タヒチ行くなら知っておきたいアレコレ

・ポリネシアンダンスLESSON

タヒチのたいていのリゾートホテルでは、その滞在中に必ずと言って過言ではない程ポリネシアンダンスショーを楽しむ事が出来るでしょう。
ホテルによっては食事とセットになった有料のイベントだったり、ホテル敷地内公共の空間を使っての無料のイベントだったりします。
必記すべきはこのダンスショーのクライマックスは観客を巻き込み幕が閉じる事。
いつ、なんどき、貴方がダンサーに導かれ舞台の上で舞いを披露する場面に遭遇しないとは言い切れません。
幸か不幸か?そんな場面に出くわし、舞台の上で素敵なダンスを披露出来るよう準備を怠ってはいけません。
舞台の幕は待ってくれません。
舞台の上で表情が強張り、上手く踊れなくて恥をかきたくなかったら・・・

タヒチ行くならポリネシアンダンス覚えて行けっ!
これ最大重要事項。


Lesson 男性編
腰をうねらせ踊る女性のダンスと違い、男性の場合内転筋(内股)をフルに活用しなければなりません。
「Are you TAHITIAN?!」と正真正銘、現地のタヒチ人を驚愕させ、その踊りを絶大に賞賛された我が配偶者兄ちゃん。
そんなポリネシアンダンスマスターの彼がその身を犠牲にし、貴方に正しいポリネシアンダンスを伝授してくれます。




一目瞭然ですね。
やや中腰の姿勢で膝を曲げ、それを大きく、早く閉じたり、開いたりするのです。
注意すべき点は、この時ちんこが上下に大きく跳ねるよう心がける事。
日本人観光客でここまで踊れればもう問題なし。怖いもんなし。
一躍皆の脚光を浴びる事間違いなし。
突然舞台の上で踊る場面に遭遇しても何も怯える事はありません。

さぁ、貴方も今すぐ立ち上がりレッツポリネシアンダンス!
雰囲気を味わいたい。先ずは格好から入りたい。
そうおっしゃる方は腰にパレオを巻くのをオススメします。
さすれば気分は既にタヒチアン。
自分は青い海をバックに、青い空の下で踊っているというイメージも忘れないようするのが上達のコツです。

また上級者になると、この動きをしながら右へ左へ。時にはその場で回転をしながらこの動きを繰り返します。
ただし、その域まで達し、現地タヒチ人にダンサーとしてスカウトされ、移住するハメになるかもしれません。
その場合当方は責任を負いかねます。
悪しからずご了承ください。


Lesson 女性編
タヒチ初日にして、突然ダンスの舞台に連行され戸惑うしか出来なかった可愛い新妻のワタクシ。
運良く(?)ダンサーの長に目をつけられた事で、舞台の中央で恥を晒してしまいました。
貴方にはそんな思いをさせたくない・・・。
そんな心優しきワタクシがその身を犠牲にし、貴方に正しいポリネシアンダンスを伝授します。




一目瞭然ですね。
とにかく腰。腰がオンナの命です。
しかし私はまだまだ初心者です。ポリネシアンダンサーへの道は遠く険し過ぎます。
見本は上半身が動いているのでタヒチのもー娘。に選ばれる可能性ははゼロです。
上級者は上半身の重心を決して崩しません。

しつこいようですが、とにかく腰。腰なのです。
腰が中心。腰が最大重要事項。
貴方が夜の営みで、相手の身体を挟み腰をうねらせているのをイメージしましょう。
そう腰つきはグラインド・・・を常に忘れずに。
ポリネシアンダンスには元々そういった意味合いが含まれているのです。
まさに情熱、灼熱の国のダンス。
腰を左右振る・・・いえ、うねらせ、くねらせ、グラインドを心がけましょう。

踊っていて気が付いたのですが、この腰をくねらせ踊る運動はウエストを引き締める効果絶大。
向上心を忘れなければ憧れのキュッと締まったクビレを貴方は得られるでしょう。
タヒチで恥をかく事もなく、ウエストもダウンサイジング。一石二鳥!
これを踊らずして何を踊りましょうか?

