【ちょっとそこまで】 熊本&佐多岬 編

「ちょっとそこまで」というにはちょっと遠いけど(^^ゞ
1ページ構成で一気に作っちゃいました。

熊本行きです。\(^o^)/ぅわ〜ぃ
台風一過でどうやら天気は心配ないもようです。
台風一過といっても、11号はずいぶん離れた関東に上陸したらしいけど。
ま、今から思えば熊本行きを延期して大、大、大正解というわけです。\(^O^)/ぅお〜
仕事の日程面では厳しくなったけど(^^ゞ
(先に済ましとけよなっ)

今回の熊本行きに使うのは寝台特急「なは」号です。
大阪発20時33分です。

寝台列車は、02年3月に「きたぐに」に乗ったのが初めてです。
その時は、3段ベッドの一番上だったからかどうか
とにかく閉所感が強く、おまけに『上だからよけいに揺れてるんとちゃうやろか』
という気持ちで、なかなかくつろげませんでした。
(帰りは新潟駅前の居酒屋でい〜っぱい飲んだので眠れたけど…。)
狭くて狭くてスーツを脱ぐのさえ難儀した記憶があります。

それに次いで今回の「なは」号です。
せっかく行くのやからとフンパツして個室(ソロ)を取りました。
夜行バスのような3列シート(レガートシート)もあるらしいのですが、
ここは人の目を気にせずにゆっくり飲みたいし
ということで。



【1日目】8月26日(金)
夕食の仕込みは大阪駅の予定でした。
これが大失敗。
新大阪駅をイメージしていたのですが、通勤客であふれかえる大阪駅は売店が見あたりません。
KIOSKの駅弁は、午後7時過ぎともなるとすでに売れ切れています。
簡単なミニ弁当しかありません(涙)。
車内販売がない長距離列車も発着しているのに、なんでおいしそうな弁当がないのでしょう。
なんてブツブツ言っても、ないものはしょうがありませんな。

ギリギリまでねばって到着寸前に唐揚げ弁当と缶ビールを仕込みました。

「なは」号が到着しました。
指定は2階だったので、もし「きたぐに」みたいだったら、1階に変更してもらおうと思って乗り込みました。
ところが
『おっ。なかなかのもんやん』
『これはええ』


【左】入り口です。ドアはテンキーでロックできます。 【右】ドアを開けると…。こんな感じ

いよいよ出発です。


【左】かんぱ〜い。ちょっとさみしい感じ。ビールも少ないし…。 【右】しばらく走ると明石海峡大橋が見えてきます。


いい気分になったところで行程の最終チェックをします。(いまごろ)
山川発12時のフェリーに乗らないと志布志発18時は間に合いそうもありません。
とすると逆算して…。
どうやら薩摩半島はギリギリ無理っぽいです。
フェリーに乗らずに鹿児島で一泊して自走で帰和するならOKですが、
今回は嫁さんにフェリーで帰ると言って、すでに安心させてますので…。

「自走→フェリー」の変更は許されても、「フェリー→自走」の変更をすると、
嫁さんの心配度が増して、結果、ぼくの今後の遊びに響きます。
『チェックがきつなったら、あかん』
一番最初の計画通り、佐多岬オンリーでいくことにしました。



【2日目】8月27日(土)
博多駅で覚醒。
歳をとると朝が早いですね〜。
と言うより、やっぱり、夕べは飲み足りなかったのだ。
「なは」にあるはずの自販機を見つけられなかったのだ。

久留米で日の出です。
天気はよさそうです。

午前7時10分。熊本駅着。
こういう列車は鉄道ファンに人気があるらしいですね〜。
で、ぼくも、いっちょかみ。

撮り方へたっ!

【左】「ソロ」の2階。 【右】B寝台(?)



熊本駅でゆっくり朝食をとってバス待ち。
ところが今日は土曜日だったんですね。
土曜日は中央病院行きのバスがありません。

気付くのおそすぎ!
30分もベンチに座っていたのに!
急きょタクシーでNACへ。

NAC到着。
この時すでに代表は待ってくれていたのでした。
よけいな気をつかわせてしまいました。
ちゃんと打ち合わせしといたらよかったな、と反省。

【左】この時、代表はすでに…。 【右】久しぶりの「my X4」です。代表はあんなに重いX4を軽々と。

【上】「プロジェクトX4:目指せ300馬力!」は現在も進行中。

いよいよツーリングの開始です。
9時にNAC出発。
御船インターから九州道に入り、南下します。

最後に九州道を走ったときには、たしか八代からは対向2車線で
おまけに人吉からえびのはまだつながっていない時代でした。
なので、その時は人吉ループ橋を走りました。
あれはあれでなかなかよかったという思い出が。

今は片側2車線に広がり、走りやすくなっています。
(昔は夜中の0時に家を出て指宿へというのを何回かやりました。ワゴンで。
もうすぐ指宿という気分のところで対向2車線のトンネルは、眠くて眠くて困ったものでした)
11時に国分インター降り。

快適なコースが続きます。
自然と笑顔になっています。
それはもう 楽しくて楽しくて!
どやっ! このけしき!


