第3回 「結果発表」


レポーター(以下R)「WBCに始まった今年の野球界は、統一球隠蔽問題で揺れた他、
  楽天の田中将が開幕から24連勝で無敗。またバレンティンの60本塁打など記録づく
  めの年となり、最後は楽天が創設9年目にして初の日本一で締めくくられました。海
  の向こうではイチローの日米通算4000本安打、上原の大活躍によるワールドシリー
  ズ制覇と日本人選手の活躍も目立ちました。今日はそんな今年の出来事を、皆さん
  の予想と共に振り返ってみたいと思います。では本日のゲストです。まずはこの方」
ゆうすずみ(以下ゆ)「皆様ごきげんよう、ゆうすずみです」
R「猫は一緒じゃないんですね?」
ゆ「連れて来るつもりだったんですが、飼い主であるK氏さんの方で必要だとの事で、
  今頃家で吊るされてると思います」

R「吊る・・・?」
ゆ「馬の性別が〜サイコロの出目が〜とか言ってましたが、とりあえず台風だけ気を
  つけて下さいね」

R「は、はぁ・・・」
ゆ「私だけじゃ野球の事は良く解らないんで、知り合いを引っ張ってきました」
R「それは助かります。私は初めましてですね。すいませんが自己紹介をお願いします」
?「遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ」
R「え〜と・・・」
三下受付嬢(以下三)「我こそは三下受付嬢!三下の国の魔法少女なり!」
R「あ〜・・・誰ですかこの痛い人は?」
ゆ「以前、Gohさんがゲストに呼ぼうとした私の会社の後輩です。可愛い子でしょ?」
R「今、私の頭の中に浮かんだ言葉がありまして・・・残念美人?」
三「おおお、あっしは美人だったんですね!」
R「この子、初対面ですが殴っていいですか?」
ゆ「まだ駄目です。対談が終わってからにしてください」
R「解りました。三下さんは野球にお詳しいんですか?」
三「いえ全く」
R「・・・帰っていいですか?」
三「あ〜待ってください!帰るなら私を倒してからにして・・・」
R「ていっ」
三「ウギャピ〜〜」
R「・・・・・」
ゆ「この子に言う事をきかせようとするならばコツがあるのです」
R「はぁ」
ゆ「この角砂糖をあげてください」
R「・・・ではどうぞ」
三「ぴろりろりーん♪三下の忠誠度が5上がった。はは〜っ、誠にありがたく存じ
  上げます。この三下、これよりレポーター様に一層の忠誠を誓います」

R「どうしましょう。初対面で5分も経たない内に手をあげたのも初めてですが、
  ウザいを通り越して面白くなってきました」
ゆ「それは何よりです。ではいつも通り部門ごとに見ていきましょうか」
R「今日は私の負担が物凄く大きい気がします・・・」

セ・リーグ
  結果
優勝 巨人 巨人 巨人 巨人 巨人
2位 阪神 中日 阪神 阪神 阪神
3位 広島 広島 ヤクルト ヤクルト 中日
4位 中日 阪神 中日 中日 ヤクルト
5位 横浜 横浜 広島 広島 広島
6位 ヤクルト ヤクルト 横浜 横浜 横浜
パ・リーグ
  結果
優勝 楽天 ソフトバンク 西武 日本ハム 西武
2位 西武 西武 ソフトバンク オリックス ソフトバンク
3位 ロッテ 楽天 日本ハム ロッテ ロッテ
4位 ソフトバンク オリックス ロッテ ソフトバンク 日本ハム
5位 オリックス ロッテ 楽天 西武 楽天
6位 日本ハム 日本ハム オリックス 楽天 オリックス


R「では順位予想です。巨人ファンが一人もいないのに全員優勝予想で正解。
  それだけでも強かったという証拠かもしれません。ゆうすずみさんは今年の巨人
  の強さをどのように分析・・・とも聞けないんですよね?」
ゆ「はい。一人も選手を知りません」
R「三下さん・・・に聞いても無駄そうですね。困りましたね」
三「困った時の助っ人!魔法の受付嬢 ラブリ〜☆三下登場!!!」
R「・・・チェンジをお願いしたいんですが」
三「何を失礼な!こんな超大物はいませんよ!歴代最強助っ人とか言われちゃ
  いますよ!」

