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File.10「歪んだひまわり」の大まかなストーリー
主な登場人物(旧・主な登場人物も参照して頂ければわかりやすいです)
大まかなストーリーなので詳細を知りたい方は是非、本のほうをお読みになってください。

安西 今日子 :楷の後半の結婚相手で何度妊娠しても「事故」で流産する。彼女の母がノイローゼになったと相談しにくるが・・・
第1話 疑心暗鬼
楷の事務所に大学の後輩である安西(旧姓池田)が訪ねてくる。
安西・夫は結婚しており妻の今日子は既に妊娠している。
今回、安西・夫は先輩である楷に母のことで相談しに来たのだ。
今日子は何度妊娠しても流産してしまい、彼女の母は何かの祟りだと本気で思っているらしい。
このままだと何かの宗教に入りそうで心配で楷に相談を持ちかける。
あずさの案により、楷は霊能力者として彼女の母に会うことになる。

あずさの案
今日子の母との話の中で「明日香」という名前が出てきた。
部屋の中には絵がいくつもあり「明日香」というタイトルで描かれている。
ここで原因を感じた楷はとりあえず引き上げることに。
帰り道、「明日香という双子の姉が・・・」という話をしていたら安西・夫から新しい事実が告げられる。
なんと子供につけようとした名前も「明日香」だと言うのだ。
ここで全ての謎が解けた楷は安西夫婦を事務所に呼ぶ。
第2話 二十答法
二人が事務所に着くなり、楷は二人に「二十答法テスト」をやってもらうことに。
これにより「自分」をなんと認識しているか調べようというのだ。
安西・夫はスムーズにテストが進むが今日子の方は3つしか書けない。
楷の予測どおり彼女は自分の存在が確認出来なくなっているのだった。
楷は今日子から生い立ちなどを聞き、事の原因を調べる。
母との依存関係に根があるとわかった楷は彼女に「自分を取り戻すか、母に隷属か」を選択させる。
第3話 再生
今日子は実家を出ることを選択する。
焦る母に楷は「明日香ちゃんの絵を全て燃やせば元通りになります」と暗示を掛ける。
その後、無事に今日子の赤ちゃんは生まれ名前を「明日香」と名づけられる。
これは彼女が今日子・明日香の因縁を乗り切った証拠である。
今日子の母も絵を全て燃やし、全てが元通りになりましたとさ。

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