鬼ヶ鼻岩
家族で登る 2016.12.24
鬼ヶ鼻岩登山口〜椎原峠(西)〜鬼ヶ鼻岩 |
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鬼ヶ鼻岩からの眺め。福岡方面に開けた眺めは爽快である。
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場所 |
佐賀市三瀬 |
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標高 |
鬼ヶ鼻岩 840m
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歩く標高差 |
累積 約250 |
歩行距離 |
約3.5Km |
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所要時間 |
大人3時間
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鬼ヶ鼻岩登山口(高山)〜25分〜椎原峠(西)〜20分〜鬼ヶ鼻岩〜15分〜椎原峠(西)〜20分〜鬼ヶ鼻岩登山口(高山)
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駐車場 |
林道脇に駐車スペースあり(林道金山背振線と村道井手野椎原線の交差付近) |
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データ |
背振山系を小刻みに登る昨今。今回も妻が登るいうので背振山系にする。いつもは課題や部活で超多忙の娘も久々の休み。一緒に山に行くと言う。体調も万全ではないようなので、簡単に歩けるルートを選ぶことにする。さほど登りが急でも長くもなく、眺めがいい鬼ヶ鼻岩に行くこととした。
目的の駐車スペースについて、身支度をする。しばらく舗装林道を歩くことになると娘に説明し、歩き出すと、工事の方が降りてこられた。
「登られますか。この先、工事しているので、気をつけて通ってください。」
と声をかけていただいた。
しばらくいくと、「全面通行止」の看板。
ちょっとびびるが、先ほどの作業員さんのお墨付きをもらったということで進む。
ちょっといくと、重機に乗った別の作業員さん。笑顔で、
「元気やねえ」
と声をかけていただく。なんとも温かい作業員さん方だ。
林道は、舗装路を過ぎ、工事中の未舗装路、そして工事の手がついていない未舗装路、そして舗装路へと変化し、ほとんど林道歩きの終点が椎原峠(西)である。ここで、休憩でもしないとすぐ着いてしまうぞと妻と娘に話すが、身体が冷えるのでそのまま歩くという。
いつもは妻と二人だが、娘がいるとまた楽しい山歩きとなる。昔はよく連れていったものだ。我が家では山登りのときしかカップラーメンを食べることが許されなかったので、子ども達の何よりもこのカップラーメンを楽しみに登ったものだ。二人が歩く写真を撮ろうと、早歩きで進んで距離がとれただろうと思い振り向くと、妻は離れているのに、娘はすぐ後ろにいる。そうか、昔と違うんだ。今、一番体力があるのはまぎれもない娘である。
椎原峠からは心地よい登山道に変わる。緩く登り降りをすると、鬼ヶ鼻岩と金山方面の分岐に出た。ここからは30mで鬼ヶ鼻岩となる。鬼ヶ鼻岩に出ると、福岡方面の絶景が広がる。妻と娘の眺めを喜んでいた。
時間は11時前だが、昼食の時間とする。カップうどんとおにぎり、挽き立てのコーヒーを眺めと共に楽しむ時間となった。空は予報と違い鉛色だが、風がなく、落ち着いて座っていられる気分だ。
しばしゆっくりと過ごし、今日はこれで帰路に着く。
このルートはお気に入りのお手軽登山の場所となりそうだ。
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林道のスペースに車を停めて歩き出す。軽トラックは作業者のもの。
全面通行止めと書いてあるが、作業員さんから許可をもらったのでそのまま進む。
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未舗装路と舗装路を歩いて、気がつくと椎原峠(西)に到着。
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椎原峠(西)。左は鬼ヶ鼻岩や金山方面、右は背振方面である。
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娘は気がつけば駆けている。昔から気がつけば駆けている奴だった。 右は12年前の娘。
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緩やかなで心地よい道を話しをしながら進んでいく。
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鬼ヶ鼻岩への分岐点。ここから30m。
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鬼ヶ鼻岩から福岡方面の眺めと、カップラーメンとコーヒーを楽しんだ。
娘とは3歳の頃、大きくなったらお砂糖のお山(由布岳)に一緒に登る約束をした。
今日もそのことを切り出すと、
「時間があればいつでもいいよ」
とあっさり言う。
いやいや、結婚を前にした特別な時に、お前と二人だけで登りたいのだ。
あの時の約束が今果たせたと、父は幼い頃のお前と今のお前を重ねながら、感慨に浸りたいのだ。
それまでは、誘ってもあっさりOKせず、是が非でもこばんで欲しいと勝手な思いを抱く父である。
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