R「黙れ大型扇風機!」
三「ヒィィ〜」
R「そこで怯むんだ・・・」
ゆ「巨人の事は解りませんが、Gohさんが両リーグの最下位を的中させたと喜
  んでました。そんなに難しい事だったのですか?」

R「セリーグでは横浜が5年連続だった最下位を脱出。Gohさんがずっと3時間半
  ルールの間、決まった選手しか使わずに若手が成長していないと言い続けて
  いたヤクルトが、2年連続Aクラスから最下位に転落。パリーグは前年度優勝
  の日本ハムが最下位ですから混戦とはいえ最下位予想はしづらいかったかも
  しれません」
ゆ「なるほど」
R「セリーグでは広島が16年ぶりのAクラスとなり、これはCSが導入されてから
  初出場という事になりました」
ゆ「CSとは何ですか?と口を挟むと良い聞き役になりますか?」
R「いえ、気を使っていただいてすいませんが、これを読む人にとっては、かなり
  基礎知識的な部分なので、解っているフリをしていただけると・・・」
ゆ「解りました。もし余計な事だったら、後でGohさんが編集する時に削って貰い
  ましょう」

R「そのGohさんがファンチームの中日は、開幕から相次ぐ怪我人に悩まされ、
  ついにシーズン終盤にはドアラまで骨折。ドクターストップがかかり、バク転が
  禁止されました」
ゆ「ドアラは知ってます。マスコットですよね」
R「ダルビッシュを知らないのにドアラは知ってるんですか!?」
ゆ「はい。ただ、マスコットも怪我をする事があるんですね」
三「会社のマスコット的存在である私だって、先日ロッカールームで頭をぶつけ、
  やり遂げた漢の顔で倒れた時に手首を捻りましたよ!」

R「何の対抗意識ですか!」
ゆ「そこにちょうど私が入って踏みまして」
三「ウゲェ!」
ゆ「と追い討ちをかけました」
R「・・・。一方、パリーグでは楽天が創設9年目にして初の優勝。そしてそのままの
  勢いで日本一まで駆け上がりました。エースの田中将が160球完投の次の試
  合で連投したりと、まるで高校生の様な使われ方をして周囲を驚かせました」
ゆ「1万2千円のシュークリームですか」
R「危険な話はやめてください」
ゆ「43万円のiPhone4Sでもいいですが」
R「だ〜だから駄目ですって!話題変えます!今年の楽天に関しては、セリーグで
  躍進した広島と面白い比較がありまして、それは盗塁なんです」
ゆ「と言いますと?」
R「毎年50盗塁以上する聖沢という選手がいまして、ところが今年はクリンナップに
  打てる外人が入った事で、その前を打つ事が多かった聖沢は走れなかったんで
  すよ」
ゆ「次が外人だと走っちゃいけないんですか?」
R「外人だからという訳では無いんですが、暗黙の了解という奴でして、打てる選
  手の時は余計な事をせずに自由に打たせるのが普通なんです」
ゆ「そんなものですか」
R「逆に広島は足がある選手が多い割には盗塁が少なかったんですが、開幕から
  4番の栗原が離脱し、その穴を埋める外人も離脱。普段は4番タイプじゃない
  廣瀬が15打席連続出塁の日本記録を作ったりして良く埋めたんですが、本来
  の打順では無いので、平気で盗塁やエンドランのサインを出せたんです」
ゆ「なるほど」
R「両チーム共、今までの戦術と逆の事をやって上手くいったというのが面白い所
  なんです」
ゆ「対称的な戦術ですし、どちらが正解という話では無いんですね?」
R「はい。短期決戦の場合は限りなく正解に近い回答があるかもしれませんが、
  この辺の戦術面はGohさんがゲストで来た時に解説してもらいましょう」
ゆ「そうですね、来年の春にでもお願いしましょう。本人が憶えてたらですが」

セ・リーグ
  結果
打率 ブランコ(横) ルナ(中) ルナ(中) 西岡(神) ルナ(中)
本塁打 バレンティン
(ヤ)
ブランコ(横) ブランコ(横) ブランコ(横) ブランコ(横)
打点 ブランコ(横) 和田(中) ブランコ(横) 阿部(巨) ブランコ(横)
盗塁 丸(広) 大和(神) 丸(広) 丸(広) 丸(広)
  現在
防御率 前田健(広) 前田健(広) 小川(ヤ) ホールトン
(巨)
榎田(神)
勝利 小川(ヤ) カブレラ(中) 菅野(巨) メッセンジャー
(神)
ホールトン
(巨)
セーブ 西村(巨) 岩瀬(中) 西村(巨) 西村(巨) 西村(巨)
中継ぎ 山口(巨)
マシソン(巨)
山口(巨) 山口(巨) 田島(中) 山口(巨)


