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 昔、弘法大師が聖徳太子の御廟に参篭中に感得された、救世利民・病気平癒の真言密教の秘法として、伝えられています。
 当善光寺では古くより行われていましたが、なぜか大正の初年頃から途絶えていたものを昭和48年に復興されたものです。
 「胡瓜封じ」は、病気・病弱の人や、病気予防に病の邪気を、真言密教の法にて加持祈祷しキュウリに封じ込めるという「夏越しの祈祷会」で、今年は7月22日(日)午前10時より午後5時まで行われます。 参拝には一人1本のキュウリを持参してください。
 「胡瓜封じ」は、胡瓜(キュウリ)を我々の身代わりに見立て、我々の邪気・病根を護符と共に胡瓜に封じ込み、胡瓜に持ち去って頂こうとするものです。封じた胡瓜は、土に埋めるか、川に流すなりして、速やかに消滅し、病気・邪気が消滅することを願うものです。
 胡瓜に封じるのは、胡瓜が人間の立った姿に似ていることと、胡瓜を輪切りにした切り口が転法輪に似ているからと言われます。
 「転法輪」とは、仏具の一種で、仏陀(釈迦)が説法(法を転じる)している姿をシンボライズしたもので、胡瓜の中に転法輪が有ると言うことは、胡瓜が仏陀そのものであり、我々の身代わりとしてはこれ以上のもはないと考えます。また、仏陀に救いを求める意味も大きいと言われます。
毎年7月にはいると、善光寺の門前に高さ4メートルの張り子の「ジャンボ・キュウリ」が登場、参拝に訪れる人々を驚かすとともに、夏の風物詩として親しまれたいる。
ご希望の方は当日祈祷者一人に付き1本のキュウリを持参し、必要事項を記入した申込書とともに受付にお出し下さい。