R-17 
  
     テレビ朝日系 毎週木曜日 20:54〜 
     全12回
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  R-17公式HP

 

【Staff & Cast】

原案・・・ももち麗子
脚本・・・寺田敏雄
演出・・・国本雅弘 ほか
P・・内山聖子、山本和夫ほか
主題歌♪
 中谷美紀「エアーポケット」

   * * * * * * * *

森山芽美(24)・・・中谷美紀
松崎桜子(44)・・・桃井かおり
乃木真也(31)・・・田辺誠一
吉永美加(24)・・・佐藤仁美
矢沢カヲル(17)・・・黒沢優
丸山さおり(17)・・・栗山千明
大垣五郎(39)・・・松重豊
矢沢聖司(40)・・・西村雅彦

          ほか
 
  【最終回】  6/28
  屋上での一連の異常事態に苛立ちを隠せない矢沢。「僕がカヲルを愛してしまったから」という乃木に怒りを爆発させる。
「私、7年前にまちがって友達を殺しました」事情を説明する芽美のひとことに凍りつく職員室。
必死に庇う桜子をよそに、矢沢は芽美に解雇を言い渡す乃木との自殺を思いとどまったかに見えたカヲルだったが、自ら生きる意志を拒絶するかのように治療を拒否する。
 桜子が書き置きを残し、突然学校を去ってしまった。いったんは解雇を受け入れたものの、桜子の言葉を思い出しカウンセラーを続けたいという思いに駆られる芽美。
 ただ衰弱していくカヲルを見かねた母の君枝は、芽美を家に入れる。カヲルに芽美はやさしく語りかける。「生きていたい理由が必ずある。あなたにも、きっと、ひとつ、あるよね、あなたが生きる理由」・・・最後にそう語りかけながら、芽美はカヲルに小さなメモを握らせる・・・

最終回・・・良かったです。
第7〜9話・覚せい剤を扱ったエピソードのインパクトが強すぎて、
カヲルの話になってから私的にはちょっと盛り下がっていたけれど、最終回でなんとか挽回。

生きる気力を失ったカヲルは、乃木の愛情で生きる道を選ぶことになる・・・
あっさりしたラストだったけれど、変にいじるよりはこのほうが良かったと思う。

ずっと気になっていた桜子の本当の役割・立場もやっと判明。
彼女はプロジェクトとして、過去の事件によって心に深い病を抱える子に接近し、カウンセリングを行っているらしい。心の病を専門に扱う医者、もしくは芽美と同じようなカウンセラーらしい。
とすると、初回の桜子が「不眠症を訴える患者」だったのも仕組まれたもので、彼女がカップだか灰皿をマジックミラーに投げつけたのも計算されたものだったわけだ。あれだけ手のこんだ接近の仕方をされると、こっちもちょっとダマされたような気分になるね。
プロジェクトが終り、芽美と離れる辛さを見せる桜子の表情がたまらなかった・・・。桜子にとって芽美は「プロジェクトの対象」以上の存在になっていたんだね。

タイトルの「R-17」
「R」は単なるアルファベットの順番ということだった。次のプロジェクトは「S」だったからね。
そして「17」は対象人物が事件を起こしたときの年齢だったわけだ。てっきり「17歳未満お断り」に関係しているんだと思っていた。^_^;

難をいえば、冷ややかな目で見ていた生徒たちが、いきなり芽実のところに大挙して押しかけてきた部分が納得いかなかった。あれは嘘くさかった。生徒たちが何をきっかけにして芽実を受け入れたのか?が全く描かれていなかった。
それと、離婚届を夫に渡したカヲルの母が、「俺は諦めたくない!」と離婚用紙を破く夫を見て、かすかに微笑んだところ・・・。ちょっと納得いかなかったな・・・。

なかなか緊迫感のあるドラマになっていて、満足でした。
こういうドラマは結末のつけかたが非常に難しいと思うが、
それなりに納得させられた内容だった。


  【第11回】  6/21
  芽美は、多恵を殺したことを思い出した。「正当防衛です」「それは大人があとからつけてくれたいい訳」芽美は避けていた事実と直面することになる。そのとき、殺意があった、と認める芽美に、その事実を受け止めて生きて欲しい、と説く桜子・・・。
 一方、カヲルは乃木に「どんな死に方がいいか」としきりに話しかける。そんなカヲルを持て余す乃木。乃木の誕生日に、カヲルは乃木を屋上に呼び出し、「最高のプレrゼントを用意したの。一緒に死のう」とカッターをとりだす・・・。

