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File.8「出生の傷」に出てきた心理テストとテクニック
久しぶりにテストが一杯出てきました。
解説だけになるものもありますが有名な「ロールシャッハテスト」をやってみませんか?
下に2枚の絵が置いてありますので何が見えるか感じるままにメモをしてみてください
ロールシャッハテスト
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お疲れ様です
ロールシャッハテストとは「投影法」を利用した心理テストです。
人間は「意味のないもの」にも意味づけを与えます。
例えば、上の絵のように紙の上にインクをこぼした線対称の絵にもすら。
この意味づけを与え、そこから人の心理を読み取ることを「投影法」と呼びます。
絵によって何が投影されるかが多少異なってきます。
それではテストの結果ですが
1は女性像のカード。または子供から見た母親像です。
1の絵にあなたはどんな印象を持ちましたか?
2は子供から見た父親像。
ロールシャッハテストには問題点がいくつもあり、「確実」には程遠いテストです。
この手のテストには「科学的論拠」がなく絶対、と言えるものではない。
しかし、傾向が現われることが多いので「嘘心理テスト」ではないです。
退行催眠
この漫画で度々出てくる退行催眠ですが今回は話で少し出てきました。
その話とはある50歳代の事業に成功した実業家の話で
彼は大変働き者で出世もし大成功を収めました。
しかし彼はいつになっても自分に自信をもてません。
そこで心理学者である博士の元を訪ね、診療を受けることにしました。
博士は過去に原因があると思い、彼の過去を調べることにしました。
ここで出てくるのが退行催眠です。
催眠に掛かった彼は赤ん坊の頃に「この子を助けたところでどうせろくな者にならん」と医者に言われていたことを思い出しました。
リバーシング
楷は今回、リバーシングという治療法を用いました。
母親の胎内にいるときから生まれる瞬間までを再び体験させることでバーストトラウマ(誕生時の心的外傷)を癒す方法です。
これにより無意識を意識に引っ張り出しトラウマを認識させることが出来ます。
簡易嘘発見器
今回はスライドビューを使っての瞳孔測定器を使って心理状態を調べていました。
被験者に絵を見せて感想を行ってもらうというものですが「瞳孔」がポイントです。
脈拍などで調べる嘘発見器同様、瞳孔も嘘はつけません。
気になるものが映った瞬間、動向が大きく開きます。
今回はコインロッカー、赤ん坊、ガラスの灰皿が映った時など、瞳孔が開いています。

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