澤田正二郎・市川段平が
よみ返る!!
新国劇の大当り狂言
『殺陣師段平』を
創立50周年記念公演
第一段として 企画上演!
津嘉山正種を中心とした
迫真の立ち廻り!!
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【あらすじ】
島村抱月、松井須磨子らが活躍する芸術座を退座した澤田正二郎は、大正6年、新国劇を旗揚げする。
新国劇の頭取(楽屋の世話役)の市川段平は元は歌舞伎の殺陣師だった。澤田のために役に立ちたいと願うのだが、リアルな立ち廻りの確立を目指す澤田は、型にはまった歌舞伎の殺陣を受け入れようとしない。
ある出来事をきっかけに、ようやく活躍の場を与えられた段平が殺陣をつけた「国定忠治」は大阪で大ヒットして、新国劇は念願の東京へ進出することになる。
しかし、澤田は殺陣を客寄せの道具としてしかとらえていなかった。それを知った段平は劇団を去る決意をする。そんなとき、髪結いで生活を支える妻・お春の危篤の報せが大阪から届いた・・・。
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