武蔵寺(ぶぞうじ)


藤原道真公が、みそぎをして登ったといわれる天拝山の登山口ある武蔵寺(ぶぞうじ)は、
飛鳥時代、当山開基藤原虎麿(初代の大宰帥蘇我日向臣身刺(ひむかのおみさし))
によって建立された九州最古の名刹です。
境内には、樹齢1300年余といわれる「長者の藤」が生い繁り、
毎年4月末には美しい花を咲かせます。


武蔵寺山門

長者の藤(筑紫野市指定天然記念物)

武蔵寺創建の伝承をもつ藤原虎麿が自分の姓にちなんで
「塔堂の盛衰は、この藤の盛衰にあらん」と誓って、藤の木を植えたと伝えられています。
フジは、寿命が長く、樹齢千年と推定されるものもあり、
めでたい木として扱われています。

武蔵寺本堂

般若心経 一字一石経塔

般若心経276文字を延べ276人の人が一字ずつ
仏を念じ心をこめて書かれたものだそうです。

天拝山公園

武蔵寺のすぐ前にある公園
藤原虎麿の像も建っています。