HHJ
7階建ての市営向町アパート、建設延期 HHJの質問と要望に対する
大館市役所の回答[全文掲載]
cat willow 2013.12.2 市営向町アパート跡 *市営新町住宅他建替え事業のご質問について、次のとおり回答いたします。 平成25年11月27日付けの質問 (質疑1) 先日、開示された市営向町アパート7階建ての日影範囲の図面を見ると、冬至の日の前後は明らかに建築基準法第56条の日影規制に違反します。 小畑市長は、それでも計画を変更しないで住民の理解を求めると語っています。一方、住民が提出した請願書は7階建ての計画の変更を要望して、12月定例議会で継続審議される予定です。建設工事は12月からはじまるそうですが、これでは基本的な人権にもとづいた請願書の意味がありません。請願書の結論が出るまで民主的に建設工事を延期することはできないのですか? 平成25年11月29日付けの質問 (質疑2) 市営向町アパート7階建ての日影範囲を表わした図面を見て、あらためて7階建ての建設に反対します。HHJ記事から引用すれば、1年で最も日が短い冬至の日、12月22日ごろの日影の範囲を見ると、高さ約21mの7階建てアパートの影は午前9時北西の十字路の向こうに延びる。北鹿新聞専売所、パーマネントハウス、歯科クリニック、向町角の内科医院などが日影の中に入る。12時に日影は真北に移り、内科医院と一般住宅、牛乳販売店などが全体的に影に沈む。昼の食事時間に太陽が見えなくなる。13時に日影は大館幼稚園に延びる。1時間後には幼稚園と聖パウロ教会もほとんど影におおわれる。そして、15時に7階建てアパートの日影は反対側の通りまで延びて幼稚園と教会と庭を完全に塗りつぶしてしまう。 明らかに建築基準法56条の日影規制違反である。 そして、これは大館市がみずから定めた市営住宅整備基準条例に違反することになります。基本的な人権を尊重して、市民の信頼を取りもどさなければなりません。 (質疑1・2への回答) まず日影の問題に関して、以前(10月1日)にご質問の「市営住宅整備基準条例と地方公務員法違反に関して」で10月7日に回答したとおり、計画は建築基準法関係法令を順守したものであり、日影規制に関しても違反しているという認識は全くございません。また、市営住宅整備基準条例の違反にも当らないと考えております。 建設工事については確かに当初の予定では12月から始まる予定でありました。しかし、議会に請願書が提出されたことに関しては、市としても重く受け止めると共に、これまで周辺住民へ説明不足であった点の反省も踏まえ、住民側の理解が得られるまで今のところ建設に着手する予定はありません。 以上 大館市 建設部 都市計画課 ☆ D 長木川上流社会特派員 ダレナニ |
Updated 2015.3.14 市営向町アパート7階建ての日影; 建築基準法に違反する計画を 立てた理由は何か? cat willow 2013.11.25
作成は都市環境研究所とアトリエ建築設計室共同企業体。 1年で最も日が短い冬至の日、12月22日ごろの日影の範囲を見ると、高さ約21mの7階建てアパートの影は午前9時北西の十字路の向こうに延びる。北鹿新聞専売所、パーマネントハウス、歯科クリニック、向町角の内科医院などが日影の中に入る。12時に日影は真北に移り、内科医院と一般住宅、牛乳販売店などが全体的に影に沈む。昼の食事時間に太陽が見えなくなる。13時に日影は大館幼稚園に延びる。1時間後には幼稚園と聖パウロ教会もほとんど影におおわれる。そして、15時に7階建てアパートの日影は反対側の通りまで延びて幼稚園と教会と庭を完全に塗りつぶしてしまう。 明らかに建築基準法56条の日影規制違反である。 市役所の窓から空を見ると、灰色の雲が広がっていた。 同じ図面をもらった報道機関はなぜ市民に事実を伝えようとしなかったのか?行政機関のフィクションがばれるような事実を明るみに出さないという暗黙の規制がある。そういうのは一種の特定秘密と言わなければならない。 夏至の日影範囲は、アパートの建物が面した通りの半分ほどで問題はない。春分と秋分の日影範囲は通りの反対側にある建物に少し延びている。4階建てのアパートの日影範囲は冬至の日の午後幼稚園の3分の1まで延びる。 7階建てアパートの建設工事は12月からはじまる予定らしい。一方、7階建てに反対する向町住民の請願書は12月定例市議会で継続審議される。これでは何にもならない。基本的人権を尊重して、市議会の結論が出るまで建設工事を延期するべきだろう。そして、小畑市長は建築基準法に違反する計画を立てた理由を説明しなければならない。 *図の説明 A 幸坂医院 B 佐藤乳販 C
大館幼稚園 D 聖パウロ教会 黒いラインと緑色のラインはHHJが描いた。 ☆ D 長木川上流社会特派員 ダレナニ ▼ 向町アパート7階建ての日影は幼稚園の中にどこまで延びるか? |
