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常夏の楽園マウイへ
2001年3月、所用でサンフランシスコへ行った帰りに立ち寄りちょっとだけダイビング。トランジェント扱いなので航空運賃はほとんど変わりません。ということで、西海岸からの帰りにはハワイへ寄るのが通常になっています。ホノルルから乗り継ぎでマウイへ。ホノルルーコナ間と同じように、座席指定はないので先着順に席が決まります。出発がちょうど夕刻だったのでマックで夕食を買い、搭乗の列に並んでバディと立ち食いでした。カフルイ空港につくと辺りは真っ暗。レンタカーを借り、滞在先のキヘイへ急ぎました。宿泊したのはキッチン付きのコテージ。一泊100ドルくらいでしたが、この時期では安い方でした。
どこのショップを使うかはいろいろ調べて考えました。
マウイって結構みんな知っているけど、雑誌なんかではあまり取り上げてくれないので情報は少ないんですよね。ネットで調べて、日本人のいるショップは3軒みつかりましたが、少人数制で自社ボート所有ということで zero gravity にしました。乗合いの船だとポイントや本数のリクエストをしても融通がきかない場合が多いからです。後で気がついたのですが、乗合いの船はほとんど毎日同じポイントでした。マウイでは何日も続けて潜る人は少ないので、それでもいいのでしよう。zero gravity のHPには1日2ダイブしかなかったのですが、出来るだけ多く潜りたかったのでメールで3ダイブを頼んだらOKしてくれました。
3日間で9ダイブです。
ZERO GRAVITY のボート
ダイビングが終わると陸へあげます
抜群の透明度、モロキニ
マウイの朝は早いです。貿易風の影響で午後からは風が強くなるため午前中に終わらせるためだそうです。ダイビングのメインスポットはモロキニ島周辺。キヘイからは結構近いので、いつも一番乗りと思ったら大まちがいでした。キャプテンのHIROさん、水面で鯨を見つけるとダイビングそっちのけで、ホエールウオッチングが始まります。ポイントまで1時間近くかかったこともありましたが、それも一興です。
モロキニへの途中でみたクジラ
向こうに見える島がマウイ
午前中にモロキニで2本潜るのですが、南側は珊瑚礁にカラフルな魚がいっぱいです。透明度は平均して30m以上で写真をとるには絶好のコンディションでした。でも水温は以外と低く24ー25度。6.5mmのスキンだったのでそう寒く感じませんでしたが、黒装束の私たちに他のお客は引いてました。ハワイには固有種が多く、押さえのカットだけで大忙し。バンディッドエンジェルフィッシュもちょっと深かったけどピンポイントで見せてくれました。上級者だけの日には北側のモロキニバックサイドへ。延々と続くドロップ。マンタがでることもあるそうですが、不発でした。また、この時期には水中で鯨の鳴き声が聞けます。低い唸るような声なので最初は気味が悪かったけど、そのうち慣れました。
バンディッドエンジェルフィッシュ
カメ、カメ、カメのマウイ
2本で終わるお客さんを港に下ろしてから3本目はマウイ付近へ。
モロキニより透明度は落ちますが、カメがいっぱいでした。
でも不思議とタイマイはいない。
「ハワイではカメにさわると罰金だけと、タイマイのほうが高い」とHIROさんが教えてくれました。
3本目が終わって帰港するのが1時前。
ゆっくり昼食をとった後は、車で散策に出かけました。
初日は近くをうろうろ。
2日目にはちょっと足をのばしてカーナパリまで。
キーウェストやサンタモニカを思わせる華やかな店が立ち並んでいました。
これを見たバディは道中ぐったりしていたのに元気復活です。
店から店へと駆け回り、くだらん物をいっぱい買ってました。
その間私は海辺でゆっくり。
夕日がきれいでした。
最終日はHIROさんのところでバーベキュー。
なんやかんやといいながら、あっという間のマウイ滞在でした。
どちらがタイマイでしょう?
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