10月1日(水)
数日前、空室になったお隣に未来の店子と思しき人が見学に来ていた。
お隣さんが引っ越して、まだ10日も経ってないというのに。







異変に気づいたのは、夕食を終え、この所の雨続きで溜まりに溜まっていた洗濯物を片付けてバスタオル類を脱衣所へと運んだ時。

……なんか、臭い。何?この臭い。



長く嗅いでいると徐々に気分が悪くなってくるこの臭い。これは、多分、シンナー?

私の後をついて来た娘達を慌てて居間へと戻し、臭いの元、出元を探る。
…お風呂?いや、廊下もトイレも臭い。換気口から匂っているような気がする。
そして、やっぱり、これはシンナーの臭いだ。

既にすっかり気分が悪くなっていたので急いで居間へと戻る。うっかり居間と臭いの発生源と思しきお風呂エリアとを繋ぐ扉を開け放していたので、こっちの部屋まで嫌な臭いが流れ込んできている。
台所の換気扇を回し、窓を開けて換気を試みる。




居間の部屋の臭いはなんとか消えたが、このままだとお風呂に入れないじゃないか。
臭いが一番キツいのがお風呂。
そんな臭い所で女三人入浴して、全員で倒れでもしたら目も当てられたもんじゃない。
それに大人の私がこれだけ気分が悪くなるという事は、未熟で体の小さい子ども達への影響はもっと大きなものとなるだろう。

19:08 我が配偶者へ事情メール発射
が、しかし、返事がない。
異臭、おそらくシンナーだと思われる臭いが風呂場付近に漂っていると、既に私は、気分が悪くなってしまったと綴ったのだが、一向に返事が来る気配がない。
参ったな……

19:15 管理不動産へ電話

が、しかし、既に営業時間が終了している様子で誰かが電話に出る気配無し。
参ったな……
それにしてもこの臭い、どこかに避難した方がいいのだろうか。でも、どこへ?
この寒空の中、子ども達二人を抱えてどこへ行けば…。
車は我が配偶者が通勤に乗って行ってしまっているし、行くあてもないぞ。
参ったな……
でも、これ以上臭いが酷くなるようだったら、子ども達連れてマンションの管理人さんの家まで歩いて行くしかないな。

19:35 再び我が配偶者へメール発射
そろそろ子ども達をお風呂に入れねばならぬ時間なんだが……
でも、あの臭いの中、我々三人しか居ない状態で入浴する勇気は無いんだよなぁ。
参ったな……

19:40 我が配偶者よりメールの返信届く
来客接待をしていたらしい。あと10分くらいで職場を出るとの事。
左様で御座いますか。


20:15 我が配偶者帰宅
すぐさま、臭いの元探しが始まる。「マネキュアの除光液とか溢してない?」と言うが、そっちの部屋にそんな物は置いていないと答える。それに、小さな除光液の瓶をひっくり返した程度の臭いじゃないぞ、あれは。
我が配偶者が探索の間、次女はーちゃんが熱っぽいような気がして体温測定開始。

20:20 やはり、お風呂場が一番臭うと判断
マンションの管理人に連絡を入れようにも、管理人の自宅こそ知っているものの、電話番号が分からない。
参ったな……
「(元)隣のオバちゃんの携帯に電話して聞いてみれば?」
ああ、なるほど。
以前、居間とお風呂エリアを結ぶ扉の鍵が壊れた時、こちらから何もお願いせずとも管理人さんに電話を入れてくれたのは(元)お隣のご婦人だった。(2007.03.15日記参照)

20:23 (元)お隣のご婦人の携帯に電話
繋がった!!!
私の突然の電話にも関わらず、気持良く管理人さんの電話番号を教えてもらう。
その上、また何かあったらいつでも電話してきていいからね----と言っていただける。
オバちゃーん(涙)

20:26 マンションの管理人さん宅へ電話
すぐに来てくれるとの事。
でも、管理人さんが来てくれたからって、すぐにこの臭いが消えてなくなる訳じゃないんだよなぁ。
参ったな……

20:40 マンションの管理人さん到着
臭いの原因を聞かされる………
なんと、空室になったお隣の部屋のペンキを塗り直したのが原因らしい。
夕方になり作業が終了して職人さん達が帰ったが、部屋を閉め切って行ってしまったので部屋に匂いがこもり、それが換気口を伝わって我が家に流れてきたとの事。
改装修理中の隣の部屋の窓を開け放してきたから、少しはマシになると思う。我慢してください。
との事------





昼間、お隣の改修工事が始まった事は知っていた。
だから原因は、多分そこだろうとは思っていたけれど、異臭がするってやっぱり怖い。
私一人だけならいいが、小さい子ども達がいるからね。
いや、まぁ、何事もなくて良かったです。
そして肝心な異臭だが、隣の部屋を開け放ってもらったお陰でずい分マシになった。
こちらも換気を心掛け、さらにお風呂場の換気扇を止めたなら、これまたずい分マシになった。
こうして何とか、すっかり遅くなったけれども入浴する事が出来た。






所で、「何か熱い気がする」と感じたはーちゃんの体温。
計測の結果、38度の数字が出た。
さて、明日のお風呂、どうするべきか。

運動会の練習真っ盛りの長女。ドロドロになって幼稚園から帰ってくるのは間違いない。
そんな彼女を、まさか一人で風呂に入れとは出来ないし。
だからといって、次女を一人残して入浴させるってのも無理だ。
タイミングよく次女が寝ていればいいのだろうが、それは無いな。
うーん、長女は一人で入浴させ、私は、次女と脱衣所から長女の様子を見つつ、時折介助に浴室へと片足を突っ込む。
それしかないか…な……。
参ったな……


次女はーちゃん、この所夜泣きが酷い。
夜中に幾度となくその泣き声で起こされてしまうのも辛いが、こうしてパソコンに向かっている最中にも15分おきに泣かれたりするもんだからイライラ加速。
抱いても泣きやまない次女に対し、思わず、「いい加減に寝なよ〜」という言葉が出る。

「そんなん言われてもしょうがないよねー。寝られないもんは、寝られないんだよねぇ。」








次女が夜泣きしていても、毎晩何も知らずに眠り続けているお前が言うな。
何度言ってもネット徘徊を極限に眠くなるまで止めず、翌朝起きられないでいるお前が言うな。
こどもちゃれんじのぷち(1歳児向け)を自分の知人に貸したはいいが、貸したままその知人が海外に引っ越してしまい、「そういえば返してもらったの?そろそろ、はーちゃんに見せたいんだけど」と聞いた私に青ざめながら「なんでもっと早く言ってくれないんだ!!!もう(引っ越して)行っちゃったよ!!!」と言ったお前が言うな。
つか、なんでもかんでも、私の責任かよ。ハイハイ、そーかよ、分かった分かった。
私は、どんな状況でも愚痴一つ言わずにセッセと家事・育児してろってか。愚痴一つ溢すのも許されないのか。




冷めるという瞬間を知った。
いや、ピキーンという音すらして冷却した瞬間。
これまで、朝の水道水のようなひんやりしたものだったのが、一気に凍てついた。
どうしてこの男は、好き好んで同じ地雷を踏みまくるのか。
この男には、我が身を反省するとか、相手を思いやるとかいう気持ちを持ち合わせていないのか。
妻の愛は、母親の愛のように無限だと、枯れ果てる事無く注いでもらえるものだと思ったら大間違いだ。

10月2日(木)
昨夜突如発熱した次女はーちゃんだが、朝にはすっかり解熱。機嫌も良い。
うーん、一体、なんだったのだろう。

そんなはーちゃん、この所「○○花子ちゃーん」と呼ぶと、ピっと手を挙げるようになった。
片手の時もあれば、両手の時もある。
その様子が可愛いのなんの、もうメロメロ。
他にも自分が食べたくない献立を口に運ばれると、イヤイヤと首を振ってそれを断固拒否するポーズも獲得。
むーん、これも可愛いには可愛いんだが、頑として食べてくれないんだから困ってしまう。
参ったね。


一旦は見逃した事も含め、全部吐き出してしまえ!!!


昨夜は、夜通しはーちゃんの夜泣きが酷く、ロクに睡眠をとらせてもらえなかった。
だけどそれでも朝はやってくる。今日は長女の幼稚園がお弁当持参デー。
フラフラしながらも起き出し、朝食の準備・離乳食の準備・お弁当作りを同時進行。

食パンを電子レンジに突っ込み、子どもに食べさせる葡萄と牛乳を取り出してもらえるだけでも、とても助かるのに…。
そうは思うが、この家の者は、私以外誰一人まだ起きていない。
我が配偶者に関しては、あれだろうか、彼は、「妻よりも先に起きたら負けだと思っている」とでも本気で考えているんじゃなかろうかとすら思う。


自分の朝食も採らず、三種類の食に関する準備を済ませ、長女の髪を結い、それから自分の化粧にとりかかる。(ご飯よりも化粧優先)
ほら、バスが行っちゃうよ。リュック、からって*。じゃぁ、はーちゃんもベビーカーに乗ってね。
*からう→博多弁:背負うの意味

「え?なんで、はーちゃんも???」
バタバタとしながら、子ども達に声を掛ける私に我が配偶者が言う。
何を言ってるんだと呆れつつ、花をバス停まで送っていくのに、はーちゃんを置いて行くわけにはいかないでしょう……そう答える。
すると----

「え?そんなのわたしが送って行くよ。だって、すぐじゃん。」
だったら早く言えよ!!!!!自分が昨晩、送っていけないって言ってたじゃないか!!!

ここで、「あら、そうなの。ありがとう」の言葉が出てくるような精神状態ではない私。思わず、ムっとして「早く言え」という言葉が出た。
でも、それは正真正銘本音だ。我が配偶者が行ってくれると分かっているのなら、私は、朝の時間をもうちょっとゆっくりのスピードで過ごせたし、何より朝食を採る事も出来たんだから。
ああ、もう、イライラする………

そして、そんなイライラしている最中、我が配偶者がまた口を開く。
「はーちゃんもたまには行きたいよねぇ。うん、行っておいでよ。」

………はぁ??????????
ほんの数十秒前、「わたしが行くよ」と言った人間が、何を言っているんだ????
その台詞にカっと火が点いた私は、怒鳴るようにして「どっちよ?!?!」と声を荒らげた。

「…行ってください、お願いします。」
解熱したばかりのはーちゃんをベビーカーに乗せ、長女をバス停まで送って行った。










昨晩の我が配偶者の思いやりの欠片もない不愉快で、厭味な言葉。
私は、それが原因で爆発したわけじゃない。違う。
これまで長い時間を掛け、徐々に徐々に削られていった木の幹が、その一打によってポキっと折れてしまったというのが正解なんだ。
金属疲労のように徐々に朽ちていたのがある日ポキっといった、うん、疲労骨折だと思えばいい。
そういう事だ。
瞬間的な怒りじゃないから、性質が悪いというか、奥が深いんだ。つまり、かなり深刻だという事。
常日頃の彼の生活態度の悪さ、ナイナイづくめの夫婦生活(会話ない・コミュニケーションない・思いやりない・セックスない)、主語のない唐突に始まる意味不明な喋り方、この日のように自分から言い出しておいてものの数分もしないうちに撤回する癖(?)。
それだけじゃない、夫婦仲に関わる問題を幾度も私に指摘され、それを改善しようと提案し話し合っても、結局何一つ悔い改めず、微塵も努力せず、ここまで放置してきたその結果がコレ、現在の状況なんだ。
私は、もう提案する気力も、話し合いを持ち出す気力も無くなっている。
何一つ報われないから、私がそんな風に無気力になるのも当然じゃないか。
彼に何を期待しても無駄なんだから。

ポキっと折れた幹をさらに斧で打ち砕くような真似を、何故、彼は、するのだろうか。










最近、人様のブログやmixi日記を読んで驚いた事がある。
世の中の夫婦、夫というのは、妻が何か精神的にキツイ状態にある時、妻の話を聞いてやる----ものなのらしい。


結婚し、産まれ育った町を離れ、浦安に越して来た時、周辺の環境に馴染めない事や、気楽に話をしたり、一緒に遊びに出掛けたり出来る気心知れた知人が身近にいない事、微妙に違う土地の習慣に馴染めず苦労していた。
そんな時我が配偶者は、ほぼ毎晩パチンコに通い詰めていた。
私の話を聞いてくれる人は、居なかった。


実の父が死んだ時、恐怖政治から解き放たれた解放感と安堵と共に、幼少時代のハネムーン期にあった時の優しい父との思い出が交差し、何とも形容しがたい気持ちに支配され、もがいていた。
それは、あまりにも辛く、火葬場からの帰り道、私は、我が配偶者にその心情を吐露した。
すると、彼は----

「カウンセリング行ったら?」
その台詞は、私の言葉を遮り、それ以上気持ちを吐き出させてはもらえなかった。実際、彼は、それ以上私の言葉に耳を傾けてくれようとはしなかった。
私は、一人、抱えた心情を無理やり心の奥底に押し込み、時間が風化してくれるのをひたすら待つしかなかった。


世の中の夫は、妻の辛い気持ちを聞いてくれるもの。
最近、知った。




父が死んだその年、お正月はどうしようかと話し合ったが、特に(純粋な)悲しみに打ちひしがれているわけでもないので、「おめでとう」という言葉は封印して、後は普通どおり、いつものお正月を過ごそうと決めた。
喪中の葉書を出し、例年通りお節を作り、年越し蕎麦を食べた。子どもにはお年玉をあげるつもりだったし、福袋も買いに行くつもりだった。


「明けましておめでとうございます。」
時報が年が変わった事を告げた瞬間、我が配偶者は、そそと正座し三つ指をつき頭を下げた。
この挨拶の仕方は、彼の実家の慣わし、習慣らしい。そういえば彼の親族達が寄り集まった席では、どこでもかしこでも誰もがそそと正座し三つ指をついて頭を下げていた。
だけど、今年は、「おめでとう」は無しにする筈なのではなかったのか…?

「本年もどうぞよろしくお願いします。」
苦笑いというか、微妙な表情を浮かべたままま、無言で釣られて頭を下げている私に彼の台詞が続く。
親が死んだ翌年でも、こうやって新年の挨拶をするのが彼の家の慣わしなんだろうか。
先にも言ったように、私は、自分の父が死んだ事を純粋に悲しみ嘆いていたわけじゃないが、それでもやはり同じように「おめでとうございます…」なんて口上を述べる気持には流石にとうていなれないのだが。



彼の家のこの慣わし、挨拶についてだが、義理両親は、私に自分達に対して同じようにする事を望んだ。
彼の実家にお邪魔する際には、全く同じようにして頭を下げるのを期待した。
そして我が配偶者もまた、私にそうするよう遠まわしにではあったが要求した。

でも、私は、やらなかった。
私の家には、そういう習慣はない。
でも、もし、それに従って欲しいのならば、彼自身が率先してそれを行うべきだ。
私は、そう考えていた。
彼自身が私の親に対して、私の実家を訪問した折に同じようにして頭を下げたならば、私もそれが彼の家の習慣だと認め同じようにしただろう。
だけど、自分はそういう事は一切せず、それどころか私の実家を訪れた時には、私の母が彼の枕元で忙しく朝食の用意をしているのに、それでも構わず眠りつづけていたりするのだから。(子どもの具合が悪くなったり、移動やら何やらの事情で食卓のあるコタツの間で皆で寝ていた)

自分(自分の息子)がやらない事を、何故私に要求するのだろう。




一度は見逃した事、目をつぶった事が次々に思い出される。
ここから抜け出すには、並大抵じゃない力が必要になるだろう。そう思う。

10月3日(金)
1日の夜に突如発熱した次女はーちゃんだが、この日の朝の検温の結果は37度2分。
微妙な数字だし、相変わらず鼻水が酷いので朝一番に予約して通院する。
診察の結果は、結局よく分からずじまい。一応風邪初期の薬を処方してもらったが、もしかすると発熱の前日に受けた麻疹の予防接種が関係しているかもしれないとの事だった。
うーん、原因が分からないのって気持ち悪いが、とりあえず機嫌も良く・食欲もあり、元気がいいので様子見するしかないか。
そうそう、卵白についてアレルギーの疑いを持っているのでその事も相談してみたのだが、これまでに反応が出た時に食べさせた物からは原因を特定出来ないので、こちらも様子見となった。
そういえば、日本脳炎の予防接種なんだが、長女にも受けさせていないのだけれど、余所のお宅はどうなっているのだろう。
お宅のお子さん、日本脳炎の予防接種受けさせましたか?(受けさせる予定ですか?)