さぁ、貴方も今すぐ立ち上がりレッツポリネシアンダンス!
雰囲気を味わいたい。先ずは格好から入りたい。
そうおっしゃる方は腰にパレオに身を包む事をオススメします。
さすれば気分は既にタヒチアン。
自分は青い海をバックに、青い空の下で踊っているというイメージも忘れないようするのが上達のコツです。

また上級者になると、この動きをしながら右へ左へ。時にはその場で回転をしながらこの動きを繰り返します。
ただし、その域まで達し、すっかりこの動きの虜となり、貴方の大事な人の上で披露したら・・・
貴方の大事な人はいとも容易く昇天する事間違いないでしょう。
その場合、貴方のパートナーが自信を喪失したり、貴方が妖しい所でその動きを覚えてきたと勘違いされる恐れがあります。
その場合当方は責任を負いかねます。
悪しからずご了承ください。

対処法は男女共にペアーでタヒチアンダンスレッスンに励む事です。

・南半球の星を覚えて行こう
 「南半球に行ったら南十字星を見る」のが僕の夢でした。by.ダンナ
ところが、事前にちゃんと調べて行かなかったので、どれが南十字星だかサッパリ分からず…。
みなさんはそんなことのないよう、ちゃんと下調べしてから行くことをお勧めします。

ホテルによっては、無料アクティビティの1つとして「星空を観る会」のようなものがある模様です。
ただし、現地の人に聞いても「?」という顔をされるかもしれません。
メリディアンで他の日本人カップルがタヒチ人の従業員に「どれがサザンクロス(南十字星)なの?」と聞いていましたが、よく分からなかったようです。
タヒチアンにとって、星は常に頭の上にあるものであり、それをしげしげと眺めている我々日本人の気持ちなぞ理解し難いものなのでしょう。
探し方はこちら(http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/5153/newpage2.htm)などを参照してください。

・日焼け止めは多めに、日焼け後のお手入れ
 南半球の日差しは想像以上に強いです。
「ほんの少しだから…」といって甘く見ては行けません。
ゆ様はうっかりカタマランクルーズでお昼寝してしまい、背中に日の丸の模様が出来てしまいました。日の丸背負って一体ドコへ行くと言うのでしょう…。

水着のデザインの所為とは言え正直カッコ悪いです。背中に日の丸。
しかし、私なぞまだ可愛い方で見ていて気の毒になるほど真っ赤になっている人も見かけました。
日焼け止めはこまめに塗りましょう。
また塗り忘れにも気をつけましょう。
肩、腕、背中といったところを忘れる人はいないでしょうが、首の後ろ、ふくらはぎ上部、足首といったところにもちゃんと塗りましょう。
どれだけ注意していても、それでも焼けてしまう場合がありますから、日焼け肌用ローションもあるといいかもしれません。
泳いだ後、パートナーとベッドで日焼け肌用ローション塗り合いっこして、そのまま夜のポリネシアンダンスに突入するのも、これまた一興。

・水着、露出度低く
開放的なリゾート地ですから、露出度の高い水着を着たくなる気持ちはよくわかります。
しかし、泳ぐ時にはこれが致命的なミスになるかもしれません。ゆ様の背中がソレを物語っています。
デザイン的に開いている部分がある水着には要注意です。なんたって背中に日の丸ですから。
ちゃんと日焼け止めを塗らないと、そこだけ焼けてしまいますから。ゆ様の背中がソレを物語っています。なんたって背中に日の丸ですから。

シュノーケリングをする時にはTシャツを着ておくのもいいでしょう。

・水持ちこめ(ホテルは高い)。レストランで水頼め(部屋のはもっと高い)
 タヒチでは水道水を飲んでも問題ありませんが、やはりミネラルウォーターの方が安心かもしれません。
そのミネラルウォーターですが、出来れば街のスーパーなどで買う方が安上がりです。
「Eau Royal」や「VAIMATO」といった地元のものならば、1.5リットルで100円そこそこで買えます。
ところが、ホテルによってはそうそう買い出しに出るのも大変な場合もあります。我々のように離島のホテルに滞在してしまうと船で水買いに行かねばなりません。
そういった時は、食事時にミネラルウォーターを頼み、余った分は部屋に持って帰りましょう。
1本分お金を払っているのだから堂々と持って帰ればいいんです。
ちなみにミネラルウォーターぶら下げて歩くフランス人(その他日本人以外の観光客全て)って格好いいよね。
日本人がミネラルウォーターぶら下げて歩いてると、なーんか一升瓶抱えたオッサンに見えちゃうんだよね。
まぁ、背に腹は変えられない…つー事で、とにかくレストランでは今飲まないなぁ〜っと思っても大きいサイズの水を注文しましょう。
ホテルの部屋の冷蔵庫には大きいサイズのミネラルウォーターが入るスペースはないので、機会を見て小さいサイズのボトルを手に入れた方がいいですね。
寝る前に小さいボトルに水を詰め替え冷やしておくのをオススメします。
もちろん、部屋のミニ・バーにも水はありますが、これが一番割高です。
タヒチ滞在初日にホテルのレストランでエビアンを注文したら1000円でした。たかっ!

