妙見岳(みょうけんだけ)・普賢岳(ふげんだけ)
 一人で登る  2005.11.03
場所 長崎県小浜町 地形図はここをクリック
断面図,概念図はここをクリック
標高 普賢岳1359m
妙見岳1333m
歩く標高差
累積約760m
歩行距離 約6Km
所要時間 大人
4時間
池の原園地駐車場〜25分〜仁田峠駐車場〜30分〜妙見岳〜30分〜紅葉茶屋〜15分〜普賢岳〜10分〜紅葉茶屋〜薊谷経由30分〜仁田峠駐車場〜20分〜池原園地駐車場
駐車場 仁田峠に駐車場がある。ただし,有料の循環道路を通る必要があり,通行時間に制限がある。
静かに一人歩きをしたければ,早起きして池の原園地に車を停めるべし。 
データ  今年の雲仙は紅葉が美しいという話。
 
美しい紅葉を見らずに後悔しないでいいように,
 午前中の駆け足登山で紅葉を見てこよう。

 
前日から天気が心配
 2日前は,くもり時々雨だった。
 1日前は,くもりで降水確率20%。
 当日,くもりで朝から昼頃までところによって雨。

 
こりゃあ,ガスで見えないかなあと思いつつ,自宅を5時出発。
 また暗く山の端は見えない。途中途中の建物の灯りを見るに,曇って小雨だが,視界はよい。
 よ〜し,ガスよ。待てよ。まだ来るな。国見分かれを過ぎての鬼人谷方面だけ見せろよ〜。

 
いよいよ雲仙に近づく。九千部岳の山の端が見えた。おう,雲がかかっていない。よく見える。
 路面も下界ほど濡れていない。妙見岳の頂上だけ少しガスがかかっている。

 
よし,いけるぞ。ガスがこないうちに登り出せ。
 やっと明るくなった道を,てくてくと歩き出す。目指すは紅葉,鬼人谷・・・。

 
仁田峠に着く。よ〜し,妙見岳がはっきり見えるぞ。エイエイオー。
 また,てくてくと歩き出す。ところどころ紅葉した葉が出迎えてくれた。いやあ,楽しみ楽しみ。
 そして,標高を稼いでいき,妙見岳の山肌が近くに来ると,仁田峠からはよくわからなかったが,その山肌は美しく紅葉していた。よ〜し,ロープウェイの駅で写真撮るぞ〜!。

 
そして,やったあ,ロープウェイ駅だ!紅葉,紅葉・・・・・・・

 
げっ,ガスってる・・・・・

 一面ガスってしまった。しばらくロープウェイ駅で待ってみるが,すぐ回復しそうにもない。昼からだときっと晴れるだろうになあと思いつつ,帰宅も急ぐのでレインスーツを着て,登る。

 
妙見岳展望台や国見分かれの先もガスの中,視界は20mほどか・・・

 
全景は見えなかったが,それでも道の脇の紅葉した木々は美しかった。
 何にも見えないけど,普賢岳へ。
 頂上は雨風。早々に下山することにした。

 雲仙の今年の紅葉見たかったが,また来年の楽しみにとっておこう。
 まあ,見られなかったけど,見ようとしてみたので,悔いはなし。でも,未練はあるか・・・・(笑)
 
 


池ノ原園地駐車場。
ありゃあ,一番のりだった。
このころは雨も降らず,山頂までよく見えていた。
 
 
仁田峠駐車場付近も色とりどり。
ゴルフ場もよく見える。
国見方面は視界はよさそうだ。
 
 
 
道沿いでは,両サイドの紅葉が出迎えてくれる。
 
そして,ロープウェイ駅に到着・・・・ 
 
げっ,さっきまでよく見えてたのに・・・・
すっかりガスの中。
雨も落ちてきた。
レインスーツに身を包む。 
 
  
妙見神社もガスの中。
ここまで誰とも会わなかった。
この天気とこの時間,そりゃそうか。
 
 
 
色とりどりの落ち葉をふんで進む登山道。
 
 
 
国見分かれを過ぎた後は,山肌を見ながら進む。
ところどころ紅葉した木がガスの中,うっすらと見える

「白い煙でぼんやりとしか見えんなあ。」
「おっ,白い煙どけろ!」
「おっ,見えた,見えた。すげえ。きれい。」
「いや,こっちもすげえ。赤くなっとる。」

  
  私の心の中の言葉が聞こえた人は,
風呂を覗いている最中だと思ったに違いない。
 
 

道に落ちたたくさんの秋の化身達。
 
 
雨風の普賢岳山頂。
 
 
ガスはとれる気配はなく,しかし,それだけに道脇の紅葉が目をひいた。
雲仙の紅葉は,また,来年のお楽しみ。
 
 
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