園の都合で現在バス通園をしている長女花だが、今日は、事情があって久しぶりに園まで迎えに行く事になった。
次女をベビーカーに乗せ、待たせては可哀想だからと5時ジャストに園に到着したのだが……

なかなか子ども達が解散にならない。
周りの母親達は楽しそうに井戸端会議を楽しんでいるが、立ち止まるとはーちゃんが泣き出すので私はそんな暇もない。(井戸端会議出来るような親しいママもいない)
頭の悪い犬のように、その辺をグルグルグルとベビーカーを押して歩きまわる。


ようやく子ども達が解放されたのが5時半過ぎ。
寄り道したがる長女にカツを入れながら家路を急ぐ。
夕食の準備は、最後の仕上げのみを残しておいたのが悔やまれる。最後まで仕上げて長女を迎えに行くべきだった。
帰宅後、猛スピードで調理の仕上げにかかる。
そろそろ次女はーちゃんが、お腹が空いたと愚図り始める時間だ。急げ、急げ……。


「ママ、あのね、これ見てー。」
ちょっと今ママご飯作るのに忙しいから、後でね。

「ママ、Eちゃんにお返事書くから、ママが書いてー。」
自分で書かないと意味ないでしょ。それにママ、忙しいって言ったでしょ。

「だって、花、書けないんだもの。」
だから自分で書かないと意味ないでしょ!!!忙しいって言ってるでしょ!!!

「ママ、ハサミ取ってー。」
忙しいって言ってるのが分からないの?!?!

「ママ、今日、幼稚園でねー。」
後から聞くって言ってのに、なんで分からないの!!!!


なんとか次女の分が出来上がり、長女に離乳食の介助をお願いする。
「えー、まだ、花、幼稚園のお片付け終わってないのにー。」
帰ってきてすぐに片付けないって言い続けてたのに終わってないの?!?!何をしてたのよ!!!!
人にアレコレ言う前に、自分の事をさっさとやりなさいよ!!!!
あ、ちょっと待って!!!写真撮ってない………って、あれ?シャッターが下りない。写真が撮れない。なんで???
ああ、もういいわ、食べさせてやって!!!

長女が次女にご飯を食べさせてやっている最中、幼児と大人の分を仕上げる。
ああ、本当にもう目が回りそう。

「ママ、花のシチュー、じゃが芋が1個しか入ってないよ。」
「あああああああああーーーっ!!!!」
次から次にあーだこーだ言う長女。
5秒も口に何も入ってない状態が続くと、早く次を寄越せと泣きわめく次女。
食事の時間は、戦争の時間。ゆっくりご飯を味わって食べたのなんて、いつの事か…

「ママー、じゃが芋が熱いよ。」
フーフーして食べなさい。
「フーフーしても熱いもん!!!」
だったら食べるな!!!!文句言うんなら、食べなくていいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!
ああああああ、もぉ、うるさああああああああああああああいいいいいいいいいいい!!!!!!!


血管、切れそう。
ああ、もういっその事、血管切れて倒れてしまいたい。


「ここにね、哺乳瓶が入って。ここには、オムツが入って。それから………。」
我が配偶者、愛読している雑誌OCEANSの懸賞でママバッグならぬ、パパバッグが当選したそうだ。
嬉しそうにあれこれと説明してくれる。

いつも思うのだが、彼の場合、こんな雑誌を読むよりも先にするべき事がいくらでもある。
無造作に出まくった鼻毛を切るべきだ。(彼曰く、出ているのではなく、出しているのらしいが、見て美しいものでは絶対ない)
フケと脂だらけの髪の毛を洗うべきだ。(枕に付着している髪の毛の数が半端ないし、枕カバーの汚れ具合も酷い)
歯磨きをするべきだ(この1年半ほど、彼が歯磨きをしている姿を見ていない)
それによくこんな状態で、ニコニコと話し掛けてこられるもんだと感心する。
本当に人の気持ちを推し量るのがトコトン出来ない人だ。
何か問題があっても、私の怒りが鎮まるのを待って、その後適当にニコニコと話し掛けてそれで全て元通りになるような時期は、もうとっくに過ぎているのだと分からないのだろうか。






「わたしの思う常識は、必ずしも世間の常識じゃないらしい。わたしの考え方は、かなり変わっているみたいだ。」
いつだったか、帰宅した我が配偶者がポツリとそう呟いた事があった。
仕事で何かあったか?と思ったが、それ以上に「何を今更…」と強く思った事を覚えている。

彼の言動・思考は時々私を驚かせる。これは、うかうか子どもを預けられないな…と思う事すらある。
営業に子どもを同行させ自分が仕事をしている間、子どもは車中に残しておけばいいと言って譲らなかった時は、こいつに子どもを預けたら殺される!!!と本気で思った。
長女が病院で「今日は熱が出るかもしれない」と言われたにも関わらず、それを私に告げず、その後の予定を変更せずに買い物に出掛けた時も全く同じ事を思った。




ある日、子ども達と出掛けた帰り道、我々の行く手を一台の車がふさいでいた。

前方の車は、反対側車線にあるお店に侵入したいようだが、全く中央線に寄っていない。
こちらの車線のど真ん中にドンと止まって右側にウィンカーをあげている。
その上あまり運転技術が高くないらしく、今なら曲がれるのに…というチャンスを次々に見逃している。
そんな車の直後についてしまった我々家族の車だが、そうこういしている内に我々の後ろも大行列となってきた。

やれやれと思ったが、これは諦めて待つしかない。
我が配偶者は、「このヘタくそめ!!!」とブツブツ言い続け、不快感をこれでもか!!!とばかりに車内にまき散らしているが、待つしかないんだ、これは。
所……が………


我が配偶者、前方からの車が少し途絶えたのをいい事に、目の前のヘタな車の右側をすり抜けて、この車の前に出た。
「してやったり!!!」顔の得意そうな表情の我が配偶者。

「ちょっと、危ないでしょう!!!」
そういう私の台詞は、微塵も理解出来ない様子。
悪いのは全て前方のヘタな車で、自分のとった行動の何が悪い。
それが彼の言い分。
18、19のクソガキならともかく、子どもも二人いる大の大人がする行動じゃないだろ、これは。

運転技術が未熟な運転手の真後ろにつけたり、遭遇したりすると、彼は、「このヘタクソめっ!!!」と不快感を車中に撒き散らす。
だがしかし、彼自身の運転技術は言うほど優れちゃいないし、何より先に記したように運転マナーが私に言わせればなってない。





「ちょっと、止めてよ。」
何度言っても止めない彼の悪癖に、遂にイライラしてしまい声を荒らげた。だがしかし、彼は、物凄い勢いで「だって、美味しいんだもん!!!」と言い返してきただけで、それを止めようとしなかった。

彼は、カレーやシチューを食べた後のお皿を舐める。
パン等に付けてお皿のスープを残らず平らげてしまうのはアリだが、直接舌でベロベロと舐めとるのはマナー違反だ。断言する。見ていて気持ちの良い行為ではない。
その証拠に、彼自身それが不快な行動だと知っているはず。何故なら彼は、交際中にこういった行動をしなかったのだから。

彼の言い分、「だって、美味しい」は、シートベルトをしない・子どもにさせない親が、「だって、面倒臭い」と言い訳するのと、あまり大差のない類の、同類の言い訳だと理解出来ないのだろうか。
折角だから、この場で、この行動がマナー違反かそうでないかと問いたいと思う。
どちらの言い分が正しいか、この際はっきりさせたい。




「パパー、これ見て。絵本読んで。」
寝ても覚めてもパソコン。起きてパソコン、食事が済んだら即パソコン、お風呂から上がったら何はなくともパソコン。
極限に眠くなるまでパソコンから離れられないから、それを抱いたまま朝を迎える事もある。
寝ても覚めてもパソコン。
パソコンと結婚すればいいのに。
そう私に何度言われた事か。それでも離れられないパソコン、ネット遊び。
気ままにネットサーフィンしているかと思えば、ソリティアで延々遊んでいる事もある。

そんなパソコン大好きの彼が、大好きなパソコンの画面を眺めている時、長女がその傍へとやってきた。そして話し掛けた。
一日中、あれしてこれしてと要求の多い3歳児(当時)、鬱陶しいと思う気持ちはよく分かる。
「ああ、もう、うるさい!!!後で!!!」と叫んだ彼の気持ちも分からなくもない。

だが、そうやって長女を追い払った後、私に自分が見ているパソコンの画面が見えるようにこちらを向け、そして何やら得意そうな顔で微笑んだ。
彼が私に向けたパソコンの画面の中には、彼の職場の公式サイトがあり、そこには何やら写真が映し出されていた。

彼の職場のサイトでは、職場の人が撮影した写真を掲載するコーナーがある。
そこに彼の撮った写真が採用されたらしい。

長女を追い払い、得意げに微笑む彼にゾっとした。溜息しか出なかった。
露骨な程に大きな溜息を繰り返してしまった。





周りの状態、相手の状況を微塵も思いやらず、「見て見てー」とやる姿、長女と全く同じだ。
この家には、子どもが3人いる。
これまで、ないない夫婦生活であっても何とかやってこれたのは、子育て共同体であったからこそ。
しかし、この所の配偶者の育児不参加でそれの形が崩れ去った。

子ども二人でも手に負えずに参っているのに、大きい子どもまでいるのか、この家。
私にどうしろ…と。

10月4日(土)
次女はーちゃん、1歳を過ぎてからの成長が著しい。

「○○花子ちゃーん。」
名前を呼ばれ、ピっと挙手する様の可愛い事よ。姉の名前を呼んだ時にも、さも自分が呼ばれたような顔でこれまたピっと挙手するのはご愛敬。
そんな彼女の可愛らしい姿に、家族全員で「よく出来ました」と拍手喝采。
すると……

おおお、はーちゃんが拍手している!!!
ペチペチという音こそ出せないものの、紅葉の如き愛らしい二つの手をペンペンと不器用ながらも連続して合わせている。
次女はーちゃん、拍手が出来ました記念日。


「イナイイナーイ、バー。」
はーちゃん、イナイイナイバーブーム。柱や扉の陰に身を隠し、誰かの「イナイイナイ、バー」の掛け声に合わせ、可愛らしい顔を引っこめたり、出したり。
幼児らしく、飽きる事無く何度も何度も繰り返してくれる。よほど楽しいらしい。
がしかし、楽しくっても顔は相変わらずトレードマークのクソ真面目な表情。
きっと知らない人が見たら、親に無理やりやらされているだけで、本人はちっとも楽しくない・やりたくないんだろうな〜等と思われてしまっても仕方無い表情なのだ。

ギャーンと泣いたかと思ったら、ニッコニッコーっとビックスマイルを見せていた長女と違っていて、なんだか面白い。




「・・・・・・・。」
無言のまま、長女がテレビ画面の前にへばりついている。
彼女の体で隠れた向こう側では、NHK教育番組が放送されていて、ちょうど「顔の体操(現在はタイトルが変わっているかもしれない)」の時間だった。

実は、次女はーちゃん、このコーナーが大嫌い。
人の顔だけがアップになって映し出され、何やら色んな表情を見せてくれるコーナーだが、これが始まるとそれまでどんなにご機嫌に遊んでくれていても、ウギャー!!!!と泣き喚いてくれる。
そんなに嫌なら見なきゃいいのだが、何故か彼女の視線は、画面の中の顔に釘付け。
我々親は、ついついこのコーナーが始まる時間を忘れがちで、その度に次女に泣かれていたのだが、それをちゃんと覚えているのが姉である長女花。
このコーナーが始まる時間になるや否や、すくりと立ち上がりテレビ画面の前に立ちはだかるのだった。

「はーちゃん、これ嫌いだもんね。」
長女花、何とも頼もしい姉である。


なんと、我が配偶者が歯磨きをしていた。驚いた。
もうずっと以前に、私が「歯を磨け」と口頭で注意した時に、物凄い勢いで「だって眠たくなくなるんだもん!!!」と言い返してきたというのに。
(深夜遅くまでネットにへばりついているくせに、眠たくなくなる…とは、これ如何に?)
やっぱり、あれか、あれなのか、妻の言う事を聞いたら負けだと思っている…のか?
それとも長女花と同じく、何にでも反抗したい反抗期なのか?!?!
まぁ、何にせよ、態度を改めているのは非常によろしい傾向だ。これを持続させて欲しいものだ。
だが、吐き出すのは止めないぜ!!!
思いつく限り、吐き出してやる!!!



「Rちゃん、僕、頑張ったで。」
長女と共にベビースイミングに通っていた頃からの知人、R君とR君ママ。唯一私がママ友と呼んでも差し支えないだろうである存在のR君ママ。
そんな彼女だが、自分の息子、つまりR君に「Rちゃん」と下の名前で呼ばれている。

「ええねん、ママ以外の呼び方やったら、クソババでも何でもええねん。」
息子にママと絶対呼ばれたくない、呼ばせたくないと常々言ってはばからないR君ママ。
当たり前のように自分の母親を「Rちゃん」と呼ぶR君。
ああ、これは、彼女の夫が常日頃から自分の妻を「Rちゃん」と呼んでいるからこその現象なんだろうな。
そして、実際、R君パパは、我々の目の前であっても自分の妻を「Rちゃん」と呼んでいるのであった。



ある日のジュニアクラススイムのレッスン、保護者でごった返すレッスン見学ルーム。
そこにR君両親、R君夫妻の姿があった。

「あ、ゆ様ちゃん、ここ座り〜。」
二人して並んでレッスンを見学していたR君ママだが、私の姿を見つけるや否や、そう言ってすくりと席を立ちあがった。
いやいや、何を仰る………と言いかけたその瞬間……………

「ええで、私は、ここに座るわ。」
彼女がすとんと座った先、そこは、彼女の隣に座っていた、彼女の夫の膝の上。

え、え、ええええええーーーーーー!!!!
「あー、ほら、R出てきたわ。」
「ほんまや。」

内心驚いて心臓バクバクしている私の目の前で、いたって普通に会話しているR君ご夫妻。勿論、妻は、夫の膝の上。
どんだけ仲がいいんだ…と呆れもしたが、この二人が、常日頃からこうやって当たり前にスキンシップをしているのであろう事が、容易に想像出来る出来事、光景だった。




「ゆ様ちゃんとこも仲がいいもんなぁ。」
…へ?!

またある日、R君ママが言った。
いやいや…と言いたい所だが、ママ友とはいえどさほど深い話はしていない、所詮ママ友。
驚きながらも、「いや、R君トコに言われたくないわ〜。こないだ、見学ルームで膝の上にチョコンと座ったの見て、驚いたもん」と返事をするのが精一杯。

「あはは、そうやなぁ。」
笑い、決して否定しないR君ママ。いや、そもそも、彼女の発言は「ゆ様ちゃんとこ」と言っているのであり、自分達夫婦の仲が良いというのが大前提になっているんだもんな。


「ゆ様ちゃんとこも仲がいいもんなぁ。」
帰宅後、R君ママの言葉が頭をグルグルする。
まぁ、確かに言われてみれば………

配偶者の仕事が休みの日は、家族揃って出掛ける。
私が出掛けるといえば、決まって家族と一緒。
旅行にだって行くし、外食だって家族と行く。
我が配偶者は、ベビースイミングの頃から私に代ってレッスンに参加してくれたり、ジュニアのクラスになっても何度かは見学にも来ている。
でも、これが、育児をしている現場が、我々が住んでいる場所が、私の産まれ故郷である福岡だったなら…?

育児を手伝ってくれる親兄弟もいるだろう。顔見知りだって沢山いる。友達だって。
遊びに行く気心の知れた相手もいるだろうし、何より勝手知ったる地理。
一人で出掛けようたって、どこにだって行ける。


もし、育児の現場、我々の住んでいる場所が違っていたら、ココじゃなかったら、我々夫婦の形ももっと別のものになっていたのかもしれない。
もっと早い時期に崩壊していたのかもしれない。





「夫がさ、言うねん。ゆ様ちゃんと私が、同種族や…って。」
…へ?!

