Just trust yourself,then you will know how to live.

3月4日(日)
「お雛様、お家に帰っちゃった…。」
昨晩のうちに片付けてしまったお雛様。お雛様の姿がないという事実にすぐに気付いた娘は、悲しそうな表情で呟く。
お雛様、来年また来るよ……そう伝えたが、ガックリと肩を落としたまま。

「お雛様のお家、アッチかなぁ。」
そうだねぇ、お雛様のお家ってドコなんだろうねぇ。

お雛様のお家を求めて狭い我が家を徘徊する娘の姿に思わず笑がこみ上げる。


「もぉ、マーマ、ご飯食べなさいって!!」
食事の最中、娘をからかって遊んでいたら怒られた。
ハーイ、ごめんなさい。


いつも騒がしい娘が静かだ。
何をしているのかと姿を探し、椅子の陰に隠れている彼女を見つける。

花、何してんの?

娘、テーブルの上に放置していた私の飲みかけジュース(ブリックパック)をコッソリ飲んでいた。呼び止められた時の娘のハっとした表情。
慌てて後ろにジュースを隠しても、もうバレてるぞって。

ちゃんと隠れて飲んでいる所に彼女の成長を感じてしまった。


いつも騒がしい娘が静かだ。
何をしているのかと姿を探し、寝室の扉の裏に隠れている彼女を見つける。

花、何してんの?

娘、うどん屋でもらったお菓子のラムネを頬張っていた。遂に袋を開けるという技を身につけやがったか。
慌てて後ろにラムネを隠しても、もうバレてるぞって。

ちゃんと隠れて食べている所に彼女の成長を感じてしまった。



娘、魔の2歳児。我々親は、日々彼女の成長を目撃し、楽しませてもらっております。

3月6日(火)
ベビースイミングのレッスン、最近体調が優れない私に代わり、今日は我が配偶者が娘と共に参加してくれた。感謝。

さて、最近のスイミングでの娘の様子なのだが、彼女、どうやら好きな男の子が出来た模様。
好き…といっても、勿論恋愛感情のようなものではなく、お友達としての好きなのだろうが、これが見ていて実に微笑ましい。

お相手は、娘よりヒトツ学年が上の3歳児の男の子。
この男の子、この年齢にありがちな我の強い所が一切なく、なんというか3歳児にして既に大人の男の物腰というか、妙に落ち着いている。
奇声を発して無暗に走り回ったりしないし、当然意地悪な事なんかしなけりゃ、乱暴な事をしたりも絶対しない。
そして、花相手だけでなく、他の小さな子ども達にも物凄く優しい。
しかもベッタリした優しさではなく、自分の後ろを慕って付いて回っている子のスピードに合わせて走るスピードを調節したり、ちゃんと付いてこれているか時折後ろを振り返えったりするから驚く。
特に会話を交わしたり、一緒になって遊んだりはしないのだが、花を筆頭に彼よりも小さな子ども達はこぞって彼の後を付いて回るのだ。
そして、この男の子、ビックリするくらい顔立ちの整った子で、将来有望という言葉がピッタリだったりするのである。
娘よ、君は、面食いなのかい?母もだぞ。
ふむ、孫1兄ちゃんといい、花は、優しい年上の男の子、それも男前が好みだとみた。
しかし、この男の子の後を付いて回る花の顔ったら、締まりがないったら、みっともないったら。舌を半分出した状態で元々細い目をさらに細め、元々垂れ下がった眉毛をさらに下げてグフフーと笑いながらイケメン男児を追っかけている。
その顔に我が子ながらちょっと情けなくなってしまう。
って、ごめんよ。可愛く産んでやれなかった母を許せよ、娘。


そんなこんなで今日のレッスン、最近参加していなかったこのイケメン男児が久しぶりに姿を現した。久しぶりに見ても、相変わらずイケメンである。
だがしかし、娘は、彼の後を追いかけようとしない。
どうした、どうした。いつもなら真っ先に飛んで行って、デレデレ、グフーとしながら彼の後を付いて回るのに。
だがそれもそのはず、娘、彼女にとっての父親、我が配偶者にベッタリで、イケメン男児など眼中にないといった雰囲気。
なるほど…ね。



娘、魔の2歳児。パパがヒーロー。パパは、スーパーマン。パパが一番。
パパよりも大好きな相手が出来るのは、まだまだ先の事のようで。そんな日がくるのは一体いつになる事やら。

3月7日(水)
娘の寝かせ付け作業から開始から15分、いつもならゴロゴロと布団の中を転がったり、暗闇で睫毛を引っ張ったりして遊んでいる娘が静かだ。
まさか、ひょっとした寝た…のか?

まさか…と思いつつ、娘のホッペを突付いてみる。
反応がない。
まさかぁ〜…と思いつつ、娘の鼻の穴に指を突っ込んでみる。
反応がない。
え、ひょっとして…と思いつつ、娘の顔に超接近し、ジーっとその顔を覗き込みながらその呼吸を窺ってみる。
反応がない、そしてクークーという鼻息。


これは、寝た…な。
そうだよな、今日はベビースイミングに行ったのに、ちょっともお昼寝しなかったもんな。流石の宵っ張り娘もお風呂の最中に大欠伸していたしな。


コソコソとベッドを抜け出し、居間に戻る。
パソコン抱いて居間の床に寝転んでいた我が配偶者が驚いた顔でこちらを見ている。
今日、全然お昼寝しなかったしね………と伝え、私も床に腰をおろそうとした瞬間、ガサっという音が寝室から聞こえる。そして…………


「ママ、一緒にネンネしなさい!!!!」
娘が起きてきた。元気に飛び起きてきた。いや、正確には寝ていなかったんだ彼女は。

寝ていなかったのか…と項垂れる私を見上げ、ニコニコと微笑む娘。なんだか、してやったり…の表情をしてるね、君。



娘、魔の2歳児。誰に教わったのか、狸寝入りの術を身につけてしまったようです。はぁ…

3月8日(木)
「エビシー踊るー。」
今日は幼児英会話スクールのレッスン日。週に一度のレッスンを楽しみにしている娘は、スクールのキャラクターが付いたリュックにテキストの絵本を詰め込んで飛び出して行った。
おいおい、だから母は、鍵を閉めなきゃならんのだから、ちょっと待てと言っているだろう。

さて、レッスンの最中の娘を見てつくづく思ったのだが、彼女、とてつもなく落ち着きがない。
喜んでレッスンに参加しているのは分かるのだが、無駄な動きが多すぎるのだ。

例えば、ちょっと動きが単純なエクササイズになると物足りないのか、ずっと跳ねっ放しになる。跳ねる必要は微塵もないエクササイズなので、彼女一人だけ違うエクササイズをしているように見えてしまう。
また一箇所に止まってエクササイズをこなすというのが出来ないようで、常にクルクルと動き回りながら所定の振りをこなしている。その姿ったら、まるで暴れ駒だ。
勢い余って寝っ転がり、そのまま床をゴロゴロ転がったりもするし、、一つのエクササイズが終了する度に「次は何?」とうるさくて仕方ない。
とにもかくにも常に動きっ放しで、それを制御せねばならない私は、レッスンが終了するとどっと疲れてしまっている。
まぁ、楽しんでやってくれているからいいんだけど。それに私の子どもの頃の通信簿、必ず「落ち着きがない」って書かれていたもんな。ハハハ、仕方ないか。

そうそう、あんなに怖がって顔を見る度泣き出してしまっていたジョニー先生。今ではすっかり大好きで、レッスン開始前のご挨拶、「ハロー」のハイタッチを交わすのが楽しみで仕方ない様子。
うん、良い事です。




「ママ、花、エビシー行ってくるね。」
帰宅後早々、またも幼児英会話スクールに行くといってロディに跨る娘。
君、本当に好きなんだねぇ、幼児英会話スクール。

「いてまーす。」
ロディでピョンピョンと飛び跳ねながら寝室へと向かう娘。飛びながら前進してくのだから、その脚力に驚いてしまう。
…って、ン?
娘、急にピタリと動きを止めた。どうした、エビシーに行くんじゃなかったのか。

「今、信号、赤。」
なんと娘のごっこ遊びの中に信号が登場した。しかも赤信号だから前進を止めているのだと言う。

「青になった。急げ、急げ、赤になっちゃう。」
再びピョンピョンと飛び跳ねながら前進していく娘。
うん、君は、確実に前進していってるんだねぇ。母、やや感動。



オチもないまま、引き続き英語遊び話。
こどもちゃれんじのPlaytime for ToddlersHappy Englishシリーズ、これがなかなか良い出来で、娘も大好き。
特にHappy EnglishシリーズのGo to the ZOOが大好きで、家で見るDVDはこればかりリクエストしてくるし、車の中のBGMも勿論これ。
それで、そんなに好きなら…と、こどもちゃれんじほっぷEnglishを申し込んでみたのだが、それが本日届いた。
所がこれが娘に不評orz
英語玩具のウクレレは物凄く食いつきが良いのだが、如何せんDVDの内容にイマイチ惹かれていない様子。うん、確かに親の私が見ていても、Happy Englishシリーズの方が作りが面白い。

大人だったら、折角お金払って入会したんだから少々面白くなくても見ようか…なんて考えてしまうが、子どもにそれはないものな。
子どもって正直だ。

3月9日(金)
「エンガワくださーい、サビ抜きでー!!!」
私の注文を聞き、娘は、パソコンの画面の中にあるお寿司の中からちゃんとエンガワを選んで指で摘むふりをし、それを私の口元に突きつけてくる。

