一般路線バス
日野
一般路線車としての大型車は、1976〜81年の間にはある程度導入されたものの、その後は中型車が中心になり、さらに貸切からの格下げ車が増えるにつれ、その活躍範囲も狭まりつつあります。“その頃”は生活路線中心の、沼宮内営業所、伊保内営業所、宮古営業所などに見られました。
日野RE100P(1976年式)
岩22か784
撮影:盛岡バスセンター(1985.1.27)
岩22か714
撮影:宮古駅(1985.8.8)
エアサス、メトロ窓の一般路線車。
主に宮古営業所や伊保内営業所に配属されていました。前側写真の車両は沼宮内営業所に配属されていた1両で、ハイバックシートを持ち、盛岡にも顔を出しました。後ろ姿の写真は、宮古営業所の車両ですが、シートはハイバックではないようです。
岩22か828
撮影:北福岡駅(1985.9.26)
1976年の後半から大型路線車は、前ドアながら路線バス色が濃くなりました。すなわち、サッシ窓、広幅ドアになり、座席もハイバックではなくなりました。
初年度の車両は伊保内営業所に1両があるのみでした。
日野RE101P(1977〜80年式)
岩22か1465
撮影:沼宮内営業所(1984.12.9)
岩22か1088
撮影:一戸駅(1985.8.23)
1977〜80年にかけて増備された大型路線車。メーカー側のモデルチェンジにより型式が変わり、正面のヒサシが浅くなりました。正面窓が2枚ガラスになったのも変更点です。
正面からの写真は1979年式で、リアの写真は1977年式です。サイドの最後部の雨樋が1977年までは下に降りています。
日野K-RE101P(1981年式)
岩22か1586
撮影:沼宮内営業所(1984.12.9)
県北バスでは最後の日野RE。冷房車となり、沼宮内営業所と宮古営業所に配属されました。 なお、このあたりの年式の路線タイプは、社名が「岩手県北自動車株式会社」と律儀に書かれているのが珍しい点です。