2017 05.27 平治岳

一人で登る

長者原〜1時間5分〜雨が池〜35分〜坊ガツル〜45分〜大戸越〜20分〜
平治岳(南峰)〜5分〜平治岳(本峰)〜20分〜大戸越〜35分〜坊ガツル〜10分〜法華院温泉
〜25分〜北千里が浜〜15分〜スガモリ越〜1時間10分〜長者原


約15km 累積標高差1150m 荷10kg 時間約8時間半

平治岳のミヤマキリシマ。
ずっと見たいと思っていたが、見頃の6月第一週は、毎年何か用事が入っていた。
6月と5月の境目に近い27日、ミヤマキリシマに出会うチャンスだ。

対馬から飛行機で大村に着き、
塾に行った娘を迎えに行く。
なんだかんだで、布団に入れたのは11時半。
2時半起床で、長者原を目指す。

長者原に着いたのは朝6時。
あまりに眠くて1時間仮眠をとる。
目が覚めると、日射しが強い朝となっていた。

身支度を整え、長者原を出発。
緑のシャワーに包まれ、カッコーの声を聞きながら、
雨が池を目指す。

 

一歩一歩、登っていく。
その昔、雨が池までの道は案外きつかった記憶がある。
この日歩くと、あれきつくない・・・
で、思い出した。
そうだ、前回は坊ガツルでテント泊するため重い荷物を担いだ8月だった。
新緑のこの道は、とても気持ちよく、心躍る道だった。

雨が池を過ぎ、坊ガツルを目指す。
下りの道を進んでいくと、突然視界が開けて、坊ガツルに着く。
ああ、またここに来れたという歓喜の時。
骨折した時は、もう坊ガツルも無理かなと思ったものだった。

 

今から目指す平治岳を眺める。
下から見る限り、山は下の方が少し色づいているかなと言う感じである。

 

坊ガツルで一休みし、大戸越を目指す。
林の中、滑りやすい道を進む。
しばし急になった道を進むと、大戸越に出た。
大戸越から見上げる平治岳。
来週が見頃であろうが、いやいや十分きれいだ。

 

滑りやすい急な登りを進んで行く。
だんだんと視界が開けていく。

 

見下ろすとミヤマキリシマが美しい。
南峰を過ぎ、本峰へ。

 

南峰に戻って、ゆっくり昼食とする。
冷やしてきたアイスコーヒーが格別である。

 

初めての平治岳。
ここがもし満開だったらと想像するだけでわくわくする。
その姿はまたまた絶景であろう。
また、人もすごいだろうが。

今日はよく歩いた。
これだけ歩くと、身体からアドレナリンが出てくる。

3時間睡眠で2時半起床の今日、そのアドレナリンのおかげで、
帰りの2時間の高速運転もまったく眠気がこなかった。

いい山旅だった。
これだけ歩けるようになった自分がうれしい花の山だった。

 


 





 
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