 

 やっぱりカヲルのエピソードがしっくりこない。
「死にたがる17歳」ってとこなんだろうけど、その動機が弱いんだよね。それが「17歳」だとしても、もっと説得力のある「死への憧れ・逃避」を見せて欲しかった。

  【第10回】  6/14
  自殺した少女・利奈が死の直前に書いたと思われる手紙が見つかった。『やっと気付いてくれた? 私がどれだけ深く先生を愛していたか』その文面にショックを受ける乃木。手紙を問題視した矢沢らに詰め寄られ、乃木は苦悩の色を濃くしていくが、窮地をカヲルに救われる。
 しかし、その直後「あの手紙は本物。公園でずっと待っている」と言われ、動揺する乃木・・・

 

 うーーん。鍵を握っているはずのカヲル・黒沢優ちゃんがどうも伝わってこない。乃木や芽美を翻弄するような神秘性を全く感じない。とにかく表情が無いんだよね。いや、表情は無くてもいいんだけど、そこに何かを感じさせる力が弱い。
「ママ、死んだら?」というシーンで、ゾッとするはずなのに、全然怖くないとか・・「邪魔をしたら先生を壊しますよ」のセリフも、芽美があれほど怖気づくようには聞こえなかった。
未熟とはいえ、大人を壊れさせる力があるようには全く思えない。
どのドラマも同じような演技だな、と感じる・・・。
カヲルの恐ろしさを感じられないと、乃木や芽美の気持ちがわからない・・・
乃木はどうしてカヲルに惹かれてるの?
芽美はどうしてカヲルを怖がっているの?
さっぱりわからないから、ハマれない・・・
今までのエピソードが良かっただけに、ここへきてのダウンは痛い。

芽美の過去について明らかになりそうだ。
高校時代の親友の死が芽美に強い影響を与えているらしい。
その親友が芽美に刃を向け、それを避けた芽美が逆に相手を刺してしまったとか・・・そういうことなのかな?でもそれじゃ安易すぎるもんな・・・。

それにしても公式HP、煽り過ぎ。
コピーが過剰広告みたいなんだけど・・・(-_-;)

  【第9回】  6/7
  ドラッグに溺れた京子の耳に芽美の言葉が届くはずがない。「先生は助けてくれなかった。でも、クスリは助けてくれた」という京子の一言に芽美はどん底へと突き落とされる。逮捕した理砂の口から、ついに娘の名前を聞いてしまう西本。ついに守秘義務という鉄則を破り、京子の父・西本にすべてを告白する芽美。土下座してわびる彼女に西本は「あとは、こちらで引き受ける」と意味深な言葉を残して去っていく・・・
 

 壮絶なシーンだった。
きっと、後年「R-17」が話題になったとするならば、娘にドラッグをやめさせるために自ら覚せい剤を打ちまくる父親のシーンを真っ先に思い出すだろう。それほどインパクトの強いシーンだった。
同じ親として、「自分は子供が過ちを犯したときに、どうやってそれを解決するだろうか?」と考えさせられる。
西本が覚せい剤を打とうとした時、
「これで刑事の職も失う。周りの信用も、今までの暮らしも・・。あの母親も弟も、これから生きにくくなるだろう・・・。」と先のことを考えていた。
こういう低次元な自分本意の考えが、さらに子供たちを闇に落すのかな・・・と恥ずかしく思ったりもした。
早く京子を病院に連れていって、治せばいいだろう・・・と思っていた私には、「これは家族の問題だ!」と叫ぶ西本の言葉は、ガンと頭を殴られた気分。
しかし、内藤さんの迫真の演技はすごかった!
このところ軽めのドラマが多かったけれど、この間の「わるいやつら」に続き、内藤剛志ここにあり!と思わせる迫力だった!
そして三船美佳ちゃん。目に力のある子だ。まだまだぎこちないトコロもあるけれど、アップになったときの目にはゾッとするものがあった。
父親が覚せい剤を打っているときに、ツーっとたれたよだれも印象的。

あと、美加が桜子に電話をかけてくるシーンがグッときてしまった。
この二人の掛け合いも実に良かったな。
美加が何を考えていて、どうしたかったのか?に興味があったけれど、それは永遠に謎となってしまったのが残念。
桜子の正体も、だいたいわかってきた。
薬物中毒者の身体を治す仕事・・・みたいだね。
ただ、公式HPで「桜子は敵か味方か?」というテロップが入っていたのが気になる。美加には「助けるよ」と言っていたから、すっかり味方だと思っていたけれど・・・?

