一般路線バス
中型バス
岩手県北バスの中型車は1976年から大型車と並行して導入され、宮古営業所などを中心に配属されました。1983年式からはメーカー側のモデルチェンジでスケルトン構造になりました。また、1984年には盛岡市内線運行開始に伴い、盛岡営業所にも配属され、冷房車も登場しています。大型車同様に、メトロ窓やエアサスなどグレードの高い車両が多いのが特徴です。
日野RL320(1976〜79年式)
岩22か1058
撮影:宮古駅(1987.6.14)
岩22か1060
撮影:宮古駅(1985.8.8)
1976〜79年に宮古地区の路線バスに投入された中型車です。並行導入された大型車と異なり、メトロ窓での増備が続きました。
この時期の県北バスの路線車は、尾灯が独特の形をしています。
日野K-RR172AA(1983年式)
岩22か1892
撮影:宮古駅(1984.4.1)
岩22か1889
撮影:宮古駅(1985.8.8)
1983年に6両が導入されたスケルトンタイプの中型車。日野の中型バスがモデルチェンジによってスケルトン構造となってから初めての導入車です。
ローカル用ながら、エアサス、引き違い窓になっています。
宮古営業所と沼宮内営業所に配属されていました。
日野P-RR172BA(1984年式)
岩22か2040
撮影:盛岡バスセンター(1986.5.18)
1984年に県北バスの盛岡市内線運行開始に伴い3両が導入された車両です。室内前半は1人掛けシートで通路を広く取ってあります。
登場当初は小型方向幕でしたが、すぐに写真のような枠一杯の大型方向幕に改造されました。小型幕時代の写真は撮っていません。
市内線用に盛岡営業所に配置されていましたが、冷房がないため、後に一戸営業所へ移っています。
岩22か2108
撮影:盛岡営業所(1986.5.2)
1984年の秋に3両増備された盛岡市内線用の冷房車です。側面には方向幕もつきました。