2009.12.23(水) 有明山

厳原八幡神社〜清水山〜有明山〜厳原八幡神社
  
距離約6km 累積標高差600m  荷20kg  時間約4時間(妻ペース)
  
今日はいつもの休日の所用がなく、山にゆっくり登れる日である。
さて、と準備にかかるが、どうも変だ。
何が変かというと、気分が変だ。
気分がどう変かというと、どうも一人で山に行くのがおもしろくない。
はっきり言うと、何だか一人で山に行くのがさびしい。
こんな気持ちになったことはないのだが、なんとも一人で行くのがこころもとない。
そこで、妻に声をかけてみた。
意外にも、OKの返事。
てなわけで、9月以来、また有明山に妻と登ることとなった。

今日は思ったよりも寒くなく、春を思わせるような気温。
いつものように清水山にまず登る。
登っていると、いつもと違って、なんだか草が刈ってある。
草が刈ってあるところが新しい道となって歩けそうなので、歩いてみる。
この清水山は、秀吉が朝鮮出兵をした際に先だって立てられた山城跡であり、
文禄ごろの貴重な史跡として、国指定史跡となっている。
  

 
刈ってある道を歩くと、今まで通っていた道からは見えなかった
城の石積みが見えてきた。
今までずっと橋の上を何気なく通っていて、
その橋の形のすごさに気づいていなかったという感じである。
妻と感心しながら、歴史の思いを馳せて登っていった。

山頂は風が強く、ちょっと降りたところでコーヒータイムとする。
眼下に阿須方面を眺めながら、ゆっくりした時間を過ごした。

珍しく一人がさびしかった今日、
つき合ってくれる人がすぐ身近にいることはありがたいことだと感じた。
  
  

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