またまたある日、R君ママが言った。
何の事やらサッパリ分からずに目を白黒させていると、彼女は、言葉を続けた。

「いや、私も何を言うとうねん…と思ったんやけど、服の趣味とか似てるやん?つか、ほとんど一緒やん?あと、母親らしくない所が一緒なんやってさ。うちの夫、母親、母親してる人が苦手やねん。女の人は、子どもを産んでもずっと女でいてくれる人が好きやねん。」
あ、ああ、なるほど……
確かに周りを見回してみても、ノーメイクの母親も珍しくないし、多くはTシャツにデニムパンツ・スニーカーという出で立ちの母親ばかり。
そんな中、ロングの髪をカールさせ、スカートの裾をヒラヒラさせ、足元はフェミンなブーツ、化粧はバッチリ………の我々二人は、ある意味浮いた存在だ。

「私もこっち引っ越してきて友達がおらんさかい、ゆ様ちゃんみたいな人と付き合って欲しいんやろうね。」
妻の交友関係にも口をはさんでくるのか!!!と驚いたが、結婚して見知ぬ土地で生活する妻を思いやっている夫の気持ちを、そこに垣間見る事が出来た。
そしてR君パパに私が気に入られているであろう事は、紛れもない事実のようで、先日、出張に出掛けたとかで御土産をいただいてしまった。
妻をよろしく…という事なのだろうと推測される。


それにしても、同じ種族…ねぇ…………
まぁ、確かに、服の趣味は凄く似ているし、お互い母親っぽくない風貌だってのも自覚している。
でも、でも、ねぇ……



R君ママに初めて会った時の事は、今でも覚えている。
うわー、物凄い艶っぽいお母さんが入会してきた………と、密かに注目していたものだ。
なんというか、彼女は、優しくて綺麗なオーラを発していた。色に例えるなら、玉虫がかった淡いラベンダー色。
可愛くもあり、美しくもある、そんな色のオーラ。
実際彼女は、顔立ちがとりたてて整っているわけではないのに、「ああ、あの人、美人な上に可愛いよね」と皆に言われている。
彼女の美しさ、可愛らしさ、色っぽさを、誰もが認めている。(ちなみに、物凄い脚が長くてスタイルがいい)


あ、ああ、そうか、愛されているから…なんだな。彼女は、夫に愛されている。
だからこそ、あんなに美しく、可愛くいられるんだろう。
そう気づくまで、多くの時間は要しなかった。
どこかで聞いた言葉だが、『妻の顔は夫が作る』………その通りだと思う。





最近、ヘアスタイルだけでなく、その色もこれまでのものと大きくイメージチェンジした。
が、しかし、微塵も気づかない我が配偶者。
ずい分経ってから自ら「髪の毛、だいぶん変えたんだけど?」と申告したが、「あ、そう」の言葉すらなく、一切興味を示さなかった我が配偶者。
これが我が家、我々夫婦の現状。

最近、自分の散財っぷりが並みじゃないと自覚している。
前々から服を買ったりするのは好きではあったが、その金額や買い込む量が格段に増えていると自覚している。
そして、この行為が、満たされない自分の心を埋めるための行為である事も自覚している。
ストレス発散も散財の理由の一つではあるが、それ以上に心の穴を埋めるために、私は、ついつい買い続けてしまっているんだ。
これが我が家、私の現状。



R君ママと私、やっぱり同じ種族なんかじゃない。
R君ご夫妻、眩しすぎます。羨ましいほどに。

10月5日(日)
10月1日の夕方、予定通り予定よりも早く開始したGYMBOREEのGYMBUCKS還元セールに参戦!!!(何気に日本語難しい)
2日の早朝、発送済みの連絡メールが届いていた。
そして本日の正午、ヤ○ト運輸の手により商品が到着!!!
届くの速っっっ!!!ヘタな国内の通販なんかより、よっぽど速い。
スタンダード便でこれだけ早く届くんだから、Express便の注文だとどんだけ速く届くのやら。

丁度次女はーちゃんに離乳食を食べさせていた最中であり、我が配偶者が受け取りを済ます。
今回の関税は2800円也。


離乳食が済み、自分の食事を終え、ササっと片付けを済ませたならば、ウキウキ気分で箱を開封する。
通販での買い物って、この瞬間が楽しみなんだよね。




………アレ?
箱の一番上にあったのは、注文した覚えのない茶色いコーデュロイスカート。
えー、こんなの注文したっけ……
って、あれ?それもサイズが12T。
へ?!?!?!
12T?!?!?!12Mじゃなくって、12T?!?!?!

最初、またやっちまったか、あちゃー……
と、思ったのだが、なんぼなんぼでも、いくら私でもそんな間違いしないだろう。
大慌てでゴソゴソと箱の中身を漁ってみる------と、

出てくるわ、出てくるわ、12Tと10Tのお揃い女児服。
勿論、どれもこれも私の買った覚えのない物ばかり。

やられた!!!!

個人輸入、いつかこんな事もあるかもしれないと、ある程度のリスクは覚悟しておいた。
が、注文した商品が丸ごと違う物が届くなんて想像もしてなかった。

…いや、待てよ。これ、私の注文なんじゃなく、まんま他の人の分が入ってるんじゃない?
さらに慌てて箱の中の同封されていたinvoiceを取り出し、そこに私の名前ではない全く知らない人物のものが記されているのを確認。
んー……と、いう事………は…………

箱にあるgymboreeが貼付したラベルには、invoiceに記されたものと同じ人物名が。
よくよくその宛先、住所を見ると、愛知県----となっている。
ふむ、gymboreeは、本当の注文者への発送手続きを間違いなく行っているというわけだ。
なのに、だ、国内での配達を担っているヤ○ト運輸の貼付したラベルには、我が家の住所がある、我が配偶者の名前がある。
つまり、ヤ○ト運輸のミスである、と。
げげげ・・・
GYMBOREEのミスならば、とっとと送り直しやがれ!!!と言えばいいが、国内での誤送だとそうもいかない。
って、うわああああああ、私が注文したブツ、何処へ行っちゃったんだろーーーー。
今回は、我が家の分だけでなく、友人との共同購入だったというのに!!!



国内用発送ラベル(ヤ○ト運輸の名前入りラベル)に記載してあったカスタマーセンターへすぐさま連絡を入れる。
国際宅急便を受け取ったが、荷物が間違えて届けられている事。
発送元はアメリカのGYMBOREE社で、ここで貼付されたラベルと、国内でヤ○ト運輸が貼付したラベルの受け取り主の名前・住所が全く違っている事。
それらを告げようとするのだが………

イヤンなオバちゃんを集めてしまう我が体質が恨めしい。
イヤンなオバちゃん集塵マシン、それが私。
この時に電話に出たカスタマーセンターのスタッフも、その声の質からして間違いなくオバちゃん。何か物凄く嫌な予感がしてはいたのだが…
(とはいっても、たぶん私とそう大差ない年齢だろう。もしかしたら、私よりも年下かも…)

キンキンの金切り声、それも理解不能に陥るほどの早口。
それを文字にするならば、↓のような感じ。
「★$#&%○◆▽ーーーっ!!!!」

全くもって理解不能。
その上、事の顛末を説明しようとしている私の言葉を遮って、「ああ、発送元が間違えているんですね」(←多分こう言ったのだと思われる。何せ、とてつもないキンキン早口声で、何を言っているか難解極まりなかった)なんて平気で言ってのける。

オイ、コラ、待て…と思いつつ、説明を続けるも、オバちゃん、ちっとも人の話を聞きゃしない。勝手に一方的に自己流に解釈して喋りまくる。
ちょっとちょっとちょっと…

「★$#&%○◆▽ーーーっ!!!!」

あんまり喋りまくるし、癇に障る金切り声にイライラがあっという間に頂点に達した。
「ちょっと、いいから話を聞きなさいよ!!!」と怒鳴りつけ、オバちゃんをようやく黙らせる。

しかし、ここからがまた大変だった……
発送元であるGYMBOREEのミスだと決めつけているオバちゃん、そうじゃないと説明しようにもなかなか理解してくれない。
それどころか、何故か我が家に二つの荷物が着いていて、その内の一つは正しく配送されているのだけれど、もう一つが間違いで他の人の分が届いているのだと、これまたおかしな勘違いをしてくれる。
いやいや、そうじゃないって、我が家もGYMBOREEからの商品が届くようにはなっているんだけれど、それは届いておらず、全く別の人が依頼した分が我が家に届いているのだと散々、散々、散々説明する。
その上、私の事を「ジンボリーさん」と呼びやがる
違うよ、それは発送元の業者の名前だよ……私は、外人じゃねえよ……
あああ、もぉ、つ、疲れる……。

そのものズバリ、「だからGYMBOREEのミスじゃなく、ヤ○トのミスなんだ!!!」とも伝えたが、それでようやく国内でのラベルの貼り間違いだと悟ったのか、「それは、振り分けるセンターのミスだ」とか言い出す始末。
まるでこちらに落ち度はないとでも言いたげな態度。
いや、実際そうなのかもしれんが、国内での発送を請け負っているのは紛れもなく御宅の会社で、振り分けのセンターのミスだとか、そうじゃないだとかは、商品を受け取る側としては微塵も関係ない事だ。


このスタッフの金切り声、早口な喋り方、人の話を遮ってまで聞かない態度、その上一切の謝罪なしときたもんだから、流石の私もキレていた。
どうにかこうにか状況を理解してもらい、早急に行方不明になっているであろう我が家の分の荷物の探索と共に、我が家に間違って配達されている分についての回収を強く、強く、強くお願いした。

すると、まるで面倒な事に巻き込まれてしまったとばかりに早々に電話を切ろうとするオバちゃんスタッフ。
え、ちょっと待て、名を名乗らんかい!!!
本当にちゃんと対応してもらえるんだろうかと心配だった私は、オバちゃんスタッフの名前を尋ねた。

「◎××☆■●×♪★$#&%○◆▽ーーーっ!!!!」
これまで以上の金切り声、これまで以上の早口でオバちゃんは何やら言葉を…いや、音を発した。
それが全く聞きとれず、思わず「は?」という素の言葉が出る。

「○○○です!!!でも、もう私は、この件を引き継ぎますんで!!!××☆■●×♪★$#&××☆■●×♪★」
○○○さん、興奮しすぎです。最後の方、またも言葉になっておりませぬ。





それにしても…こう言ってはなんだが、よくあんな人物をコールセンターに配置しているもんだと感心すらする。
声が命、声だけが頼りのコールセンターにあって、あの声・あの喋り方は、あり得ないだろう。
そして何より、謝罪の言葉がないってのは致命的だ。
怒りは収まらないし、自分の荷物の行方は不安だし、何よりちゃんと対応してくれるのか心配だったので、ウエブを通して荷物の件と共にコールセンターのスタッフについての苦情を申し入れる。

ああ、やれやれ、個人輸入の落とし穴に、まさか荷物国内到着後にハマってしまうなんて思ってもいなかったよ。
そしてこの後、この日の午後、幾度もヤ○ト運輸から電話が入り、間違えて配達している分を今日取りに行くだの、行かないだの、関税分を返金するだの、しないだのと、何度も何度も電話が入る。
ああ、もぉ、うぜえええええ……
(コールセンターの金切り声さんからの電話はなく、別の人からきちんとした謝罪の電話も入ったらしい(←我が配偶者が対応したので))
ああ、それに私の荷物よ何処へ。
友の共同購入の分と、我が娘達の服、何処へ行っちゃったんだろう……。









そして夕方、何度目かのヤ○ト運輸からの電話で、無事我が家の荷物が発見されたと連絡が入った。
なんと、中部地方のとある郊外都市へ誤送されていたらしい。
はぁ、やれやれ………



「箱受け取った時にさ、NGYって書いてあるのが見えたんだよね。これって、名古屋の意味かなぁって思ったんだけど、ヤ○トのラベルには間違いなく我が家の住所が書いてあるし、わたしの名前もあるし。まさか、ねぇ。」
いや、実はさ、私も思ってたんだよね……

「ん?」
箱が小さいな、と。







ええ、ええ、ええ、今回もたっぷり注文しておりますですよ。
今回、間違えて届いた箱では絶対に収まりきらないであろう程にたっぷりとね。
4歳になった長女花は、もうジャンバースカートなんて似合わないしなぁ、もっとこう、一枚でスポっと着れる長袖のワンピースが欲しいんだけどなぁ。
今度の秋冬物のライン、グっとクルものがないんだよなぁ。newbornのもイマイチだし………
なんて言ってたのは誰ですかーーーーっ!!!
私ですーーーっ!!!
というくらい届きます。届きましたら、お買い物披露を楽しみにしてくださっている超極一部の方のために、またまた披露致します。
お楽しみに。


この所、ネタはあるにも関わらず、ちっともタイプする手が進まなくなっていた。
無理やりにキーボードの上に指を乗せても、時間が過ぎるばっかりでちっとも文章を綴るのが何だか苦痛だった。

なのに、だ。
ええ、もう、サックサック、カタカタカタカタと軽快に指が動くんだ、これが。
ストレス…だったんだなぁ。ストレス、溜めこんでたんだなぁ。
ガーっと不満やイライラを一気に書きなぐった事で、なんだかスッキリ。

我が配偶者も、歯を磨き、早めに眠り、子ども達の面倒を看、脱いだ服はちゃんと洗濯機の所へ持って行き、何も言われずとも部屋に掃除機をかけ、使った食器も食洗器に突っ込んだ上にスイッチまでオンしてくれる。
分娩退院後直後からクルクルと働く私を眺め、「産褥婦がこんなに働いていいんだろうか…」とか言いつつ、動こうとしなかった輩がどうしたこったい。
なんだいなんだ、やれば出来るんじゃないかい。


というわけでこれからは溜めこまず、定期的に発散というか、その場その場でキレる事にします。
どっちかというと鈍く、何かあっても「…アレ?」という感じで怒るタイミングを逃しがちなので、これからは意識してキレまくってやるぜ。

10月7日(火)
ある日のR君ママ---

「男の子は、面白うない!!!」
もし、彼女が、「昔、モデルをしててん」と告白してきたとしても、「ああ、やっぱり」と納得してしまうだろう。特に驚く事でもない。
そんくらい彼女はステイル抜群。その上、とてもお洒落上手。
そんなR君ママだが、常々言っているのが「男の子の洋服選びのつまらなさ」。

「ええなぁ、女の子は…ミニスカートもええし、ワンピースもええし、バリエーションがあるさかいな。浴衣も可愛ええしなぁ。」
まぁ、確かに、洋服選びの楽しさに関しては、どうしても女の子の方が分があるわな。

「花ちゃん…可愛ええな。センスがええよな。Rもこんな子を彼女に連れて来てくれればええのにな。やっぱな、センスはなからなあかんねん!!!」
えーっと、花の洋服、それは別に花が選んだわけではないのだが………
そう思ったが、「ええな、ええな」を繰り返すR君ママに、その真実は伝えられず。
それに「息子の彼女」って、どんだけ気が早いんだか。

「いや、もう、早う結婚して欲しいねん。とっとと自立して出てって!!!って思うねん。」
なんだかこんな風に言葉にしてしまうと、まるで彼女が微塵も息子を可愛がっていないように勘違いされてしまいそうなのだが、そうではない。
躾に関しても熱心だし、熱心な故にアレコレ悩んでいたりもする。
私は、オシャレに関する好みが似ているから共感を覚えた。でもそれ以上に、育児に一生懸命な所に好感を持ったのだった。
(思うに彼女は、旦那さんと仲がとても良いから子どもに依存・固執してないのかもしれない)


ある日のR君パパ---

「可愛ええなぁ。」
私に抱かれている次女はーちゃんをしげしげと眺め、呟くR君パパ。


ある日のR君ご夫妻---

「ひゃー、柔らかい〜。」
「ほんまやー。それに細いなぁ。指ながっ!!!見てみ、手が小さいのに、指が長いで!!!」
「ほんまやー。それに手もぷにょぷにょーやー。可愛ええなぁ。」
ベビーカーに乗った次女はーちゃんを二人並んで取り囲み、その体を触って歓喜の声を上げるご夫妻。


ご夫妻が長らく第二子を熱望している事は、私も知っていた。





「やっと二人目出来てん!!!」
所用の買い物を終わらせ、折角三人で身軽*なんだからと急遽アウトレットモールへ立ち寄る事を決めた車中、R君ママから突然吉報が届く。
*長女は、幼稚園の延長保育

えっ、うあああああああああああああーーーー!!!!おめでとう!!!