「エンガワーーーーー!!!!美味しいーーーーっ!!!!」
絶叫しながら食べるふりをする私に、娘は、まるで喋れなかった頃に逆戻りしたかのような発音で「うー、うー、うー♪」と興奮するほどに喜んでいる。

「じゃぁ、中トロくださーい、サビ抜きでー!!!」
再び注文が入った事に大喜びしつつ、娘は、先程と同じようにパソコンの画面の中から中トロを探して摘んで持って来てくれる。

「中トロォォォォォォッ!!!!!美味しいーーーーっ!!!!」
娘、私の絶叫にまたも大喜び。「うー、うー、うー♪」と唸り声をあげながら、私の次の注文を待っている。

これ、娘の最近のお気に入りの遊び。御寿司屋さんごっこ。
海老の尻尾等は、「これ、骨。」と言いつつ、ちゃんと廃棄してくれるという細やかさのある遊び。


浦安在住時は、何かあると銚子丸でお寿司を食べていた。
大きなネタは、どれも鮮度が良く美味しく、シャリの酢飯の効き具合も程よく、本当にここにはしょっちゅう足を運んでいた。
そして関西へ引越しして既に4年目に突入したが、今なお銚子丸以上に気に入るお寿司屋(回転)に出会えていなかったりするのだ。
それなりに客が入り、繁盛している回転寿司屋はあるにはあるのだが、如何せんシャリが甘くていただけない。それにネタも小さくて、まれに生臭いものがあったりするので、どうも足繁く通いたいとは思わせてくれないのである。
そんなわけで私は、美味しいお寿司に飢えている。美味しいお寿司が食べられないというのは、多大なストレスだ。
そこで私は、美味しいと評判のお寿司屋のサイトを開いては、そのメニュー表をうっとりと、ねっとりと眺めていたりするのである。
そこへ乱入してきたのが娘で、いつしかお寿司屋さんごっこが始まったというわけだ。



「ママ、高いして遊ぼう。平目、とってあげる。いらっしゃい、いらっしゃーい。」
娘、何故かお寿司屋さんごっこを「高い遊び」という。「高い遊びしよう」と言う時はまだいい方で、ズバリ「ママ、高いしよう。中トロ。」と言ったりする。
お寿司は高いって認識しているのか?君は。
そういえば、海鮮丼等の非寿司に大しては「高い」と言わないものな。って、海鮮丼も充分高いんだけど。



娘、魔の2歳児。お寿司は高いとか、そういう事をどこで学んでくるのだろうと、親を不思議がらせてくれる今日この頃。

3月10日(土)
ぶふぅっ!!!!


轟く破裂音。思わずシンと静まり返る食卓。流れる気まずい空気。
そんな嫌な空気を引き裂いたのは、我が愛娘花だった。

「花、ぶぅっ、した。」
…え?
「え〜?本当?今の花さんのぶぅなのぉ?」

「ううん、花、ぶぅ、した。おーっきい、ぶぅっ、したぁ〜。」
彼女にとっての父親、我が配偶者兄ちゃんに疑われても、真剣な表情でオナラをしたのは自分だと言い張る娘。
何故だ、何故なんだ、娘よ。どうしてだ、どうしてなんだ、娘よ。



娘、魔の2歳児。破裂音が鳴り響いた時は、必ず「自分がやった」と強く主張する。今のオナラは、他の誰のものでもない、自分のものだと頑ななまでに言い張る。
娘よ…君は、母の屁負比丘尼(へおいびくに)*なのかい?





*屁負比丘尼(へおいびくに):良家の才女や娘などにつき添って、放屁などの過失の責めを代わりに負う役職。

3月12日(月)
誰かが教えたわけでもないのに、パパ=お父さん=兄ちゃん(我が配偶者の自宅での呼び名)だというのを理解している。小さくても、ちゃんと親の会話の中身を聞いているものなんだなぁ。

そんな娘、自分の名前と年齢を言えるようになった。

お名前は?
「兄ちゃんちの花です!!!」(兄ちゃんち=苗字)

何歳?
「2歳です!!!」

キビキビと名を名乗り年齢を言う娘に、我が配偶者「おおー!!!」と心の底から驚き、感動すらしていた。たいていこういう事を娘に教え込むのは我が配偶者なのだが、今回これを仕込んだのは私なのであった。

「じゃぁさ、花さん、ママのお名前は?知ってる?」
娘に問う我が配偶者。いやいやいや、それは分からないだろうよ。娘は、ママ=お母さんだと理解はしているが、ママ=ゆ様だとは知らないのだから。

「兄ちゃんちのママです!!!」
案の定というか、娘のこの返事に我々親は大笑い。笑われている娘は、一体何を笑っているのだろうかとキョトンとしている。

気を取り直し、もう一度娘に問う事にした。今度はパパの名前。
娘はパパ=お父さん=兄ちゃんだと理解しているので、パパの名前は知っている事になるが、質問の前に「パパはどこ?」、「じゃぁ、お父さんは誰?」、「それじゃぁ、兄ちゃんは?」と念には念を入れてから本題の質問にとりかかった。

「じゃぁ、花さん。パパのお名前は?知ってる?」
「兄ちゃんちのパパです!!!」
娘、大イバリの回答が返ってきた。我々親は、再び大爆笑。そして娘も再びキョトン。
ちょっとだけ、「兄ちゃんちの兄ちゃんです!!!」って言うのを期待してたんだけどなぁ。でも、この回答は、ある意味期待通りだ。



娘、魔の2歳児。彼女との会話は、テレビの中のヘタな漫才師より断然笑える。

3月13日(火)
体調不良から徐々に脱しつつあると思っていた矢先、うっかり風邪菌をもらってしまった。止まらぬクシャミ、鼻水、全身の倦怠感、ああ、もぉ、鬱陶しいったら。
散らかった部屋と、たたんでない洗濯物の山を眺めつつ、この数日伏せっている。
それにしても最近、病気の治りの遅さに自分の歳を感じてしまうったら。

そんなわけで今日のベビースイミングは、我が配偶者が娘と共にレッスンに参加してくれた。彼は、レッスン終了後に自宅で昼食かき込んで、それから仕事へと出掛けて行ったのである。
スイミングに行くのと行かないのとでは、若干ながらも娘の寝付きが変わってくるので本当に助かる。感謝だ。


さて、昼食を終え、我が配偶者が仕事に出掛けたのを見送ったら娘と二人お昼寝開始。父親と一緒のレッスンではしゃいだ娘は、いつも以上によく寝てくれた。(なんと1時間半も寝てくれたのだが、おかげで夜の寝つきはいつも以上に悪かったorz)
所で、睡眠中の娘の事で以前から気になっていた事がある。それは、寝ている最中の娘が私の体をバシバシと叩く事。また稀ではあるが、足で蹴る事だ。

今日の昼寝の最中、娘が布団の中で手をバシバシと上下させているのに気付いた。
また私を叩こうとしているな…と、瞬時に気付いたので寝返りを打って娘から離れてみた。すると娘、自分の体を少し横にずらして、今度は足をつんつんと蹴る形をとってきた。
どうしてこんな意地の悪い事をするのか…と、ちょっとムカっとしつつ、蹴られぬようにとさらに娘から体を離してみた。すると………

寝ぼけ眼の娘がムクリと上半身を布団から起こした。そしてこちらをジっと見、私の姿を確認してからまたストンと横になり、そのまま昼寝を続行させた。


なるほど…ね………。家庭内暴力の理由は、これか。
娘が私を叩いたり、蹴ったりするのは、私の所存を確認するためだったんだね。そういや、彼女が寝ているからと居間で過ごしていると、「ママァ〜?ママ、一緒にネンネしたかったよ〜」って情けない声を出しながら探しに来るけど、あれは叩いて、蹴って、それでも私の姿がベッドに見付からないからそうしているんだね。いやはや。



娘、魔の2歳児。この頃ずい分大人びた気がするおしゃまさんだけど、まだまだ甘ったれ娘でございます。
なぁ、娘よ、君は、なんだかんだ言いながら、母の事が好きなんだよなぁ。フ。

3月14日(水)
管理人さんには、オンオフ共にお世話になっている「大怪獣日記。」。先日アップされた子どもと甘味についての記事を読んで思った事を少々。(つまり、記事ネタのパクリ)

子どもに与える甘味の量だが、大怪獣日記。の管理人さんの所ほどではないが、我が家も他所のお宅と比べると少ないようだ。(ちゃんとしている彼女に比べると、我が家はユルユル)
それをまざまざと知った出来事、数週間前の事。
ベビースイミングのレッスン終了後に娘に我が配偶者お手製の卵ボーロを与えていた時の事である。(我が家では、おやつはベビースイミングの後とお昼寝の後と決めている)
喜んで父親お手製卵ボーロを頬張る娘の許へ比較的交流のあるママさんの子、Aちゃんが寄って来た。彼女は、娘が食べている卵ボーロを欲しがった。
ママさんに手作りの卵ボーロであるのを伝え、与えてよいかの許可を得て、「半分こしてあげて」と娘に薦めた。娘は、嫌々ながらもAちゃんに卵ボーロを手渡した。
するとAちゃん、一口、二口ボーロをかじると、物凄い勢いでそれをつき返してきた。(我が家のボーロは、棒状でやや長い)
その時の彼女の顔ったら。
一口齧って「ン?」、二口齧って「なんだ、これ。要らない!!!」という感情がストレートに表情に出ていた。
そして彼女は、別の子どもの所へおやつをねだりに行ってしまった。


