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コンビニ論争by小学生

N県の地方紙であるS新聞の投書欄で、にわかに持ち上がった小学生のコンビニ24時間営業に対する論争。なんと1か月に7通も掲載されました。それも、上○○郡に在住の小学生で流行しているようです。

2021年10月2日 24時間営業はやめよう
投書欄

はいはい、夜に見るのはトラックくらいだよね。んでトラックは高速道路使っているよね。え? でも君は夜どのあたりを徘徊してトラックを見ているのかな? 近所の道だよね。高速道路じゃないよね。

2021年10月5日 24時間営業 街の防犯に
投書欄

なるほど! 今時のコンビニは、店員さんが商品開発していたんだね。あと、必要もない商品並べ替えとかして、暇をつぶす真夜中のコンビニって切ないよね。アルバイト募集するなんて工夫すら、今のコンビニ店長さんはできていなかったんだね。

2021年10月7日 24時間営業 感じる疑問
投書欄

小学生が夜中に出かけてはいけません。その時に人が3人くらいしかいなかったからって、世の中すべてが3人くらいなわけではありません。それに、その3人の中に、変な人がいたとしたら、今の君はこの世にいないかもしれないのですよ。
だから24時間営業はやめましょう。

2021年10月14日 24時間営業より健康を
投書欄

君たちが大きくなって、中学や高校で部活とかやるでしょう。先生は、昼間は君たちの授業をして、放課後は時間外手当とかもらわずに部活の指導をやり、夜は家に帰ってから次の日の授業の準備をするんだよ。
先生の健康のためにも、朝練や放課後の練習とか、土日の部活をやるのはやめようね。

2021年10月22日 24時間営業はやめよう
投書欄

朝の5時から夜の12時まで働けば、5時間しか休む時間がありません。これだけしか休めないのでは「いやだ」と思います。

2021年10月26日 24時間営業 助かる人も
投書欄

じゃあ、君は大人になったら24時間働いて、1週間に1日くらいは休めばいいね。

2021年10月30日 24時間営業がいい理由
投書欄

「コンビニは24時間営業というイメージがあるからです」って、先入観で物事を判断するのはよくないね。

2021年11月4日 コンビニ24時間営業を
投書欄

残念だけど、君は新しいことをほとんど言っていない。
唯一、交代しながら働けばいいというのは、新しい意見だね。だって、君の近所のコンビニでは、一人の店員がずっと連続で働いているんだもんね。労働基準法違反だね。

2021年11月8日 店員さんの健康のため
投書欄

もう飽きてきちゃったよ。もうやめない?

2021年11月11日 24時間営業で防犯効果
投書欄

毎回同じようなことを投稿するのはおかしい、と考える人もいると思います。けれど、意見を言うことに意義があるし、新聞に載ることは自信にもつながります。だから、やっぱり、毎回同じようなことを繰り返し投書する小学生は偉いと思います。

2021年11月16日 24時間営業 助けられる
投書欄

はい、今日11日目で24時間賛成派は、6勝5敗で勝ち星先行です。残り4番、千秋楽まで頑張りましょう。

2021年11月20日 24時間営業 店員は大変
投書欄

内容なんて、前に書いた人のことをそのまま書けばいいの。大切なのは、新聞の投書欄にアナタの名前が載ることなの。24時間営業は反対と書きなさい。ちょうど賛成と反対が同数になるから、載りやすいわよ!

続編・あまり続かなかったスーパー24時間論争

2022年2月16日 スーパー営業時間長く
投書欄

さて、コンビニの24時間論争が終結して3か月ほど経った頃でした。同じ上○○郡の小学生11歳が、舞台をスーパーマーケットに移して、これまでと全く同じ議論に挑みました。
「私の用事に合わせて営業時間を長くしてほしい」「働く人は交代して働けばいい」という短絡思想は置いておいて、コンビニ論争から何も新しい材料を提供していないことも特筆されます。

2022年3月12日 スーパーの24時間営業
投書欄

スーパーの論争は放置されてしまったかに思われたのですが、約1か月後、反応してしまった小学生が現われました。それも、お約束の上○○郡ではなく、ちょっと離れた市に在住の方です。
24時間営業には反対の立場で、それを「研究結果」などに基づき、健康面、犯罪、さらには防犯カメラの画素数などにも言及しているのです。文体は「ですます」調ではなく「である」調です。
お父さん、お母さん、よく頑張りました。

2022年3月15日 スーパー24時間が良い
投書欄

3日後に同じ市からです。学校ぐるみで頑張ってるみたいです。
でも、お姉ちゃんには、シャーペンの芯はちゃんと予備を買っておくよう言っておいてください。寝ている間に吐いてしまっても、朝まで我慢しましょう。人間、そうやって強くなるのです。

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