2405 三つ峠 クライミング

 三つ峠のクライミングは20年ぶり、あの時は「山岳ガイド 風の谷」にお世話になってと、行く前に記録を見ていたら、今回もなんと、隣で「風の谷 山田氏」が講習を行っていた。帰り際、「20年前は、お世話になりました」と声をかけれて、良かったです。三つ峠山荘から、屏風岩までの下降路は、おぼろげな記憶があったが、屏風岩の記憶は全くなかった。

今回の山行の大まかな位置図 今回の山行のさらに大まかな位置図

5月18日(土)
L:Y岸さん、SL:G藤さん、メンバー:M井さん、I井さん、I永さん、Y本さん、自分
天気:晴れ
【コースタイム】中央道−大月JCT−河口湖IC、富士吉田道の駅6時集合
         6:40 (裏登山道)駐車場−7:45/16:35 三つ峠・屏風岩−17:25 (裏登山道)駐車場

6:38 駐車場、停まれました

 三つ峠の岩場は混むのではないかと、朝早く出ましたが、土曜日だったためか、駐車場も岩場も、それほど混みませんでした(結果論)。
 個人的には、つづらはつづらで行きたいし、かといって、つづらばかりというのも良くない気がする。次回も、つづら岩と、もう1か所別の岩場にしたら。

7:44 三つ峠山荘からの富士山

 岩場を登っている最中も、振り返ると、雄大な富士山が見え、来て良かったです。

7:48 屏風岩 右フェイス

午前の部
 右フェイス:一般ルート左、一般ルート中央、一般ルート右、都岳連ルート、以上全て、一ピッチ目のみ
 二番目に登ったルート(都岳連ルート)が、リーダーがルートを間違えたらしく、簡単なはずのルートが、やたら細かい。トップロープだから登れたが、都岳連ルートは怖かった。他のルートのグレードがIV、やIIIなのに対し、都岳連はV。
 その他は、グレードの通り、難なくできたと思う。

11:25

 M井さん、Y本さんと、3人で登ることになり、一般ルート中央(記憶)を登る。一ピッチ目を登ったところで、懸垂下降のバックアップの確認をしたいと、M井さんより、もちろん知っていたが、改めて、バックアップをする際には、下降器がハーネスからカラビナのみで連結すると、オートブロックが下降器に巻き込まれてしまう可能性があるので、下降器とハーネスの間はヌンチャク等を使い距離を開ける。ここまで既知。このバックアップを使う場合、下降器が下記写真のように、完全に上に来るような形で操作する。(後日談)左記のように記憶しているが、次回検証してみる必要があります。単なる独り相撲かもしれない。壁の傾斜にもよる。

懸垂下降のバックアップの位置関係

午後の部(Y本さんと)
 中央フェイス(中央カンテ):4ピッチで登る。自分は中央カンテを登っていないので、登った記憶のあるY岸・G藤ペアが先行し、その後すぐに、Y本・T田ペアで登ることになり、Y本さんとつるべで登る。一ピッチ目はクライミングと登山の中間のようなレベルで、問題なし、自分がリード。ルート自体は確かに難しくなかったけど、ロープがなかったので、シングルロープ2本で登り、ロープが重かった記憶がある。3ピッチ目、カムがずいぶん使われた。Y岸・G藤ペアが、ずいぶん難儀しているようで、下からも別のパーティーが登ってくるし、登る前に、トップリードの場合、A0でも良いので登ってくださいと言われたので、前に先行したY岸・G藤ペアが残したヌンチャクを用い、I永さんのようにA0で登る。もう少し、フリーで登れないか試行錯誤しても良かった、ある意味こんなことをしていては上達しない。3ピッチ目を登りきると、Y岸・G藤ペアより、「速いですね」等言われる、A0で登ったので、当然と言えば、当然なのです。

12:46 中央カンテ取付から
Y岸さんからいただいた写真、以下(Y)
ありがとうございます。
2ピッチ目を登る自分(Y)

 予想していたよりも暑く、日なたは特に暑く、「水をもう少し多めに持ってくれば良かった」でしたが、午後から雲が多くなり、日がかぎることが多くなり、なんとかなりました。

最終ピッチを登るG藤さん(Y)

 終了点より、ロープを連結しての久しぶりの長い懸垂、3回に分けた最後の最後で、結び目が引っかかってしまい、ロープが引けず、上にいた人に解除してもらった。近くにいた人の話によれば、その方も結び目が引っかかったという話でした。よくよく考えてみれば、シングル2本では普通登りませんから、シングル2本ともなれば結び目が大きくなり、その分引っかかる可能性が高くなるのは当然。ただ、下降の際、ロープが引っかかりそうな場所がないか確認しながら下りるべきだった。最後の部分は傾斜が緩いので、当然引っかかりやすくはなる。

16:43 三つ峠山荘からの富士山(2)

 Y岸さんと、G藤さん、M井さんは、翌日もクライミング、屏風岩で3人と分かれる。他、4人は帰宅の途につき、富士吉田の道の駅で解散。

 三つ峠山荘からの屏風岩  左写真拡大


A:(裏登山道)駐車場
B:三つ峠、屏風岩


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