そして、来週からはいよいよカヲルがクローズアップされる。
カヲルの心の闇はいったいどんなものなんだろう?
カヲルに翻弄される乃木先生も見ものだ。

今クールは軽いテイストのドラマが多いので、
こういうドラマに目が行きやすくなる。

  【第8回】  5/31
  カヲルの策略でドラッグを食べてしまった芽美は、ドラッグ特有の症状に襲われた。桜子は一目見ておかしいと感じ、ラムネの入っていたボウルを調べる。すると案の定、覚せい剤の反応が・・。
 京子は成績が急降下し、焦っていた。勉強しようとしても、眠くなる・・・ついに、京子は捨てたはずのドラッグに手を伸ばしてしまった・・・。

 
 公式HPに行ったところ、これからいろんな真実が出てきて面白くなりそうだ。
「真実を解くカギ」という新コンテンツが増えていて、それによるとジョニーがある秘密のカギを握っているらしい。
そう言えば、桜子がジョニーの頭からMOを出して何かやってたよね〜 何のデータなんだろう?西本とも親しげだったし、やはり警察と関係した立場にいることは確かみたい。

 整理してみようかな。
@ 芽美・・幻覚にでてきた少女は芽美にとって、
       どんな影響を及ぼしているのか?
A 桜子・・桜子の過去は?
       そして、彼女は一体何者なのか?
B 乃木・・自殺した生徒のことは本当に知らなかったのか?
       全く関係ないのか?
C カヲル・・カヲルは最終的に何が目的なの?
D 美加・・自らもかなりドラッグに依存しているらしい。
       彼女をクスリに走らせるものとは?そして、
       ドラッグ中毒になった理砂をどうして家に置いているのか?
E 西本・・ドラッグに染まった娘とどう対峙するつもりなのか?

 ドラッグと共存!そんなのができたら法律で禁止されないって!
「自分は大丈夫」「自分だけはうまくやれる」
これが過ちを犯す第一歩なんだろうな〜

  【第7回】  5/24
  西本という刑事(内藤剛志)が学校にやってきて、白泉女学院の生徒の中に、ドラッグをやっているものがいるという。西本が芽美の部屋にやってきて、その生徒が理砂(松岡小椰)であると告げ、芽美から自首をすすめるよう話す。
 京子(三船美佳)は親の期待にこたえようと必死で勉強し、追い詰められていた。そんな京子に、理砂が「ヤセ薬」と言って薬を渡す・・・。

 
 京子役に三船美佳ちゃん。太めちゃんの役らしいけど、グラマラスだよね。太ってるなんてとても思えない。そして、落ちついてるよね〜(*_*) これぞ主婦の貫禄?!(笑) 
 でも、現実でも「痩せたい!」って言ってる子はそれほど問題ないのよね。
「痩せたい!」って努力しろよ〜!と思うような人が問題なのよね〜>自分!

 ドラッグの恐怖についてはじゅうぶんわかっているけれど、「眠くならない」「痩せる」という誘惑の甘さが、今回のエピソードで身近に感じられた。「いつでもやめられる」なら、ちょっと手を出してみたい・・・と思う若者の気持ちがよくわかった。
 京子の場合は、親の過度の期待に押しつぶされそうになっていたことと、雑誌いで「太め」というレッテルを貼られたことでドラッグに手を出す結果になった。最終的には本人の問題だとは思うけど、大人の思惑で追い詰められてしまったのも大きな要因だ。

 桜子の過去が、ここへきて謎を深めてきた。
@ 薬物についての知識が必要以上にある。
A 西本刑事と顔見知りらしい。
B 借金が多い
他にもいろいろとあるけれど、
ここからは勝手に予想です。
桜子ってホントは医者か何かじゃなかったのかな?
それも精神科とかドラッグ患者受け入れ施設のようなところの・・・。
で、自分もドラッグに溺れて医師免許剥奪されて、先生に・・・(というのは可能なのかな?)。
西本ともそのときの仕事の関係で知っている・・・とか?