R「個人部門のセリーグですが、日本の聖域である55本という本塁打記録が
  ついに破られ、バレンティンが60本を記録。これは統一球の影響が・・・と
  話題に繋がるのですが、これは夏の対談でやったのでいいですかね」
ゆ「そういえば言ってましたね。飛ぶようになったとはいえ、それでも以前より
  は飛ばないボールだとか」

R「はい。検査結果を信じればという条件付きになりますが、それでも60本と
  いう数字が物凄い金字塔なのは間違いありません」

ゆ「今年は本塁打が全体的に多くなったんですよね?」
R「はい、そうなります」
ゆ「先日、K氏さんが言ってたんですが、阪神だけ本塁打が減少してるのが、
  ファンの間で嘆かれてたとか」

R「最終的には辛うじて上回ったんですが、実は途中までその通りでした」
ゆ「それにしても面白いですね。打者は下位の2チームからタイトルが出てる
  のですね」

R「これは比較的ある状況でして、投手は勝ち試合にならないと成績がついて
  こないんですが、打者は逆に自由度が増すんですよ」

ゆ「自由度?」
三「自由に生きるんでしたら、すずみ先輩には適いませんよ!何せ職場にPS
  3を持ってきて、みんごるをやってるぐらい・・・」

ゆ「後でお話があります」
三「はっ、すずみ様におかれましてはご機嫌麗しゅう」
ゆ「それに受付でダンボールかぶってる子に言われたくありません」
R「大丈夫なんですかあなたの会社・・・。あ〜、自由度というのに戻りますが、
  
タイトルを獲った人以外も打つならばチームは勝ちます。でもそうじゃない。
  となれば、他のチームからは特定の人をマークすれば良い訳で、歩かされ
  れば打率は落ちて来ない。またチーム打撃に徹する場面というのが少なく、
  自由に打てるシチュエーションが多くなるという事ですね」

ゆ「そんなものですか。という事は、最下位のチームから最多勝というのは凄
  い事なんですね?」

R「はい。しかも新人ですから、物凄く価値のあるタイトルです。当然、ご存知
  じゃない選手ですよね?」

ゆ「はい全く」
R「以前、大リーグにノーラン・ライアンという大投手がいまして、その投げ方に
  似てる事から、ライアン小川と呼ばれています」

三「あ、あたしだって、永遠の不発弾と、もっぱらの評判だったんだからね!」
R「・・・ツンデレ?」
三「いえ、私はヒロイン体質です。私の信じる道こそ正義!」
R「それは明らかな危険思想・・・」
三「正義の反対は悪じゃない。『また別の正義』だ!」
R「黙れ三下!」
三「ヒィィィ〜〜〜」
R「・・・・・なかなか強烈な子ですね」
ゆ「Gohさんのお気に入りなんですが、会うのはたまにぐらいがちょうどいいと」
R「解る気がします。早くも相手するのに疲れてきました」
三「諦めたらそこで試合終了でやんす!」
R「お前が言うな!」

パ・リーグ
  現在
打率 長谷川(ソ) 長谷川(ソ) 栗山(西) 栗山(西) マギー(楽)
本塁打 アブレイユ
(日)
ラヘア(ソ) アブレイユ
(日)
李(オ) アブレイユ
(日)
打点 浅村(西) 李(オ) アブレイユ
(日)
中田(日) 李(オ)
盗塁 陽(日) 片岡(西) 西川(日) ヘルマン(西) ヘルマン(西)
  現在
防御率 田中(楽) 田中(楽) 成瀬(ロ) 成瀬(ロ) 金子(オ)
勝利 田中(楽) 野上(西) 成瀬(ロ) 摂津(ソ) 十亀(西)
セーブ 益田(ロ) 益田(ロ) ファルケンボーグ
(ソ)
益田(ロ) 大石(西)
中継ぎ 佐藤達(オ) 岩嵜(ソ) 岩嵜(ソ) 佐藤達(オ) 佐藤達(オ)


R「パリーグですが、Gohさんが過去にも穴的な選手で何度か的中させた、お得
  意の首位打者部門を的中。今年も予想締め切り時点で2割8分と圏外だった
  長谷川です」

