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■職業による人格 まず警察官の人柄を思い浮かべて下さい。 彼らの性格が「不真面目・不熱心・不謹慎」であることはなく、その逆を思い浮かべるのではないでしょうか。 もし、警察官に個人的な縁があり違う印象だったら、他の職業を考えてみてください。 自分とあまり関わりのない職業の方の性格(医者、弁護士、検事、裁判官など)をイメージするとある程度思い浮かぶはずです。 職業には「そうあるべき」である性格があり、その職業に就いた個人は基本的に「そうあるべき」の性格に拘束されます。 警察官などは職業柄市民に優しいだけではやっていけません。 犯人に対しては凄む必要があり、疑わしき人間-例え関係なくても-に対しても同じです。 そしてこうした日常を送っているうちに性格が変わってしまいます。 街中で警察官には何かモノ言える人間はいませんから、押しが強い性格になりやすいようです。 これは監獄実験でも証明されています。 アルバイトで学生を雇い、A君は看守、B・C・D・E君は囚人という役割に分担し経過を見たところ、 自然とA君の態度は強いものとなり、B〜EはA君に逆らえないようになっていく、というものです。 職業で性格が変わる、というのを忘れてしまうといつの間にか「違う自分」になっているかもしれませんね。
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