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南部バスがウィラーエクスプレスと提携

#393名前:飯岡十文字時刻:2010-06-23 12:46:49

こんにちは。
既にWebニュースや他サイトでは既報ですが、7月1日から南部バスが夜行高速バス「シリウス」から撤退し、ウィラーと提携によるツアーバスに鞍替えします。
老舗の路線バス会社が高速路線バスのブランドを捨て、大手ツアーバスと手を組むと言うのは初めての事例ではないでしょうか。ウィラー側でもこの提携をトピックスとして大々的に取り上げています。
これまで路線バス事業者側では、ツアーバスに対しては法的根拠が異なることや公正な競争を阻害すると言うことで、違法性を追求する立場にあったと思いますが、今後この図式は崩れていくのでしょうか。
長く路線の高速バスを支持してきた側としては、複雑な思いです。

Re:南部バスがウィラーエクスプレスと提携

#394名前:管理人時刻:2010-06-24 21:09:16

こんばんは。
数年前にツアーバスが現れてから、路線バス会社の多くはそれに対する批判に終始し、積極的な打開策や対応策を考えてこなかったように思います。唯一JRバスのみは格安シートや高額シートを試みたり、Web予約において独自の道を歩むなど、積極的な対応策に出、その結果利用の落ち込みを最小限にとどめてきたように見えます。
もちろんこれには、赤字生活路線を維持し続けざるをえないために経営の体力や資金力を失ってしまっている路線バス会社と、そういった縛りのない会社との根本的な違いがあるわけですが・・・。
こうした中で、今後の高速路線バスの展開に限界を感じる向きもあろうと思います。路線エリアの存在によるネットワーク構築の制限、複数のバス会社による共同運行のため意思決定の致命的な遅さ、アウトソーシングのWeb予約システム利用による自由度の低さ、といった問題はツアーバスに先行を許す大きな要因となりました。
南部バスが、これらを一気に解決する手段としてツアーバスへの参画を選んだのであれば、それはもしかすると新たなビジネスモデルを構築する英断といえるかもしれません。私自身も路線バス会社を応援したい立場ではありますが、今の保守的な状態から脱却しないと、バス会社に将来はないじゃないかと思います。

Re:南部バスがウィラーエクスプレスと提携

#395名前:飯岡十文字時刻:2010-06-28 12:26:45

そうですね。確かに最近の展開の多彩さや速さは路線バス会社には見られなかった形態、まさにバス事業の新たなビジネスモデルと言えるのかもしれません。某テレビ番組でも頻繁に取り上げられているようですし。
ただ、これまで地道に法令を遵守し、地域の足を守ってきた路線バス会社が、魂を売ってしまうような気がしてならないのです。

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80s岩手県のバス“その頃”