私たちは、イラクからの自衛隊の撤退を求めますイラク・ファルージャでは、アメリカ軍の無差別攻撃によって民間人数千人の尊い命が奪われたと報じられています。いま、「アメリカは攻撃を中止せよ」という世論とともに、自衛隊のイラクからの撤退を求める世論が高まっています。国会では、民主党、共産党、社会民主党が共同でイラク特措法廃止法案を提出し、自衛隊の撤退を強く求めましたが、政府与党はこれを廃案にし、国会にも国民にもまともな説明をしないまま、 12月10日にも自衛隊のイラク派遣の延長を閣議決定しようとしています。 イラク全土に非常事態宣言が敷かれているもとで、自衛隊が派遣されているサマワが「非戦闘地域」だといえないことは明らかです。日本がなすべき国際貢献は、自衛隊を撤退させて、イラクの復興と平和の実現のために力を尽くすことではないでしょうか。 新宿区は、区議会の全会一致の決議にもとづき、「平和都市宣言」をおこなっています。私たちは、日本の国際貢献のあり方が問われている今、イラクからの自衛隊の撤退を強く訴えるものです。 区民のみなさんも、ぜひこの趣旨にご賛同いただき、それぞれの立場でイラクからの自衛隊の撤退を求める行動をおこされるよう、よびかけます。 2004年12月6日 イラクからの自衛隊の撤退を求める新宿区議会議員有志
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