模倣した」というのが定説ですが、真実はいかに・・・と言ったところでしょう。
だいぶ前に発売になっていたようですが、バスコレ第13弾をを入手しました。
今回は呉羽ボディということで、東北地方には多いスタイルなんですが、ラインナップに入ったのは羽後交通だけです。その羽後交通を入手できたのでよしとしますが。
ご承知の通り、羽後交通のカラーは小田急バスなどとよく似ているのですが、赤色の渋い色調がモデルでもしっかりと表現されています。また、側面方向幕が小型化されていたり、中ドアに「しめきり」の文字があるなど、譲受車ならではの面白さも表現されています。
ちょうどこれら三菱MPが新造されていた頃、地方では中型バスが主に新造されていたため、適切な現車がなかったのだと思いますが、譲受車のモデル化というのも面白いと思います。