ショックだった。


節分の後、豆まきにも使った大豆そのまんまの豆をおやつとして齧らせていたが、他所ママに不思議そうな顔で、「それ、何食べさせてるの?」と聞かれた。
しかし、それも仕方のない事かもしれない。我が家では、娘のおやつといえばこんな感じなのだから。
我が家での娘のおやつ、それは、ベビーチーズや無添加無着色の魚肉ソーセージだったり、焼いたお芋や茹でたとうもろこしだったり、お菓子と呼べるような物は相変わらず和光堂の商品だったりする。
頑張って大人っぽいお菓子と呼べるのは、1歳からのかっぱえびせん等の子ども用お菓子で、大人と同じお菓子はまだ与えていない。
しかし周りを見渡してみると、他の子ども達は皆、クリームがたっぷり挟まったクッキーやチョコレート菓子の類を頬張り、中にはロリポップキャンディーを咥えている子すらいる。殆どの子が大人と同じお菓子を食べてると言っても過言ではない状態。自家製卵ボーロをねだってきたAちゃんも然り。
そんなお菓子を食べなれた子にとって、娘が喜んで食べている自家製卵ボーロは甘みが少なく、物足りなかったのであろう事は想像に容易い。
それでもあんな風につき返されるとやっぱりショックだよな。なんだか娘が不憫ですらある。
ひょっとしたら花も与えられている甘味を物足りなく思っているのかもしれない。そんな風に思ってしまう。
そういえば、前にもらい物のドーナツを与えた時、「ドーナツ、ドーナツ」と大騒ぎして、あっという間に平らげてしまったりしたっけな。
もっと甘いお菓子、あげてもいいのかな………。




なんて気弱になってしまう事もあるけれど、やっぱり大人と同じお菓子はまだまだ先でいいと思っている。
幼稚園に行くようになれば、そんな事言ってられないようなるのは分かっているし、所詮親の自己満足なんだろうけど、だからこそ今だけは管理しておきたい。
2歳にして、虫歯だらけ…な子にはしたくないもの。

(ここからちょっと愚痴入ります)
虫歯、歯の強い・弱いって、遺伝の部分が大きいってのは知っているけど、3歳にして奥歯の神経抜かなきゃいけない程の酷い虫歯になったり、これまた3歳にして虫歯がいくつもあるような子って、やっぱり親の管理能力に問題があると思われて仕方ないんじゃない。
3歳児の子の歯がボロボロで、神経抜くほどだなんて、どう考えても親の責任でしょう、これは。
ええ、ええ、私の弟の子達、甥っ子の事ですよ。彼らの歯、恐ろしいほどにボロボロ。

エブリデイ、エブリタイム、エニータイム、オールウェイズおやつタイムな彼ら。
ビニール袋の中身は、チョコレートにクッキー。それを常に持ち歩き、好きな時にパクパク食べている。いつもガムを噛んでいる。そして入浴後、就寝前には冷蔵庫からアイスクリーム。
あんなおやつライフを過ごしていたら、虫歯は遺伝の部分が大きいのよ!!!!とは言い切れないでしょう?言い切れるの?
子どもの事を本当に考えているなら、おやつはおやつの時間だけって決めるのが自然なんじゃない?そうじゃない?何?子どもなんだから、常にお菓子を与えた状態が正しいって?
へぇ、じゃぁ、そんなんお天道様の下で言えるもんなら言ってみなよ。腹の底から笑ってやらーな。

私のやり方は、ちっとも変なんかじゃないよ!!!神経質でも何でもない。
君達の方があり得ない!!!1歳児にロリポップキャンディー食べさせるな!!!チョコレートも炭酸のジュースも、まだまだ先で充分だ!!!
(ちょっとじゃなく、多大な愚痴になって参りました)

でも、先日見た海外セレブのゴシップブログで、ブランジー一家の養子ちゃんが大人が食べるチップス菓子を食べながらベビーカーに乗っていた。
あれが世界標準なのか?!
いやいやいや、育児に世界標準なぞ存在しない。
アレコレ悩みながらも、私は、私の道を、我が道を突き進むぞ。
それを神経質だと咎めるならば、好きなだけ咎めるがいいさ。
神経質だと笑えばいいさ、アッハハハ。私も君らを無神経だと笑ってやるさ、オーッホッホッホッホ!!!!


おやつ、娘には、与える時間と与える量、そして与える物を親である私が考えて決める。
甘味は人生の楽しみだけど、この世に産まれ出てまだまだ2年の娘の人生には、甘味以上の楽しみがイッパイイッパイあるんだから。
大人のおやつは、まだまだ先で充分なんだから。



と、ここで日記は終わらず、まだまだ先があるのがこのサイトの特徴(?)





こらっ、止めなさい!!!!

悪戯盛り2歳児。娘の悪行三昧にイライラも絶頂、思わず大きな声で怒ってしまう。すると………


「マーマ、怒ってるー♪マーマ、怒ってるー♪どーもごめんなさーい♪」
娘、突如歌いだす。
へ?!?
その歌詞に思わず目を白黒。
これは……NHKの子ども番組、「夕方クインテット」で使われている「目はおこってる」の替え歌なのか?!

こらっ、こんな技、どこで身につけてきやがった。ママは、怒ってるんだから、茶化すんじゃありません。
全く、思わず笑っちゃったじゃないか。


糖分は、脳の発達に欠かせない栄養素の一つ。
うん、君、十二分に足りているよ。ちゃんと脳、発達しているもんな。それも、咄嗟にそんな替え歌が出る程にね。
まだまだまだまだ暫く大人のおやつはお預けで大丈夫だな。


「目はおこってる」 作詞:下山啓 作曲:宮川彬良
目はおこってる 目がおこってる 目でおこってる
ほらたいへんだ
口がすべって 鼻で笑って 耳にふたすりゃ
顔から火が出て おへそが茶をわかす
目はおこってる ほらおこってる
まだおこってる ほらたいへんだ
ひざが笑って 腰がくだけて
ほっぺた落ちれば 肩で風きり
胸は踊るし 背中は泣き出し おへそが茶をわかす
目はおこってる まだおこってる
ぜったいおこってる どーもごめんなさい





この日の夜、我が家で大事件(珍事件)勃発!!!!!
そのお話は、また明日に…。

3月15日(木)
3月14日の夜、我々家族を襲ったハプニング:


20:10 私と娘、入浴開始
20:30 我が配偶者、仕事終了。帰宅
20:35 娘、我が配偶者に浴室まで迎えにきてもらい、お風呂から出る
    直後、事件勃発




ガチャガチャガチャ……ガンガンガンッ!!!!
「え〜?あれれ?」

タイミング良く帰宅した我が配偶者に娘を託し、私は、もう暫く入浴を楽しもうと思っていたのだが、何やら騒がしい。騒音の主は我が配偶者。一体、何をしているのだ。

「開かないねぇ。開かないねぇ。」
ガチャガチャガチャ……ガンガンガンッ!!!!

娘の「開かない」という声にのんびりもしていられなくもなり、「どうしたの?」と声を掛けながら浴室から出た。
「ドアが開かないんだ…おっかしいなぁ……。」

浴室から出てきた私の視界に写ったのは、タオルを巻きつけた姿のまま廊下に立ち尽くす娘と、居間へと通じるドアと悪戦苦闘する我が配偶者の姿。
ドアが開かない…?



これが我が家の簡単な間取り図である。
我が配偶者が「開かない」と言っているのは、お風呂から居間へと通じる唯一の扉、赤い線で記した部分の扉。
この扉が何故かビクともしなくなってしまったのである。

「おっかしいなぁ……。」
呟き続けながら苦戦を続ける我が配偶者。試しに私も扉を押してみたのだが、やはりビクとも動かない。
ちなみにこの扉に鍵等はついておらず、レバーのようなノブがついているだけのもの。
そう、トイレのような鍵は一切ついていないのだ。極たまに、何らかの勢いで鍵付きの扉の鍵が施錠されてしまうケースに遭遇するが、何度でも言おう、この扉には鍵は存在しないのだ。

悪戦苦闘する我が配偶者を横目で眺めながら娘の体と頭を拭き、バスタオルでその体をしっかりと包んでから自分の体を拭く。
その間ずっと、ガチャガチャ、ガンガンという音がBGMだ。

「ダメだ…ビクともしない。」
我が配偶者の言葉にやや焦りを覚えつつも、私はまだまだ楽観視していた。相手は鍵もついていない何の変哲もない扉だ。そのうち開くに決まっている。
しかし、体が冷えてきた。あの扉の向こうは暖房の効いた暖かい部屋だが、こちら側に一切の暖房器具はない。3月の半ばのシベリア無法地帯は恐ろしく寒く、玄関から伝わってくる冷気ですっかり湯冷めしてしまった。
運の悪い事にパジャマの類は居間に置いている。サッとお風呂から上がり、素早く暖かい居間へ移動してから着替える方が体が冷えなくていいからそうしているのだ。


20:45 お隣へSOS
「お隣に事情を話してドライバーを借りてくるよ。」
洋室にあったありとあらゆる道具でドアノブを取り外そうと試みていた我が配偶者だが、これでは一向にラチがあかない、扉も開かないと判断したらしくお隣へと向かった。
私は、もうお風呂には入らないと言い張る娘を宥め、誤魔化し、なんとか浴室へと誘い込み、再び二人で湯船に浸かった。

20:50 ドアノブ外れる
「ダメだ。開かない…。」
こちら側のドアノブをすっかり外してしまったというのに、依然扉はビクともしない。

「どうしようか。鍵屋さんを呼ぶしかないのかな。あ、でも、電話はあっちだ…。」
万事休すとはこの事か。
私と娘はといえば、もうお風呂は嫌だと言う花をこれ以上引き止めておく事が出来ず、お風呂から出る。
母子共に一度は洗濯機に突っ込んだ洋服を引っ張り出してき、それを着る。