どうして人の妊娠出産って、こんなにも心が躍るんだろうね。
思わず興奮し、喜びの余り涙まで出そうになる。
うんうん、良かった、本当に良かった………。

運転席の我が配偶者にもR君ママ懐妊の事実を告げる。車は、ゆっくりとアウトレットモールの駐車場へと進んでいった。







「あらぁ〜?!」
好みのショップを順に見て回っている最中の出来事、背後から聞こえてきた大きな声が、私に向かって発せられているのだと気づき振り返る。
と、そこに、見知った顔、見知った大きな体。
…え?見知った顔?見知った大きな体?
それは、R君パパだった。傍らにはR君もいる。

「え?あれ?え、さっきRちゃんからメール来てたんやけど…あれ?あれ?」
「え?あれ?さっき、Rちゃんがメールしたって言いよったんやけど、あれ?あれ?」
二人して似たような台詞を吐くR君パパと私。
傍らのR君は、「花ちゃんのお母さんや〜」と母親似の笑顔を見せてくれている。

「あ、Rちゃん!!!」
「あ、Rちゃん!!!」
隣のショップからこちらに向かって歩いてくるモデルみたいな女性、それはR君ママ。その姿を二人同時に見つけた我々は、二人同時にR君ママを呼んだ。

「え?あれ?ゆ様ちゃんやん…なんでぇ?」
どうやら我々家族、ほぼ同じ時間にこのアウトレットモールに到着したらしい。
R君ママは、アウトレットモールに向かう車中で私にメールを送り、私は、アウトレットモールに向かう車中で彼女からのメールを受け取ったというわけだ。
さらに到着してからも、全く同じルートでショップを巡っていた事も判明。

「○○君、よう気づいたなぁ。私もゆ様ちゃんも、洋服ばっか見てるさかい、お互い気づかんかったんやろうな。」
ここでR君ママが、自分の夫を○○君と呼んでいると発覚。
なんかいいなぁ、子どもが産まれてもお互いこんな風に人目はばからず○○君、Rちゃんと、名前で呼び合う夫婦って。

「ほな、お茶でもしよっか。」
R君パパの提案で、急遽ファミリーデートが実現。
実は、こちらの家族とは、前々からファミリーデートをしようと計画をたててはいるものの、なかなかお互いのスケジュールがつかず実現出来ずにいたのだった。





こうして急遽実現したファミリーデート、皆でお茶を飲んだ後はショップ巡りを楽しんだ。(花が不在だったので、R君はかなり不満だったようだが)
そして私は、気づいた。
R君夫妻の空気、それが夫婦のものではなく、まんま恋人のものである、と。

子煩悩なR君パパ、4歳のやんちゃ盛りのR君を肩車したり、鬼ごっこしながら体当たりでその相手をしている。
R君もまた、そんな父親を大好きで頼もしく思っているのであろう、終始ご機嫌な笑顔を見せている。
そんな時のR君パパの表情、滲み出る雰囲気は、紛れもなく父親そのもの。
そこにR君ママが加わると、優しくて頼もしいパパ、優しくて綺麗なママ、そして元気な子供。どこから見ても仲良しで素敵な家族が出来上がる。
なのに、だ、この夫妻が二人で並んだ時の空気、お互いが話をしている時の雰囲気、それがどうしても夫婦ではなく恋人のものにしか見えないんだ。
R君パパが己の妻に心底惚れ込んでいるのが分かる。
一見旦那を尻に敷いているように見えるが、実は物凄く己の夫を信頼し、安心して頼っているのが垣間見えるR君ママ。
今も恋愛中にある二人。
姉さん夫婦・美女と野獣----そんな二人を取り巻く空気は、見ているこっちが清々しくなるほど美しく、温かく、優しい。
ちょっと見方、言い方を変えるならば………こう…か…………


子どもの存在があるからこそ、夫婦でいられる。
のではなく、
夫婦の存在があるからこそ、そこに子どもがいる。

そんな二人なんだ、この夫妻は。





独身だった頃の福岡在住時代、会う度に自身の旦那の悪口ばかり話してくる友人がいた。
うんうん、と相槌を打ちながら話を聞いてはいたが、そんなに悪口ばかり言うくらい嫌なら別れればいいのに。親は選べないけど、己で選んだ配偶者でしょうに……そんな風に心の中で思っていた。正直、彼女の話は、聞いていて楽しいものではなかった。
そして、自身の旦那の悪口ばかり話している時の友人の顔は、酷く醜いものだった。
私も………我が配偶者の嫌な所を書き殴っていた時、あの時の友人のような醜い顔をしていたのだろうか。





R君ママ、密かに私にとっての2大ファッションリーダーの一人。(もう一人は、長女花の保育園通いの時からのお友達であるYちゃんのママ)
彼女のコーディネイト、小物使い、メイクには、いつも「おお、そうか!!!」教えられてばかり。
彼女のファッションには、学ぶ所がとても多い。
そんな彼女に、夫婦のなんたるかを、仲の良い夫婦は周りの空気・気分を清浄すると教えられた。
彼女には、教えられてばかりだ。



親と違い、人生の伴侶・配偶者は自分で選ぶ事が出来る。
自分で選んだ人生の伴侶・配偶者、楽しく共に生きていく方が自分にも周りにもいい影響を与える。
(ま、自分で選べる事が出来るからこそ、切る事も出来るんだけど)
そんな当たり前の事に気づかせてくれたご夫妻に心から感謝しよう。

10月9日(木)
なんだかバタバタしております。片付けたい事は山ほどあれど、どれも片付けられずにイライライラ……。
忙しく、精神的に余裕がない所為か、今週一週間が妙に長く感じている。
そんな中、次女はーちゃん再び発熱。なんか、嫌な感じだ。

まぁ、とにかく、一つでも片付けよう。
お買い物報告!!!
先日誤送されてきた箱の3倍はあろうかという大きな箱で届いた、正真正銘我が家分のジンボリー。
共同購入の友の分、3点を含む大量買いで御座います。
とにかく徹底的にお揃い!!!
同じデザイン、素材でなくとも、同シリーズで同テイストであればOK。
この秋冬のマストカラーである紫もしっかり押さえておいた。
国内ブランドでもよく見かける裾がフリルになったトップスは、レギンスやパンツによく合う。
レギンスやパンツを可愛くコーディネイトするにはもってこいのアイテム。
このトップスの上からニットを羽織り、ニットの裾からフリルを見せて着こなすのも良い。
ジャンパースカートは、そろそろ卒業かと考えた4歳長女だが、この色遣い・デザインなら有り…と考えて購入。
予想したより生地が薄かったので、重ね着しても着膨れする心配がなくて良い。
そして、掲示板のレスでも少し触れたが、ニットワンピースに目がない私。
今回、既に値引きになっていた商品を中心にチョイスした中で、唯一定価商品だったのがこの赤いニットワンピ。
だがしかし、発注後にチェックしたHanna Anderssonの新作に好みど真ん中のニットワンピが勢ぞろいしているのを発見してしまったorz
正直、これを買ってしまった事を後悔している。
画像左端下の横ストライプのカットソーのみ次女の分で、後は全て長女の物。
なるべく同じように買ってやりたいとは思っているが、どうしても長女のお下がりがあるからと次女の分が少なくなるのはやむなしか。

左端上のバッグは、このシリーズが出た時から「可愛い!!!絶対欲しい!!!」と目を付けていた物。
実物を手にしてみると、可愛いのは勿論だが、荷物も結構な量が入るので実用的。携帯を入れるポケットまで付いていたのには驚いた。

ど真ん中のネイビーのみ来年夏用で、残りは全て秋冬物。

以上靴下2点、髪飾り3点を含む、合計アイテム数………数えたくないな。


所で、今回注文する時に気づいたのだが、送料のルートが変更になっていた。
今までは0〜100ドル、100.01〜200ドル、200.01〜300ドル……の区切りにだったのが、変更後→0〜125ドル、125.01ドル〜225ドル、225.01ドル〜325ドルとなっていた。
ちなみにスタンダード便での送料、
$0〜$125→$32
$125.01〜$225→$37
$225.01〜$325→$52 也。
それを見て、私は------


今回、友の分も合わせてジンバックスクーポンが150ドル分あるから、最低それだけの買い物をする事になる。
しかし、どうせ同じ送料を払うのならば、225ドルまで(友の分も含めて)買い物しちゃえばいいな。
と、思った。






はずなのだが………







何をどう勘違いしたのか、購入額が$324.28になっていた。
アレ?と気づいたのは、注文ボタンを押した後orz
流石の私も恐ろしくって、我が配偶者にこの間違えをまだ伝えておりませぬorz

そして更に………




届いた品をチェック。並べて写真を撮ろうとしていたら、何だか全く同じ品が2枚ある。
アレ?アレレレレレ……??

慌ててinvoiceとorderを見返すと、うん、間違いなく、私の間違い。全く同じ物を2枚注文しているorz
4枚目画像の小物類の下に、未開封の商品がコッソリと並べられているのを見つけられると思うが、それが間違えて2枚あったものの1枚。
長女のグレイのカットソーがダブって注文してしまった分。
胸元にリボンとボタンとラインストーンが施されていて、それがピンクの刺繍糸でまるでネックレスのような模様を形成している凄く可愛い一枚。
可愛いけど、二枚も要らないorz

そしてこの間違いもまた、我が配偶者に伝えていないのであった。
…………すまんっ!!!
この秋冬に買うつもりだった自分のワンピース、一枚諦めようorz

10月11日(土)
前日の夜に降り出した雨が早朝まで続き、その決行が危ぶまれたが、結局2時間遅れで長女の通う幼稚園の秋の大運動会が開催された。


「凄いねぇ。」
園児達の入場行進、BGMは年長さん精鋭部隊による打楽器隊が奏でる行進曲。そのあまりの素晴らしさに惚れ惚れと聞き入ってしまう。
そして先頭を切って園庭に入場してくるのは、これまた年長さん精鋭部隊による旗隊。大きな旗を高々と掲げ、一糸乱れぬ見事で調和のとれた動きに思わず感動。
さらに園児代表による堂々とした選手宣誓に、壇上たった一人で準備運動の見本を演じる園児。
初夏に開催された小運動会の時も感動の嵐だったが、今回もやはり感動の雨嵐であった。
年長さんは、凄いなぁ。我が長女花も、何らかの代表に選ばれるようになれるのかなぁ。(多分、無理)

さて、初夏の小運動会では、明後日の方向を見続けながら走った長女花。今回は、如何なものか---




お、おおおおお、ちゃんと前を向いて走っているぞ!!!
メチャメチャ早いとは言い難いが、充分なスピードで走っている。
お遊戯では身振り手振りも大きく、上手に全身を使って体を動かしている。
凄いじゃないか!!!
前回の小運動会から4ヶ月、ちゃんと成長してくれているんだなぁ。
って、紅白リレーが既に始まっていて間もなく自分の順番が回ってくるというのに、「オシッコ」と言い出したらしく、先生に抱きかかえられるようにしてトイレに向かったりして、順番までに戻ってくるのだろうかとハラハラさせられる場面はあったけれどね。
まぁ、こじんまりした少人数の園だから、選ばれた園児だけでリレーを走るのではなく、全園児で走るから間に合ったから良かったが。
それにしても、あの直前までトイレに行きたがらない癖、なんとかならんのかね。

そんなこんなで、招待した義理両親が大渋滞に巻き込まれ、全ての競技が終了した頃にようやく到着する等のアクシデントはあったものの、無事全プログラムを終了。
と、言いたい所だけれど、今回の運動会には、もう一つ一大事(?)があったのだった。
それは-------








「え?走るって、誰が?」
え、私…。

「は?ゆ様ちゃんが走る?!?!」
うん、スニーカー買わなくっちゃ。

「え?ゆ様ちゃんがスニーカー?アハハハハハハハハ!!!似合わーんっ!!!」
え、そんなに似合わないかしら…。

大運動会の親参加競技、母親の選抜リレー。
運動会開催10日ほど前の事、長女の延長保育をお願いし、その送迎に行った時、担任の先生直々に「走っていただけませんか?」という打診を受けた。
少々悩み結局一度は断ったものの、「なり手」がないと風の噂に聞き、どうしても立候補する方がいらっしゃらないようでしたら…と申し出てみたのは運動会開催4日前。
しかし、一応いつでも走れるよう心構えをしていたものの、その後、先生からは何の連絡もなかった。
ああ、誰か立候補があったんだろうな。走らなくっていいんだろうな。そう思っていたのだが……

運動会前日の夜、雨の降りだした夜空を見上げ、明日はどうなるんだろうと話しながら子ども達を寝かしつけていた最中に電話が鳴る。
時刻は午後9時目前。電話に出たのは、我が配偶者。

「担任先生から。明日、走ってくださいってよ?どうする?」
こうして私の母親選抜リレー出場が決定した。




「あ、ちょっとちょっと、花ちゃんのお母さん、コッチー!!!」
母親リレー選手の呼び出しアナウンスに従い、入場門の所までやってきたはいいが、どこに並べばいいのか分からずウロウロ。
私は、娘のクラスの母親達が並んでいる列を物の見事にスルーしてしまっていたようで、誰かのお母さんに呼ばれて慌てて列の最後方に並ぶ。

「あ、こっちなんやね。」
私が並んだすぐ後ろに、また別の母親が並んだ。

「ハイ、じゃぁ、この順番でいきますねー。この順番で走りますから。」
え…ええええええっ。
私の後ろにもう一人並んだその瞬間、周辺を仕切っていた先生が言う。私の後ろに並んだお母さんは、「私がアンカーですか?!」と悲鳴を上げている。
あ、あぶねー、誰かのお母さんが呼んでくれなかったら、間違いなく私にアンカーの役が回ってきていた所だよ。


所で私がスニーカーを履いて走っている姿を、走るという行為そのものを、似合わないとR君ママは大笑いしてくれたが、実は、私、走る事は苦手ではない。
あ、いや、訂正。
走る事は苦手ではなかった。ただし過去形。
苦手どころか、自分で言うのもなんだが、寧ろ得意であった。あくまでも過去形。
最も得意とした距離は800メートル・1500メートルと所謂中距離だったが、短距離もそれなりにこなせていた。勿論過去形。
ソフトボール部にも所属していたが、足が速いという理由だけで、打順は1番を任されていた。とことん過去形。
チーム歴代の盗塁女王であった。言うまでもなく過去形。
そう、だがしかし、過去形なのだ。
ヘタに昔走れただけに、走れたからこそ、今、走りたくないのだ。
己の衰え、老化をまざまざと見せつけられてしまいそうで嫌なのだ。
こんなはずでは…とショックを受けたくないのだ。
現在、スポーツとは無縁そうな風貌、不健康極まりない雰囲気をムンムンと醸し出しているが、スポーツ少女だったというプライドがあるんだ。
それを打ち砕かれたくないんだ。
なんたって、陸上とソフトボールを掛け持ちしていた頃から、既に25年の月日が流れている。
最後に走ったのは、会社の運動会だったけれど、そこから数えても既に15年近い年月が経過している。(ちなみにその時は、ぶっちぎりの1位を獲得)

だから私は、リレーに立候補するなどとはとても出来ず、打診があった時も断ったりしていたのだ。




話戻って、母親選抜リレー。
ドキドキしている暇もなく、あっという間に入場行進が終り、あっという間にスタートのピストルが鳴る。


始まった競技、我がチームは、なんと、スタートからぶっちぎりのドベ、しんがり。
そして我がチームだけでなく、転倒する母親続出。
うん、そうだ、転ばないようにしないと……昨晩、靴箱の奥底から引っ張り出してきたスニーカーに靴紐を通しながら、散々「転ばないようにしないと」と言い続けていた。
転ぶと競走の結果に影響するのは勿論だが、何よりも格好悪い。
私は、そんな無様な姿を大勢の人々の前で披露したくない。
あくまでも華麗、それが私。(間違っても加齢ではない)
そうだ、「転ばない事」が何よりも大事だ。

着々とバトンが回り、徐々に私の出番が近付いてくる。
どんじりを走っている我がチームだが、余所チームの母親達のその足は、決して速くはない。
これなら一人くらいは追い抜かせそうだ。無事に回ってこれさえすれば、しんがりを何とか脱出出来るんじゃなかろうか。

私の前を走っていた我がチームのママさんが異様に遅かったのもあり、何だか余裕さえ産まれてきた。
うん、そうだ、無事に回ってこれさえすれば、いくら私が衰えたといっても、何とかなるんじゃないかなぁ〜。

そう確信した時、私の手に赤いバトンが託された。
よしっ!!!任せろ!!!


























転んだ。

いきなり。



走り出したその瞬間、ほんの2歩ほど足を前に踏み出した辺り、急に体がフワっとした。
大きくバランスを崩した。
それは、あまりに急な出来事で、体制を立て直す余裕もなく、私は、そのまま見事に前のめりにぶっ倒れた。
AAで表すなら、まんま↓のような感じ。







   ∩ ∩
   | ∪ |         (´´
   .ノ  ノ       (´⌒(´
  ((つ ノ⊃≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
   ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
   ズサーッ







転んだ……恥ずかしい!!!





