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城の発展
私たちが想像する城はいつからあのような形になったのでしょうか
城の目的で述べたように城には当初、「避難するための施設」という目的がありました
居住を目的としていないため、中世の城とは随分違います
どのような経過を辿って中世の城のようになったかを追っていきます
避難のための城 「環状塁壁」

ヨーロッパ中世の城 より
上の図のように木の柵、土で積み上げた塁壁で出来ています(土造・木造)
広大な土地を囲うこともありますが中には住居はなく、避難のためのスペースがある、 という感じになっています
これは他にも「民衆城砦」「避難のための城」と呼ばれています
大体、11世紀頃まではこのような形態が基本となっていますが徐々に発展していきます
叙任権闘争による第二次築城ブーム
城の形態の転換期と言える第二次築城ブーム
木や土を使った城から石造りへと変わり、塔などの防衛施設も付随したものへと変わっていきます
その過程の城はどのようなものがあったのでしょうか
この時代以降、城は様々な強化が施されていきます
ノルマン人が発展させた城の形態は「モット」と呼ばれ、防塁を平地に積み上げて作る「平城」の一種です
土の円錐形城砦

ヨーロッパ中世の城 より
平地に土を積み上げ、その周りを木の柵で囲っています
先細り塁壁

ヨーロッパ中世の城 より
平地に土を盛り上げ、さらに塁壁も城を囲んでいます。頂上には石造り(基本は木ですが)の城壁により守りを固めています
先細り円錐形

ヨーロッパ中世の城 より
柵、堀、さらに防禦塔までついた城
これらの城の基本は出城と農舎で囲われ、上図のような柵により完全に囲い、さらに塁壁や堀を使った防御を作ります
この「モット」は上の図のように木で作られているのが基本でしたが例外的に石造りもあったようです
12世紀以降、次第に石造りにシフトしていきます
11世紀中葉からの騎士城塞
ここからが我々のよく知っている城となります
城の種類に書かれていますが地形を利用したものが多く、主塔(天守閣)や地下室、地下労、台所etc...
居住に必要なものが次々と登場していきます
このように「避難のための城」から「居住もできる城」へと変わっていきます
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