 黒沢優ちゃん演じるカオルと、乃木先生との仲も微妙になってきた。
桜子の言った、自殺した生徒の件も、乃木先生の裏に何かがあるかのように聞こえた。きっとこの辺は最終回に向けての大イベントとなるのかな・・。

  【第6回】  5/17
  いなくなったゆかりを探しに、乃木と芽美が彩の家を訪れる。そこで芽美は二人分の食器を見つけ、ゆかりの無事を確認する。
 後日、彩のもとを一人で訪れて、芽美は彩言う。「好きな人は傷つけちゃダメだよ。」
しかし、娘の不在を心配したゆかりの母親と乃木がやってきて、ゆかりを救い出してしまう・・・。
彩の様子を心配する芽美だったが、解決策は見つからない・・・。そんな芽美に桜子は、「根本的なことを忘れてるんじゃないの?穴はふさげばいいのよ・・・」とアドバイスする・・・。

 
 う〜ん、結局解決する方法はないってことね。その子の個性を尊重する、多数決で多いほうに従わなければいけないってことはない!ってことを言いたかったんだとは思うけど・・・。これが限界かな。

 彩の同性愛は、あの母親だったら騒がずに「好きにしなさい」と言ってくれそうだ。あとは自分の問題だけだよね。クラスのいじめっ子にピシャリと言い渡すとこなんか見てると、それは解決したみたいだけど。私も、芽美同様「あの母親が彩の心の傷が原因?それとも、あの暴力をふるう元・カレのせい?」なんて思っていたけれど、自分の中の同性愛の性向についてとまどっていたんだね。
 育児の基本は「その子のありのままの個性を否定せずに認めてあげること」思わずそのことを思い出しちゃった・・・

 芽美の片付けられない症候群は、実は人と相対するのが苦手だから・・・という桜子の指摘は、確かにあたってるかもしれない。ということは、ラストで、荷物を隠しただけとはいえ、一応片付けてみた芽美は、桜子(ひいては他人)を受け入れようとしている・・・ってことなんだろうな。

 乃木先生と話しているときのカオル、何を示唆しているんだろう?乃木が好きなのか?興味があるのか?それとも、乃木に救ってもらいたいという「SOS」なのか?

 佐藤仁美ちゃんがようやく来週から話にからんできそうだ。「フリールームはあの子たちの唯一の居場所」なんて言っておきながら、ヤクの密売みたいなことしてたね。自分も同じような居場所のなさを感じているんだろうか?

  【第5回】  5/10
  乃木のクラスで芽美はさくらと真咲にいじめられるゆかりを目撃。
同じくいじめに気付いた乃木は、この「いじめ問題」を解決すべく動くことを主張。芽美の、「もっと時間をかけて・・・」という意見は聞き入れられない。
 芽美の予想通り、乃木に注意された二人のいじめはエスカレートし、トイレにゆかりを引きこんで、凄惨ないじめが始まった。しかし、
ゆかりは英語スピーチコンテストで優勝した彩(上原歩)に助けられる。
 彩はゆかりに「友達になって欲しい」と言う。しかし、だんだん彩のゆかりに対する独占欲の強さに不安を感じたゆかりは、ついに「こんなの友達じゃない!」と本音をぶつける。

 
 この枠、なぜか毎回ドキドキしながら見てます。「そろそろトーンダウンしてきちゃうかな〜?」って・・・。今回もなんとか大丈夫でしたが・・・

 彩が、なぜあれほどまでにゆかりに執着するのか?その辺がよくわからない。この疑問は来週にわかるのかな?これがわからないと、なかなかドラマの意図自体を把握できない。冒頭で元・カレらしき男性に暴力を受けていたし、あの母親への嫌悪感など、要因らしきものは多々あるけれど、とりあえず来週の展開に期待!

 それにしても、あのいじめはひどいね〜〜!私も女子高だったけど、「いじめ」なんてなかったな。ま、時代が違うし、田舎だからかもしれないけど・・・。今ってこうなのね・・・と一般論として受けとめる気はないけど、いじめたあの女生徒たちはあのままでいいの?とちょっと疑問は残る。心のケアが必要な病んでる生徒はどっちかといったら、あの子たちのような気がする。

 桜子が芽美の部屋におしかけてきた。「私、レズビアンなの。」って、また「魔法使い」と同じでおちょくってるのかと思いきや、その後に何のフォローもないので、ちょっと気になっている。
 今回は「境界線」か〜 「友情と恋愛の境界線」って何?か・・・。確かに人によって違うよね。あと、境界線をちょっとでも越えることを許しちゃうと、あとは平気になってしまう・・・か。これって、「恋愛」や「人間関係」もだけど、「いじめ」にも言えることかもしれないな。
 芽美は桜子に思いっきり「境界線」を侵略されているあたりが笑えるね♪