とは、思わなかった。
転んだ瞬間、何よりも「悔しい」という気持ちが爆発した。

闘争心の鬼神と化した私は、転んでついてしまった手を軸にしてバネのように立ち上がりながら走行姿勢を整えた。
この時、先ほど湧いた「悔しい」という気持ちすらもどこかへ吹っ飛び、ただただ闘争心だけが私の体を突き動かしていた。
周りの声援なんて耳に届かない。
大声を張り上げているであろう拡声器を通した先生の声すらも。
そして、私が走っているそのちょうど向かいに長女達や我が配偶者が座っている事も頭の隅にもない。
見えるのはただ一つ、徐々にではあるが近づいてくる前方を走るママさん達の背中。それだけだ。

だがしかし、如何せん距離が短すぎる。50メートルもないと思われるその短い距離では、本質的にマイラーな私にはどうしようもない。(ここ、競馬好きなら笑える台詞のはず)
結局、誰一人抜かす事無く、アンカーにバトンを手渡した。




終わった……どんじりのまま、母親選抜リレーが幕を閉じた。
あーあ………と溜息をついたその瞬間、やっと己の中に「格好悪い」という感情が湧いた。
転ぶ人続出のリレーであったが、私以上に派手な転びっぷりを披露した者は誰一人としていない。
なんて恥ずかしい事なんだろう……ジっと汚れてしまったポール・スミスの白シャツを見る。
あーあ、このシャツ、クリーニングから戻ってきたばっかりなんだけどなぁ。
…ン?アレ?

気づくと、左手が血まみれだ。
左の手の甲、手首部分、そして中指と薬指から真っ赤な血がダラダラとしたたり落ちている。
中指に関しては、血が流れているというよりも、指の肉がザックリバッサリとこそげ落ちてしまっている。
うわあああああああああああ!!!!

それだけじゃない。
左ヒジを擦り剥いているし、左の膝からも血がしたたり落ちている。
さらに左すねに関しては、全体にザーっと爪で引っ掻いたような擦り傷が入っている。
う、う、うあああああああああああああ!!!!


表彰式だの、写真撮影だのと盛り上がる中、激しくテンションの低い私。
そして痛い。メチャクチャ痛い。
肉がザックリこそげ落ちた右中指と、擦り傷だらけの左すねが強烈に痛い。

引きつった笑顔で記念撮影のカメラに向かい、参加賞のタワシをわしづかみにし、解散の挨拶もそこそこに医務エリアに飛び込む。
他にも治療を受けに来ていた母親達がその場にいたが、何も言わずとも優先的に応急処置をしてもらえた。
消毒液の染みること、染みる事………。




「大丈夫だった?!?!」
席に戻った私の顔を見るなり、真っ先に心配の声を掛けてくれる我が配偶者。
君がそんなに心配してくれるなんて、珍しい……ま、それだけ私の転び方が並大抵じゃなかったって事だろうな。

「早かったよ。」
は?何が?

「転んだけど、その後は早かった。」
それは、私の走るスピードが早かったって事?

「そう。」
そっか…なんかその一言で救われたよ。良かった。傷口が少しふさがった気がするよ。


確かに。走り始めていきなり転んでしまったのは事実だが、その後の自分の走りを考えると、そんなに酷く衰えた感じでもなかった。寧ろ、徐々にスピードに乗ってきていたのが感じられた。
うん、まぁ、それが分かっただけでも良かったな。
それに何より、一生懸命やるって事の意義や素晴らしさを、そして母親が頑張っている姿を、転んだ場面も含めて長女に見せられたのは本当に良かったと思う。
目の前を走る母親の姿に、長女は、何を思ってくれただろう。




「…え?ママ、走ったの?」
えっ、花、ママが目の前を走っていたの見てないの?!?!

「…………見たよ、ちょっとだけ…。」(←消え入りそうな小声で)
貴様、見てないなあああああああああああああああああ!!!!






母親の傷口に塩を塗る女、それが長女花。
自分の出番でない時は、誰が何をしていようと、ボーっと座ってたもんね…はぁ………。







このままでは悔しいので、来年リベンジしようか…と………。運動会前になったら、走り込みしよう、かな。
並々ならぬ勝負根性、闘争心だけで生きている女、それが私。
そんな私に「よく頑張ったね」の励ましの声、待ってます。

10月12日(日)
左すねのヒリヒリと、右手中指のズキズキで、昨晩はなかなか寝付けなかった。
ようやく眠れたと思ったら、次女はーちゃんの夜泣きで起こされ、またそこから再び痛みで寝付けないという。
その上痛い竹でなく、お風呂で自分を洗うのもままならない。おかげで現在、家族全員同時に入浴…をしている。
我が配偶者、私・次女・長女の女三人の全身をセッセセッセと洗っている。(ご苦労さん)
ああ、この怪我、早く治ってくれないかしら。連休の間は配偶者に洗ってもらえばいいけれど、これから先、どうすればいいのさ。
痛いわ、不便だわで非常に不快。まぁ、自分が転んだのが原因なんだけどさ…。
そして今日は、あちこち筋肉痛orz
全身、痛いところだらけ。

そんな母が不便な思いをしている中、それでもグングン成長を続ける娘達。

●最近の次女
・お絵描き遊び開始
ikeaで購入したイーゼルに、お姉ちゃんと仲好く並んでお絵描き。
ちょっと目を離すと、イーゼルじゃない部分にグチャーっと描いてくれるので要注意。

・お姉ちゃん大好き
気がつくと二人で遊んでくれているので、実に助かる。

・朝の一人遊びタイム
お姉ちゃんが幼稚園に出掛け、父親が仕事に出掛け、それぞれに「あーあー」言いながら手を振ってお見送り。
それから朝食を済ませたなら、何も言わずに一人ノシノシとお尻を振ってハイハイで子ども部屋へと移動。
お姉ちゃんが在宅中にはなかなか自由に使わせてもらえないキッチンセンターの前に陣取って黙々と一人遊び。
その間、扉を開け放ち、次女の気配を感じながら、時折その様子を覗きに行きながら掃除・洗濯等の一通りの家事を済ませる事が出来る。
なんと親孝行な子でしょう。

・睡眠
午後9時頃就寝し、午前7時半〜8時の間に起床。
お昼寝は正午くらいから1時間〜2時間の1回。
多分、同年月齢の子と比べて睡眠時間そのものは短いんじゃないかと思うが、それでもキチンと昼寝をしてくれる事、普通に寝付いてくれる事でこれまで睡眠障害児に振り回されてきた私にとっては、なんと育てやすい子なのっ!!!と感動すらある。
子どもと一緒にまったりと昼寝する事が、こんなにも幸せな事だったとは!!!!
幸せをかみしめ、はーちゃんの匂いを堪能するお昼寝タイム。

・二足歩行
何かにつかまらなくとも、立っていられる時間がかなり伸びた。ヘタすると、数分間立っている事もある。
しかし、その状態での歩行はせいぜい1〜3歩で、手をひいてやれば歩かない事もないというレベル。
長女が今の次女と同じ頃、既に普通に散歩に出掛けたりしていたのを考えると、やっぱり次女の成長はのんびりしている。
それでも、ま、歩きだすのは時間の問題かな。

・膝立ち歩行
プレーリードックのように膝立ちしている事も多いのだが、その状態のままポテポテと何かにつかまるでなくポテポテと前進する。
長女の時にはなかった仕種だが、これは結構可愛い。


●最近の長女

・粗相
今から暫くトイレのない所へ行くからとか、今行っとかないと行けなくなっちゃうからとかで、「だから今、行っておきなさい」が通用しない長女花。
その上、尿意を感じていてもベラベラベラベラ喋るのばかり優先させるのも相変わらず。
今日もパンツを脱いでトイレの前に立ち、ドアノブを握ったままベラベラベラベラ喋っていたもんだから、私に怒られ慌てて個室に入ったものの、便座に座る前にジャーと放水。
だから喋ってないで早く行きなって言っただろうがああああああああああああ!!!

・睡眠
相変わらず。
があああああああああああああああ!!!

・お絵描き
1年くらい前から、あまり進歩していなかった長女の描く絵だが、何故かここにきて急激に進化!!!
髪の毛がかなり正しい感じで描けてる。
その上、髪飾りまで描いている。
さらには手足に指があり、たまに足りてない事もあるけれど、ちゃんと5本描けている。

・幼稚園でのブーム
幼稚園の女子達の間でお手紙ブーム発生。
毎日のように誰かしらからお手紙や絵を貰って帰ってきている。
中には可愛らしいレターセットでちゃんと「はなちゃんへ」と宛名があるのもあって驚く。
花も「Yちゃんにお返事書くの!!!」と律儀にセッセと何やら書いている。
ふむ、これは何か可愛いレターセットでも買い与えてあげようかな。

・文字
たまにABCのアルファベットを書いていた事はあったが、平仮名に関しては左程興味を示さなかった長女。
それが幼稚園でのお手紙ブームに触発されたのか、突如文字を書くようになった。
お、おおお、これは、私なんだね。
そういえば、私の年の離れた妹が、やはりこんな風に平仮名を逆さまに書いていたっけな。
子どもって、最初のうちはこういう風に間違って書くものなのかな。
しかし、私の隣に描かれた妹の名前は、きちんと正しく書かれていたから驚いた。
でも、あっ、はーちゃんの頭髪がモヒカンじゃないぞ!!!
でも、ま、これはやはりレターセット購入決定だな。



娘達二人、すくすくと健やかに成長しております。




おまけ:
●最近の私----というか、幼稚園の運動会での私







このブロードバンド時代に、あえてgifアニメ。
我が配偶者、連射モードで撮るのがお好きなようで。
ちなみにこのgifアニメを作成したのは我が配偶者なのだが、ファイル名が「zuza」だったのに笑ってしまった。
確かに、ズザーって感じで転んだもんなorz
そして、走り始めていきなり転んでいるのがよく分かるorz


娘達は成長・進化を遂げているが、母の私は、確実に退化しているようでorz

10月14日(火)
10月に入るなり体調を崩した次女はーちゃんだが、未だになんだかスッキリしない。
ずい分マシになったとはいえ相変わらず鼻水を垂らしているし、しきりに耳を気にしている事から中耳炎が完治していないのだろうと推測される。
薬も切れた事だし、中耳炎はしっかり治しておきたいので朝一番にさっくり通院。

「ハイ、もしもしするよー。」
少し前まで医師の顔を見るなり泣き出す有り様だったはーちゃんだが、最近はそんな事もなくとても良い子で受診してくれる。
そして今月に入っての通院続きの所為か、すっかり診察の順番を覚えてしまったようで………

「じゃぁ、最後にお口の中見せてくれるかな。………ハーイ、ずい分上手になったねぇ。」
喉に突っ込まれた医療器具で「ウゲッ」っとむせながらも、泣く事無く診察終了。今日は、医師にも褒められた。
そしてはーちゃんは----

「あーあーあーあー。」
上手に手をブンブンと振って、医師にサヨウナラのご挨拶。「あーあーあー」は、「サヨウナラorバイバイ」と言っているのだろう。
やべ、かわええ……可愛いよ、はーちゃん!!!
って、通院続きだもんな、もう何回目か分からないほどだよ、今月に入っての通院。そりゃ順番も覚えちゃうよな。
早く良くなるといいのに。


さて診察の結果だが、片方の耳はほぼ完治したようだが、もう片方がもう少しという事。これまでより軽い薬が処方された。

「あーあーあーあー。」
はーちゃん、薬局でも薬剤師さんに向かってサヨウナラのご挨拶。いつもの真顔で手を振るはーちゃん。
君、ニコニコ笑ったりするわけじゃないけれど、君は、君なりに愛想がいいねぇ。
チクショウ、可愛いぜ、はーちゃん。



それにしても、早く治ってくれないと、外出もままならないからストレス溜まっちゃうぜ。


お弁当の想い出其の壱

「お母さん、キュウリ、美味しかったよ。」
「だけん言ったろうが〜。」
幼少時代の私は、好き嫌いが多く、体の小さい子どもだった。
そんな私に私の母は、たいそう苦労したのであろうと思われる。
弟が産まれた時、我々兄弟をとりあげたお産婆さんが、まだ分娩台の上にいた母を怒っていたシーン・台詞を今でも覚えている。
細い体をしている私を見て、お産婆さんは、もっと子どもの食事をちゃんとしろ、こんなに痩せているじゃないかと母を怒っていた。
「あんたはチーズが好きやから、オヤツをチーズにしようかね」と言った母に、「そげなもんを食わせようけんふとうならんったい!!!オニギリば食わせな!!!」とお産婆さんは怒鳴っていた。

幼稚園時代、ある日のお弁当持参デー。
その日のお弁当には、蛇腹切りにされたキュウリが入っていた。
蛇腹切りにされ、綺麗に開かれたキュウリが、私の目には日本舞踊で使う扇子に見えた。緑色の綺麗な扇子に見えたんだ。(当時の私は、日本舞踊に通っていた)
いつもは嫌がって食べようとしなかったキュウリだけれど、その日私は、緑色の綺麗な扇子みたいなキュウリを食べた。
蛇腹切りにされ、柔らかい食感になったキュウリは、子どもの私の口でも簡単に噛む事が出来た。
塩味が効いていて、物凄く美味しかった。

今でもあの味は覚えている。
そして帰宅後すぐに母の足元に走り寄り、キュウリが美味しかったと伝えた。
それも今でも覚えている。



そんな想い出があるからこそ、長女のお弁当には見栄えについて考えている。
「うわっ、美味しそう!!!」と思える、彩り、形、を心掛けている。
(心がけている割に、その程度か…等と言わないでくれ。これが精一杯)

そんな過去を思い出し、最近長女のお弁当に蛇腹切りにしたキュウリを入れているが、母が切ってくれたような綺麗な切り方にならない。
長女の目に、私の切った蛇腹切りのキュウリは、どんな風に写っているだろう。




お弁当の想い出其の弐
その日も私は、開いたお弁当箱の下に現れた美味しそうなオカズを眺め、ワクワクしていた。
するとその時、突然、前の席に座っていた男の子H君が泣き出した。
どうしたんだろう…と思ったが、それよりも自分のお弁当が気になって、早く「いただきます」をしたいなとソワソワしていた。

「ゆ様ちゃんが僕のお弁当を落とした!!!」
泣き出したH君に先生が駆け寄った時、彼のお弁当箱が彼の足元に転がり落ちている事に気が付いた。
そして彼は、お弁当が転げ落ちたのが私の所為だと泣きながら大声で主張した。

え?
私は、ただビックリした。

「ダメでしょう!!!ごめんなさいしなさい!!!」
ビックリしている私に、先生が言った。さらにビックリした。

「え…知らない……。」
ビックリした私は、そう答えるのが精一杯だった。すると先生は……

「知らなくても悪い事をした時は、謝らなきゃいけないの!!!」
そう言った。

なんで?なんで?と思いながらも、先生に言われるがままに「ごめんなさい」を言った。
先生は、泣いているH君を慰めながら、私のお弁当箱からオカズを一つ取り上げた。取り上げて、「H君にあげなさい」と言った。
私は、それに従うしかなかった。




その日一日、泣きたいような妙な気持ちで過ごした。
先生に怒られた事、ごめんなさいを強要された事、オカズを一つとられた事………
何もかもがショックだった。
そして私は、H君のお父さんやお母さんにも怒られるんじゃないだろうかと心配で心配でならなかった。
先生にされたように、H君のお父さん、お母さんに「ごめんなさい」を強要されるんじゃないかと不安だった。
H君のお父さんは、私の父と同業者だった。そんな事もあり、H君のお父さんが怒鳴り込んでくるんじゃないかと怖かった。
その日の夜、ちっとも寝付けず布団の中をゴロゴロした。






無実だ。濡れ衣、言いがかりだ。
今ならそれをちゃんと先生に伝える事が出来るが、当時の私は幼稚園児でそんな術は持ち合わせていなかった。
だいたい、それぞれちゃんと自分の席に座っていて、H君と私の席は向かい合った状態にあったけれど、そこからどうやって手を伸ばせば彼のお弁当箱を床に叩きつける事が出来るのか、と。
私は、自分の机の上にある自分のお弁当に夢中で、立ちあがったりもしていないし、机をバッタンバッタンと無駄に動かしたわけでもない。
ただジっと座って、「いただきます」のご挨拶をするのを待っていたんだ。
思うに、H君は、お弁当箱を取り出した時にうっかり落してしまったんじゃないかと思う。
そして子どもにありがちな事だが、それを誰かの所為にしたかったんだろう。
そしてそれを、目の前の席に座っていた私の所為にしただけなんだ。
そう考えて間違いないと思う。


