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「ふとした言葉」過去分 2008年

「ふとした言葉」は、私がふと気にとめた言葉という意味です。 「ふとした言葉」過去分目次へ

2008/12/19

基礎的な滴定から最新の機器分析法までの、どのような分析法も、それら一つ一つが現代の化学者にとって武器庫に並んだ武器のような役割をしているのである。
−S.P.J.Higson 著 阿部芳廣ら 訳「分析化学」より−

2008/11/20

そして棚には空きを残そう
やがて棚の全てが“世界のもと”で埋まる日が来る
−(独)科学技術振興機構「elements〜メンデレーエフの奇妙な棚〜」サイエンス チャンネル(2004-2007)より−

2008/11/2

昔ある男が奇妙な棚を作り予言をした
私はこの棚に“世界のもと”を並べた
−(独)科学技術振興機構「elements〜メンデレーエフの奇妙な棚〜」サイエンス チャンネル(2004-2007)より−

2008/10/4

大学にいる時は勉強はつまらないし、何を学べばいいかわからなかったのに、社会に出ると無性に勉強したくなるし、何を学べばいいかもはっきりするじゃないですか。
−三浦 展「下流大学が日本を滅ぼす!─ひよわな”お客様”世代の増殖」より−

2008/7/13

測定・分析機器とはまさに、人間が自然の言葉を聞き、理解するためのメディアでもあるわけです。
−堀場製作所コーポレート・コミュニケーション室+工作舎「『はかる』と『わかる』」より−

2008/6/14

どんなものも、結局著者が言いたいことは、「私は偉いでしょ。私は他の人と目のつけどころが違うでしょ」ということです。そういう自負心があるから、わざわざものを書いて発表しているわけです。
−齋藤孝「読み上手 書き上手」より−

2008/6/7

アカデミアの研究者に望みたいことは、開発応用的な1から100の研究は企業に任せ、その優れた英知を0から1を生み出す「新しい発見」につながるリスクの高い研究に注力し、ライフサイエンスの新しい時代を切り拓いていってほしいということである。
−西村 紀「異分野をつなぐ〜一薬学研究者の想いと願い」(ファルマシア2008年6号)より−

2008/5/22

気をつけたいのは、「普段からとにかくインプットしていれば、その中に価値ある情報が埋もれている」という考え方です。(中略)質の高い情報を効率よくインプットするには、アウトプットを前提に情報収集することが大切です。
−齋藤孝「齋藤流『原稿用紙5枚』の書き方」 プレジデント2008年6月2日号「スラスラ書く技術」より−

2008/4/30

忙しいときほど暇なときにやるべきことを思いつき、遊んでいるときほど仕事につながるアイデアを考えつく。
−奥野宣之「情報は1冊のノートにまとめなさい」より−

2008/4/12

化学者なら誰しも、“この物質だけを選択的に取り出したい!”という、身悶えするような想いに駆られたことがあろうかと思います。
−森脇 洋「モレキュラーインプリンティングって何?」日本分析化学会近畿支部編「はかってなんぼ 職場編」より−

2008/4/2

元来、技術屋というのは、伝票を書いたりするのが苦手なものの集団で、つい億劫になってしまう、やっかいな人種です。
−吉田多見男「生体高分子を質量分析法ではかる」日本分析化学会近畿支部編「はかってなんぼ 職場編」より−

2008/3/8

つまり、分析をするということは、最先端の科学の知識を生かして行う謎解きにも似た知的なゲームという側面と、勘と経験を頼りに高度な技能を駆使して行う職人芸という側面がある。
−小島建治「分析のメカニズム」日本分析機器工業会編「よくわかる分析化学のすべて」より−



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管理者:津村ゆかり yukari.tsumura@nifty.com