DIARY 30
♪２００４年２月１５日（曇りのち晴れ）
新名古屋から名鉄吉良吉田行きの特急に乗った。
この電車、１番後ろの車両に車掌さんが居ないので、１番後ろに乗っていると、電車は背中の方に動いているけど「電車でＧｏ」のような気分になる。
全車両指定席なので、本当の席は別の所。
車掌さんがチケットのチェックに来た時、「本当は向こうの方の席なんだけど、ここに居たいの」なんて、子供の言葉みたいな事を云っっちゃったけど
車掌さんは「いいですよ」ってにっこり笑って云ってくれた。
吉良吉田駅からホテルのシャトルバスに乗って２時半頃にチェックインした。
私は今日の流れ、つまり、先にチェックインしてホテルで休憩してからライヴハウスに行ってサウンドチェック、そのまま本番にのぞむ、という流れの方が好き。
なぜかというと、ライヴハウスに先に行ってサウンドチェックをして、その後ホテルで休憩すると、せっかく上がっていたテンションがいったん下がってしまう事になり、早起きして移動して来た日だとホテルで休憩中に眠くなってしまうので、仮眠を取ったりすると、声は再び「寝起きの声」に戻っちゃうから。
私がリーダーのツアーの時は、初日は東京を出るのをなるべく遅くして、ライヴハウスに直行してサウンドチェックをして、ホテルには着替える程度の時間くらいでホテルで休憩する時間は作らない事が多い。
または、サウンドチェックの後はそのままライヴハウスに居て、チェックインはライヴが終わってから、という事もある。
ツアー２日目以降は、チェックアウトを遅くして、なるべく睡眠時間を多く取り、ライヴハウスでサウンドチェックしてそのまま本番。
フルピーとヒデピーもこのリズムが合っているらしい。
今日は、ホテルが２時からチェックイン出来るそうだし、本番は８時スタートなのでたっぷり時間が有る。
ホテルは目の前に海が広がっていて、部屋はツイン、おまけに６畳の和室みたいな所もあって、海が見渡せるベランダも付いていて、ジャグジー付きの温泉や露天風呂まで有る。
ライヴに来ている事を忘れちゃいそうなくらい、ちょっとリゾート気分になっちゃったけど、やっぱり少し眠っておく事にした。
マスターの車でインテルサットに着くと、ワンちゃんの「そめごろう」が出迎えてくれた。
インテルサットには３回目の出演。
日曜日だというのに超満員のお客様で嬉しい！
打ち上げ会でおいしい生ガキを頂いた。
たくさん食べたはずなのに、ホテルまで送ってもらう途中でコンビニに寄ってもらって、私達３人とも夜食を買った。
まだ時間も早いし、ホテルの広〜い部屋にいきなりたった１人になるのも淋しかったので、各自がコンビニで買った夜食を私の部屋で３人一緒に食べた。
めずらしく(？)まじめに音楽の話ばかりをしていた。
インテルサット、今度は夏に行きたいな〜。
そしたら１日お休みを入れて海に行けるのに〜。
もう、お肌を焼いている場合じゃないかな〜・・・。
♪２００４年２月１７日（晴れ）
２月１日に「みなとみらい線」が開通した。
横浜の「Ｊａｚｚ ｉｓ」に行く時は、今まで、横浜駅か桜木町駅で東横線から京浜東北線に乗り換えていたけど、みなとみらい線のおかげで「Ｊａｚｚ ｉｓ」の
最寄り駅は「日本大通り駅」になって乗り換えが１回減ったしとっても便利。
今日は、日ノ出町の「Ｌａｆｕ」だった。
今まで通り、横浜まで東横線で行って、横浜で京浜急行に乗り換えて行った。
ところが！
横浜駅で東横線が着く所はなんと地下５階！
長いエスカレーターを２本乗って、更に階段も上って、「京浜急行→」っていう表示をたどりながら歩いていても、「ここはどこ状態」が続いている。
どこをどうやって歩いたのか分らないけど、かなりぐるぐる回って歩いてやっと京浜急行の改札にたどり着いた。
Ｌａｆｕは１１：３０までが演奏時間なので、京急の最終１２：０９に乗るのは時間的に厳しくなる事が多く、東横線の桜木町駅が有った頃はベーシストの方に桜木町駅まで車で送って貰っていた。
今日も時間が押してしまったので、ベースのエイチャンに「みなとみらい駅」まで送ってもらう事になった。
「日本大通り駅」の上り最終が０：１６だから、「みなとみらい駅」は０：２０頃だと思っていたので、ギリギリ間に合うと思っていたんだけど、駅の場所が判らない。
車でちょっと回っている内に駅を発見！
「エイちゃん、ありがと！」って云いながら走って改札を入ってホームに下りたら、次の電車は「元住吉行き」になっている。
しかも、渋谷行きはもう無い！
そんなはずは・・・って思っていたとき、この駅は「みなとみらい駅」じゃなくて、「馬車道駅」だって事が判った！
つまり私が乗ろうとしていた電車は「馬車道駅」を本の数分前に出てしまっていた！
元住吉まで行ってもしょうがないし、私は横浜で降りて、京浜東北線の「蒲田行き最終」に乗り換えて、蒲田からタクシーで家まで帰る運命になってしまった。
「みなとみらい線」、とっても便利だけど、駅の場所が良く判らない。
それに、日ノ出町のＬａｆｕに行く時は、横浜駅の乗り換えはちょっと大変だから、品川から乗り換える事にしようかなあ。
それにしてもタクシー代、４３２０円！
あ〜あ、(>_<)
♪２００４年２月２０日（晴れ）
家に帰ると母からのメモと「ひなあそび」と書かれたひな祭り用の綿菓子が置いてあった。
そっか、もうすぐひな祭りなんだ・・・。
母のメモには、「お菓子、飾っておかないで食べてね」って書いて有った。
私は可愛いお菓子だと食べるのがもったいなくて、長〜い間飾っておく事がよくあるので、綿菓子は時間が経つとしぼんでしまって、フワフワじゃなくなっちゃうから「飾っておかないで食べてね」って書いてくれたんだと思う。
だけど、そこである事が頭に浮かんだ。
雛人形って、３月３日を過ぎたらすぐに片付けないとお嫁に行けなくなっちゃうっていう事を聞いた事がある。
母のメモの意味はもしかしたら、「早く食べないと、お嫁に行けないヨ」っていう意味なのかな？？？
そんな〜・・・今さら・・・(j_j)