先生の顔も名前も覚えちゃいないけれど、この日の出来事、H君の泣き声、先生の声、台詞、を今でも鮮明に思い出す事が出来る。
思い出して、イライラ…ムカムカ………としてしまう。イヤーな気持ちになってしまう。
忘れてしまいたいが、ちっとも忘れる事の出来ない出来事。
きっとH君も、あの時の先生も、記憶の片隅にすら残っていないだろう出来事。
チキショウ、腹立つ。
今でもどこかでH君に会えたなら、「人の所為にすんなよ!!!」と言ってやりたいほどムカついている。
もしどこかであの時の先生に会えたなら、「距離的にも私がH君のお弁当をひっくり返すのは、無理でしょう!!!ちょっとは考えなよ!!!」と言ってやりたいほど根に持っている。





30年以上も前のこんな些細な出来事を、今でも根に持っている私は、かなり執念深いと自分でも思う。
やっぱり私の幼少時代の記憶は、ロクなものがないな…とつくづく思う。

10月15日(水)
長らく患っていた次女はーちゃんだが、ようやく回復の兆しが見えてきた。
ああ、良かった良かった。この調子なら、今週末の外出も可能かな。秋冬物の衣類も欲しいし、行楽シーズンだもんね、お弁当持って何処かに出掛けたいし。

なんてアレコレ考えていたのだが、甘かった。甘納豆くらい甘かった。
今度は長女が激しく咳き込んでいる。それも、「ケンケン」という甲高くて乾いた咳。嫌な感じの咳だ。
しかし、熱はないし、いつものように元気。食欲もある。
うーむ、どうしたものか……。

症状は咳のみ。いつもならこのまま幼稚園に行かせる所だけれど、実はこれから10日間の間に遠足が2回もある。
ヘタにここで無理をさせておいて、遠足に行けなくなってしまうのも可哀想なので、今日は休ませる事にした。
そして通院。
なんだかここの所、毎日小児科に通っているようだ。(実際通っているか)



「ツッタカタッタッタッタッター♪テコテコテコ♪ぼーくは、歩道をあ・る・く♪歩道は、人が歩くためにある〜♪ぼくはー歩道をあ・る・く♪ツッタカタッタッタッタッター♪テコテコテコ♪」
恐るべし「こどもちゃれんじ」侮れません。今月のDVDに収録されていた今月の歌、「やくそくまもれるよ、ほどうとしゃどう」。
これが頭にこびりついて離れない。
それは長女も同じようで、しょっちゅうこの歌を歌っている。そして外歩きをする時は、エンドレスでこの歌を歌ってくれる。

「車道は車がは・し・る♪車道は車が走るためにあるー♪車は車道をは・し・る♪ツッタカタッタッタッタッター♪テコテコテコ♪」
ケンケンと激しく咳き込んでいるのも無視し、歩きながらひたすら歌い続ける長女。
そういえば、少し前はやたらずっと「ダンダンダダーンダンゴムシ♪クルリンパっとダンゴ虫♪わらわらわらわらお散歩だー♪クルリンパっとダンゴ虫♪」って歌ってったっけな。

「ツッタカッタッタッタッタッター♪テコテコテコ♪ぼーくは、車道をあ・る・く♪」
オイ、それじゃひかれるぞ。



病院との往復の道中、ずっと歌い続けていた娘。途中で訳わからなくなったんだろうな。
さて、咳き込みながらも歌い続けていた長女だが、自宅でも「ぽにょ」やら「小さい秋」やら歌い続け、夕方頃には酷いだみ声になってしまった。
まぁ、咳き込んでいるにも関わらず、あんだけ歌い続けりゃそうなるわな。




咳き込んでいる上にガラガラだみ声。この調子で今週中に治るんかいな。
って、あああああ、また今週もどこにも出掛けられないのかな。ストレス、溜まってるんだけどなぁ。
買い物、したいよーーーっ。

季節の変わり目、皆様も体調管理にお気をつけくださいませ。特に子供は…ねぇ。

10月16日(木)
「今日、延長保育にしてよ。花、延長保育したいよ。」
昨日はあまりの咳の酷さに幼稚園を休んだ長女花。今後の園のスケジュールを考えて用心して休ませたとはいえ、元気有り余りすぎだ。
これなら大丈夫だろうと今日は幼稚園に行かせる事にしたのだが、延長保育したいと言って聞かない。
君、本当に幼稚園が好きなんだねぇ。
延長保育するんだとうるさい長女に、今日は英語の幼稚園もあるし、まだ無理しない方がいいよ、延長保育はまだ今度ねと言い聞かせ、園バスに押し込む。
はぁ、やれやれ…だ。

長女が出て行った後、ほんやり次女とまったり過ごす。はーちゃんと一緒にお昼寝だって出来ちゃう。
はーちゃんの匂いを嗅ぎながら、嗚呼、なんて幸せな気分...ZZZZZZZzzzzzzzzz..............



RRRRRRRRrrrrrr....

はーちゃんが寝付いて30分が経った頃、私もようやく睡眠の底に沈んだ頃、家電話の呼び出し音にハっと目覚める。
はーちゃんを起こしちゃならんと、慌てて、しかし静かにベッドを飛び出す。


「関口房朗幼稚園です。お世話になっております。」
呼び出し音が鳴った時、既にイヤな予感がしたが、どうやら的中したようだ。
電話の主は、花が通う幼稚園の担任先生。

「花ちゃん、朝は元気に走り回って遊んでいたんですけど、お昼の時間に急に元気がなくなって。「シンドイ」って言うのでお熱を計ったら、38度超えてます。お迎え、お願いできますか?」
ああ、やっぱり……やっぱり今日も自宅で休ませておくべきだったのかなぁ。

受話器を置き、さて、行かねば、急がねば。あ、でも、はーちゃんが……
「あーあーあーあー。」

ありゃ、はーちゃん、起きちゃったか。ベッドの上に座り、ニコニコ笑いながら両手を振っている。
まぁ、迎えに行かなきゃならないから、どっちみち起こさなきゃいけなかったんだけど。
お昼寝30分じゃ全然足りないよなぁ。









「あ、花ちゃんのお母さんや−。」
幼稚園に到着すると、わらわらと花と同じクラスの子ども達が寄ってきた。
中には、「アレ?こんな子、同じクラスにいたっけ?」とその顔に見覚えのない子もいた。そんな子でも私が「花ちゃんのお母さん」である事を認識しているのは、何だか不思議というか、変な気分だ。

「ご苦労様です。」
担任先生に声を掛けられる。
いえいえ、こちらこそ、ご迷惑お掛けしました。

「あら、花ちゃんのお母さん。あら、花ちゃんお熱出ちゃったの?バスの中で、昨日はお咳だけだったの、お熱は出てないからお家ではーちゃんと遊んでたのって教えてくれたのにねぇ。」
通りがかった副主任先生が教えてくれた。
長女花、自宅でもベラベラ喋りまくっているが、園バスの中でもベラベラ喋っているんだな。他にもいろいろ喋ってるんだろうなぁ、余計な事も喋ってるんだろうなぁ。

「あ、運動会は無理を言ってすいませんでした。転んでらっしゃいましたけど、大丈夫でしたか?」
え、あ、う……いやいやいや、あ、本当にお世話掛けました。いやいやいや………


その事には、触れないでくれ!!!
いやいやいや…を連呼しながら、まるでエビのように後ずさり。そのまま車に発熱中の花を押し込み、逃げるようにして幼稚園を出て行った。
ああ、もう私は、運動会で転んだ人…のイメージが定着しているのだろうか。ああ……







「あー、じゃぁ、明日の遠足は難しいねぇ。」
いや、無理でしょう。

帰宅後、花の様子を見て言う我が配偶者。
そう実は、明日は遠足の日なのだ。私は、そのためのお弁当のオカズもオヤツも買ってきているのだ。

「あの遠足、年少さんだけなのにねぇ、残念だ。」
うん、あの遠足に参加できないのは、かなり残念だね。
今回の遠足、通常の遠足とはちょっと違う。
年少さんだけに組まれたカリキュラムで、一応遠足とは呼んでいるが、その中身は体験研修授業。小学校でいう社会科見学のようなものなんだ。

「しょうがない…か、熱出てるしね。」
うん、しょうがないよね……。


「ママー、体験研修のオヤツ食べたい。食べていい?」
帰宅後、少し元気になった長女花。明日はお休みしようねと伝えていた所為だろうか、研修授業用に用意していたオヤツを食べたがる。
うんうん、いいよ、食べな。今日だけ特別だよ。



mixiのマイミクさん達も「子どもが熱を出している」なんて日記を書いている。
流行ってるんだね、風邪。
皆様もお気をつけあそばせ。
それにしても、はぁ…体験研修授業………(当の花よりも親の方が残念がっているという事実)

10月18日(土)
ドタドタドタドタッ!!!!
「イチッニッサンッシッゴッ!!!」

週末の早朝、家族の者がまだ布団の中でまどろんでいる時間。一人起き出し、既に終わってしまっている運動会の練習をしているのは、他の誰でもない長女花。
結局、前日の体験研修授業は休ませて一日自宅で過ごさせたのだが、おかげですっかり元気になったのはいいものの、体力が有り余ってしまっているようだ。
うがーっ!!!朝っぱらから狭い家の中を頭の悪い犬みたいにグルグル回るんじゃねぇっ!!!
やれやれ、あと一日早く回復してくれたのなら、体験研修授業を休まずに済んだものを。子どもって、ここぞってタイミングで体調崩すもんなんだねぇ。





ゴソゴソゴソゴソ……
「……うわぁ〜んっ!!!」

私と共にお昼寝をしていた次女はーちゃんだが、長女がドタバタ・ペチャクチャとうるさい所為でいつもより随分早く目が覚めてしまったようだ。
うーん、私は、まだ眠いのだが。
するとはーちゃん、私の胸元に手を突っ込み、何やらゴソゴソしていたのだけれど、そのゴソゴソには何かしら
目的があったようで、それが達成出来ずに泣き出してしまった。
何事ぞ…と彼女を見ると、はーちゃん、「いただきます」のポーズ、紅葉の如き小さな手を摺り合わせて泣いていた。
どうやら、オッパイが飲みたかったらしい。
いいけど、君、お昼もモリモリ山盛り食べて、昼寝前のオッパイも飲んで、さらに目覚めのオッパイかいっ!!!
こちらも体調イマイチなれど、元気で食欲旺盛なようで。
それにしても、勝手に乳をまさぐってオッパイを飲もうと試みるとは…成長したもんだ。





う、う、う、うああああああああ!!!
この所の子ども達の体調不良で、ちっともお出掛けできない。
その上ドタバタ・ペチャクチャ長女にベッタリ張り付かれ、「あれして、これして」と要求されまくり。
さらに先週長女の運動会で転んで怪我した跡、特に左スネ全面の擦り傷が痒くて痒くて仕方ない。
ストレス満載な上に不快極まりない。




風邪が流行っているようだが、お気をつけあそばせ。
子どもの病気は、母親の精神も破壊する…
あ、ああああああああ、子ども達から離れたい〜っ!!!
うがあああああああああ!!!買い物行きたいーーーっ!!!

10月19日(日)
理解出来ない事:

買い物に出掛けた。といっても、近所のホームセンターに日常品を買いに行っただけ。あれこれ必要な物が切れてたからね。
そしてその帰り道、駐車場、ふと隣の車が目に入る。

………後部座席のチャイルドシートに子どもが寝てる。


辺りを見渡してみても、その子の保護者らしい人物はどこにも見当たらない。
一応申し訳程度に運転席の窓がほんの少し開いた状態にしてある。

確かに、真夏じゃないし、車中の温度が40度を超すなんて事にはならないだろう。
でも、もし、今は眠っている子どもが目を覚まして泣き出したら?
いや、それよりも、あの車そのものが盗難にあったら?
子どもごと持って行かれてしまったら?


子どもの車中置き去りでの死亡事故とか、子どもが自動車盗難に巻き込まれたとか、そういう事故・事件が新聞記事に掲載されているのなんて、そう珍しい事じゃないと思うんだが。
いくら寝ているからって、子どもを車中に置き去りにする親の心理、理解出来ない。




もう1ヶ月も前になるが、ベビースイミングでの出来事----

「あーっ、止めてっ!!!」
レッスン終了後の更衣室は、子ども達のスナックタイム。
子どもが夢中でオヤツを頬張っている間に、母親達は自分の身支度・着替えをダッシュで済ませる。
次女はーちゃんも、同じ位の年月齢の子に混じって、赤ちゃんセンベイを美味しそうにかじっている。

その時だった。はーちゃんと殆ど変わらない年月齢の子を持つ母親が、自分の子どもに食べさせていたオヤツをはーちゃんに手渡した。
手渡したオヤツは、なんと、卵ボーロ。
これには、思わず私も大きな声が出た。
(実は次女はーちゃん、卵白がちょっと怪しい。もしかしたら、アレルギーじゃないかと疑っている最中)


言い方変だけど、食物アレルギーって、そう珍しい事じゃないでしょう。
さらに変な言い方だけど、乳幼児の卵アレルギーって既に市民権を得てるでしょう。
…違うのかな。
そういえば、以前これまたベビースイミングのママさんと子どもの食物アレルギーの話になった時があったのだけれど、その方は、やたら「信じられない」、「可哀想」を連発してたっけな。
それで一つの食材だけでなく、複数の食材に対してアレルギーのある子もいるよ…って話をしたら、物凄い勢いで「あり得へんやろ!!!食べる物、ないやん!!!」とムキになって言い返された事があったっけな。
そこまで言う程の事か?って、逆にこっちが驚いたっけ。
うーん、まぁ、つまり、私が思っている程食物アレルギーって、一般的には知られてないというか、そういう事なのかもしれないね。
んでもやっぱり……

母親に許可無く、乳幼児に勝手に何かを食べさせようとするその行動。
私には、理解出来ないわ。
一言、「これ、食べさせてもいいのかな?」って聞くべきだと思うんだけどなぁ。


はーちゃんが歩いてる。
まだせいぜい5歩ほどだけれど、歩いてる。
ああ、赤ちゃんじゃなくなってきたなぁ。
って、もう1歳1ヶ月だから当然か。
長女が1歳1ヶ月の頃は、もう普通に玄関から歩いてお散歩に出掛けてたもんな。

ありがとう、はーちゃん。
君の赤ちゃん時代を堪能させてもらいました。
さようなら、赤ちゃんのはーちゃん。

10月20日(月)
長女の通う幼稚園では、女の子達の間でお手紙ブームが到来しているとは先日記した通り。
ならば…と100円均一ショップで購入したレターセットを「これでお友達にお返事書きな」と手渡した所、目をキラキラさせて何やらセッセと一生懸命書き始めた。
あまりにセッセと書いているから、こっそり後ろから覗き込んでみる……



お手紙と同封予定の絵。
中央の赤い物体はスイカ、その上の丸が連なっているのがブドウ、その横のオレンジ色がミカン、右下の緑色のはメロン、黄色と赤が混じっているのは、「うーん、なんだっけ…」だそうな。

お手紙とは別にこんな絵をプレゼントするのには、何か意味があるのだろうか。



そして、お手紙のメイン……なのだが………


平仮名というよりは、謎の記号。
お手紙というよりは、謎の暗号。
分からん、この謎の記号の羅列にどんな意味が隠されているのか。
長女は、お友達に何を伝えようとしているのか。
さっぱり分からん。
まぁ、それでもたまにちゃんとお友達の名前を書けていたりする事もある。
「あそうたろこ」と、正しく書けているじゃないか。

だがしかし、そのお手紙の宛主は「あそうたろこ」ちゃんではなく、「ますぞえようこ」ちゃんへ宛てたものだそうな。
封書には正しく「ますぞえようこ」と書いているにも関わらず、中身のお手紙には「あそうたろこ」と一言書いてあるのみ。
分からん、なんで「ますぞえようこ」ちゃんに宛てた手紙の中身が一言「あそうたろこ」なのか、ちっとも分からん。
「ますぞえようこ」ちゃんも、別のお友達の名前が書かれただけのお手紙をもらって嬉しいか?
嬉しくないと思うんだが……


「それから誰に書こう?」
母の気持ちも知らず、新たなる手紙に着手しようとする長女。まぁ、いいか…とその辺は好きにさせ、だったらI君にお手紙書いたら?と提案してみる。
I君、ベビースイミング時代からの花のボーイフレンドだ。

「花、I君にお手紙書くよ!!!」
母親の提案にあっさり乗る長女。早速何やら書き始めた。ま、君の好きにすればいいさ。






チャンチャンチャンチャンチャンチャチャーン♪(←ミッフィーちゃんのテーマ曲)これは、ママ友関係からのメール着信音。
開いてみると、そこに、常々携帯メールが大嫌いだと公言しているI君ママからのメールがあった。

「Iが花ちゃんからお手紙もらった!!!って興奮して大喜びしています。ありがとうございます。」
……へぇ。




あの謎の記号・暗号の羅列、それが子どもには嬉しいんだな。
大人の私には、よう分からんよ。
あ、もしかして、I君にとっての人生初のラブレターをくれた人物が花…になるのかな。むむ。


次女はーちゃん、生後1年1ヶ月を迎え、離乳食も最終段階のパクパク期へと突入した。
この所、手抜きばかりのご飯しか食べさせていなかったので、ラストスパートくらいは気合いを入れねば…と、つい前日花飯(ハナメシ)に記したばかりだというのに、その舌の根も乾かぬうちに外食三昧の今日。
当然、次女はーちゃんは、レトルトベビーフード三昧。
ごめんよ、はーちゃん………
だがしかし、そんな母の気持ちに微塵も気づいていない次女はーちゃん。レストランに到着し、案内された席に腰掛けた途端、ニカッと笑って喜んでいる。
そして、パッと両手を合わせて「いただきます」のポーズだ。

何故、ここがご飯を食べる場所だと分かったんだろう。
謎だ。


年金特別便が届いた。
加入記録に「漏れ」や「間違い」はありませんか?…………だって。
記録をジッと見る。




思いっきり「漏れ」があるじゃんか。

実は例の会社に入社する以前、2年程の短い期間だったが別のとある企業に勤めていた。
その分が丸っと抜け落ちていた。
うわー、面倒くせーなぁ。

年金手帳を持ち出し、「漏れ」分を記入する。
んー、これでいいかな。
……ン?


