第４回　「結果発表」


レポーター（以下Ｒ）「第７戦まで盛り上がった日本シリーズも高視聴率を残し、モヤモヤした五
　　輪のイメージを払拭。日本一になった西武ライオンズが見事にアジアチャンピオンとなり、次
　　は来年のＷＢＣが楽しみになってまいりました」
Ｇｏｈ（以下Ｇ）「野球界全体ではそうなんだけど、その前にこっちはストーブリーグだよ」
Ｒ「紹介する前に口を挟まないでください。改めまして、本日のゲストはＧｏｈさんです」
Ｇ「どうも〜」
Ｒ「そしてもう一方。紹介したく無いんですが、また来たんですね・・・」
Ｍｒ．Ｘ（ペケ）（以下Ｘ）「アイアム　ア　ボーイ　ジスイズ　ア　オクトパス」
Ｇ「それ自己紹介のセリフじゃねーから！」
Ｘ「私の名はＭｒ．Ｘ（ペケ）　人は私を地獄の魔術師と呼びます」
Ｇ「誰も呼んでねーから！」
Ｒ「・・・本日はこの３人でお送りしたいと思います」

Ｒ「セリーグでは巨人が１３ゲーム差を大逆転しての２連覇」
Ｇ「虎党のペケにとっては見たくない結果だったな」
Ｘ「このＭｒ．Ｘ（ペケ）、生来目が見えぬ！」
Ｒ「現実に戻ってきてください」
Ｇ「選手層が薄かったのが巨人の弱点だったのになぁ、今年は控え選手の活躍が凄かった」
Ｒ「そしてパリーグでは昨年５位の西武が、渡辺監督新体制の元、就任１年目での優勝から日
　　本一。オリックスの大躍進などもありましたが、正解数が酷いもんです」
Ｇ「それにしてもファンのモコがオリックスを最下位に書いてるのが寂しいというか・・・」
Ｘ「清原があと十人いたら西武はオリックスにまけていただろう」
Ｇ「何人いても全員怪我で２軍だから関係ない」
Ｒ「今年のパリーグは打線型のチームが１・２位で往年のパリーグという感じでした」
Ｇ「古くは、大毎オリオンズのミサイル打線、一昔前の近鉄いてまえ打線、確かにミスを気にし
　　ない打ち勝つ野球で実にパリーグらしかったねぇ」
Ｒ「パリーグ全体で正解数が１個というのは２年連続となるんですが、今年は更にセリーグまで
　　悪い。順位予想の全体で正解数が７個というのは過去最低になります」
Ｇ「当てやすい所でこの状態だと、そりゃ低レベルな争いになるわな」
Ｒ「そうなんですよ。トータル結果は最後に言いますが、今年は本気で悪かったです」

Ｒ「横浜の内川が右打者歴代最高打率で青木に競り勝って首位打者を獲得、そして２年連続本塁
　　打王の村田、これで何で横浜が最下位なんでしょう」
Ｇ「去年のヤクルト、楽天みたいなもんだから気にしちゃいかん。それよりも、ここは救われた〜」
Ｒ「そうなんですよね。内川・福地と際どい所でＧｏｈさんの一人負けが回避されたんです」
Ｇ「石川なんか計算されつくしたかの様に、相手が送りバントの場面でワンポイント登板して、
　　そこで逆転だよ。もう最後は必至に応援してたね」
Ｘ「フフフ　君達には鎌田塾人間コンピューターと言われたこの私がついている」
Ｇ「黙れ！九九八十八！」
Ｒ「ちなみに山Ｑさんも最後はクルーンでその状態だったんですね」
Ｇ「全体的にみんなの予想が堅めだったから、ある程度かぶるのは仕方ないとしても、やっぱり
　　一人負けは厳しいからなぁ」
Ｒ「結果的に、ここは全員が２個ずつ正解という事で丸くおさまりました」

Ｒ「パリーグは何といっても２３年ぶりの２１勝という記録を出した岩隈です」
Ｇ「皆の予想がダルビッシュに集まってたし、実際にダルビッシュの成績も文句言えない数字だ
　　から、これはもう岩隈が凄すぎた」
Ｒ「そしてＧｏｈさんが昨年書けなくて悔しい思いをしたリックを指名して見事的中です」
Ｇ「これは素直に嬉しいわ。でもね、それ以上に、『まつだ〜！』と叫びたい」
Ｒ「４月の予想〆切の段階で盗塁数が１０で２位。終わってみれば１２個と」
Ｇ「怪我なら諦めもつくけど、１年間出続けて伸びないなら初めから期待させるな！」
Ｘ「気にするな、松田が弱いんじゃねえ他が強すぎるんだ」
Ｒ「最初から無謀だというのは誰もが解ってましたがね。順位予想と同じく、モコさんが自分のファ
　　ンチームの選手を信じられずに、加藤大を当てられませんでした」
Ｇ「仕方ないっちゃそれまでなんだけど、それ考えると村田をしっかり当ててるＫ氏は流石だわ」
Ｒ「大方がＢクラス予想の横浜だと特にファンチームとはいえ、指名しづらいですね」
Ｇ「うぬ、男らしい」
Ｘ「男とはなんぞや・・・！？命とはなんぞや・・・！？」
Ｇ「無眼鉄になってろ！」
Ｒ「・・・ここも全員１個正解で差がつきませんでした」

