地下鉄漫才 春日三球・照代

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「地下鉄はどこから入れるのか?」このフレーズで今日の名誉と地位を手に入れたコンビ。春日三球・照代さんの登場です。三球さんは昭和32年に「クリトモ一休・三休」でデビュー。「クリトモ」というのは当時、東京・南千住にあった寄席小屋「栗友亭」にちなんでいる。師匠は東京漫才界の重鎮「リーガル千太・万吉」です。「クリトモ一休・三休」時代の漫才のテープは現存しており、昨年、NHK「ラジオ名人寄席」で放送されている。一休さんを三河島列車事故で亡くしたあと、三休さんは女性漫才コンビで活躍していた照代さんと夫婦となり、「春日三球・照代」で再スタート。地下鉄ネタは昭和47年ごろから寄席にかけはじめた。そのネタのおもしろさに徐々に人気が出始めたが、地下鉄になじんでいる都市部には受けるが、地下鉄の走っていない地方には無理であろうと言われていた。しかし、評論家の予想をくつがえし、昭和52年には大ブレイク。全国区の人気者となったのである。
地下鉄ネタのほか、自動販売機ネタ、スリラー物ネタ、農作物ネタなどがあり、どの漫才も聴いていて安心感(安堵感)のある夫婦漫才らしい傑作を残してる。全盛期には漫才のLPレコード(浅草・木馬亭でライブ録音)が発売されており、後世に傑作夫婦漫才の醍醐味を残すためにも早急なCD化が待ち望まれる。ボーナストラックには、これまた傑作なコミックソングの「地下鉄音頭」も忘れずに。

更新日 2003年03月06日

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