万葉の歌碑めぐり 奈良時代の初め、大宰府は「筑紫万葉」の舞台として華やかな文化を築きました。 大宰帥(だざいのそち)大伴旅人、少弐 小野老(おゆ)、筑前守 山上憶良、 造観世音寺別当 沙弥満誓(しゃみまんせい)、大伴 坂上郎女(さかのうえのいらつめ)などが 数多くの歌を残し、「筑紫歌壇」と言われています。 これら万葉歌人により筑紫で詠まれた万葉歌は、約三百首近く残されており、 市内の名所には華やかな当時を偲んで代表的な歌が刻まれた歌碑が建っています。