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更新後記(2010.8.30)
Re:更新後記(2010.8.30)
「80年代までのバス入門編」を閉鎖>
極めて残念です。 一番何度も見ていたコンテンツだと思います。 また体系的な解説を必要とする方にはこちらのサイトを何度か紹介しましたが このページがあるからだったのもあります。
ぜひまた充実させて 早期の復活をお願いします。
Re:更新後記(2010.8.30)
OKMRさん、こんばんは。画像も相当数ご提供いただいていながら、ご期待に添えなくて申し訳ありません。
サイトを始めた当時は、参考文献のページにも掲載している「日本路線バス総合カタログ」(古い本で入手困難)、「日本のバス年代記」(初心者が知りたい情報を探すには上級すぎる)くらいしかこの種の情報がありませんでした。そこで、上記2書籍を参考に、いかにWebで分かりやすく解説するかに主眼を置き、入門編を始めました。
しかし、最近ではバスラマの「バスのカタログ」コーナーが始まり、バスマガジンでも車種ごとに膨大な形式写真を並べたコーナーを始めるなど、古いバスの体系的な情報が書店で簡単に入手できるようになりました。
活字メディアが提供できる情報を個人サイトで競っていても面白くないというのが私の持論です。「ハイデッカー」や「ドア配置」など、隙間市場でページを増やしたりしていましたが、その辺も最近のバス雑誌で「バスの用語解説」などと銘打ったコーナーが登場しています。
今はどういう形が個人サイトに向いている展開方法なのかはひらめいていませんが、そのうちインスピレーションが沸いてくるときに、再開したいと思います。
Re:更新後記(2010.8.30)
25歳さんの 先進というか レア思考には恐れ入ります。
まったくそのとおりでして 雑誌等の経済を追うメディアはアマチュアが苦労して考案した視点を ネットで掠め取って商売の糧にしているような気がします。
あまりメディアの動きに振られず 無料で正しく初心者を導くことも 重要だと考えています。
いかんせん 書籍は商業主義的で 間違いがあっても出しっぱなしでいけません。
ゆっくりでいいので ご再考をお願いいたします。
Re:更新後記(2010.8.30)
いやあ、OKMRさんにそこまで言われると、決心も簡単に揺らいでしまいます・・・。
思い出せば、私がバスの型式に初めて触れたのは1970年代中盤、小学生の頃でした。前ドアの銘板を覗き込むという実地調査しか方法のなかった時代です。左写真の川重車体のいすゞ車、窓配置は同じなのに上はBU10、下はBU05でした。違いは何なんだろう。
そして確か中学1年のときだったと思いますが、図書館で「自動車ガイドブック」を見つけ、ほんの少しのバスのページに記されていた諸元表を解読した結果、「バスの型式はホイルベースの長さで変わるらしい!」という大発見をしたのです。
今では常識ですよね。でも当時、そんなことを書いた書籍も情報もありませんでした。
1980年代に入り、ようやくモータービークル増刊「日本のバス」とか季刊「バスジャパン」とか、少しずつ型式に触れたバスの本が出るようになりました。日本バス友の会発行の「日本路線バス総合カタログ」はそういう意味では集大成的な本ですが、一般流通はせず価格も高く、バス趣味者に広く読まれることにはなりませんでした。
バスの型式が理解できると、バス趣味はどんどん面白くなります。(型式が必要悪であることは、別項でも書きましたが、ここではあえて触れません) 古いバスのこと、このサイトに載っているバスのことにどんどん興味を持って欲しい。そういう気持ちの表れのコーナーでした。
ちょっと、このサイトも初期の予定になかった広がりを見せてしまい、サイト構造を見直す時期に来たこともあります。一区切りついたら、ご期待に沿えるようにしたいとは思っています。
Re:更新後記(2010.8.30)
ありがとうございます
OKMRはもっともっと気づくのが遅く それこそこの10年くらいまえに実感し始めました。
いかんせん インターネットができるまで 良書がどれかすらわかりませんで 当然高価な本は地方なので見ることさえできなくて躊躇してしまいました。
このごろはバス好きの人数も増えて 良い本がたくさん出てしかも価格が安くて助かります。
25歳さんは 早くからホイールベースに注目し観察していただけあって 考察も流石です。
はずかしながら 型式はシャーシの長さで決まると長い間思っていました。
それは 現場の運転手や工場の方の話を主に聞いていると バスの全長が運用に影響していて その車両の型式を照らし合わせるとそういう結論になる。
そんな展開です。
見た目の主であるボディをみて 型式を想像し それが合っているか前ドアの銘板を覗き込むという繰り返しはおなじでしたね。
はじめは全然あたらないのに だんだんわかるようになってくるうれしさといったら 今の情報化時代では味わいにくいでしょうね。
そいう時代になったからこそ 入り口として正確な情報をわかりやすく伝えていく そういうことが大切だと考えています。
ホイールベースとイラストを主にしたいすゞ昭和30年代のバス解説は目からうろこでしたよ。
こういう手間のかかる解説は 最近の商業書籍にはなかなかありません。
それから ネットや本で「調べた(わかった)気になる」という世代が増えています。
考察する手がかりとして ことがわかっている方が 優しく初歩を語るというのは 大切な入り口作りだと思います。
レアなパターンを検索して 覚えて わかった気になっている そういうのって 飽きて去っていくのも早いと思います。
たんなるオタクねた記憶自慢で終わらせては 趣味としての面白さを伝えたことにはならないと思っています。
25歳さんには それができるだけのチカラがあるので 今後を期待しています。
あくまでも 趣味ですから お互いゆっくりやりましょう!
Re:更新後記(2010.8.30)
まあ、私も自動車ガイドブックを見た当時は「ホイルベース」が何かも分からなかったんですけどね。図面等と照らし合わせたりして、前後のタイヤの間の長さなんだ、と想像したんだと思います。要はシャーシの長さと考えていいんですけどね。
あと、書籍は商業主義的かもしれませんが、それはそれで当たり前、売れなければしょうがないわけなので。
情報の出しっぱなしはWebも変わりません。いや、Webのほうがひどいんじゃないでしょうか。個人の思い込みや狭い見識の中だけで展開する個人Webの発信する情報は、それこそどこまでが本当かは怪しいもの。タイプミスや誤字脱字は日常茶飯事ですし。
それに比べて書籍は、書店に並ぶまでに様々な関門があります。
私たちも、何だかんだ言いながら、書店に並ぶ書籍によって数々のことを学んできました。今後も色々なバス関係の良書が出てきて欲しいと思います。
なかなか暑さが引きませんので、「納涼特別企画」は次回まで掲載を続けます。
その代わりではないですが、「80年代までのバス入門編」を閉鎖しました。もともと、今の人がよく知らない古いバスを中心に扱うサイトなので、古いバスを知る手がかりになればいいと思って始めたコーナーでした。その役割が終了したわけではないのですが、開設時に比べてバス関係書籍が充実してきて、さらにバス雑誌で古いバスの体系的な解説コーナーなども多くなったことが理由です。
写真を提供していただいた多数の皆様には厚く御礼申し上げます。今後、また形を変えて再登板することもありえます。サイトならではの展開方法なども考えてみたいと思います。
写真は「入門編」のタイトル画像として使用していた渋谷駅の画像です。この写真は、バスを撮ったのではなく、銀座線の中間に入った古い車両をメインにした風景写真のつもりで撮ったと記憶していますが、ほとんどの光景が過去帳入りしてしまいました。