20:55 再びお隣へSOS
「ねぇ、お隣さんに頼んで、ドアノブの内側の様子とか見せてもらったら?」
焦りはなかったが、段々イライラしてきた。折角治りかけていた私の風邪もぶり返しそうだし、ここで娘にまで風邪をひかせてしまったら、それこそ大事だ。


「オーナーに電話してくれるって。」
お隣でドアノブの構造を見せてもらった我が配偶者が戻ってきた。人の良いお隣のご婦人は、気を利かせ、その場でマンションのオーナー宅へと連絡を入れてくれたのだという。さらに電気ストーブを差し入れてくれただけでなく、寒くて震えている私と花を自宅に招き入れてくれるという。ありがたい話だ。

21:10 責任者(?管理人?)夫妻到着
オーナーとは別の、この建物の責任者であるという夫妻がやってきた。どうやら近所に住んでいるらしい。
旦那さんの方が扉を確認し、我が配偶者と二人がかりで何とか扉を開けようと試行錯誤するも、やはりドアはビクともしない。
大の大人の男二人が力と知恵を出し合って取り組んでいるにも関わらず開かない扉。私は、二人の姿を見、これは長丁場になると覚悟を決めた。

「どうします?今日、どこで寝ますか?」
平然と言う責任者に軽く怒りを覚える。
冗談じゃない、さっさと何とかしてちょうだいよ!!!という言葉が喉元まで出かかったが、グっと堪えた。

21:15 お隣宅へ避難
「お隣、同じ間取りとは思えないからね。」
髪の毛を乾かし終えた我々母子は、我が配偶者に送り出される。彼の意味深な言葉の意味を考えつつ、お隣の部屋のインターフォンを鳴らす。
普段、挨拶や立ち話程度のお付き合いしかしていない我々母子を温かく迎え入れてくれるお隣のご夫人。
そして私の視界に広がったのは、配偶者の言葉通り、我が家とは「同じ間取り」だと、到底思えない広くて素敵な部屋だった。

長くなってきたので、続きは後日。


今日は幼児英会話スクールの日。最近の娘のレッスン中の様子は、その落ち着きのなさにガックリしてしまう。

「違うねぇ、違うねぇ。先生、違うねぇ。」
本日、ジョニー先生は風邪でお休み。代わりの先生がピンチヒッターを勤めてくれたのだが、この先生が実に巧い。
若いのに子ども慣れしているし、身振り手振りが大きくて自身に満ち溢れているのが手に取るよう分かる。
時間の配分は申し分ないし、間合いも絶妙。ハプニングが発生した時の臨機応変な対応も良い。手持ちのアクティビティの数も多いし、さらにアクティビティの内容も子ども心をつかめるよう微妙に自己アレンジしてあり子ども達は誰一人見知らぬ先生を嫌がる事なくレッスンに参加している。
それに何より、この先生は音痴じゃないのでいい。ジョニー先生の音痴っぷりったら、そりゃ酷いもんだからなぁ。それに彼は、かなりシャイというか、オドオドした印象があるんだよね。
そしてこれが最後、この先生、ジョニー先生よりもずっと男前なのである。エド先生、いいねぇ。
娘よ、母は、ジョニーよりエドが好きだぞ。

さて、大好きなジョニー先生じゃないと文句を言っていた我が愛娘花だが、エド先生のテクニックにすっかりハマってご機嫌。
ご機嫌なのはいいんだが、ベラベラと日本語で喋りっ放し、落ち着きなさ過ぎでエド先生に注意されまくり。
そのうちにレッスンそっちのけで「時計、時計!!!」と壁の時計を指さして騒ぎ出し、遂には最後のアクティビティ、ストーリータイムで大暴走。先生の読み進めるスピード無視でガサガサガサと絵本をめくり、自分勝手に物語を読んでいる。。話を聞こうという気が全くない。
そしてそれを私に注意され、なんと泣き出してしまった。
余計な動きが多いのは楽しんでいる証なんだろうけど、段々テンションが上がってきて制御が効かなくなってるんだろうな。
いや、それにしても落ち着きなさ過ぎる。
娘よ、母は、疲れましたぞ。


そうそう、先週お話したこどもちゃれんじほっぷEnglishだが、ジワジワと気に入ってきたようで、もうすっかり歌や手遊びを覚えてしまった。
いやはや、毎日見せているわけじゃないのに、その記憶力には脱帽だな。

3月16日(金)
3月14日の夜、我々家族を襲ったハプニング続編:


「キレイね、キレイねー。美味しいねー。」
娘の言葉にお隣のご夫人終始ニコニコ。キレイなお部屋で、普段は食べさせてもらえない大人のお菓子をもらった娘もニコニコ。
(普段は与えていない大人と同じおやつ、それもこんな時間に…だけど、今日は仕方ない。目をつぶろう)
それにしても、ここは我々家族が住む部屋と同じ賃貸マンション、それも隣の部屋…なんだよな。にわかに信じがたいのだが。
左右対称なだけで、全く間取りが同じなはずの二つの部屋。しかし、それらは、まるで遠く離れた別の建物の中の部屋のようで私を驚かせた。

何がこんなに違うんだろう………。
ご婦人との会話を楽しみながらも、娘が悪戯しないように目を光らせつつ、部屋の様子をまじまじと観察する。
…確かに、こちらでは、我が家が寝室として使用している部屋もリビングダイニングとして使っている。
しかしそれでも、我が家にはない大きなピアノやソファーが置いてあったり、食器棚だって比べ物にならないくらいにこちらの方が大きいし、ダイニングテーブルなんか物凄く立派。ついでに椅子の物凄く座り心地がいい。
これだったら、我が家と条件は互角なはずだ………。

私は、そんな事を考えながらだったが、話は弾んだ。
というのも、このご夫婦には娘さんがいて、丁度我々がこちらに引っ越してきたのと入れ替わるようにしてご結婚して親元を離れていったそうなのだが、なんと、その行き先が浦安。しかも、娘さんが住んでいるアパートと我々が住んでいたアパートとが目と鼻の先。それこそ徒歩5分圏内。
そしてまた、このご夫婦自身も20年近く前に浦安に住んでいた過去があり、あそこのスーパーがどうのだという主婦染みた会話も飛び出すし、昔の浦安は海しかなくて〜という興味深い話も聞けて話す内容は尽きる事がない。
ちなみにご婦人は大分出身で、弟さんが福岡に住んでいるという。浦安談義だけでなく、九州談義にも花が咲く。
そして婦人大学に通ったり、陶芸を嗜んでいるというこのアクティブなご婦人は、沖縄が大好きとの事。来月にもお友達と連れ立って行ってくるとの事だった。そういえば、玄関にずい分と立派なシーサーの置物があったっけ。当然のように沖縄談義が盛り上がる。
またまたさらに驚くべき事に、ご夫婦のお孫さんと私の甥っ子である孫1の名前が全く一緒だと判明。決して、流行の名前ではないのに、本当にビックリ。
あまりの共通点の多さにお互い目を丸くするばかり。


こんな感じで突然のお宅訪問は時間の経つのを忘れ、楽しく過ごす。だが、しかし、いくらなんでも如何せん時間が…時刻は、既に午後11時を過ぎてしまっている。
ご夫婦は気にしないでと仰ってくれるし、娘も愚図る事無くご機嫌で遊んでくれているとはいえ、やはりいくらなんでもこんな時間にまでなると気兼ねしてしまう。
我が家の状態は、一体どんな風になっているのだろうか。


お隣宅で楽しく過ごしている頃、鍵の開かなくなった部屋で我が配偶者は………



21:15 お隣宅へ避難
妻と娘を送り出し、責任者と共に再び開かない扉と格闘。

21:30 オーナー到着
オーナーは、既に鍵屋に仕事依頼済みとの事。
所でこのオーナー、見た目20代前半。祖父からマンション及びビル経営を引き継いだという若社長で、物凄く腰が低い人である。ちなみにこの付近一帯だけでも、どんだけビルやらマンションやら駐車場やら持っているか分からない。サラブレッドな金持ちは、物腰が柔らかいんだねぇ。
こうして扉格闘にオーナーが加わったが、既に鍵屋を手配しているとの事で男三人、クソ寒い中で世間話に花を咲かせる。

21:45 鍵屋より連絡あり
1時間後位に現場に到着予定との連絡あり。
このシベリア無法地帯、こんな時間に仕事を請けてくれる鍵屋なぞなく、港の方からわざわざやって来てくれるのだそうだ。
引き続き、男三人クソ寒い中で世間話。

22:50 鍵屋到着
鍵屋、早速仕事に取り掛かる



そんな事態になっているとは微塵も知らず、時間を気にしながらご夫婦との会話を楽しんでいた。
すると、その時、ピンポーンとインターフォンが鳴った。



「鍵、開いたんですってよ!!!」

23:15 扉開く
対応に出たご婦人が安堵の表情を顔イッパイに広げて戻ってきた。
良かった、どうやら今夜も自分達のベッドで眠れるようだ。
娘をご夫婦に預け、様子を窺いに部屋へと戻る。


扉は、レバー式のドアノブをすっかり外されてしまっていた。
外してしまったノブは、原因追求のためにオーナーが持ち帰った。その原因如何によっては、マンション全戸のこの扉のノブを交換するのだとか。
マンション管理も大変だ。

そしてこの鍵屋の請求額にビックリ。なんと、余裕の2万越え。
うひゃぁ〜、お隣のご夫人が気を利かせてオーナー達を呼んでくれなかったら自腹で鍵屋呼んでた所だったよ。
いやはや、感謝感謝だ。