ゆ「春の対談を読ませて貰いました。パンヤ仲間のぐにさんと、今年の長谷川
  は何かやってくれそうな雰囲気を持っていると言ってましたね」

R「打点王の浅村も、以前に首位打者で予想してましたし、どうやらブレイクしそう
  な面白い選手を書く傾向が強い様ですね」
ゆ「そういえば春の対談で外人が豪華だと言ってましたね」
R「はい。タイトルには絡みませんでしたが、期待通りの活躍をした楽天の2人
  はチーム優勝に貢献。逆に期待ハズレだったソフトバンクがBクラスと、順位
  に直結しました」
ゆ「するとアブレイユが頑張って、しかも盗塁王までいるのに日本ハムはどうして
  最下位なのですか?先程、セリーグで下位チームが打撃部門を独占したのと
  同じ理由ですか?」

R「それもあります。が、今年の日本ハムに関しては戦力的に優勝してもおかしく
  は無いんです。ただ4番の中田翔が怪我した事もあるんですが、それよりも
  細かい野球が出来なかったという所でしょうか。攻撃面では三振が多かった
  事。同じアウトでも進塁打が打てないという局面が多く、それだけチャンスを
  作れない。そして、ディフェンス面が酷くて、二桁投手が出なかった先発陣だ
  けでなく、エラーが多かったり悪い連鎖にはまってしまいました」
ゆ「Gohさんが監督が悪いと言っているのを聞きましたが?」
R「Gohさんの場合、少し視点が違うんで言う事が難しいんですが、恐らく、悪い
  流れの時に手を打つ引き出しが少なかったという事じゃないでしょうか。監督
  の現場経験の少なさが響いて、采配が迷走したと言いたかったのかと」
三「隊長!あの木に見覚えがあります!」
R「八甲田じゃない!」
ゆ「なるほど」

R「しかも今年は新任のヘッドコーチまでプロの指導者として未経験。頭と右腕が
  1年目、2年目じゃ、きっと稲葉にかかる負担は相当な物だったかと・・・」
ゆ「ズバー(切る真似)」
三「ば、馬鹿なっ!?私はあなたの右腕だったはず・・・っ!」
ゆ「(自分の腕をたたきながら)フッ・・・私の右腕はここにあるさ」
R「・・・本当に大した三下っぷりですね」
三「なんと!?あっしが三下だと見抜かれた!?」
R「いや・・・だってあなた・・・」
三「秘密を知られたからには・・・わなわな」
R「どうするつもりですかボールペンを握り締めて!」
ゆ「話を戻して、この田中という投手は凄かったんですね。1度も負けなかったんで
  すか」

R「日本シリーズの最後で負けが1個ついたのは惜しまれますが、投手部門では
  間違いなく田中将の1年だったという事に尽きます。ただ、忘れちゃいけないの
  が沢村賞で全部門をクリアした金子千尋の活躍です」
ゆ「こちらも記録を見ると凄いですね。タイトル部門こそ2位ですが、殆どが田中を
  上回ってますね」

R「はい。優勝と5位チームという事で勝ち星に差がつきましたが、若干与四球が
  多いのを除けば文句のつけようが無い素晴らしい成績です」
ゆ「それも影に隠れてしまうんですね」
R「今年は仕方ないですね。来年田中がメジャー挑戦するはずなので、残された
  日本野球界のエースとして頑張って貰いましょう」

  結果
日本シリーズMVP 美馬(楽) 柳田(ソ) 坂本(巨) 高橋由(巨) 坂本(巨)
オールスターMVP 澤村(巨)
新井貴(神)
内川(ソ)
バレンティン
(ヤ)
ブランコ(横) マートン(神) 村田(巨)
交流戦優勝チーム ソフトバンク 広島 巨人 ロッテ 巨人


R「難しい運頼みの部門ですが、残念ながら今年も的中者は出ませんでした」
ゆ「巨人の選手を予想してる人が多いから惜しかったんですね」
R「優勝予想で固まったのもありますし、最も日本シリーズに出場する可能性が高
  いチームからという意味で間違って無い判断だと思います。また次に期待しま
  しょう」
三「次回、逆襲の三下。英訳すると、三下カウンターアタックにご期待ください!」
R「何で英訳した!?いや、ここは割り込む所じゃないでしょ!」
三「ええ!?てっきり誘われてるのかと!」
R「誘ってないです!」
三「何と!私に魅力が無いとおっしゃる!?」
R「意味が違いますから!」
三「いやいや、この場合、正義的見地から言うとですね・・・」
R「正義も関係ない!」
ゆ「ほらほら、脱線が止まらなくなるから次に行きますよ」
R「は・・・すいません・・・」

