ガイア・ギア 豆知識
タイトルの謎 1
連載開始前の予告では、「機動戦士ガイア・ギア 逆襲のシャア」となっていました。
同時期に企画が進んでいた劇場版ガンダムのタイトルが「逆襲のシャア」に決定したためと思われますが、連載開始時は「機動戦士ガイア・ギア」だけになっておりました。
この「機動戦士」の部分も数ヶ月後には無くなって、「ニュータイプサーガ ガイア・ギア」と変更になりました。
著作権上の問題と思われます。
文庫本刊行時は、何故か「ニュータイプサーガ」の部分も無くなり、「ガイア・ギア」だけのタイトルになりました。
タイトルの謎 2
「ガイア・ギア」の頭文字の[ガ]は、「ガンダムの設定を使うからには、[ガ]で始まるものの方がいいかなと思った(笑)」と連載中のインタビュー記事で富野由悠季氏が語っておりました。
そんな単純な理由から始まって、「地球という大地(ガイア)に繋げるもの(ギア)」なんてネーミングを思いつくのは、さすがにクリエイターの鏡です。
ミノフスキー・ドライブ
小説版メカニカル・ファイルの中には「ミノフスキー・ドライブ・ユニット」というものが出てきます。
連載時の設定は、小説の描写から想像する限りでは、飛行能力の無いマン・マシーンにオプションでミノフスキー・クラフト・ユニットを装着して機動(ドライブ)させるシステムだったようですが、この「ミノフスキー・ドライブ」という語感が、とても気に入ったカトキ・ハジメ氏によって「ミノフスキー・クラフト」とは別のシステムとして設定され「機動戦士Vガンダム」にフィードバックされたものが、V2ガンダムの「ミノフスキー・ドライブ」です。