「本当にありがとうございました。おかげで助かりました。」
娘を迎えに行くと、お隣夫妻は、ソファーで花と撮影大会の真っ最中だった。
娘は、ニコニコとそれに応じている。
君、どうでもいいけど、お爺ちゃん宅にいる時よりくつろいでるねぇ。


23:30 家族三人、無事居間へと到着
「おばあちゃんに遊んでもらった。おじいちゃん、アヒルさんくれた。」
ご夫婦がプレゼントしてくれた小さなアヒルの人形を片手に戻る自宅。娘、すっかり隣のご夫婦を「おばあちゃん・おじいちゃん」と呼んでいる。まぁ、「おばちゃん・おじちゃん」と区別がつかないでいるのだろうけど。
娘に歯磨きをさせてから寝かし付け。興奮していたようだったが、流石に疲れたのか30分ほどで寝てくれた。
嗚呼、一日の終わりにとんだ目にあってしまったもんだ。それでも、まぁ、こうして無事に自分達のベッドで眠れたのだから
だけどさ、出来ればサッサとドアノブ新しいのを付けて欲しいよ。夜中にトイレに行く時に、物凄い不便なんだよね。暗闇の中、穴の部分に指突っ込んで扉を開けなきゃいけないのって。



ハプニング話はこれで終了だが、このハプニングに巻き込まれたがゆえの後日談あり。
それはまた明日にでも…。

3月17日(土)
3月14日の夜、我々家族を襲ったハプニング、その番外編


「ちょっと片付けよう。我が家は、物が多過ぎるんだ。」
我が家と全く同じ間取りのはずだけど、やけにキレイで片付いたお隣さん宅を訪問してショックを受けた我々夫婦。
我が家クリーンナップ大作戦を先に言い出したのは、我が配偶者だった。

うん、確かに、我が家って散らかってるんだよね。雑然としているというか。
それもそのはず、我が配偶者は捨てられない症候群。使用頻度が1回/年にしか満たない物だろうと、すっかり使わなくなってしまった物でも、少々壊れた物でも絶対に捨てようとしない。
確かに彼、結婚前に「僕は、物を大事にするタイプです」とは言っていた。彼にとって、『捨てないイコール大事にする』らしいのだが、私は、それはちょっと違うと思うんだよなぁ。


「大事にする」と聞くと、きちんと手入れし、常日頃から愛でている事を指すと思うんだけど、彼の場合、単に捨てられないだけ。
その証拠に埃まみれでそこいらに転がされていて、日頃は特に愛着を見せようとせず、ただそこに存在している…という事実だけで満足しているんだから。
これはね、物だけに対してでなく、妻の私に対してもそう。彼の妻に対する態度を見れいれば、多くを語る必要はないと思う。
物を大事にするなんて大口たたいてる暇があるのなら、物にも妻にも常日頃から愛情という名のメンテナンスをほどこしやがれ!!!ってんだ。

さて、そんな物を捨てられない配偶者に対し、私は、超が付くほどの収納下手。片付けが大の苦手。
その証拠にタンスや押入れなどは物が雑然と押し込まれ、遂にはその扉が閉まらなくなってしまっているのだから。
そんな二人が夫婦なのだから、そりゃ家が片付かないのは当たり前。
さらに散らかし盛り、汚しまくり盛りの魔の2歳児娘がいるのだから、その片付かなさったら折り紙つき。


うん、そうだね、ここは一大発起して我が家をすっかり片付けてしまおう!!!
思い切って色々捨ててしまおう!!!

思い立ったら即行動に移さないと気がすまないタイプの私は、早速ガンガン色んなものを捨てにかかる。そして整理する。
相反し、言いだしっぺであるはずの我が配偶者、物が捨てられない彼は【喉元を過ぎれば忘却の彼方】もしくは【三歩歩いたら忘れてしまう鶏頭】な性格でもある。何一つとして、我が家クリーナップ作戦に貢献しようとしない。動かざる事山の如し。
しかも、そればかりじゃない………


「私の捨てる物は何もないよ。元々、私の物は、そう無いんだし。」
どの口が言うかーーーーーーーーーーーっ!!!!
君、4年前からちっとも成長してないのな。

我々の結婚生活は、我が配偶者が独身時代から暮らしていたアパートに私が転がり込む形で始まった。
そして共同生活初日目、私が見たものは、床一面のゴミと散らかりまくった様々な物体達だった。
それでも彼は、言い張った。「捨てる物は何も無い」と。
ほぉ、では、出窓の所に転がっている長針が折れてなくなり、どこの国の時間を指していますか?と言いたくなるようなどう見ても壊れている目覚まし時計も「捨てる物」ではないと言いますか。
さらにその隣に散らばる、埃まみれのパチンコ玉達も君にとっては「捨てる物」ではないと言うんだね。
そして開かずの扉と化しているあの物置(?)の中に無造作に突っ込まれた、それこそいつ洗濯したのかも分からぬ色あせた元は洋服だったと思われる布切れ達すらも「捨てる物」ではないのだね。(ちなみにこの扉、一旦開くと中の物が埃と共にドバーっと溢れ出て来た)

なるほど、なるほどね。あの時の再現って事ですかい。
了解、承知したよ、ダーリン。つまり、この家にある物の殆どは私の所有物で、だったらそれをどう処分しようと私の勝手だと私は解釈したぞ。
そっか、そっか、じゃぁ、遠慮なくガンガン捨てさせてもらうよ。結婚してから一度も着用している所を見た事がないコートとか、押入れの中に入りっぱなしの衣類とか。ああ、あと、使用頻度1回/年未満のくせに、場所ばっかりとって邪魔で仕方ないズボンプレッサーとか。
君が自分の物はないと言い張り、クリーンナップ作戦に積極的に関わろうとしないのならば、遠慮なく捨てさせてもらうから。



「あああー、もぉっ!!!!捨てるんなら、次のを買ってからにしなさいよ。ブツクサブツクサブツクサブツクサ…。」
彼愛用の計量器、油汚れまみれの計量器を捨てた。代わりに私が結婚前に愛用していた林檎の形の計量器を出してきた。
これに我が配偶者、不満の声を爆発させる。林檎の形をした計量器がよっぽどお気に召さないらしい。いつまでも、いつまでも、ブツクサブツクサとうるさく文句を言っている。
前々から思っていたけど、君って、本当に小姑根性丸出し。
ふぅん、別にいいけど、そっちがそうなら、こっちは姑根性丸出して、捨てて捨てて捨てて捨てて捨てまくってやるからな!!!!
それが嫌なら、言い出した手前、君も率先して片付けろ!!!


さて、我が家はキレイに片付くのでしょうか。

3月20日(火)
すっかり達者になった娘のお喋り。父と娘の会話その壱:

「パパ、また水族館に行こう!!!」
大好きな絵本、「うみのおさんぽ」を読んでいた娘。ふいに顔をあげ、水族館のおねだり。彼女の頭の中で、魚と水族館が連動しているのが分かる台詞。

「じゃぁ、暖かくなったら行こう。暖かくなったら、皆で水族館行こう。」
「暖かくなったら水族館行こう!!!暖かくなって、皆で水族館に行こう!!!わーい、わーい、やったー!!!水族館行こうー!!!」
父親の「暖かくなったら行こう」という返事に、娘、大喜び。いいけど、その芝居染みた口調、どこで覚えてきたんだ。



父と娘の会話その弐:

「パパ、動物園行きたい。動物園、行こうよ!!!」
象や兎のマスコットで遊んでいた娘。ふいに顔をあげ、動物園のおねだり。彼女の頭の中で、動物と動物園が連動しているのが分かる台詞。

「うん、暖かくなったら行こう。暖かくなったら、皆で動物園行こう。」
「暖かくなったら動物園行こう!!!わーい、わーい、やったー!!!水族館行こうー!!!象さんいるかなぁ。キリンさんいるかなぁ。わーい、わーい。」
父親の「暖かくなったら行こう」という返事に、娘、大喜び。いいけど、その口調、相変わらず芝居染みていやがる。



父と母の会話に割り込んでくる娘:

「わおっ、ゆ様、ゆ様。ちょっと、ちょっと、これ!!!」
朝食タイム、折込広告をチェックしていた我が配偶者が興奮気味にまくしたてる。
なんだい、なんだい。朝っぱらから騒々しいなぁ。一体、どうしたんだい。

「これ、これ、これ!!!」
まだまだ興奮し続ける我が配偶者から一枚のチラシを受け取る。

「……わぉっ、何、これ!!!」
それは、美味しいと評判の近隣の焼肉屋の広告だった。
それには、大掛かりなセールのお知らせが記されていた。血湧き、肉踊るほどに激安。
そして、さらに、セール品と併用可能な割引クーポンがついていた。

「これは…行かなきゃいけないわね。」
カレンダー片手にスケジュール調整夫婦会議。割引クーポンは土日祭日でも使えるけど、肉のセールは平日のみ。これは何としてでも平日に行かねばならぬでしょうよ。

「花も、花も!!!花も見たい!!!」
娘、私の手から焼肉屋のチラシを奪っていく。そして肉の画像に見入る。

「パパ、花もお肉食べたい!!!お肉、食べる!!!」
熱心にチラシに見入っていた娘が顔をあげ、肉のおねだり。そうだよねぇ、お肉、食べたいよねぇ。

「よし、暖かくなったら行こう。暖かくなったら、皆で焼肉屋さん行こう。暖かくなったら、お肉、食べよう。」
「暖かくなったら焼肉だ!!!わーい、わーい、やったー!!!お肉だーーー!!!暖かくなったら、お肉、食べるー!!!わーい、わーい、わーい、わーい。暖かくなったら、お肉〜♪嬉しいなぁ、うふふふ。」
我が配偶者よ、何でも「暖かくなったら」で誤魔化すの止めれ。
そして娘よ、頼むからその台詞を他所で言わないでおくれよ。花ちゃんは、暖かくならないと、お肉も食べさせてもらえないんだ……なんて思われちゃうからな。


