DIARY 14
♪2002年7月26日(金)晴れ
広尾病院の歯科に行って来た。
帰る時、自転車置き場のすみっこに、黒いネコが居た。ふと横を見ると、桜の木の木陰に、おんなじ顔をした子ネコが3匹。さっきの黒いネコは、お母さんみたい。
「ネコちゃん」って呼んでも寄ってこないし、でも暑くて逃げる元気もないみたいだった。
誰かが置いていった、ドライフードのキャットフードが置いてあったから、「御飯、ここに有るよ」って云っても、桜の木の下でバテている様子。
「そうだ、お水が無いんだ!」って事に気が付いた。
家に帰って、空いたペットボトルにお水を入れて、クッキーが入っていた缶と、プラスチックのお皿みたいなのを持って、ローソンで牛乳を買って、再び広尾病院に行った。
そしたら、もう1匹増えている。でも、今度は親子でも親戚でもないミケネコ。
私はさっそく、缶とお皿にお水と牛乳をあけた。そしたら、まず、黒のお母さんネコが飲みに来た。それを見ていた黒い子ネコちゃん達が、ゆっくり歩きながら飲みに来た。ミケネコは、少し離れていた所で寝ていたので、私は牛乳の紙パックを鼻の前に置いて、「あっちに牛乳が有るヨ」っていうと、鼻をクンクンさせながらゆっくりと起き上がって、黒いネコちゃんの方に向かって歩き出した。
そこへ、もう1匹、子ネコがやって来た。今度は、ミケネコと親子らしい。一番ちっちゃい。
全部で6匹!みんなおいしそうに牛乳を飲んでいて、嬉しくなった。
病院から2人のおばあちゃんが出て来て、「まあ、お水を貰ったのネ」と云いながら、ラップに包んである御飯をあげはじめた。
そっかー、このネコちゃん達、けっこうみんなから可愛がられているんだ、ってちょっと安心。
でも、お水の事がちょっと心配。
毎日、こ〜んなに暑いし、ネコちゃんだって脱水症状になっちゃうんじゃないかな。
「また来るネ」って云って帰って来たけど、時々見に行ってあげよー。