岩手雪まつり臨時バス
小岩井農場で毎年開かれる岩手雪まつり。雄大な岩手山を背景に、大小さまざまな雪像が並び、多くの家族連れが訪れます。
この雪まつりへの足となるのは、岩手県交通の臨時バス。盛岡バスセンターからの中距離便と小岩井駅からの短距離便がありました。特に盛岡からの中距離便には、周辺各営業所からの観光タイプのバスが動員され、それを見に行くのも楽しみの一つでした。
1986年の臨時バス(1)
撮影:盛岡駅(1986.2.2)
始発のバスセンターから開運橋を渡って盛岡駅にやってきた臨時バス。雪まつりの臨時バスは,各営業所から寄せ集められた観光タイプがその任に当るのが常でした。
写真は元はとバスの岩22か1785です。
1986年の臨時バス(2)
撮影:盛岡駅(1986.2.2)
小岩井農場から帰ってきた臨時バス。子供たちが大勢降りてきました。
写真の車両は雫石営業所の車両。86年の雪まつり臨時バスには、この他に滝沢営業所と黒石野営業所から”オバQ”も応援にきました。6番乗り場の標識の向こうに、待機している黒石野のオバQがちょっと見えています。
1987年の臨時バス
撮影:盛岡駅(1987.2.1)
1987年の雪まつり臨時バス。上の写真とほぼ同じアングルで到着時を捉えました。
車両は雫石営業所の元大富士開発の車両。前年のバスマスクが、板のようなものに変わり、表記も見やすくなっています。
1988年の臨時バス(1)
撮影:盛岡駅(1988.1.31)
1988年の雪まつり臨時バス。
車両は滝沢営業所のオバQバス。雪まつり臨時バスでは常連になっていました。
1988年の臨時バス(2)
撮影:小岩井駅入口−尾入野(1988.2.6)
小岩井農場を発車して盛岡へ向かうシャトルバス。JR田沢湖線をオーバークロスして国道46号線に向かう途中です。
この年のシャトルバスには、滝沢営業所で1日中昼寝をしているだけだった前ドアの路線バスタイプ(いすゞBA20)も参戦していました。既に方向幕が外されているのが物悲しく見えます。このあと間もなく廃車になりました。
JRの臨時「雪まつり」号
JR田沢湖線でも雪まつり臨時列車が運行されました。「雪まつり号」と名付けられた列車は、期待した割には普通の車両でした。旧カラーのままのキハ581521ほか。
撮影:大釜−盛岡(1988.1.31)