娘、魔の2歳児。やや反抗期ながらも、こういう言葉は素直に聞き入れてしまう不思議な生き物。


とりあえず、居間の片付けは、極一部のスペースを除いて終了した。
大掛かりな家具の移動も完了し、部屋からデットスペースが消え、ちょっとだけ部屋が広くなった。

で、未だ片付く気配のない極一部のスペース。
それは、我が配偶者の所有物が並ぶスペース。ええ、ええ、ええ、ええ、ゴチャゴチャゴチャゴチャと散乱しておりますよ。
全く、夜中の2-3時過ぎまでパソコンにはりついてネット遊びしたり、ソリティアしている暇があったら片付けろっつーんだ。じゃなきゃ、寝れ。だから毎翌朝、起きれなくって私に怒られるんだろうが。それから昼間、眠い眠いと文句を言うのも止めろ。てめーが寝ないから悪いんだろ。

我が配偶者の最近の生活態度の悪さに、妻である私、爆発寸前。
さーて、いつ噴火するかしらね。

3月21日(水)
世間は祝日でお休みモードのようだが、我が配偶者は、職場の催しやらとかで出掛けてしまった。
娘と二人きり、部屋に篭っているのもつまらないので、いつもの通りベビースイミングへ行く。

この所の私の体調不良で久しぶりのレッスン参加。うん、やっぱり楽しい。娘が泳いだり、潜ったりしている姿を傍で見ているだけで楽しくなってしまう。ニコニコと笑いながら、私の許へと泳ぎ寄って来る娘の笑顔の何と可愛い事か。
君、いつもこうだといいのにね。なんたって、最近の娘ときたら………


朝、娘のオムツを交換するべく声を掛ける。「花、お尻さん交換するよ」
「ヤダ。花、お尻さん交換しない!!!!」

朝食の用意が出来た。「花、ご飯食べるよ」
「ヤダ。花、ご飯食べない!!!!」

出掛ける準備が整った。「花、プール行くよ」
「ヤダ。花、プール行かない!!!!」

玄関で靴を履こうとしている娘だが、左右が逆だ。「花、それ、逆だよ。逆。」
「ヤダ。こっち!!!こっちに履くの!!!!」

お昼寝タイム。先にベッドに潜り込み、娘を呼ぶ。「花、ネンネした人だけオヤツだよ。お昼寝しよう」
「ヤダ。花、ネンネしない!!!!」

娘、30分にも満たない短いお昼寝から目覚める。この時だけは……「花、オヤツしようか」
「オヤツ!!!オヤツ食べる!!!!」

お風呂も終わり、就寝の時間。母である私の方が眠たくって仕方ない。「花、ネンネするよ。お片付けしよう」
「ヤダ。花、お片付けしないの!!!!遊ぶの!!!!」




一つ一つは実に小さな些細な事で怒る必要もないのだろうけど、塵も積もれば山となる。
とりあえず返事の最初は「ヤダ」。オヤツ以外は全部「ヤダ」。
一日中ヤダ。ヤダ。ヤダ。ヤダ。ヤダ。のオンパレード。一体、一日に何回娘の「イヤ」を聞いているだろうか。それも毎日の事で、こちらのイライラも相当なもの。
思わず娘の即頭部をぶっ叩きたい衝動に駆られてしまう。

娘よ、母は、疲れたよ。
あとね、自分の興味がないテレビがついていると、有無を言わさずスイッチを切ってしまうの止めてくれないかな。フィギアスケート、見せてくれよ…。


娘、魔の2歳児、出口は一体どこなのか。

3月22日(木)
「お願いします。」
娘のこの台詞に親である我々夫婦は、たいそう驚いた。
娘、どうしても「お願いします」が言えず、長い事「おねます」と言っていた。ほんのさっきまで「おねます」と言っていた。それが急に「お願いします」に進化するんだもの。そりゃ、驚きますって。

そういえば、この頃………
「いたっしゅ」が「いただきます」になった。
「おやすみさい」が「おやすみなさい」になった。
急速に言葉、発音が発達しているんだよな。こりゃ、「おはようさんす」が「おはようございます」になる日もそう遠くないぞ。


拙い喋り方が段々と減っていくのは、嬉しくもあり、なんだか寂しくもあり。
親心というのは実に複雑なものなんだなぁ。


「バリ太かーっ!!!!」
「そうそう、ここのラーメンがうまかったいね!!!」
「へぇ、知らんかったや。フレンチば扱う所があるったいねぇ。」

娘が産まれてから、すっかりテレビを見なくなった。しかし今日はフィギア以上にどうしても見たい番組があった。
放送の最中、何度も娘にスイッチを切られ、なんだかんだと邪魔をされつつ、それでも最後まで見た。
それだけ見たかったんだよ、今日の「いきなり黄金伝説」。
だって、博多の超人気屋台ベスト20なんて言葉をテレビ欄で見つけた日にゃぁ、フィギアどころの騒ぎじゃありませんって。
それにしても私、博多弁忘れてないんだなぁ。懐かしい屋台の数々を見てると、自然に言葉が変わってたもんな。
それにしても、今日のこの番組、録画しとくべきだったよ。我が配偶者にも見せたかったなぁ。


「あんくさ、知っとった?「さがり」って「ハラミ」の事やったっちゃが。」
配偶者帰宅後、番組内で仕入れた情報を早速伝える。まだ博多弁を引きずっているのはご愛嬌。
そうなんだよね、関東でも関西でも、福岡以外の焼肉屋や焼き鳥屋で「さがり」の言葉を聞いた事がなかったから、てっきり福岡以外の人は「さがり」を食べないもんだと思ってたよ。
それなのに、「さがり」イコール「ハラミ」だって言うんだから、驚いちゃうよね。

てか、食ってみて、同じものだって今まで気付かなかったのかよ、私。
所詮、貧乏舌だって事ですな。違いの分からない女。

3月23日(金)
最近の娘は、ミッフィーちゃんの歌ばかり歌っている。
ベビースイミングのレッスン終了後、体を拭くためのスペース、採暖室で寝転がっている時にも歌っている。本当にいつでもどこでも呆れるほどに歌っている。
そしてその歌詞は、時折変化する。

「ミッフィーミッフィー♪しまじろう♪みんなであーそぼ♪しまじろうもなーかーよし♪」
娘よ、替え歌かい?
まぁ、替え歌なのはたまにで、たいていの時はちゃんと歌っている。


「ミッフィーミッフィーミッフィーちゃん♪みーんなであーそぼ♪スナッフィー♪グランディー♪ボリス♪ポーピーさんもなーかよし♪いつも楽しいなーかま♪森のなーかー♪ミッフィー………」
ン?どうした、娘よ。途中で歌うのを止めてしまったね。最後まで歌わないのかい?
でも、まぁ、寝言でそこまで歌えるんだから大したもんだよな。
それにしてもこのやたらハッキリした寝言、我が配偶者にソックリだ。
我が家の真夜中の寝室は、二人のお喋りが木霊する。知らない人が聞いたら、心霊現象のようで怖いに違いない。



そして現在、寝室の方から娘の歌声が聞こえてきている。
ただ今の時刻、深夜0時過ぎ。
今日は、午前中ベビースイミングでたっぷり泳ぎ、午後も公園に遊びに行ったのにな。疲れってもんを知らないのか、彼女は。
寝かしつけをしていたはずの我が配偶者は、先に撃沈している模様。
うん、その気持ち、分かるよ。最近、私がずっとそのパターンだもんなぁ。はぁ…
しかし、我が配偶者、真横で娘があんな大きな声で歌っているのによく寝付けるよなぁ。イビキと娘の歌の二重奏でこっちは非常にうるさいんだがね。


「あっ、やばい!!!兄ちゃん、見て、見て!!!!」
現在私が使用しているノートパソコンは、マザーボード交換の嵐だった前機にぶち切れ、新品に代替させたもの。2002年6月、日韓ワールドカップ、真っ最中だった。
あれから約5年近くが経ち、去年辺りから「買い換えたら?」と我が配偶者に言われ続けていたが、「うーん、まだいい…」と返事をしていたのだが、それは失敗だったか。
数日前から液晶がチカチカチカチカするようになり、大変見難い!!!!
うわんっ、今年の夏モデルに買い替え…と考えていたのに、時期が早まるのかっ。
もうちょっと頑張ってくれ、マイパソコン。

と、思っていた矢先、それも↑とほぼ同じ内容の記事をmixi日記にアップしようとした瞬間、それはまるで雨雲が押し寄せてくるかのようにして画面の左側から徐々に真っ黒になっていった。
そして遂に全てが真っ黒に。
息絶える瞬間を見届けてしまったよ。

どうにかこうにか、手探り作業で書きかけの記事はアップしたものの、これは使えない。
ガックリと項垂れていたが、緊急処置にと我が配偶者が液晶パネルのみを入手してくれた。
おお、助かった〜♪…と、両手を挙げて喜びたい所だが、液晶画面が二つも並んでいる窮屈な状態。
やっぱり、買い換えるしかないよなぁ。はぁ…。

3月24日(土)
「いたーだきます。美味しいねー。」
娘よ、夢の中で何を食べているんだい。それにしても、寝言でもちゃんと「いただきます」を言うなんて、君は、なかなか良い子だな。


「え?違いますよ。私じゃないです!!!やってないですって!!!」
我が配偶者よ、何をした?!夢の中とはいえ、なんぞ粗相をしでかしたとあっては、聞き捨てならんぞ。


てか、君達、静かに寝れ。
それに寝言なのに滑舌良過ぎだろ、父と子二人して。
遺伝子なんだねぇ。


本日、我が配偶者が勤める職場に縁のある方々がファミリーコンサート(子ども参加OKのコンサート)を主催するとかで、彼と娘は二人で出掛けてしまった。
静かになった一人の部屋で、あれも片付けよう、これも片付けようと思いつつ、グースカ寝てしまい、結局何にも出来なかったよ。折角のチャンスだったのに。


「流石に花さんにオペレッタは早かったなぁ。」
娘、コンサートホールでは退屈していたという事だが、ホール外に設置されたプレイエリアでは若いお姉さん達にマンツーマンで遊んでもらったとかで、たいそうご機嫌で帰って来た。

「アルファベットの形していたオモチャがあって、「これ、A!!!」とか言うから皆ビックリしてたよ。」
「お姉ちゃんに教えてあげた!!!これ、A!!!って教えてあげた!!!!風船もらった!!!」
そうか、そうか、それは良かったね。

「芸も披露してきたよ。」
芸???