よくよく見ると、平成8年以前に名前が変更になっている場合も、その時期等を記せと書いてある。
んー…えーっと、えーっと、えーーーーっと………前の結婚はいつだったっけか。
で、離婚が成立したのもいつだったっけか。
………思い出せん。




年金特別便の回答、まだ記入し終えておりません。
面倒くさい…というか、本気で思い出せん。

10月21日(火)
街を歩けば、店頭を飾るお化けカボチャやゴーストが目に付く。
この数年で急激に浸透してきたハロウィンのお祭り。あと2〜3年もすれば完璧に定着してしまいそうな勢いを感じる。
とは言っても、日本のハロウィンは、まだまだ大人のお祭りの様子。
というのも、長女がハロウィンのパーティに参加する事になり、あちこちその衣装を手に入れるべく探し回ったのだが、これがなかなか気に入る物に出会えない。
「ハロウィン衣装あります」の店頭ポップ目指して店内突入してみても、おいてあるのは大人用のコスプレ衣装ばかりで、子どもサイズの種類の貧相な事。
やっと子ども用を見つけたかと思えば、小さいヤツでも120cmだとか140cmばかりで、長女に合う分がなかなかない。
うーむ、ハロウィンって、本来は子どものためのお祭りなんだと思うんだけどなぁ。

あちこち探し回った結果、結局衣装らしい衣装ではなく、140cm用のドラキュラマントとドラキュラの角になっているカチューシャ、それからよく分からない槍(?)を購入。
マントくらいなら、私にも裾上げ出来るだろう、うん。




と思っていたのだが、甘かった。甘納豆くらい甘かった。

やりたくないからと後回しにしていたが、いい加減仕上げてしまわないとパーティに間に合わない。重い腰を上げ、チクチクと縫い始めた。(我が家にミシンなんてあるはずがない)

針仕事が大嫌い、というか、針そのものが大嫌い、いや、針(先端)恐怖症である私。
ドキドキしながら、イライラしながらチクチクチクチクチクチク………


ふぅ、あとちょっと…だ。
はぁーあ、疲れたなぁ…………

少々休憩と、バサっとソファーに深く腰掛け直し、マントの様子を確認すべく布をバっと広げる。
……え?あれ?なんか、引っ掛かってる?

たった今縫った部分がツンっと引っ張られ、ついでに何故か私の足も引っ張られる。
……ん?なんだ???
何故マントと私の足が引っ張られるのだろうかと、さらにマントを広げてその原因を確認しようとするも、ちっともマントが広がらない。私の足は、引っ張られるばかり。





ゲッ。
我が目を疑う。


マントと自分のパジャマを一緒に縫い合わせていたorz
マントが私のパジャマにくっついているorz







仕方ないので全部ほどき、最初からやり直し。
チクチクチクチク、イライライライラ………


そんなこんなで出来上がったマント、これが酷い仕上がり。
……泣いていいですか?








母方の祖父母は、紳士物スーツを縫う仕事で生計を立てていた。家中に何台もの足踏みミシンが置いてあって、その中に隠れてよく遊んだ。
その影響か、祖父母の子どもである私の母も、裁縫が得意で私が子どもの時分にはよく洋服や和服を作ってもらったっけな。
なのに私は、裁縫に関してさっぱりだ。
こういうのって、遺伝しないんだなぁ。はははははは、はぁーあ………。


筑前煮……地元言葉で言うところの「がめ煮」だが。
で、筑前煮を家庭でも作る事があるという他地方の主婦の方は、「筑前」というのが福岡の地方名だって知っているんだろうか。
いや、なんとなく急に気になってね。

10月25日(土)
長女が通う子ども英会話スクールのハロウィンパーティに参加。

いやー、楽しかった。
何が面白かったかって、偶然出くわした町の人々の反応。
そりゃ何十人もの奇っ怪な格好をした子どもたちがゾロゾロそぞろ歩いているんだもの。
ハロウィンも日本に浸透してきたといっても、せいぜい店頭のディスプレイ程度だろうからね。
そして楽しかったのは、長女も同じのようで、沢山のお菓子を抱えてご満悦だった。
まぁ、ベビーカーの中の小さな魔女(次女)は、何が何やら分かっていないし、何だかつまらない散歩だしで、非常に不機嫌な顔をしていたけれどもね。

でも、ま、来年には次女もハロウィンを楽しんでくれるようになるだろう。
ふむ、来年はもうちょっと気合い入れた衣装を買ってやろうかな。
ついでに私の分の衣装も購入して、自宅でハロウィンパーティするのもいいな。


さて、私の日記をタイプする手が進まない間にも、進化し続ける次女。

・積み木が積めるようになった。
三つ積むのはまだ難しいようで成功率は低いが、二つなら余裕で積んで遊んでいる。
上手に積めた時には、小さな手をパチパチと合わせて自画自賛。
(今日は小さい魔女姿があまりにも可愛かったので、一日この格好で過ごさせた。魔女の姿のまま、積み木遊びをする次女)


・プールが嫌いに!?
1歳の誕生日を過ぎた辺りから、なんだかんだとあまり通えていないスイミングクラブ。
先月の末に行った時は、プールサイドに腰掛けてから上手にドボンと飛び込んでくれていたのに、今はそれを完全拒否。
どうもプールサイドに一人で腰掛けるのが嫌らしい。
無理に座らせると、身を固くし、ブルブルと震えている。
水中では、私と体がくっついてこなすアクティビティは問題ないのだけれど、ちょっと体が離れるとか、私の顔が見えなくなるともう駄目。
そういえば、レッスン開始前にプールサイドに一緒に腰掛けた途端、「あひゃ〜」って叫びながら体を前のめりにして水面をバシバシするのもやらなくなったし、抱っこして水中を移動している時に私の体を押して一人で勝手に泳いで行こうとするのもやらなくなったな。
色んな事が分かる年月齢になって、恐怖心が芽生えたのかもしれない。
まぁ、長女も全く同じ時期にプール改装のための1ヶ月休館があったせいで、すっかりプール怖いになってしまったのだけれど、あの時の何をしても完全拒否だったのに比べればマシなんだけどさ。たいていのアクティビティはこなせてるわけだし。
それでも、やっぱ、ショックには違いないが…。


・蛇口が気になる。
子ども二人との入浴は、相変わらず浴槽の水を溜ながらのスタイル。
お湯は多く張らないようにしているが、次女が立ち上がったり座ったりするようになったから冷や冷や。
長女の協力の下、次女をガン見しながらダッシュで己の体を洗う嵐のような入浴時間。
しかしそんな母の気も知らず、興味の赴くままに動きまくる次女。
そんな彼女の最近の「気になる」は、お湯が出てくる蛇口。
少し前までは、蛇口から出てくるお湯を飲もうと口を近づけたり、指を突っ込んでみたり。はたまた蛇口の下に潜り込んで頭からお湯をかぶってみて、「ああ〜」と妙な唸り声を上げたりもしていた。
そしてこの数日は、蛇口の下をジっと覗き込んでいるのである。
身をかがめ、ジィ〜と蛇口を観察しているその姿、そのいつものくそ真面目な表情は、かなり笑える。


・歩行。
数歩歩くようになったかと思ったが、そこから進歩しない。いや、寧ろ後退している感じ。
移動手段は、相変わらず伝い歩きとハイハイ。
それでも時々、私の顔を見てニタリと笑いながらトテトテと数歩歩いて近寄ってきたりする。
これは多分、私の反応を楽しんでいるんだろうと思われる。


・お姉ちゃん大好き、パパもちょっと好き。
姉である長女花の後ろをついて回っているのは相変わらずで、ひっつきもっつきして遊んでいる姿は非常に可愛らしい。

「はーちゃん、お風呂入るよ。おいでよ。」
「はーちゃん、お散歩行くんだって。お片付けしようよ。」
「はーちゃん、絵本読んであげようか。」
はーちゃんが返事をするわけでもないのに、一生懸命妹に話し掛けている長女も可愛い。

そしてこの所、ようやくというか、やっとパパに懐いてきた様子。
我が配偶者がバランスボールや椅子に腰掛けていたりすると、「その膝に乗せろ!!!」とばかりににじり寄り、乗せてもらえたら乗せてもらえたで、「ポヨンポヨンしろ!!!」と全身で訴えている。
(ポヨンポヨン=膝に乗せてもらった状態のまま、ピョンピョンと上下運動)
それからパパがスーツに着替えたのを見ると、早々と「うーうー」言いながら両手を振ってバイバイ。これがなかなか熱烈。
また寝る時にパパが帰宅済みだと、自分が寝室に移動する時にやはり「うーうー」言いながらバイバイ。
そうそう、「寝るよ」と声を掛けると、非常に嬉しそうな表情でベッドによじ登ってくる。そして私の横にゴローンと寝転がる。
なんか、色んな事を理解してきているんだなぁ。



我が家の娘達、この所お疲れ気味の母を尻目にすくすくと成長しております。

10月26日(日)
ようやく娘達の体調も回復し、さぁ、出掛けよう!!!と意気込んでみたものの、我が配偶者、昨日は日帰りの出張で出掛けてしまった。そしてこれから暫くの間、出張だ、休日出勤だと忙しい日々が続く様子。
うがー、買い物ーっ!!!うがー、秋の行楽ーっ!!!
等と叫んだ所でどうしようもない。
ならば数少ない家族の休日を堪能しようと、今日は大型赤ちゃん用品店が出店しているデパートへと足を運んだ。
次女はーちゃんのオムツやら、離乳食お役立ち用品が軒並み切れていたからね。



あ、あの人どっかで見た事ある……あ、ああ、なりきり倖田來未だ。

ちょっと遅めの昼食を採りに入ったレストラン。通路側の席に陣取った家族連れがふと目に入ったのだが、我が家のご近所さんであるなりきり倖田來未奥さん家族だった。
自宅近くのスーパーで遭遇するなら日常茶飯事だが、こんな所で会うなんてねぇ。


あ、この車、このナンバー。どっかで見た記憶が……あ、ああ、お母さん代理先生だ。

駐車場、我が家の車を止めた斜め向かいに陣取るベンツワゴン。お金を払って得たと思われるそのキリの良いナンバーがふと目に入ったのだが、長女が通う幼稚園のお母さん代理先生だった。
うん、間違いない。運転席に見覚えのある顔がある。
幼稚園の園庭でならしょっちゅう顔を合わすけど、こんな所で会うなんてねぇ。


「あ、花ちゃんのお母さん!!!」
背後から声を掛けられ振り返る。すると、そこに、長女のベビースイミング時代からのお友達であるI君ママの姿。その傍らには、I君もいる。

「花ちゃんのお母さん、花ちゃんはぁ?」
I君の顔がワクワクしている。だがしかし、残念な事に肝心な花は我が配偶者と共に行動中。ちょっと離れた所にいる。
それをI君に伝えると……

「僕、花ちゃんに会いたかった。」
しょんぼりするI君。あー、ごめんねぇ。でも、君のそのしょんぼりした顔も可愛いぞ。

「いいやん、明日幼稚園で会えるやん。」
すかさず己の息子に突っ込むI君ママ。ま、確かにそうだな。
それにしても今日はやたらと顔見知りに遭遇する日だぞ。




さて、そんなこんなで顔見知りに遭遇しまくりながらもシッカリ買うべき物は買い、ついでにプラリとウィンドウショッピングも楽しんだ。
それから私だけでなく、子ども達もデパート内にある屋内プレイエリアで遊び、楽しい時間を過ごしたようだ。
だがその時、私は、己の目を疑う光景に遭遇したのだった-----



このプレイエリアには、滑り台等の遊技物の他に黒板が並んでいるエリアがある。
長女もそこが大好きなようで、チョークを片手に好きなように絵を描いて遊んでいる。
だがしかし、黒板エリア以外にも落書きをしてしまう子どもがいるようで、敷地内のあちらこちらに「落書きをしないでください。お絵かきは、黒板エリアでお願いします」という張り紙を目にする事が出来る。

私は、娘達二人と小人の小屋に入り込んで遊んでいた。
小人の小屋の壁は、小さな四角や丸の形でくり抜かれており、そこから外が覗けるようになっている。次女がそこから顔を出そうとしていたので、私も真似して顔を出してみた。
するとそこから数メートル離れた位置に、どこかの父親とその息子の姿があった。
二人は、そこにある壁にチョークで何やらお絵描きをしていた。


え、そこ、書いちゃいけない場所なんじゃ……
呆気にとられていると、さらに驚きの事実に気づく。
父親のちょうど目線の辺り、まさに彼の顔の真ん前に「落書きをしないでください」の張り紙があるのだ。
いくらなんでも、この張り紙の存在に気づかないはずはないのだが………

小人の小屋から私が覗いているとも知らず、楽しそうに何やら会話を交わしながらお絵描きを続ける父親と息子。
そこに「落書きをしないでください」の張り紙さえなければ、何とも微笑ましい、心温まる光景だ。



夏、ポートピアホテルのプールプランで遭遇した母親と息子。
「飛び込み禁止」の看板の目の前で飛び込みの猛特訓をする母親と息子。
あの時も不思議に思ったのだが、こういう目の前に「しないでください」「禁止」の告知があるにも関わらず無視する親ってのは、一体何を考えているのだろう。
親だって人間だもの、間違いはあると思う。だけど、落書きの事も、飛び込みの事も「親だって間違うこともあるさ〜」と言っていい問題じゃないと思う。
なんというか、最低限のマナー、当たり前な事過ぎる事だもの。

自分の育児に自信を喪失したり、悩んだりする事も多いけれど、あんな間違いだけはしない親、あんな親にはなりたくないな。絶対に。
さて、ハードになりそうな最初の一週間の始まり。頑張らねば。

10月27日(月)
あー、これこれ、駄目だよ。……おや、まぁ。

次女はーちゃん、私が化粧をしている間、ずっと私の足下にへばり付いている。
とは言っても彼女の目当てはドレッサーの上の様々な化粧道具で、闇雲に手を伸ばしては何か掴めやしないだろうかとガサガサしてくれている。
そして今日遂に、彼女の手がドレッサーの上にあるフェイスブラシに届いた。握りしめ、ニヤッと笑う次女はーちゃん。
そしてちょうどアイラインを引いていた時だったので、すぐにブラシを取り上げられずにいたのだが、なんと、はーちゃんったらブラシの毛の方を自分の顔に当て、シュッシュッとなぞるようにして動かし始めたではないか!!!
そう、はーっちゃんは、やっと手にしたフェイスブラシでお化粧をしているのである。