ファン球団クイズ 結果
[R](全体)大谷(日)の出場試合数は? 77 40 40 55 30
[Goh](中日)井端の三振数は? 51 65 65 80 30
[K氏](横浜)多村の出場試合数は? 96 65 85 66 90
[山Q](ロッテ)角中の安打数は? 133 135 110 111 185
[モコ](オリックス)左投手の勝利数は? 12 12 18


R「ファン球団クイズです。スペランカー多村が基本は代打だったのですが、怪我
  人が出てスタメンになった瞬間に自分も怪我するという、抜群の安定度を発揮
  してくれました」
三「私も先日、いつか来るであろうCM撮影の練習と言って、バンザイしながらハ
  イヒールで段差をジャンプしたら捻挫しました」

R「・・・・・その他ですと、大谷がシーズンを通して2刀流を貫き、皆さんの想像以上
  の活躍を見せてくれました」
三「あっしも三下と魔法少女という二足の草鞋を・・・」
ゆ「本業の受付嬢が入ってないじゃないの」
R「この人が受付嬢で会社は大丈夫なんですか?」
ゆ「こう見えて、仕事は意外と頼れるんですよ」
三「すずみ先輩の頼みでしたら死ぬ気で働きますよ、いや死んでも働きますよ!」
R「何か弱みでも握られてますか・・・」

R「さて、これで全ての項目を振り返ってまいりました。残すは順位発表と鎌田年度
  代表選手の発表ですね」
ゆ「それに関してはGohさんから言伝を預かってますので、まずは先に順位から」
R「解りました。今年の優勝は正解数14で、2年連続3度目、Gohさんとなりまし
  た。おめでとうございます」
ゆ「おや、先程から結果を見てて、一人負けが3箇所もあって優勝ですか」
R「はい。それ以上に一人勝ちが多いんです。これは珍しい事ですね。それから裏の
  パンヤメンバーによる予想ですが、ファン球団クイズの内容が変わるので正解数
  が12個に落ちる物の、こちらもGohさんが優勝です」
ゆ「なるほど。どちらも順位予想が決め手になった感じですね」
R「個人に比べれば当てやすい所ですからね。では鎌田年度代表選手の発表をお願
  いします」
ゆ「Gohさんは中日ファンなので、どうしても中日の出来事が強く頭に残るらしいの
  ですが、それを抜きにしても、日本中を感動させてくれたこの選手。WBCでDH
  部門のベストナインを獲得。そしてオフの更改でまさかの自由契約と、激動の
  1年を経験した井端選手です」

R「何といいますか、受賞おめでとうございますとは言い辛い選手ですね」
ゆ「Gohさんは井端選手のファンらしく、ショックを受けてましたよ」
R「来期は選手兼任となる谷繁新監督にも注目ですが、そのサポートとして落合GM
  が就任しなければこの大幅減棒は無かった可能性があるだけに・・・」
ゆ「理性では仕方ないと解っていつつ、感情論で納得いかないという事で、せめて
  WBCで大活躍した最後に受賞をという事らしいです」

R「解りました。井端選手には来年の活躍を期待して、おめでとうございますと言わ
  せていただきます」
三「これからの井端先生の活躍にご期待ください」
R「それ終了宣言だから!」

R「さて、これでようやく対談を終われます。何だか今日は物凄く疲れました。どう考
  えても3人いて2人が野球を知らないというのは間違ってる事が良く解りました」
ゆ「最初から解っていたという話もあります」
R「あなたが連れてきたんですよ!本日のゲストはゆうすずみさん、三下受付嬢さん
  でした!終わり!」
ゆ「また連れてきますよ」
R「もう来ないでください!」
三「くっ・・・わ、私の挑戦はこれからだ!」
R「そのまま打ち切られてしまえ!」
三「で、では、私達の挑戦はこれからだ!」
R「こっちを巻き込むな!」
三「・・・・・ 笑顔でキメッ!(v^ー゜) 」
R「殴っていいですか?」
ゆ「どうぞ」
三「た、たとえ私が倒れても、第2、第3の三下が・・・」
R「・・・・・・(怒)」