「お名前は?」
「兄ちゃんちの花です!!!」
「何歳?」
「2歳です!!!」
「じゃぁ、パパの名前、知ってる?」
「兄ちゃんちのパパです!!!」
「ウケた、ウケた。」
くだらない事すんなよ……。


娘、魔の2歳児。人入りの悪いコンサート会場に入った途端、「誰もいない!!!」を連呼し、我が配偶者を冷や冷やさせたそうな。
彼女がこういうコンサートを楽しめるようになるのには、まだまだ時間が必要なようで。

3月25日(日)
母と娘の会話:

・家族三人某ホームセンターにて買い物中、我が配偶者がトイレに行ってしまった。しかし、なかなか戻ってこない
「パパ、遅いねぇ。どこのトイレまで行っちゃったんだろうねぇ。」
「パパ、鬼さんに食べられちゃったんじゃない?」
「あー、そうかもね。食べられちゃったのかもね。」
彼、良い子じゃないから、有り得ない話じゃないよな。

・布団売り場、ベッドの上にセッティングされた布団のディスプレイを見て
「あ、お布団がある!!!ママ、パパ、あそこにネンネしてるかもよ。」
「そうだねぇ、パパ、お寝坊さんだから寝てるかもね。」
本当に寝てたら怖い。まぁ、本当にあそこで寝ていてもあんまり驚かないとは思うけど。「ちょっと、何やってんの?」程度。


夫と妻の会話:

・娘が寝てしまった車中にて。老夫婦が乗るスポーツカーを眺めながら
「子どもも大きくなって、二人とも歳とったら、何の車を買いましょうか?」
「アストンマーチン。」←即答
「え…いや、冗談じゃなくて、現実に…。」
「はぁ?アストンマーチン以外の何があるってのよ。」
「アストンマーチン、高いよ?」
「知ってるわよ。」
「…アストンマーチン、バンキッシュじゃないよね?」
「はぁ?バンキッシュに決まってるじゃない。アストンマーチンのバンキッシュじゃなかったら、あとの車なんて何でも一緒よ。それがダメなら、軽自動車でいいわ。」
妻は、ピアースヲタ本気だ。

・さらに車中にて。ヨタヨタ歩きのご婦人が横断歩道を横切っていくのを眺めながら
「歳とって白髪になったら、髪の毛を紫にしようと思うんだけど。」
「え…紫ですか?」
「うん。結構いるじゃない?白髪の髪の毛を紫にしているお婆ちゃん。若者が紫に染めてると嫌な感じだけど、お婆ちゃんがしてるとオシャレなイメージじゃない?」
「紫の髪の毛のイメージって、マ・クベでしょ。」
このガンダムヲタめが。


ガンダムヲタにしか分からないオチで申し訳ない。


新しいノートパソコン購入。突然の出費、痛い…。ぼちぼちと移行作業をせねば。

3月26日(月)
仕事が休みの天気の良い日、僕は、娘と公園へ出掛ける。
つい先週まで雪が舞っていたこのシベリア無法地帯にも、ようやく春の足音が近づいてきたようだ。今日は絶好の公園日和。娘の手を引き、近所の公園へと行く。

寒かった頃には人っ子一人居なかった公園に、今日はわんさかと居る親子連れ。僕達が遊ぶスペースはあるだろうか。
「わぁ、花さん、お友達がイッパイいるねぇ。」

公園の中心部に向かいながら、娘に話し掛ける。すると娘、ふと足を止めて地面をジっと見つめる。
「パパ、イッパイいる。」

「ねぇ、イッパイいるねぇ。」
小さい子どもがあまり好きでない娘。やっぱりこの状況は彼女にとって好ましくなかったか。

「イッパイいるよ。皆、一緒に遊ぼう〜♪」
引き続き立ち止まって地面を見つめる娘が言う。

え?一緒に遊ぶ…?誰と?
「虫さん!!!」

しゃがみこみ、嬉しそうに地面を指でなぞる娘。そこには無数の蟻の姿。
え?え?え?
「虫さん、一緒に遊ぼう〜♪」



虫と楽しそうに戯れる娘の姿を見、些細なことでは悩んだり、動揺したりしない僕がちょっと心配になりましたよ。
娘よ、虫じゃなく、人間のお友達に遊ぼうって誘ってくれよ。

我が娘、こんな調子で大丈夫なんだろうか…。

3月27日(火)
理解出来ない配偶者の行動:

真夜中、トイレに行こうと真っ暗な居間を横切った時、ボテっとした質感の大きく生暖かい邪魔な物体に足をとられて転びそうになる。
この邪魔な物体、言わずと知れた我が配偶者兄ちゃん。

翌朝起きられなかろうが、日中眠くなろうがお構いなし。彼は、毎日深夜遅くまでパソコンにかじりついている。
極々稀に仕事をしている事もあるのだが、それは本当に極々稀な事で、たいていは忙しなくネットサーフィンをしているか、ソリティアなどのゲームをして遊んでいるのである。そしてそのまま、パソコンを抱きかかえたままで居間の床に転がったまま眠ってしまうのだ。
ちなみに我が配偶者が起きてネット遊びをしているのに何故既に居間の電気が消えているかというと、それは、私が寝る時に消してしまうからだ。決して彼が消しているわけではない。
我が家の居間には時報のなる時計が飾ってあり、明かりが点いているとそれが鳴ってうるさいので、(私は些細な物音で目が覚めてしまう)自分が寝る時にとっとと消してしまうのだ。


さて邪魔な物体に足をとられ危うく転びかけた私。ムカついたので、ガンガンと足でその邪魔な物体を蹴飛ばす。しかし、物体はビクともしない。
あっちで寝な!!!と声を掛けるが、「う〜ん」という寝言ともつかない返事が返ってくるのみ。物体は、動き出す気配すらない。
やれやれ。

トイレで用を足し、再び居間に戻ってくると、やっぱり邪魔な物体はそこにある。再びガンガンと遠慮なしに蹴飛ばす。それでも邪魔な物体は動かない。
一旦寝室に戻り、彼のベッドから毛布を取り上げまた居間に戻り、邪魔な物体の上にバサっと掛ける。風邪でもひかれたらたまらんからな。
だが、電気ストーブやホットカーペット等の電源は切っていく。電気代が勿体無いからな。
布団の中で自家発熱し、暖をとるがいいぞ。心優しき妻に感謝するんだな。



それにしても理解出来ん。これが居間から寝室まで数百メートル、移動に数分を要するような豪邸ならいざ知らず、何故たった数歩、直線距離にしておよそ1.5メートルの距離をどうして移動出来ないのかと。
起き上がって移動する。何故、ほんの2、3秒を惜しむのか。そのほんの2、3秒を我慢すれば、快適な眠りを手に入れられると約束されているというのに。
分からん、本気で分からん。
極限に眠くなるまでパソコンにかじりついてそのまま寝てしまう行動も、ほんの数秒・数メートルを移動せずに翌日「腰が痛い」だの何だの言う行動も。
妻の私は、本気で分からんよ!!!!
つーか、そんな所に寝られると邪魔だし、電気代が勿体無いんだよ。


所で我が配偶者、この日は朝までそのまま固い床の居間で寝ていましたとさ。
目覚めて扉を開けた娘が、そこに転がる死体のような父親の姿を見て固まっていましたよ。
やれやれ。

3月28日(水)
理解出来ない配偶者の行動その弐:

真夜中、トイレに行こうと居間を横切る。そして邪魔な物体に蹴躓いて転びそうになる。
邪魔な物体、それは言わずと知れた我が配偶者。

またそのまんま寝てしまったんかい!!!!
怒りを通り越して呆れていると、彼が布団を被って眠っている事に気付く。
え…今日はまだ布団掛けてやってないんだが………という事は、自分で寝室から布団を持ち出し、ここで寝ているというのか。
何を考えているんだ、これは、何かのデモストレーションか?!?!?!?!