・パン持ちかえりOK
 ホテルのレストランで食事をすると、頼んでいなくても必ずパンが出てきます。
さすがフランス領だけあって、フランスパンはどれも美味しいです。
かといってパンばかり食べると、それだけでお腹一杯になるから気をつけましょう。
 このパンですが、部屋に持ちかえっても大丈夫です。
アルプスの少女ハイジのようにトランク一杯分持って帰ると・・・そんな人はいませんかそうですか。
持ちかえったパンは小腹が空いた時の丁度良い足しになるでしょう。

 もう1つのパンの使い道、それは魚の餌付けです。
ただし、ホテルによっては、餌付けを禁止しているところもあります。
逆に、餌付け用にパンを用意しているホテルもあるようです。
いずれにしても、シュノーケリングの時にパンを持っていくと、楽しいですよ。ちゃんと手から食べてくれますから。

・ご飯半分コ(シェア)
 レストランで料理を頼むと、1品1品の量が多いので注意しましょう。
私達の場合、お昼はいつも1品だけ頼んでシェアしていました。
メリディアンでは、「シェアする」というと、ちゃんと1つのサンドイッチ等を半分に切って持ってきてくれます。
しかも、付け合せのポテトや野菜はちゃんと1人前分ずつついてきます。
それ以外にパンも出てきますから、十分お腹一杯になります。
こんな所でコツコツと経費節減するワケですね。

・やつらのスピード、注文の中味に用心
 南国がどこでもそうなのかは分かりませんが、タヒチでも人々の動きはゆっくりゆったりしています。
せこせこ歩くことなんて皆無。

到着初日に、現地ツアー会社の人に「ちょっと待て、と言われたら30分は覚悟してください。
レストランでも注文を取りに来るまで30分、それから最初の皿が出てくるまでさらに30分」と脅され(?)ました。
さすがにそこまで極端なことはあまりありませんでしたが、のんびりしているのは確かです。
郷に入りては郷に従え。
我々ものんびりと過ごしました。のんびりしているのはいいのですが、気をつけなければいけないことが1つ・・・
レストランなどの注文と会計です。
時々間違ったものが出て来たりします。
私達も、ノンアルコールカクテルを頼んだのに普通のカクテルが出てきたことがありました。
メニューを指差して注文するのが一番確実でしょう。
会計時には、注文してないものがついてないか、よく確認してからサインしましょう。
適当にサインして、後から「おかしいぞ?」と思っても後の祭り。踊っても支払は待ってはくれません。
我々の場合、なぜか1回だけミールクーポンが出てきて随分得をしましたが(笑)

・水、カメラ持ち歩け
 タヒチには、当然自動販売機なんてものはありません。
喉が渇いたからチャリン、ガタガタッ…というのは日本の話し。
特にアクティビティに参加する場合は、水を持参する方がいいでしょう。

もう1つ、カメラ。タヒチはシャッターチャンスの多い国です。
結構色々写真を撮ってきたつもりでも、帰ってみると「あれも撮っておけばよかった」「これも撮っておけば」ということが何度もありました。
デジカメを持っていく人は、メモリーカードを多めに持っていくのがいいでしょう。
充電に関しては、大抵は特別なプラグを持っていく必要はありません。
タヒチは200V、3極プラグが標準的ですが、洗面台のところにシェーバー用として100V、日本と同じプラグがあります。

・チップ不要
 海外旅行で何が面倒かといえばチップです。
ホテルのボーイにチップ、枕の下にチップ、タクシーにチップ、トイレ行くにもチップ、レストランではチップ分を書きこんで・・・。
ところがタヒチではチップの習慣はありません。
これは楽ちんでした。余分に小銭を持ち歩く必要もありませんから。チップ不要ですから、ホテル内ではほとんどお金を持ち歩く必要はありません。
レストランの支払いも部屋番号とサインでチェックアウト時に精算されます。
私もほとんど部屋の鍵だけを持ち歩いてました。
ただしホテル内のブティック(要するに売店)はサイン払いが効きませんから、現金またはクレジットカードを持っていかないといけません。

