第6回 「結果発表」


レポーター(以下R)「WBCの優勝から始まった今年のプロ野球界。イチローが9年連続200本安打
  という大リーグ新記録を作り、松井秀がワールドシリーズMVP、そして最後はジャイアンツの7年
  ぶり日本一という事で幕を下ろし、振り返ってみれば日本野球のレベルの高さを証明すると同時に、
  原監督の1年間だったという気がします」
Goh(以下G)「いろんな出来事があって長い年だったねぇ。あっどうも毎度お馴染みのGohです」
R「紹介の前に割り込まれるのに慣れてきた自分が嫌ですが、今日はゲストがもう一方。2年ぶりの
  登場となるこの方です」
師匠(以下S)「アンミラスタ〜シリ〜ズ 店舗激減も問題ない 俺の脳内ではいつでも開店中だ!」
G「アンミラやめい!今日はプロ野球だ!」
R「何か、この1年間はゲストが酷かったですね・・・」
G「失礼な事言うな!」

セ・リーグ
  結果
首位 巨人 ヤクルト 巨人 巨人 巨人
2位 中日 中日 阪神 ヤクルト 中日
3位 ヤクルト 広島 中日 阪神 阪神
4位 阪神 巨人 ヤクルト 中日 広島
5位 広島 阪神 広島 広島 ヤクルト
6位 横浜 横浜 横浜 横浜 横浜
パ・リーグ
  結果
首位 日本ハム ロッテ 日本ハム 日本ハム 日本ハム
2位 楽天 西武 ソフトバンク 西武 楽天
3位 ソフトバンク ソフトバンク オリックス 楽天 オリックス
4位 西武 楽天 ロッテ オリックス 西武
5位 ロッテ オリックス 西武 ソフトバンク ソフトバンク
6位 オリックス 日本ハム 楽天 ロッテ ロッテ


R「監督解任問題も含めた楽天が最後まで盛り上げてくれた事もあり、注目が集まったパリーグでし
  たが、我々の予想でもセパ共にCS争いが物凄く重要な年でした」
G「こっちはもう必死だったよ。何せ両リーグ優勝予想で一人負けが確定してるから、せめて他が上
  手くいってくれないとダントツの最下位確定だからね」

R「その通りでGohさん以外の全員が巨人と日本ハムを見事に的中しました」
G「どっちも強かった。特に日ハムはあんなに打つとはなぁ」
R「チーム打率.278というのは物凄い数字ですね」
G「先発の駒不足、セットアップ不在、大砲がいないと不安要素一杯だったんだが、終わってみれば
  まぁ見事に噛み合ったというか、一番大きかったのが怪我人の離脱が少なかったね」

R「確かに、終盤ダルビッシュの離脱、インフルエンザによる主力の一時離脱で、首位とは思えない
  選手層の少なさを露呈したんで、これが序盤に出ていたら結果が違っていたかもしれません」
G「まぁおかしな選手層してる巨人と中日以外、どこのチームにも言える事だわな」
S「プロ野球スタ〜シリ〜ズ まずは 検索をかけると『木村拓哉ではありませんか?』でお馴染み
  球界最高のユーティリティプレイヤー 木村拓也!」

G「今年は延長で選手がいなくなって、10年ぶりに捕手もやったしな」
R「そのキムタクも今期で現役生活にピリオドですか」
G「最後に語り継がれる偽装スクイズもやったし、最高の形で終われたね」
R「話を戻しまして、当てやすいながらも、ここ数年、全体的に的中が低かった順位予想ですが、今年
  はモコさんが6個的中と頑張り、他のお三方もまずまずの結果に落ち着きました」
G「ここで差がついたら、ほぼ最下位確定だからね。そういう意味じゃ丸くおさまったな」

セ・リーグ
  結果
打率 ラミレス(巨) 東出(広) 内川(横) ラミレス(巨) 和田(中)
本塁打 ブランコ(中) ガイエル(ヤ) 小笠原(巨) ガイエル(ヤ) 金本(神)
打点 ブランコ(中) ラミレス(巨) 小笠原(巨) 金本(神) 金本(神)
盗塁 福地(ヤ) 福地(ヤ) 赤星(神) 福地(ヤ) 赤星(神)
  結果
防御率 チェン(中) 吉見(中) 吉見(中) 前田健(広) 吉見(中)
勝利 吉見(中)
館山(ヤ)
グライシンガー
(巨)
グライシンガー
(巨)
東野(巨) グライシンガー
(巨)
セーブ 岩瀬(中) 永川(広) 林昌勇(ヤ) 林昌勇(ヤ) 永川(広)
中継ぎ 山口(巨) 押本(ヤ) 豊田(巨) 山口(巨) シュルツ(広)


R「セリーグの個人部門ですが、何といっても年棒2760万で2冠王のブランコです」
G「凄い買い物だったなぁ。来期の争奪戦がとんでも無い事になると思ってたけど、水面下ではともかく、
  あっさり残留が決まって良かった」

