四王子山
天満宮の北に位置する、万葉集では「大野山」と呼ばれた四王寺山は標高410mのなだらかな山です。
すり鉢上の山頂には、大宰府政庁の北の守りとして日本史上最初の山城、大野城が築かれました。
また戦国時代、九州制覇の野望を抱く島津5万の大軍を迎え撃ち、
秀吉の援軍到着を待たずに玉砕した名将高橋紹運が落城した岩屋城もあります。
四王寺山頂からの眺め 左手には建設中の国立博物館、その手前に天満宮が見えます(写真左)。 右手には道真公が禊をして登った天拝山が望めます(写真右)。 |
|
百間石垣 大野城の城塁と水門をかねた城門礎石跡です 長さが180mほどあることから 百間石垣と名づけられています。 |
岩屋城跡 高橋紹運と島津軍の激闘が行われた 岩屋城の攻防は、秀吉による九州平定の きっかけとなる戦でした。 |