Ｇ「日ハム交流戦惜しかった！」
Ｒ「最終戦で４チームに可能性があるという大激戦でした。ところがそこで燃え尽きたか、優勝
　　したソフトバンクがシーズン最下位という結果に」
Ｇ「本来そこまで影響があるはずないんだから、これも不思議じゃない結果なんだけど、それに
　　しても王さんの最後の年だけにこれはちょっと残念な結果だ」
Ｒ「ソフトバンクを的中させたＫ氏さんも、本来ならここで流れを掴んでと予想したか、一人上位
　　予想してますし、ここまで交流戦の流れがシーズンに直結してましたから、最下位は意外に
　　感じましたよ」
Ｘ「むぅあれは」
Ｇ「知っているのかペケ！」
Ｘ「あれは世に聞く、殴流巣蛇亜！その昔中国で、塀守棒瑠なる人物が東西の猛者達を集め・・・」
Ｒ「嘘つけ！・・・Ｇｏｈさんも乗せられないでください！」
Ｇ「いやすまん、つい・・・。しかしＭＶＰ当てるのは難しいな」
Ｒ「強いてあげれば、日本シリーズは投打どちらでも。オールスターでは野手が選ばれやすい
　　という傾向があるぐらいですかね」

Ｒ「全体の正解数低迷の一因にもなった○×改め、数字当てクイズです」
Ｇ「昌の１１勝は誰も想像つかないよ！」
Ｒ「山本昌ファンのＧｏｈさんが２勝ってのもどうかと思います」
Ｇ「これは素直にごめんなさいだわ」
Ｒ「２００勝もなんと完投で達成しましたし、今年は五輪で川上が抜けた事もあり、完全にロー
　　テーションの軸でまわってました」
Ｇ「来年の中日の問題はまた同じの出そうかな」
Ｒ「数字が割れて面白そうですね」

Ｒ「これで全ての部門が見終わりました。総合成績の発表に参りたいと思います」
Ｇ「うぬ」
Ｒ「今年度の優勝は・・・９個正解のＫ氏さんです！」
Ｇ「おめでと〜！・・・しかしＴＯＰで一桁かぁ」
Ｒ「そして、問題の最下位ですが、５個正解でお二方、山Ｑさんとモコさんになります」
Ｇ「僕は６個でギリか・・・何箇所か運が良かったな」
Ｘ「戦場で一番大切なのは運と勘だけだ」
Ｇ「２個言ってる時点で一番じゃないよな」
Ｒ「モコさんは初の最下位となってしまいました」
Ｇ「これで最下位になってないのはＫ氏だけか」
Ｒ「殆どの最下位がＧｏｈさんですからね」
Ｇ「うるさい！」

Ｒ「ではＧｏｈさんには今年の鎌田年度代表選手を決めていただきたいと思います」
Ｇ「おっ！？毎年決めるの忘れるあれか！」
Ｒ「はい、今年は台本作る時に憶えてまして、しっかりメモしてありました」
Ｇ「おけ、じゃちょっと考えてみよう。その間に告知をよろしく」
Ｒ「了解です。恒例の年末お食事会ですが、１２月２週目の土曜日、１３日の夜を予定しており
　　ます。近々、個別に連絡が行くと思いますのでよろしくお願いします。それでは、Ｇｏｈさん
　　決まりましたでしょうか？」
Ｇ「大丈夫よ」
Ｒ「では、発表していただきましょう。２００８年度、鎌田年度代表選手は（♪ダカダカダカダカ・・・
　　・・・ジャン！）」
Ｇ「サヨナラ勝ちでベンチから飛び出し、両足肉離れをやったデーブ大久保に対して、『恐らくデー
　　ブは登録抹消でしょう』という粋なコメントを残した高木豊です！」
Ｒ「をい！」
Ｘ「フフフ　クレージーの一言だぜ」
Ｇ「冗談です。今年はもう山本昌で決まりでしょ〜。五輪でいい成績収めてたらそっちからだった
　　かもしれないけど、僕が好きな選手だという事もあるし、２００勝達成の山本昌で」
Ｒ「了解です。山本昌選手、おめでとうございました。では、本日はこれにてお別れしたいと思い
　　ます。ゲストはＧｏｈさんとＭｒ．Ｘ（ペケ）さんでした」
Ｇ「ではまた来年」
Ｘ「今度ばかりはタネはありません 本当にさよならです」
Ｇ「そのまま滝壺に落ちてしまえ！」
Ｒ「死亡確認！！」