 桜子の土下座・・。これについてはどうとったらいいんだろう?土下座という形だけのことにこだわってないのか?それともプライドよりもお金をとったのか?もともとプライドがそれほどないのか?桜子って、いまだにナゾだ・・・。

  【第4回】  5/3
  恵子(水川あさみ)は、ますます泥沼へとハマっていく。夏也のつきあうために、自ら中年男性をだましてお金を奪ったり、授業中にも平気で席をたってしまう・・・
 冴子(中山史奈)から、夏也が「南の島で暮らそう」と言ったために、親まで殺そうと思ったこともある、と聞いた芽美(中谷美紀)は、不安にかられる。
 案の定「親なんか殺しちまえよ」とそそのかされた恵子は、冷たくなった夏也を失う不安も募り、包丁を手に、自宅の金庫をあさる・・・

 
 うーーん、良かった。あのくらいの年頃って、あんな盲目的な恋をしちゃうんだよね。彼が人生の全てで、何を犠牲にしても惜しくない、自分の姿が見えなくなるような・・・そんな魔法を自分で自分にかけちゃう・・・。うんうん!確かにそう!
 そして、盲目的な恋を冷ますには、いきつくところまでいかないとダメ。桜子の言葉通りなんだろうな。ヘタに止めようとすると、「周囲の反対」という甘い障害物になって、火に油をそそぐようなものだしね。

 恵子が父親を切りつけて、飛び出したところに芽美がやってきて、恵子の手から落ちた貯金通帳に「恵子 結婚資金・・・」と書かれたのを見たとき、グッとくるものがあった。娘から切りつけられても、「親からもらえるのは金だけだと思ってるんなら、みんな持っていけ!」と叫ぶ父親にも、恵子への愛情が感じられてジワリと心をえぐられるような痛みを感じた・・・

 しかし、「ジョーカーに惑わされないような子供に育てるのが大事」って・・・!?それで終り?と、ちょっとがっくり。 答えがあるわけじゃないけど、ここまで描いておいて、「あとはおまかせ!」って感じで物足りなさを感じた。そんなのみんな思っていることでしょ。もっと気の効いたセリフが欲しかったな。せっかくいい感じで流れてきたのに、そんな安易な言葉で終らせて欲しくなかった。

 桜子の私生活がとっても気になる・・・。あのお金はどこへいくのだろう?(笑)

  【第3回】  4/26
  生物の授業中、生徒のひとり・冴子が突然暴れ出した。芽美(中谷美紀)と乃木(田辺誠一)でなんとかその場を静めたが、冴子は何も話そうとしない。
 つまらない毎日を送っていた恵子(水川あさみ)は、合コン知り合った夏也と付き合いだした。かっこいい夏也のやさしい言葉に、次第に惹かれていく恵子。しかし、その後恵子の様子がおかしいと聞いた芽美は、カヲルから教えてもらった生徒たちの溜まり場「ボーダー」編集部へと足を運んでみるが、何の情報も得られない。
恵子は、夏也の指示でさまざまな犯罪を犯していた。恵子が躊躇すると、いきなり殴ったかと思うと優しくしたり・・・夏也のペースに完全に操られていた・・・

 
 ホント地味〜なんだけど、見始めるとハマるドラマだな、これって。
前回まで非常に頼りないカウンセラーだったけど、今回からちょっとそれっぽくなってきたよね、芽美♪
 
 まず夏也。高校生くらいで、こんな悪魔的なテクニックを使えるヤツがいるのか!?と思った。時代が違うとそういう感覚がわからないな。なにしろ私が高校生だった頃はかなり前。^_^; そんなに頭の回るヤツはいなかったように思う。高校生くらいだと、女性のほうが大人だったように思うな。ま、恋に溺れちゃったら、所詮惚れた方の負け・・・なんだけどね。そういうとこは時代に関係ないんだろうな。

 トランプのジョーカー=刺激ってことなのかな? 刺激のない人生はつまらない。でも、自分の手の中に回ってくると、最後までゲームからはずれることはできない・・・。
 それともジョーカー=恋愛なのかな?恋愛のない人生もつまらない。でも、恋愛って幸せと不幸が表裏一体みたいなもんだからね。
 宅配ピザといい、マグカップの取っ手といい、こういう例え話は結構好きだな。

 「ハマったらアブないヤツだって、見てすぐわかるのにね?」という冴子の友人の言葉から、恋愛経験の少ないオンナノコが夏也にハマっちゃうのね〜と納得。そして、周りは冴子が何で壊れたのかを知っていながら黙っていたんだな〜と発見。こういう何気ないシーンやセリフで全容がわかるっていう技にセンスの良さを感じます。あのヤク渡してる男の子が気になるのよね。この先、クローズアップされるのかな?