「すぐ起きられるためですよ。」
彼を蹴飛ばし、問いただしてみると寝ぼけながらもそう答える。
はぁ?分からん。君の考えている事はちっとも分からんわい!!!
しかしその答えは数時間後、朝日が昇った後すぐに判明する事になる。
私が目覚めた時、珍しく彼は既に起きており古新聞や段ボールの類を整理していた。
ああ、今日はリサイクル収集日か。

ゴミ出しの類の仕事、我が家では我が配偶者の担当となっている。最後に彼が任務にあたったのは昨年末か。実に3か月分の古新聞の類の山はなかなか圧巻である。
セッセと山積みになった新聞紙を運び出す我が配偶者、顔に「頑張ってるでしょ?」という表情が読み取れる。
なるほどね、このための「すぐ起きられるため」なのか。
君、アホちゃうか………。


例やらなきゃいけない事に期限がある時、彼は、最後の最後、お尻に火が点いて燃え出す勢いになるまで動こうとしない。いつもそうだ。彼が先を見越して、早めに動くなんて事は絶対ない。
反し、私は、期限付きのやらなきゃいけない事があると、その期限が気になって早めに終わらせてしまわないと気が済まない性格なので、なおさら彼のこの行動が理解出来ないし、見ていて非常にイライラする。
今回の古新聞出しも、そもそもこんなに山積みになるまで後回しにせず、早め早め、少しずつ出していれば仕事は簡単に済むはずだ。ここまで溜めてしまったにしても今日が収集日だというのは分かりきった事なので、数日前からでも準備しておけば良かっただけの話だ。
何も収集日当日の朝に慌ててやる必要は微塵もない。
全く、この男は。

だけど、夫婦ってこんなもんなんだろうな…と思ってみたりする。相反したこの性格が、お互いの足りない所を補いあってるんだろうな。





と、思わないと、彼のこの行動はムカつくばかりなので無理やりにもそう思う事にしちゃいますよ。

3月29日(木)
「エビシー踊るぅ〜♪」
今日は幼児英会話スクールの日。
娘、スクールのキャラクターマスコットがデカデカと刺繍されたリュックを背負いマンションの廊下を走って行く。なんだかリュックが走っているみたいで、ちょっと笑える。
それにしてもこのリュックだが、キャラクターマスコットだけでなく、大きく○○英会話スクールと書かれていてまるで娘は走る広告塔だ。

さて、本日のレッスン。いつになく良い子で、全てのアクティビティをこなし、終始笑顔でニッコニコ。アクティビティとアクティビティの間には、ティーチャージョニーに手を振るほどにご機嫌。
手を振られたジョニー先生は、無視するわけにもいかず、やや苦笑いで手を振り返してくれた。

所で、今日で他の参加者である二組の親子は上のクラスに移行してしまう。来週からのレッスンは、先生と我々親子のみ。マンツーマンレッスンだ。
うーん、生徒が自分一人だという状況に、娘がどういう行動をとるのかやや不安である。
誰も居ないと騒ぐのは間違いないだろうな・・・・・・。

それにしても幼児英会話スクールって人気ないのかな。今まで一緒に参加していた二組の親子、ちびっこクラスを卒業して上のクラスに移行するのはいいが、その上のクラスに在籍するのはこの二組だけで他に誰もいないと聞いた。(てか、生徒、我々三組だけだったのか?!)
娘が一人になるちびっこクラスに新しい生徒が来る気配は微塵もないし。
結構楽しいと思うんだけどな、幼児英会話スクール。


「パパ、今日、ピンクとグリーンだったよ。」
我が配偶者が帰宅後、今日習った色を報告する娘。これは、レッスンがあった日に必ず見られる我が家の光景。
ね、娘も充分楽しんでると思うんだけどなぁ。まぁ、母親の私は、非常に疲れるんだけどね。


「なんか風邪ひいたっぽい。」
自業自得だ。

そりゃ、二日間続けて居間の床に転がって寝てりゃぁねぇ。誰も同情せんわい。


ニューパソコンに引っ越し完了。
OSはVistaなんだが、これが使い難い〜っ。というか、使い勝手が今までと全然違ってまるで初心者よ。
それに新しいパソコンって、サクサク動くってイメージがあったけど、vistaに関してそれはないな。
悪戦苦闘する私を見、我が配偶者は、Vistaへの買い替えは見送ったと申しております。
チキショウメ


長らくお休みしていた花飯(ハナメシ)を再開しました。
今後は大人ご飯の画像も掲載していく予定。どうぞヨロシク。

3月30日(金)
新ジャガが手に入ったら是非作りたいと考えていた献立があった。それは、新ジャガで作る吉野煮。
本日、遂にとてもいい感じの新ジャガを買う事が出来た。早速調理にとりかかる。そして完成。
出来上がった新ジャガと鶏そぼろの吉野煮の何と美味しい事か。ウキウキとしながら皿に盛り、ブログ用の写真を撮る準備をしながら娘に声を掛ける。
*新ジャガの吉野煮の詳細は、花飯(ハナメシ)にて公開中。

「花ー、ご飯出来たよー。ハイ、おもちゃ、ないないして。お片付け。」
「ヤだ!!!花、遊びたいの。お片付けしない。」
私の呼び掛けに速攻で「嫌だ」と答える娘。このっ、魔の2歳児めがっ。
それでもめげずに娘に声を掛ける。

「花。今日は、花の好きなお芋さんあるよ。片付けないと食べられないよ。」
「ヤだ!!!花、遊びたいの。ご飯、食べない。」
やれやれ、これだから魔の2歳児は・・・・・・。

最近の娘は、いつもこんな調子で返事は何でも「嫌」。とりあえず、「嫌」。嫌じゃなくても「嫌。」
それでもまぁ、私が食べ始めれば「食べるー」と言いながら走ってくるんだからと、一人で先に食べ始めた。
しかし、今日は一向に「食べる」と言い始める気配がない。
それどころか相変わらず遊びの手を止めないし、そのくせわざとらしく私の足元にすり寄ってきてそこで遊んだりしている。
これは・・・根競べですか?


黙々と一人で食事を開始して既に20分が経過した。もうお皿には、ほとんど食材は乗っていない状態。ほぼ食べ尽くした。それでも娘は、知らんぷりで遊び続けている。
「花、遊ぶのはご飯食べてからにしようよ。ご飯食べなきゃお腹空いちゃうよ。」
「ヤだ!!!花、遊びたいんだもん。ご飯、食べないもん。」

プッチーンッ!!!!!

何かが私の中で切れた。

娘に近寄り、有無を言わさずその体をまるで荷物でも持つかのようにして抱え上げる。
「そんな我儘言う人は、鬼さんと暮らしなさい!!!鬼さんと遊んで、鬼さんとご飯食べて、鬼さんと一緒にネンネしなさい!!!」
「ヤだーーーーーーーー!!!」

ジタバタする娘を抱えたまま向かったのは、我が家クリーンナップ作戦のためにますます物置小屋と化した洋室。ここには、娘の大嫌いな節分の時に使った鬼の面も置いてある。娘は、この部屋に鬼さんがいると知っている。
そんな部屋に娘の体をおろし、奥の方へと押しやる。
「我儘言う人は、そこで鬼さんと一緒にいなさい!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーんっ!!!ヤだぁぁぁーーーーーっ!!!」
「知りませんっ!!!花は、鬼さんちの子になりなさい!!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーんっ!!!ヤだぁぁぁぁぁーーーーっ!!!ごめんなさーい!!!」


娘が「ごめんなさい」と謝ったので、居間へと移動する。
「ハイ、じゃぁ、どうするの?花は、何をしなきゃいけないの?」
「お片付け、する。」

娘、ヒックヒックしゃくり上げながらお片付け開始。お片付けが完了したら、何も言わずとも自分でハイチェアーによじ登りご飯茶わんを引き寄せた。
「いただきます。」
スタイを装着してやったら、モグモグとご飯を食べ始めた。




ちょっと怒りすぎたかな……今日のおやつ、焼き芋だったから量が多かったのかもしれない。そのせいで、まだお腹が空いてなかったかもしれないな。もっと、ちゃんと考えなきゃダメだな。それに、やっぱり、あの怒り方はよくないよな…ダメだな、私。
そんな反省を心の中でしていたが…………


娘、お腹が空いていないはずがない。トマトを半分残したものの、外は全部平らげ、その上「ニューニュー飲みたい」と牛乳を要求してきたんだから。
このっ、魔の2歳児めがっ!!!



娘、魔の2歳児。彼女との日々は、精神修行の日々なり。
この頃、ずっとこんな感じだし、寝つきは相変わらず悪くて、私のストレスマックスなんだよね…はぁ……。


そこにあって当然なものが突如なくなると大変不便だ。
昨日よりニューパソコンに移行しているのだが、画面一番下にあるタスクバーが突如消滅してしまうという現象が度々発生。
OSがXPの頃もこの現象はしばし発生したが、それはちょっと隠れてしまっただけで、マウスでひゅーっと引っぱり出してきてやると簡単に戻ってきてくれた。
しかし、このVistaのは様子が違う。ひゅーっと引っぱり出すのが不可能だし、何より現在何を開いているかというタブ(?)だけが消えるのであって、スタートボタンだけがポツンと寂しく表示されているという不思議な状態に陥っているのだから。
まぁ、「イッパイ窓開いてますよ?」と言われながらも、そのまま電源を再起動させてしまえば再びタスクバーは戻ってくるのだが。
しかし、なんなんだ、この変な症状は。

最初は私が何かの弾みで余計な所を触ったんだろうと思っていたのだが、どうも違う。本当に突如としてあるべきはずのタスクバーが消滅してしまうんだ。私が原因ではない。
そこで我が配偶者に色々調べてもらったのだが、どうやら、このVistaというOSでは度々発生する症状らしい。ネット上では、私と同じようにこの症状に困っている人達が沢山いた。
うがーーーーっ!!!

娘だけでなく、ニューパソコンまで私をイライラさせてくれています。