・あいさつ位覚えていけ
 タヒチでは日本人客が多いせいもあって、日本語だけでもなんとかなります。
スタッフも「コンニチワ」と気軽に声をかけてきます。
それでも、せっかくですから簡単なあいさつくらいは覚えておくといいと思います。
タヒチではフランス語とタヒチ語が使われています。
ホテルではボンジュール(夜ならボンソワール)とフランス語で話しかけられることが多かったです。
あとはメルシー(ありがとう)が言えれば十分。
タヒチ語ではイアオラナ(こんにちわ)とマルル(ありがとう)は覚えておきたいところです。
イントネーションなどは現地の人が言っているのを聞いて真似しましょう。

・お土産はスーパーで(セッケンお薦め)
 海外旅行でのお土産は誰しも頭の痛いところです。
タヒチでお土産を買うなら、絶対スーパーがオススメです。
何しろ安い。
値段だけなら空港の免税店>ホテル売店>>スーパー、といった感じでしょうか。
特にクッキーやバニラ製品、石鹸は絶対スーパーで買いましょう。
そんなお土産の中で、オススメは石鹸です。
ナチュラルソープで使い心地もグッド。
独特の香りは人によっては敬遠されるかもしれませんが・・・。
空港で買うと1個250XPFくらいしますが、スーパーなら160XPFくらいです。
私達はメリディアン・タヒチのすぐ近くにあるスーパー・タマヌで買いました。

タヒチにこれから行く方が居たら…是非、私に石鹸買ってきてください。

・アクティビティは好みに合わせて
 せっかくタヒチに行くんだから、あれもして、これもして・・・気持ちはわかります。
そうそう何度も行けるところではないですしね。
でも、ぎっしりとアクティビティを入れてしまうのも考え物です。
ここは厳選して1日1つに留めておくのはどうでしょう。
午前に1つ入れたら午後はゆっくりしましょうよ。午後に入ってるなら朝寝坊するのもいいでしょう。
水上コテージのベランダでコーヒーでも飲みながら美しい海を目に焼き付けておくのも贅沢な過ごし方だと思いますよ。
 そのアクティビティですが、人によって好みもありますから、事前にある程度下調べも必要でしょう。
海が好きな人、山が好きな人、色々ありますから。
(新妻はタヒチで一番人気!と歌われているジープサファリでたいそうご機嫌を悪くなされました。

アクティビティにお金をかけなくても十分に贅沢な時間を過ごせるのがタヒチです。

・最新の日本のギャグを伝授しろ
 なぜか現地のホテルスタッフは日本のギャグを知っています。
モーレアではいきなりの「カトチャンペ」攻撃におののき、ボラボラでは遠くから聞こえる「アイーン」にビックリしました。
最初に教えたのは誰なんでしょうねぇ。
1つ覚えれば、あとはそれを披露すれば新ネタを教える人がいて・・・という風に彼らのレパートリーは増えていくのです。あなたもそんな風にギャグを披露されたら、新しいネタを1つ教えてあげましょう。
これぞ国際交流!(なのか?)

・サンゴの消毒
 タヒチの海は珊瑚の海です。
海に入る時は、必ずビーチサンダルかウォーターシューズを履きましょう。
それでも珊瑚で足や指を切ってしまった場合はどうするか。
珊瑚は生き物ですから、下手をすると菌が傷から入ってしまいます。
菌が入るとそこから珊瑚が生えてきます。
人間珊瑚養殖マシーンとなってしまいます。
それが嫌なら必ず消毒しましょう。
シュノーケリング中なんかで消毒薬がない場合はどうするか?
そんな時はアンモニア消毒しておけば大丈夫です。
オシッコかけときゃ大丈夫つーこった。

 その他にも毒を持った動物などもいますから、海の中ではむやみに生き物に触らない方が無難です。
かといって襲ってくるような動物もほとんど居ませんから、慌てずじっとしていれば大丈夫。
ウミガメといっしょに泳いだり、エイと一緒に泳いだり、小さな魚達が海底をつつく音に耳を傾けたりしましょう。
(ただしエイの尻尾には毒がある場合があるので気をつけましょう)。