“その頃”別の角度から
その他の事業者
ここでは、1980年代に撮影した頂き物の写真の中から、これまでにあげた事業者以外のもの、或いは自家用バスなどをご紹介します。岩2く9605
撮影:53様(沼宮内駅 1981-8)
日本国有鉄道 日野RE100(1970年式)
撮影:53様(沼宮内駅 1981-8)
国鉄バスの前中引き戸のワンマンカー。この年式では、前面は系統幕付で、後面にも方向幕があるという全国共通仕様。オーバルライトを残す日野車です。
車番は527-0104。
廃車体
撮影:53様(大槌町 1985.8)
自家用 トヨタDB100C
撮影:53様(大槌町 1985.8)
トヨタのキャブオーバー車の廃車体。車体は北村製作所製です。
トヨタのバス,それもキャブオーバーとなると,実物はもちろん書籍でもあまり目にしたことはありません。その中で,トヨタ−北村の組み合せの希少性を語る立場にはないのですが,トヨタのバス車体といえば富士重工や新三菱が多いように思います。
型式についても推定です。年式,出力,ホイルベースにより型式が異なってきます。ボンネットバスとは共通シャーシで,末尾のCがキャブオーバーを示すようです。
廃車体
撮影:53様(盛岡市 1980.7)
自家用 三菱MAR470
撮影:53様(盛岡市 1980.7)
盛岡市内の道端にあったという二戸電機西根工場の送迎バス。
前照灯4灯で後面が丸形というのは1966〜67年式。斜めのメトロ窓と前面おでこの明り窓から、デラックス観光バスだったと想像します。従ってエアサスと推定しました。
元はどこかの観光バスだったのだろうと思ってよく見ると、前面に「相」の字をデザインした社紋が残ります。相模鉄道のようです。なるほど、前面窓の上の水切りは、相模鉄道の特徴を残しています。
よく見ないと分かりませんが、前面写真の左端に、岩手中央バスが走ってきている姿が写っています。
自家用
撮影:53様(盛岡駅前 1984.8.10)
自家用 三菱K-MP118M
病院の自家用バスです。
岩手県では珍しかった三菱車です。岩手県交通の最後の三菱新車は1977年式でしたので、このボディは存在しません。
このボディは1978〜84年まで製造され、サイドのウィンカーがあるので1980年式以降の車両です。