R「2年で1億6500万は一気に6倍増です」
G「ウッズやスン様の6億に比べたら安い安い。何より若いから走れるしね」
S「プロ野球スタ〜シリ〜ズ 海外に頼るだから駄目なんだ 広島から奪えばいい! 阪神タイガース!」
G「まだ持ってく気かよ!」
R「それから春先に調子良かった金本の失速、投手部門では予想が偏った所は的中せずと、波乱と言え
  るでしょうが、山Qさんが一人負けの部分をしっかり回避して3箇所的中と、逆に一人勝ち状態です」
G「後でまた触れるけど、今年の山Qさんの個人部門的中率は凄かった。お見事」
R「この分だと来年はブランコで固まってもおかしくありませんね」
G「来年の事はまた来年考えようぜ。また井端を書くかどうか悩んで眠れなくなるからさ・・・」
R「結局、Gohさんが5年間首位打者に予想し続けて、外したらオールスター時点で打率トップだった井端は、
  最終的に5位で3割を打ちました。良かったですね首位打者にならずに」
G「立ち直れなくなる所だった・・・」

パ・リーグ
  結果
打率 鉄平(楽) 鉄平(楽) 金子誠(日) 井口(ロ) 大村(オ)
本塁打 中村(西) ローズ(オ) ローズ(オ) ローズ(オ) ローズ(オ)
打点 中村(西) ローズ(オ) ローズ(オ) 小谷野(日) ローズ(オ)
盗塁 片岡(西) 片岡(西) 田中賢(日) 片岡(西) 田中賢(日)
  結果
防御率 ダルビッシュ
(日)
涌井(西) ダルビッシュ
(日)
ダルビッシュ
(日)
田中(楽)
勝利 涌井(西) 杉内(ソ) ダルビッシュ
(日)
田中(楽) 岸(西)
セーブ 武田久(日) 加藤大(オ) 武田久(日) 武田久(日) 加藤大(オ)
中継ぎ 摂津(ソ) 有銘(楽) シコースキー
(ロ)
摂津(ソ) シコースキー
(ロ)


R「途中経過でもありましたが、全員の予想が集まったローズが早々に離脱。おかわり君が見事な
  2冠王に輝きました。そしてGohさんが昨年のリックに続き、難しい首位打者を見事に的中!」
G「鉄平がんばった!」
R「正直、驚きました」
G「大穴という程の選手では無いんだけど、何より好きな選手で当てたというのは嬉しい物だね」
R「投手部門では、今年はダルビッシュが終盤にいなくなったとはいえ、かなりハイレベルな争いと
  なりました」
G「例外はあるけど、パリーグは各チーム絶対的なエースというのがいるから、お互いに切磋琢磨
  して良い相乗効果だったね。そら日本代表はパリーグの投手ばかりになるわと納得したよ」

R「それから山Qさんがルーキーの摂津を当て、パリーグでも4部門と個人タイトルだけで7部門
  的中させました」

G「セパ共に今年のみんなの予想は凄かったんだよ。勿論当てた山Qさんは凄いんだけど、他の
  皆の予想も殆ど各部門で上位に入ってるんだ」

R「K氏さんとモコさんが指名したシコースキーはホールド・セーブで両方BEST5入りと、途中で配置
  転換の運だけですし、確かにこう見ますと、どうにもならなかったのは怪我人だけですね」

G「ちょっと前のパリーグは完全に打高投低だったんだが、見事にレベルがあがったもんだ」
S「プロ野球スタ〜シリ〜ズ 俺は成績は残さないが思い出は残す! マック鈴木!」
G「思い出じゃなくてネタだろ」
R「マックさんはもういいですから!」


  結果
日本シリーズMVP 阿部(巨) 中島(西) ダルビッシュ
(日)
亀井(巨) ダルビッシュ
(日)
オールスターMVP 青木(ヤ)
松中(ソ)
栗原(広) 相川(ヤ) 亀井(巨) 坂本(巨)
交流戦優勝チーム ソフトバンク ロッテ 阪神 広島 ヤクルト


R「実は予想の順位争いで重要だった日本シリーズMVPですが、残念ながら的中者無しでした」
G「日ハムと巨人の選手を予想した人が3人もいて、しかも日ハムが頑張って、最終戦の先発が
  ダルビッシュなんて事になると激熱だったね」

R「やはりこの3部門は当てるの難しいですね」

ファン球団クイズ 結果
[R]広島がマツダスタジアムであげる勝ち星は?
   プレイオフ・日本シリーズ含む(シーズン67試合)
29 37 29 31 32
[G](中日)50試合以上出場の人数は? 14 16 20 20
[K氏](横浜)チーム盗塁数は? 51 44 53 17 55
[山Q](ロッテ)1試合の最多得点は? 23 18 12 13 18
[モコ](オリックス)ローズ、ラロッカ、フェルナンデス、カブレラ、
    4人の合計HR数は?
62 105 77 103 110