桜島

開聞岳


そして
とうとうやってきました!佐多岬ロードパーク。

まずは写真を、です。
その時「?」
『料金所の建物、さびれてないな』
『???』

ぼく「閉鎖したと聞いてたんですが?」
おばさん「閉鎖の予定だったけど、反対意見があってね」
「でもこの先、どうかなるか分からへん。開放になるのかどうかも…」
もちろん関西弁ではありません、が、おおむねこのようなことをおっしゃっていたと思います。

と、ここでぼくはおおきな勘違いをしていたことに気づきました。
ぼくの思う「閉鎖」は、「料金所の閉鎖」だったのです。
道路の閉鎖じゃなくって。

つまり、無料開放されたと信じ切っていたのです。
じつに都合のいい考え方ですね〜(^^ゞ
無料開放なのに料金所はさびれてない。
まるで現役やないか、と「?」に思ったのです。

料金所はバリバリの現役でした。
この写真を撮るために停まらなければ、料金所を走り抜けてしまっていたかもしれません。


そして、
そして、
やっとたどり着きました。
北緯31度線。
バイクで以前ここに来たのは、昭和54年7月28日です。
ということは、26年ぶりか?

26年前は社会人1年目でしたね〜。

あの頃は、…。夢もあったりして…。

…。

いやはや、あれからずいぶんと時間が経ったものですね…。

でもあいかわらず26年前と同じようなことをやってますね…。

成長したのは…
腹まわり。

退化したもの…
数知れず、
といったとこでしょうかね。

と、ちょっとだけ複雑な気分に…。

そして今回。
この写真を撮るために来たようなものです。
(カメラの傾きかげんは昔といっしょですな)



それにしても暑すぎ。
なんでここの駐車場に自販機がないんでしょう。
自販機めざしてUターンです。13時30分。

さらば。
もう一度来れること、あるのかな?


鹿屋。
ますます暑くなってきました。
ステップに立てば鹿屋基地の飛行機も見えるのですが、
止まって写真をという気にならず、ダラダラと走ります。

そのままダラダラ走行で志布志港。15時45分。
停まると動く気しませんね。
16時からの手続き開始を待ちました。

18時、出航。
このころには風呂にも入ってすっかりできあがっていました。
でも部屋が自販機に近かったので、飲むのはまだまだ続くのです。
『昨日の分まで飲まんとあかん…』
『26年ぶりや…』

さて、そろそろ九州本部の掲示板と自身の「たわごと」に書こうとしてケータイを開くと。

アチャーッ!
無情にも「圏外」。

『圏外やて。そら、ま、海の上やし…』
『夕べ、ずっと使えてたのは陸の上やったからや』
『せっかく、この日のために練習したのに…』

しかたないのでこんな写真など。

【左】鹿児島の明日の天気はややこしいぞ。 【右】フェリーの現在位置がテレビで表示されています。「ただいま志布志港沖です」↑

【本日の走行距離】368.6q


【3日目】8月28日(日)

夜明けです。
あたま痛っ。
二日酔いや。

大阪南港かもめ埠頭に7時40分着。

エンジンをかけてそうそうに、燃料コックを予備に切り替えなければならないというへまをしでかしたので(乗船前に補給してなかった)、ガソリンスタンドを探して南港周辺を走り回るというハプニングはあったものの、9時過ぎに自宅着。

【本日の走行距離】74.3q


【番外】

<X4のここが変わったのだ>

@ELメーター


白い文字盤に白の針。
針が背景にとけこんでいますね〜。
速度なんか気にしないで走りましょ(笑)。


Aチェーンカバー

外れていたのを溶接してもらいました。


Bサイドカバーどめ

HPのトップのX4の写真を見てください。
2002年8月のMCフェスタ@オートポリスに行ったときのものです。
が、写真をよおく見ると、シートバッグの上になにやら緑色のものが乗っかっているのがお分かりでしょう。
左サイドカバーです。
外れてます(^_^;)
百マイル走行などをすると乱気流が原因かで外れるのです。
おまけにそれ以後、OVERレーシングのバックステップにしたもので
これには凹穴自体がないので、カバーの爪がひとつ遊んでます。
ま、ガムテで貼りつければ大丈夫ですが。ぶさいくです。
そこを代表の「匠の技」できれいにしてもらいました。

匠は、透明アクリル板を使ってサイドカバーの爪を入れるところを作ってくれたのです。

ぼくには撮るのがむずかしぃ〜っす。