 それにしても、乃木先生役の田辺さんの出番がおそろしく少ないね。

  【第2回】  4/19
  学校側はセクハラ事件をさおり(栗山千明)が反省文を書くことで事をおさめようとしていた。そんなのはおかしい・・と芽美は訴えようとするが、職員室で泣く芽美を見て教職員たちは冷ややかな目を向ける。
 大垣(松重豊)は、そんなさおりに再びセクハラ行為をする・・・


 見ごたえはあった。どういう展開になるのかハラハラしながら見てたから・・・。ただ、結末は「こんなもんかな」・・・ありきたりな終り方で安心した反面、ガッカリもした。途中までが良かっただけに、惜しい〜
 
 とにかく、大垣のセクハラ場面のインパクトがものすごく強くて、そのシーンだけは鮮明に思い出せるくらい。(笑) 意表をつかれてどっひゃ〜!と驚いた、驚いた。まさにセクハラそのもの!前回以上に大垣への嫌悪感が増した良いシーン(?)だった。

 結局、芽美自身は何も手助けはできなかった。解決できるのは生徒たち自身というパターンで進むのかな?それならそれでもいいかもしれない。ヘタにスクールカウンセラーが生徒の心の闇を救った、なんて安易な展開に流れるほうが不自然だ。このまま芽美はダメカウンセラーのまま進んで欲しいな。
 
 来週は水川あさみちゃんの登場。栗山千明ちゃん同様、なかなか楽しみ♪

 ただ、周りでチョロチョロするカヲル・黒沢優ちゃんが目障りな感じ。セクハラ問題をじっくり見たいのに、時々カットが入って「普通の表情」で立たれてもね・・・。 表情にメリハリがないから、どういう存在に受けとめていいのか、わかりかねる。やっぱりこういうシリアスものはまだ早いのかな?
 ただ、彼女がラストまでひっぱる本筋らしいから、仕方がないのかもしれないけど。黒沢優ちゃんが今のトコ私的にはネックです。

  【第1回】  4/12
  森山芽美(中谷美紀)はスクールカウンセラーとして東京白泉女学院に常駐することになる。登校初日から過敏性腸症候群で失態を演じてしまった芽美。そんな芽美のもとに「17歳のブルー」と名乗る生徒からメールが届く。
 そんななか、コンビニでぶつかった女性とさおり(栗山千明)の様子が変なのに気付いた芽美は、彼女から「セクハラされている」と告白される・・・。


 「17歳」の心の闇を描く・・・というふれこみだったけれど、そういう点では疑問が残る。ただ思ったよりもストーリー性があって、登場人物のキャラが立っていて面白そう。
 特に中谷さんと桃井さんのツーショットのシーンはそれだけで緊迫感があって目が離せない感じ。桃井さんは久々に見たけれど、存在感がある人だな〜と再認識した。でも、桃井さんにひけをとらない中谷さんもさすがに若手女優で演技派と言われるだけのことはあるね。
 田辺さんが思いっきり好青年役でこれまた嬉しい♪そして佐藤仁美ちゃん。出番は少ないけど、ここでも光ってる。

 セクハラ教師・大垣を演じている松重豊さん。「アフリカの夜」で鈴木京香さんと結婚式の最中に逮捕され、後に彼女を追ってくる役を演じていたのが印象的。眼に狂気が宿ってるような役者さんで迫力あります。さおりが大垣に逆らえないのも、あの眼を見ると同じ女性としてわかる気がする。
 さおり役の栗山千明ちゃんはさすがに正統派美人。透明感があって、GOOD!黒沢優ちゃんの役がまだ謎だけれど、このドラマのキーパーソンになる役になりそうな予感。彼女次第でドラマの印象が変わることもあるかもね。

 演出もなかなか面白かったし、脚本は「ラビリンス」の寺田さん。初回はまだあっさり気味だけど、これからきっとジワジワ追い詰められるようなストーリーになるんだろうな♪マゾ的楽しみを与えてくれる寺田さんだから、なかなか期待できそう。
 ただ、「17歳」がテーマだから、このテーマをどこまで追求できるのか?っていうのが問題かもね〜とにかくこのテレ朝9時枠には、期待させておいて尻つぼみ・・・という結末ばかりなので、あまり期待せずに見守ります。^_^;