Updated 2015.2.21 市営向町アパート7階建ての日影; クリスマスに教会と幼稚園を完全に塗りつぶす cat willow 2013.11.21 ☆11月15日、市営向町アパート7階建ての日影の範囲を示す図面の情報公開請求をした。月曜日に都市計画課で開示することに決まったが、天気が悪くてJR花輪線の列車に乗る気になれなかった。 旧比内町役場 約15分で到着。十和田軽石の壁とエレヴェーターのロマンチックなデザインを久しぶりに見て、1階の都市計画に行った。営繕係が4枚の図面をテーブルに置いた。冬至、夏至、春分と秋分、それぞれの季節で7階建てアパートの日影が延びる範囲が線で表わされている。 冬至は1年で最も日が短い一日で、12月22日ごろに当たる。その日15時の日影の範囲は、聖パウロ教会と大館幼稚園を完全に塗りつぶして向こうの通りまで斜めに広がっている。これはショッキングだ。 コピーを頼むと、営繕係は拒否した。〈閲覧〉だけで、〈写しの交付〉でないという理由だ。それで、以前は市役所ではどういう仕組みだったか、説明した。資料が多い場合など市民は先に〈閲覧〉を要望して、資料を見てから必要な文書をコピーしてもらう。先に〈写しの交付〉を求めると、必要でない文書をもコピーされてどれだけ金がかかるか分からない。 営繕係は黙って聞いていた。 ―総務課にコピーを送ってもらえれば、ありがたい。栄町の家から歩いていけるから。 営繕係は、後日電話で回答すると冷ややかに言った。合併後、建設部はHHJから逃げたという伝説があるが、それは本当だった。 帰りにあずきの大判焼きを1個買った。80円。街の片隅にある懐かしい雰囲気の店だ。しかし、3時26分の列車が近づいていたので、ポケットに入れて駅の待合室に入ってから食べた。 ☆ D 長木川上流社会特派員 ダレナニ ▼ 向町アパート7階建ての日影は幼稚園の中にどこまで延びるか? |
Updated 2015.2.1 向町アパート7階建ての日影は 幼稚園の中にどこまで延びるか? cat willow 2013.11.5 大館幼稚園 大館市は住民との話し合いで、向町アパート7階建ての日影がどのように延びるか、図面を見せて説明したか? 要点を言うと、大館市は7階建ての図面を見せて、夏至と冬至に日影がどこまで延びるか、示した。日影が最大限延びるのは幼稚園の建物のおよそ3分の1で、南側の窓とステージの半分が暗くなると受け取れるような話だった。ステージのどこまで暗くなるか、というのは大事な問題だが、抑圧に潰されてしまった。 しかし、さいわい教会と幼稚園の出入口がある庭は日影に入らないようだ。 建設部都市計画課は建築基準法にしたがって住民に日影の説明をしていた。そこで市民は疑問に思う。地元の北鹿新聞と大館新報、県独占の秋田さきがけ新報がそれに光を当てなかったのは正しい報道の仕方か?法と条例の活字がないのは、あいまいに片づけようと考えているからだろう。 ☆ D 長木川上流社会特派員 ダレナニ |
Updated 2015.1.17 小畑市長の沈黙; 7階建ての悪影響について市長の自覚をうながす -D cat willow 2013.10.19 ☆ (質疑4) 大町花壇の長木川公園への移設でも似たような疑惑が起きて市民を不安にした。しかし、小畑市長は沈黙した。今度の問題は財政難の状況での市営アパート建設と日照権と市議会に対する説明責任が座標軸なので、市長の責任は非常に重く、もはや自冶体のリーダーとしての資格がない。本当に反省したなら、その結果を示すべきだろう。市営3アパート建てかえ事業の中止を求めたい。 大館市役所本庁舎西側 市営新町住宅他建替え事業の向町住宅の建設計画に関して、近隣住民への説明不足があったことは深く反省しております。また、何よりも日照権等に係る問題で、北側の住民よりご理解が得られなかったことはたいへん残念でありますが、理解が得られるよう今後とも周辺住民の皆様と話し合いを続けていきたいと考えております。 建設部都市計画課の回答は向町アパートの建設計画に関する説明不足を反省すると言う。しかし、〈近隣住民〉への説明不足だけで、6月の事業契約の審議においても市議会に7階建ての計画を知らせなかったことについては反省しない。これはおそらく4月インターネットに7階建ての予想図を掲載したことを公表とみなしたからだろう。同じ論理で向町住民に対しても公表したと言い訳できる。市議と市民は、公表を知らせるどんな種類の表示も見ていない。広報は何のためにあるのか、聞きたい。 7階建てが日照権を侵害する問題についてアパート北側の向町住民の理解を得るために話し合いを続けるというのは、計画を変更しないで住民を黙らせることであると多くの市民はやっと理解した。 小畑元市長の自覚をうながすために言うと、7階建ての日照権侵害と事業計画の透明化の怠慢はこういう悪影響を引き起こす。 *住民の健康を傷つける。しかし、大館市の事業に原因があると確定するのは容易な状況でない。 *木造建築の耐久性をそこなう。しかし、大館市の事業に原因があると確定するのは容易な状況でない。 *キリスト教の教会に対する迫害と受け取れる様相が見えてきた。それが真実だとすれば、大館市のイメージが悪くなり、日本と国際社会の関係にもダメージを与える。 ☆ D 長木川上流社会特派員 ダレナニ |
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