murakami







  村上隆を好きになる方法


アニメーション、漫画のファンであれば、芸術家として
活躍する村上隆の作品を認めることはできないでしょう。
その作品に登場するキャラクターは、ミッキーマウスの出来損ない、
ゲットしたくないポケモン、幼稚園児の落書きなのです。
誰でも思いつきそうな、ベタなキャラクターなのです。
「スーパー・フラット」と命名されても説得力がありません。
それにもかかわらず、世界的評価をうけているのは、
色や技巧によるものなのでしょうか? 理解できません。

しかし、作品群に命名された「スーパー・フラット」が、
本人自覚のもと、「超・ベタ」というダジャレのような意味だとしたら、
応援する気になります。
アートの領域でくだらないことをとことんやりきる根性なら、
私は大好きです。
お笑いのセンスとしては、シュールレアリズム以来なのでしょうか?
とにかく注目に値します。

  2004.1.30



  * 遊びで作ったパチ作品




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