齢1歳1ヶ月にしてもうお化粧ですか。コスメ魂、持ってやがるなぁ。流石、私の子だ。
まぁ、シュッシュッと一通りやった後は、ブラシの毛の部分をアムっと咥えてくれたがね。その辺、まだまだ1歳児。



「あーぐあうあうあ。ひゃーあうあうが。」
次女はーちゃん、首をコクコクと上下に振りながら何やら喋っている。
そして、そんな彼女の手には、携帯電話があり、それをちゃんと己の耳に当てているのだ。

「あーしゃうしゃうしゃ。しゃしゃしゃ。」
はーちゃん、一人で延々と電話ごっこ。
長女が電話ごっこをするようになったのは、もっと先の事だったのにな。


おっとり次女はーちゃん、ほんやり次女。
トレードマークのくそ真面目な表情で、実は色んな事をしっかり観察しているんだな。


我が配偶者の日帰り出張に同行した。

とは言っても、その行き先の近くにあるという大きなショッピングモールがお目当て。
彼が仕事をしている間、私と次女はーちゃんとでプラプラとショッピングを楽しもうという目論見だ。



さて、平日の大型ショッピングモール。右を見ても左を見ても、小さな子どもを連れたママさんのグループばかりが目に付く。
ペラペラとお喋りを楽しみながらモールの中を闊歩する母親達。
その後をふざけながら・走りながら・大声で叫びながら付いて行く子ども達。
なんだか異様な光景だと思うのは、私だけだろうか……。


「ぎゃーーーっ!!!あははははっ!!!」
「うおーーーっ!!!ぎゃあ〜〜〜!!!」
なんとなくブラリと立ち寄った婦人服ショップ、奇声を発しながらふざけて走り回る男児二人。チラリと見ると、長女花と大差ないような年齢と思われた。
それにしても、うるさい……

「うわぁぁぁぁぁあーーーーーんっ!!!」
「ぎゃあああああああああ!!!うあああああああー!!!」

さっきまでご機嫌に奇声を発しながら走っていた男児二人だが、何故か突然二人して泣き出した。何かの拍子に喧嘩でもしたのだろうか。
その声の大きい事、大きい事。耳がどうにかなってしまいそうだ。
思わず眉間にしわをよせ、その男児達の母親達に視線をやると………

「ぺらぺらぺらぺら・・・・」
「ぺちゃらくちゃらぺちゃらくちゃら・・・」
「べらべらべらべらべらべら・・・」
母親達、己の子どもらが泣きわめこうが、店の中を猛スピードで走り回ろうが全く意に介さず。商品を手にとって、あーでもない、こーでもないと話し込んでいる。

「・・・ふ、ふああああ〜んっ。ぎゃーーーあ!!!」
まだ男児二人が泣き止んでいないというのに、今度はベビーカーにいた赤ちゃんが泣き出した。
小さな店の中に響き渡る、三人の子どもの無遠慮な泣き声。
うるさい、あまりにもうるさい。
店員も他の客も流石にあきれ顔だ。だがしかし……

「ぺらぺらぺらぺら・・・・」
「ぺちゃらくちゃらぺちゃらくちゃら・・・」
「べらべらべらべらべらべら・・・」
相変わらず話し続けている母親達。誰一人として、泣いている子どもをあやそうともしていない。
あまりのうるささに耐えかね、思わず店を出る私だった。




「うおおおおおおおおおーーーんっ!!!ぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!ママー!!!ママー!!!ぎゃぁぁああああっ!!!ママー!!!ママー!!!ぎいいいいいいいいいいいっ!!!」
大型ショッピングモールには、必ずあるといっていい車の形をしたカート。それに乗った女の子が泣きわめいている。
最初、その泣き声…いや、悲鳴に迷子かな?と思ったのだが、大人が押さないと動かないカートに乗っているし、ちょっとした休憩スポットになっている噴水前の広場みたいな場所で放置されているから迷子とは違うだろう。
そして同じようにその場に放置されている車のカートが他にも何台かあって、そこに乗った子ども達は皆、泣き叫んでいる女の子を何とも言えない表情で見つめている。
それに何より、その女の子の視線は私が今居るショップに向かって釘付けで、彼女が泣き叫んで呼んでいる母親も同じショップに居るのであろう事は想像に容易い。





育児中の息抜き、ショッピング。それを楽しみたい、堪能したいって気持ちは分かる。痛いほどに分かる。
だって私も同じ目的、同じ理由でここにいるんだもの。
そして絶叫系の子どもを連れての買い物が大変だってのもね。(我が家の絶叫系、言わずとしれた長女花)
でも、 ママさん連中で来ているんだったら、子ども達はプレイエリアで遊ばせておいて、順番でその子守をする事だって出来るじゃない。
なんでゾロゾロ連れだって金魚の糞みたく皆で買い物したがるかなぁ。
平日のショッピングモールは、人が少なくってのんびり買い物出来ていいけれど、ああいうママグループが多いのが嫌だなぁ。


明らかに自分の子どもが周りに迷惑を掛けているというのに、それを無視して続ける買い物の意味って何なのだろう。
子持ちの私ですら「あー、うるせええええ」と思ってしまったのだから、そうじゃない人や、子どもが嫌いな人にとっては、迷惑以外の何者でもないだろうね。

10月28日(水)
●次女はーちゃんの食事光景。
炊飯器で炊いた人参やカボチャ等は、親や姉にフォークにさしてもらったものを食べている。
皿の上の食材を自分で刺そうとチャレンジはしてはいるが、なかなか巧く刺さってくれない。
が、しかし、今朝、遂に自分で人参にフォークを突き刺すことに成功!!!
おおお、凄いぞ、はーちゃん!!!

「あ…あひゃぁ〜♪」
はーちゃんも嬉しかったのだろう、得意そうな表情を浮かべている。
そして最近のブームである、「上手上手」と自画自賛するのも忘れない。
両手を大きく振って、パチパチと拍手喝采。

……あ。


フォークを握ったままパチパチと大きく拍手したもんだから、折角突き刺した人参がビューンっと彼方へ飛んでった。
そんな事実に気づかないはーちゃん、まだまだ自画自賛の拍手中。

心ゆくまで拍手をしたはーちゃん、「さぁ、食べよう」とフォークに視線を移したなら、そこに人参の姿はなく。
「あれ?」という表情をして、私を見るのであった。
面白いぜ、はーちゃん。



●次女はーちゃんのスイミングの様子。
水に対する恐怖心が芽生えたと先日記したばかりだが、そこはそれ、こんな事態は私にとって二度目であり、その対策法もなんとなく分かっている。
そしてセッセとこれまで休んだ分を取り戻すべく通い続けた結果、結構あっさりと水に対する恐怖が薄らいだ様子。
プールサイドに座らせたからって、身を固くするような事はなくなった。
ま、今までのように何でも出来ちゃう、何でも平気!!!というレベルではなくなったけれど、ホッと一安心。



●次女はーちゃんの電話ごっこと長女のアテレコ。
「もしもし、わたし、はーちゃん。仲良くしてね。はーちゃんも家族ですー。」
電話ごっこばかりしているはーちゃん。その様子を見て、長女がアテレコ。その内容がなかなか面白い。

「じゃぁ、はーちゃんは、もうネンネするからさよならですー。」
そんな台詞で電話ごっこを終了させようとする長女だが、そんな姉の言葉を無視してはーちゃんは、延々と電話ごっこを続けるのだった。
ちなみに、はーちゃんにかかると何でも受話器になってしまう。その辺に落ちているオモチャや、テレビのリモコンも、はーちゃんにかかると全部電話の受話器となる。
何でも拾い上げては耳にあて、「◎×■♪〜〜%#」と宇宙語を喋りながら、コクコクと頷き続けるはーちゃんの姿は、悶絶する程に可愛い。



●長女、スイミングスクールにて。
「花、頑張ってクジラクラスになるよ!!!そしたらR君と一緒だ!!!」
夏の朝練講座でイルカクラスに昇格したものの、その後ずっと進級する気配のない長女花。
だが彼女は、頑張って上のクラスに上がるんだと、R君と同じクジラになるんだと張り切っている。
うーん………

実は、R君は現在、年中さんでも滅多になれないというキラキラ惑星クラスに昇格しているのである。
折角やる気になっているが、相手がR君じゃなぁ。
自慢じゃないが、花だって充分過ぎるほど昇格のスピードは速い方だし。
年中さんで花よりも1年以上前から通っているのに、花よりも下のクラスから抜け出せないって子は山ほどいるもの。
なんというか、R君はモノが違うんだよな。別格。


さて、そんな戯れ言はさておき、ちょっと話変わって…というか、これからが本題に関する前置き。
とある小学校関係者にこんな話を聞いた。
「小学校に入学してきたばかりの子ども達を見ていれば、どこの幼稚園に通っていたか分かる」というのだ。
へーそんなもんなの?なんて思っていたのだが……


花が属するイルカクラスは、見学ルームからちょっと見えにくい位置でレッスンを受けている。
ベビーの頃と違い、皆全く同じワンピース水着を着用しているので、どの子が自分の子なのかよーーーく見ないと判断がつかない。
よーーーく見ても、どの子が自分の子なのか分からない事も珍しくない。
この日もどの子が花なのかと、目をこらしてプールにいる子ども達を見ていたのだが………

あ、あれだ、あれが花だ。

レッスン開始前、プールサイドに並び、プールに向かってお辞儀をする。
そのお辞儀の仕方で、「あれが花だ」と簡単に分かってしまった。


長女が通う幼稚園は、挨拶に関してことさらうるさい。
「おはようございます」、「ありがとう」、「こんにちは」、「いただきます」、「さようなら」……言葉として発する挨拶も勿論、お辞儀の仕方、頭の下げ方にも指導が入る。
だから長女の通う幼稚園の園児達は、皆、それはそれは深々と頭を垂れてお辞儀をするのだ。
うん、確かに、あの姿を見れば、分かる人には「ああ、関口房朗幼稚園の子なんだな」と分かるだろう。
まぁ、長女のお辞儀は、どう見ても屈伸運動なんだけれどさ。

10月31日(金)
長女の通う幼稚園で仮装大会が催される。
開催日は10月31日、そう今日。







という話、情報をR2君ママから仕入れたのが四日前、月曜日の朝の送迎バスを待っていた時の事。
ええええ、そうなの?!と驚きつつ、どうして園はそういう情報を早く流してくれないんだろうと不満を感じつつ、まぁ、ちょうどハロウィンの日でもあるし、先日幼児英会話で着用させた裾の縫い上げがへんちくりんなマントを着せればいっか……
なんて思ったのだが、甘かった。甘納豆くらい甘かった。

「女の子達は、皆、凄いでー。メチャメチャ気合いが入ってるもんな。」
え?そうなの?

R2君ママが言うには、どこぞの国のお姫様だとか、流行物を取り入れた衣装だとか、大人顔負けのコスプレで登園してくるらしい。
え、そんなに凄いの?じゃぁ、マントくらいじゃ可哀想かなぁ。でも、本当にそんなに凄いのかなぁ。



R2君ママを疑っている訳ではないのだけれど、園の情報を流してくれるI君ママにメールを送ってみる。
仮装大会があるんですか?女の子達は、かなり着飾るって話をちょっと聞いたのですが……と。
そして、返事がすぐに届く。


「そうですよ。今年もI君姉子は、やりますよ。去年は、楊貴妃だったけど、今年はクレオパトラとミニスカポリスとで悩んで、結局ミニスカポリスをするようにしました。」


げげっ、これはかなり本格的だ。
ああ、こんな事なら幼児英会話のハロウィンパーティの時にケチらないでちゃんとした衣装買っておけばよかったよ。
あんなに苦労して裾上げまでしたのにさぁ。私の苦労は一体…じゃないか。



というわけで先日我が配偶者の日帰り出張に同行し、大型ショッピングモールを徘徊したのには、この仮装大会で着用する衣装を手に入れる為という理由があったのだった。
が、しかし………


楊貴妃やクレオパトラ、もしくはミニスカポリスに匹敵するような衣装なぞない。どこにもない。
ああ、I君ママは、幼稚園グッズ請負人だったりするから、きっと衣装も手作りなんだろうな。
しかし、私にそんな技術はあるわけ無い。裾上げすら怪しいのに、服なんぞ作れるはずがない。
参ったなぁ。
が、しかし………


ありがとう、ハロウィン!!!
ファッション小物グッズを取り扱うアメリカ系某チェーン店が子ども用ハロウィン衣装を取り扱っていた。
楊貴妃やクレオパトラには遠く及ばないが、コレで何とか格好がつきそうだ。
売れ残りの並んでいる衣装から長女のサイズに合いそうな物を物色する。
お、ジャストなサイズのがあるじゃないか!!!

天使の衣装
悪魔の衣装







さぁ、貴方ならどっち?!?!




迷う必要なし、悪魔に決定!!!
(これがはーちゃんの分なら、間違いなく天使を選んだだろうが)
ああ、これで一安心。
(というわけで、悪魔画像。頭の角は、幼児英会話のハロウィンパーティで使用した物を使い回し。その分、髪の毛の飾りをゴージャスに)




さて、そんなこんなの仮装大会だが、園から正式連絡が届いたのは、なんと開催の二日前。
というのも、園の言い分というのが、「何か衣装があるなら着用して登園させてください。新たに買う必要はございません」との事。
仮装大会と銘打っていながら、なんだかおかしな言い分だ。
それに、前年度から在園している年中や年長さんなら、この時期に仮装大会があると知っているだろうし、我が家のように本年度から入園してきた年少さんでも上にお姉ちゃん・お兄ちゃんがいて過去にこの幼稚園に通っていたという家庭も勿論知っているだろう。
大半の子が仮装して登園する状況になるだろうと分かっているのだから、余計な出費は不必要ですよという格好つけよりもきちんとアナウンスしてくれた方がよっぽど親切だと思うのだが。


「副主任先生、×◎▲♪%〜の格好してたよ。」
え?何それ?
帰宅後、長女がアレコレ報告してくれるが、どうやら先生方も全員仮装していたらしい。(朝、バス停まで送っていった我が配偶者の報告では、園バスに乗っていた先生も仮装した状態だったとか)
だが、長女の説明というのが、こんな時に限って宇宙語でどんな格好をしていたのかさっぱり分からず。
うーん、謎だなぁ。


浴衣登園ディがあったかと思えば、仮装大会。運動会は年に2回あったし、七夕発表会もあった。
そして年少さんは秋の遠足が合計4回もあるらしい。(既に2回が終了)
さらに年末に向けて、残り二回の遠足とバザー、ジャズコンサート、クリスマス演奏会、年末パーティに餅つき大会…と行事が目白押し。
年が明けたら明けたで、鏡開き(どんど焼き?)に節分パーティ、雛祭り、お別れ会…とこれまた次から次に行事だらけ。

いやはや、何て忙しい幼稚園なんだろうね。


カレンダー……昨年はトイレに一枚つるしただけだったが、何故か今年は部屋中に貼り付けまくられている。
狭いトイレの中にも2つのカレンダーが大きな顔をしている。
これは前の年にカレンダーがなかったので、だったら買っちゃおうか?と南の島の画像が使われたカレンダーを買い、ペネロペのカレンダーを買った。
それから懸賞で競馬関係のカレンダーが立て続けに当選し、アイスクリームのおまけにカレンダー付いてたりもしたから。
さらに飾ってはいないものの、なんだかんだと何故かカレンダーをもらいまくった。
おかげで家中カレンダーだらけ。
その中の一つ、食卓に近い所に張っているグリーンチャンネルで当選したカレンダーには、我が配偶者の仕事の予定と子ども達の習い事や長女の幼稚園の予定を書き込んでいる。
特に幼稚園の予定が沢山あって、毎日何かしら書き込まれている。
さぁ、来月の予定表が届いたし、早速書き込んでおかないと。

ぱらりとカレンダーをめくる。
そこに既に我が配偶者の仕事の予定が書き込まれてあった。



11月第一週土日→休日出勤
11月第二週土日→休日出勤
11月第三土曜日→休日出勤
11月最終土日→出張




マジですか?!
死ぬ、死ぬる。

11月が大嫌いになりそうです。いや、なる。もうなってる。うああああんっ