KNIGHT AND CASTLE
MEDIEVAL-TIMES
EUROPE

中世ヨーロッパの騎士と城
Since 2006/5/30
(C)Yasasii_hito All rights reserved

s
To the Start
 トップページへ
 はじめに
 歴史参考文献
 中世楽しむゲーム!
 過去の更新履歴
About the Knight
 我々の中の騎士
 騎士の名前の由来
 騎士の身分
 騎士になるために
 騎士叙任式
 騎士の武器
 騎士の防具
 騎士の紋章
 騎士の決闘 一騎打ち
 騎士の決闘 トゥルネイ
About the Castle
 城の目的
 城の発展
 城の外観構造
 城の種類
 城の構造-堀
 城の構造-跳ね橋
 城の構造-城門と出窓
 城の構造-狭間と狭間窓
 城の構造-主塔と土牢
 城の構造-居館と礼拝堂
 城の構造-井戸と庭園
 城の構造-地下道/室
 城の構造-台所とトイレ
Attack Castle War
 戦いの前のマメ知識
 篭城の心得
 攻城兵器
 いざ突撃
Fantasy Link
中世ヨーロッパ 騎士と城騎士/城/歴史リンク
中世ヨーロッパ 騎士と城魔法関連リンク
中世ヨーロッパ 騎士と城小説・他のリンク
Mastering Site
中世ヨーロッパ 騎士と城Age3 -Carolina-
中世ヨーロッパ 騎士と城創世記1602
中世ヨーロッパ 騎士と城イタリアワイン散歩道
中世ヨーロッパ 騎士と城安くて美味しいワイン
中世ヨーロッパ 騎士と城心理テクニック研究
中世ヨーロッパ 騎士と城サイコドクター心理学
中世ヨーロッパ 騎士と城中世 騎士と城
中世ヨーロッパ 騎士と城風と共に干からびる
中世ヨーロッパ 騎士と城お役立ち心理学
中世ヨーロッパ 騎士と城管理人ブログ
中世ヨーロッパ 騎士と城騎士叙任式

騎士の卵である少年は二十歳を迎えました。
晴れて騎士見習いの期間を終えた彼らは騎士になるために「騎士叙任式」を行います。
ドイツの言うところの「刀礼」ですが我々が知っている騎士叙任式はほとんどがフランスのものです。

中世ヨーロッパ 騎士と城ドイツの刀礼の流れ
基本的な流れとしてミサが催され、その後で荘厳な儀式が行われます。
主君みずからの手で、今日まで見習いであった者に剣を佩かせ、盾と槍を授けます。
その後は祝宴を行う、という流れです。

中世ヨーロッパ 騎士と城フランスでの騎士叙任式
儀式の日の前夜には紋章を教会の祭壇の上におくという風習が行われるようになり
騎士叙任式を受ける若者は入浴ののち、夜通し祭壇に祈りをささげつつ起きています。
夜が明けると司祭がミサを捧げ、その後、青年は家族や友人と朝食を摂ります。
そして、この日のためにしつらえた新しい衣服〜多くは純白の絹のシャツやアーミンの毛皮の外衣〜で身を包みます
 
この叙任式は野外に高台をしつらえたり、絨毯を敷いたりして行われることが多かったようです
式が始まるとトランペットが鳴り響き、吟遊詩人がにぎやかに音楽を奏でます
そして青年は武具などを身につけ、最後に司祭が祈りを捧げた剣を受け取ります
この際、剣の柄に口付けを行います

彼は厳かに剣を佩かされ、叙任を主催する騎士が若者の首ないしはうなじを素手で打ちます。
これは「コレー」と呼ばれ、強烈な強打で行われ、身構えている者ですらよろめくことがあったようです。
それほど強烈な一撃なのは今日という一日、特に今日の誓いを生涯忘れてはいけないという主君の想いが込められているからです
時代によってはこの後、教会堂に向かい、剣を祭壇の上において、背うなる教会への献身を表す慣わしもありました。

この後、父親や主君から騎士としての装備が授与されます
軍馬であったり槍であったり盾であったりと・・・
騎士になった若者は主君に対して持ち出す最初の願いは不当でない限り聞き届けられました
ちなみに同時に騎士叙任を受けた同期の見習いは「盾仲間」と呼ばれ永遠の友情を誓いました。

>叙任を主催する騎士が若者の首ないしはうなじを素手で打つ
こういうシーンがキングダムオブヘブンで父から息子に剣を渡すときにありましたが
あれは緊急だったので簡易叙任といったところでしょう。