魔王伝 ミニ辞典
「魔王伝」とは、「魔界都市<新宿>」の設定を使った小説「魔界都市ブルース・シリーズ」の中の一つで、「魔界都市ハンター」と同じく「進化と魔界都市の真の意味」をテーマにした作品です。

◆秋せつら◆
:主人公。西新宿の煎餅屋の主人。副業に秋DSMセンター(人探し屋)を営む。絶世の美男子。千分の一ミクロンのチタン鋼の妖糸を操る。普段は茫洋とした「僕」だが、どんな悪鬼をも戦慄させる「私」に変わることもある。
◆秋DSM(ディスカバーマン)センター◆
:秋煎餅店のもう一つの姿。
◆秋蓮城◆
:せつらの父。
◆選ばれし者◆
:何者かによって選ばれた二人の魔人、秋せつらと浪蘭幻十のこと。
◆ガレーン・ヌーレンブルク◆
:高田馬場の魔法街に住む魔道士。チェコのプラハ第一の実力の持ち主。
◆九里藤助◆
:極道組織「新宿復興協会」の代表。「封印」の謎を解き<新宿>の派遣を握ろうと画策する。

◆佐々木あづさ◆
:秋せつらと浪蘭幻十の宿命の戦いに巻き込まれた女性。せつらを愛してしまう。
◆ジークフリート◆
:どんな物でも斬ることのできる超能力「次元刀」を持つ殺し屋。幻十の依頼で、ドクター・メフィストに「対せつら用」に改造手術され強力な再生能力を得る。
◆魔震(デビル・クエイク)◆
:198X年に新宿区のみを襲った直下型地震。区の境界線に沿って新宿区を切り取り、隣接する他の区に対しては何の被害も与えなかった。
◆ドクター・メフィスト◆
:通称、魔界医師。区役所跡で病院を経営する白ケープをまとった医師。せつらに勝るとも劣らない美貌の持ち主。
◆外谷良子◆
:魔界都市一の情報屋。100kg近い巨女。

◆人形娘◆
:ガレーン・ヌーレンブルクが作った心を持つ人形。普段はヌーレンブルク亭のメイド的存在。せつらを慕っている。
◆主◆
:旧フジTV社屋に巣食う蛇のモンスター。魔震の際に遺伝子研究所から逃げ出したサンプルの成長したもの。
◆豹太◆
:浪蘭幻十に仕える下僕。体から分泌される油で、せつらの妖糸をも防ぐ。
◆魔界都市◆
:魔震後に発生した妖気や、遺伝子研究所から逃げ出したサンプルの跳梁よって変貌した新宿区。
◆魔法街◆
:高田馬場にある、魔道士達が集まった街。
◆真弓◆
:「封印」と呼ばれる少女。「選ばれし者」が「封印」を解いた時、何かが起こる。

◆レヴィー・ラー◆
:魔震を起こしたと信じられている魔道士。数年前に、区外から来た青年に倒された。
◆浪蘭幻十◆
:せつらの幼馴染み。せつらと同じ妖糸を操る。
◆浪蘭廟璃◆
:幻十の父。

製作中