劇団 青年座
「黄昏」
作/アーネスト・トンプソン
翻訳/たかしまちせこ
演出/伊藤大
出演/津嘉山正種(ノーマン)
岩倉高子(エセル)
田中耕二(チャーリー)
横堀悦夫(ビル)
野々村のん(チェルシー)他 |
日程
|
日程 |
昼の部 |
夜の部 |
安佐南区民センター |
10/4(金) |
- |
18:30 |
10/5(土) |
14:00 |
- |
アステールプラザ
大ホール |
10/7(月) |
- |
18:30 |
10/8(火) |
13:00 |
- |
上演時間2時間45分(休憩15分含む)
希望日締切 8/19(月)
シール発行 9/12(木)
|
|
|
〜円熟の舞台 時を越えて!!
|
【あらすじ】
アメリカ北東部ニューイングランド地方。大小の湖とそれを取り囲むように緑深い森が広がる。 ゴールデンポンドと呼ばれる湖もその中にあった。朝夕に照らし出される湖面は《黄金》に輝き、 湖畔の閑静な別荘は都会の喧騒から離れ一夏を過ごす人々の安らぎの場であった。間もなく 80歳を迎えるノーマンは、忍び寄る老いと「その時」に怯え苛立っていた。そして妻エセルは 夫のことが気がかりでならない。
ある日、父を愛しながらも、心通わぬまま家を飛び出した一人娘チェルシーが、新しい恋人と 彼の息子を伴って8年ぶりに帰ってきた。この少年との交流を通して、老夫婦の心は、 ゴールデンポンドに広がる波のように静かに揺れ動き始める……。
【解 説】
1978年に発表された舞台戯曲“On Golden Pond”は、翌年にはブロードウェイに進出を果たしロングラン上演された。その後映画(邦題『黄昏』)が大ヒット、主演のヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘップバーンは、アカデミー主演賞を受賞。青年座は、1995年、創立メンバー森塚敏、東恵美子で初演。 今回は、津嘉山正種と岩倉高子で再演。
『無法松の一生』『殺陣師段平』で男の生き様を激しく演じてきた津嘉山正種が、今回は、「老い」に苛立ち「死」に恐怖する80歳の老人を繊細に表現。 そして夫ノーマンの心情の変化を明るく受け止める妻エセルに岩倉高子。この二人を中心に創る円熟の舞台です。
*津嘉山正種氏は『黄昏』の演技で、平成22年度
文部科学大臣賞(演劇部門)を受賞されました。
|
|