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経ヶ岳の山容を見ながら,黒木の里を後にする。
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黒木の渓谷は美しい。しばらく行くと,通行禁止の橋。
少し上流側に行くと渡れる場所がある。
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川の水達が元気よい。ごうごうとした音を横に聞きながら沢沿いの道を行く。
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林道に出た後,小さな滝の横でまた登山道に入る。
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変化のある道といくつかの峠を越えて
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横峰越に到着する。
なんとも落ち着くクロスロードだ。
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横峰越から,山頂までは,
自然林と心地よい道とちょっとした岩場を繰り返しながら進んでいく。
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そして,テレビ塔が待つ山頂へ。
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山頂広場に着く。ザックを置いてしばし休憩。
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左側,下に見えるは黒木の里。あそこから登ってきた。正面手前が今から行く中岳。そしてその奥は,経ヶ岳。
右側には,多良岳が見える。
いい眺めだなあと思ったその時,
地面が揺れだした。
テレビ塔はカンカンと警鐘のように鳴り響く。
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揺れの中で,撮らなくちゃととっさに撮った一枚。
写真撮ったって何もわからん。
人間パニックになると,わけのわからんことをしてしまう。
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急いで下山する。
尾根道は余震があると大変なので,慎重に素早く。
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いくつかのアップダウンの後,西野越に着く。
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西野越の直下,オオキツネノカミソリの葉も元気だった。
マウスをのせると7月の様子になります。 |
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あれこれと山の余韻に浸るまもなく帰路を急いだ。
下界の揺れはたいしたことはなかったらしい。
ただ,子どもを留守番させていて,妻が帰ってすぐの地震だった。
子どもだけだと心配なものだ。
よし,やっぱ,山に連れ出そう。
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