R「ここまで山Qさんが個人部門だけで7個正解と脅威の数字。順位予想で6個的中だったモコさんが何
  と個人部門で0個と、GohさんK氏さんと並んで6個正解で並ぶという激戦。結果的に今年の順位を
  決める事になったファン球団クイズです」
G「そうなんだよ。てっきり僕が最下位だと思い込んでたんだけど、数えてみたら意外に接戦だったのよね」
R「そんな中、K氏さんが広島の勝利数をジャストで当てるという離れ業をやってのけ、3個的中で最下位
  争いから脱出」
G「そして僕が自分のファン球団を単独で当てた分だけ競り勝ったと。自分の担当チームだから、ここだけ
  は外せないとしっかり数えた甲斐があった・・・」

R「という訳で、残念ながら最下位は、これで2年連続のモコさんになってしまいました」
G「モコは個人部門で勝負に出た所が殆ど2位とか、運が無かったとしか言い様がない」
R「優勝は、3度目というのは単独で最多優勝回数となる山Qさんです」
G「今年はトップから最下位まで比較的接戦で、しかもみんな外れても上位に来るという良い予想をしてた
  中、個人部門の7個はなかなか出せる数字じゃないよ」

R「そしておめでとうございます。8年目にして、初の2年連続最下位脱出です」
G「まぁ僕の事はともかく、一度も最下位をとってないK氏がまた1年記録を伸ばしたと」
R「他の皆さんが複数回最下位をとっているだけに価値ある記録かもしれません」

R「さて、これで全ての項目を見てまいりました。今年のプロ野球はいかがでしたか?」
G「WBCで盛り上がった後は、記憶に残っているのは大リーグの日本人選手ばかりという事になるんだけ
  ど、それでも国内が面白くなかった訳じゃなく、今年は各チームの若手が本格化した年という感じがす
  るんだよね」

R「確かに、各チームのエース候補だった若い選手が完全に1本立ちしたという印象はあります」
G「野手でも良い新顔がかなり出てきたし、おかげでかなりのベテラン選手が自由契約になって、受け入れ
  先を探しているベテランにとっては非常にシビアな年だなとね」

R「なるほど、世代交代の年だったという事ですね」
G「立浪や緒方みたく引退を表明して去るならともかく、トライアウトも結果が出ず、人知れず引退していく
  元・名選手がかなり出そうな気がするね」

S「プロ野球スタ〜シリ〜ズ 世界の伊良部を見せてやる!! 伊良部秀輝!」
G「それ現行犯で捕まった大暴れした時のセリフだっけ?」
R「危ない話はともかく、今年、四国アイランドリーグの高知を退団しました」
G「あれ?元阪神の伊代野がトライアウト受ける時のコーチを引き受けて、自分が肩できたとか言って、
  独立リーグにいなかった?」

R「その後、夏に戻ってきて高知に入り怪我で退団。ちなみに伊代野は台湾リーグに入るも結果が出ず、
  やはり夏から高知で伊良部とチームメイトになってます」
G「いろいろあるな。それから今年を振り返るので忘れちゃいけないのがドラフト会議。甲子園を湧かせた
  花巻東の菊池雄星に注目が集まったけど、その裏で密かな注目が」

R「何かありましたっけ?」
G「今回、真弓監督が菊池の抽選を外した事により、阪神球団は85年からドラ1の抽選で11連敗」
R「・・・運が無いですね」
G「こうなると、どこまで伸ばすか楽しみだね」

R「最後に2009鎌田年度代表選手を決めていただきたいと思います」
G「おっ忘れてた。ちょっと待って、今考える」
R「ではその間に、年末お食事会の告知を。 11月28日(土) 夜8時 旧JOY裏集合 を予定しています。
  それではGohさん、決まりましたでしょうか」
G「WBCの決勝タイムリーもあるし、大記録達成で一番感動したのはイチローで間違い無いんだけど、
  なんかそのまんまってのもなぁ・・・」

S「プロ野球スタ〜シリ〜ズ 俺は人の前で弱音は吐かない 吐くのはボヤキだけだ! 野村克也!」
G「確かに野村さんも盛り上げてくれた一人だったけど、まぁ今年はイチローでいいか」
R「大リーグでの記録はともかく、WBCは日本野球界の歴史に残るヒットでしたしね。今年はイチロー
  選手という事で、おめでとうございました」

R「では今回はここで失礼したいと思います。今年は大型選手のFA移籍というのは少ないですが、それ
  でも、監督交代のチームが多数あるという事で、ストーブリーグが注目です。本日のゲストは、Goh
  さんと師匠さんでした。ありがとうございました」
G「失礼しました」
S「MLBオールスターゲームに出場し、所属チームが勝利して喜ぶ、パイレーツ時代のイースラー!
  ヴェッ ヴェッ ヴェッヴェッヴェッ」

G「落ちろ!」
S「おわああああぁぁぁぁ・・・」
R「喜んでる時に応援歌関係ないでしょうが!」