DIARY 59
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♪2008年6月28日(土) 晴れ

 

ホテルを12時に出発することになっていたので10時に起床。

女性は男性と違っていろいろと時間がかかるのよォ〜。

チェックアウトする時にフロントで、「これ、どうぞ」と、ペットボトルのお水を渡された。

おにぎり、ポテトチップス、そしてお水。

部屋にある設備も充実していたし、テレビも液晶で綺麗。

このホテル、また使おう!

 

昨夜B♭M7で、ゲンさんとお客様から六花亭のサクサクパイの事を聞いた。

お店でしか食べられないし、テイクアウトも出来ないそうだ。

ど〜しても食べたい!

Tさんにお願いして、ちょっとだけ六花亭に寄ってもらえることになった。

ちょうどランチタイムなので2階のレストランは満席。

でも、1階にセルフサービスでコーヒーが飲めるスペースが有って、しかもコーヒーはタダ!

さっそくサクサクパイと、さらにソフトクリームを買ってそのスペースに行って食べた。

お〜いし〜い!

1個125円じゃ安すぎる〜!

テイクアウトも「3時間以内にお召し上がり下さい」という条件付きだけど、出来る事が判った。

私はサクサクパイとソフトクリームの朝食に大満足で、ちょっと眠かった気分もスッ飛び今夜のライヴ会場の鵡川(むかわ)に向かった。

でも私は車の運転は出来ないから、Tさんは昨日も今日も長距離の運転で....、

Tさん、ほんとにゴメンナサイ...。

 

会場の「四季の館」は、最近見かける「道の駅」の中にある宿泊も出来る施設。

今日のミュージシャンは赤坂実さん(bass)と後藤新一さん(drums)。

4時からサウンドチェックが始まったけど、今日はかなりキビシかった。

周りが全て大きなガラスで、ステージは高い所に設置されている。

ステージは中が空洞なので、低音がボワ〜ンと回ってしまうし、高音域はガラスのせいか上から降ってくるように聞こえる。

会場はかなり広いんだけど、その大きさに対してスピーカーが小さくて、だからと云って音量を上げるとハウリングを起こしてしまう。

私の横の床置きのモニタースピーカーは大きな物だったけど、音量を上げるとステージの中が空洞のせいかボワ〜ンという音が鳴ってしまうし、音量を下げるとモニター出来ない。

かなり厳しい状況でライヴは始まったけど、でもそこは3人ともプロ♪

赤坂実さんと後藤新一さんは、曲のエンディングなどでボワ〜ンになりそうになると、楽器の一部を押さえて音が自然にミュートするようにしていた。

私はどうしていたかというと、ヴォーカルはほとんどモニター出来なかったので、自分を信じて歌うしかなく、上から降ってくるように聞こえるシンバルの音やピアノの高音は聴かないようにしていた。

特にシンバルの音は、実際に私が見ている後藤さんの手の動きのタイミングから少し遅れて聞こえて来ていたので、音を聴いてしまうとリズムがズレてしまうからだ。

「四季の館」の高橋支配人のピアノ演奏もあり、今日は1時間1回のライヴだったので、あっと云う間に終了した。

まだ7:30pm。外はまだ明るい。

みんなで施設の中のお土産品販売コーナーに行った。

あれ?後藤さんが居ない、と思ったら駄菓子コーナーにハマッテいる様子、(笑)。

昔懐かしい駄菓子がたくさん並んでいた。

今夜はここに泊まるんじゃなくて、赤坂実さんと後藤新一さんは札幌に帰って行き、Tさんと私は今夜中に苫小牧に移動する事になっていた。

確かにその方が楽だけど、ここに泊まって温泉にも入りたかったナ〜。

 

鵡川から苫小牧までは車で1時間弱。

9:50pm頃には苫小牧のホテルに着いた。

北海道に来て以来、いろんな所で警備の人達を見かけた。

そう、間もなく「洞爺湖サミット」が開催されるから。

この日の宿泊者はほとんどが警備の人だという事を知るとTさんは、

「間違いなく安全だネ」って云っていた(笑)。

 

B♭の松本マスターに無事に着いた事を連絡すると、

「店においでよ〜」という流れになり、まだ夜も早かったのでTさんと私はちょっとだけ顔を出す事にした。

B♭には今回が3回目の出演だけど、改装されて前よりもさらにいい感じになっていた。

Tさんと私はマスターに連れられて、すぐ近くの小料理屋さんに行った。

「何でも好きな物を食べなヨ」っておっしゃって下さったけど、2時間前に鵡川で「さば味噌煮定食」を食べてきたばかり...。

でもマスターは、お刺身の盛り合わせをとってくれた。

お〜いし〜い!

私、実はウニと甘エビは大好物!

ほら、こんなに幸せそうな顔!


(Photo by トールさん)
※余談:そういえば、北菓楼でのライヴの時もこんなに幸せそうな顔!


明日はいよいよ最終日。

調律師のIさんとDVDのHさんとカメラマンのAさんは明日は来られないそうだ。

なんかとっても淋しい......。

 

(続く)