第8回 雑談企画 「結果発表」 R「今年もこの季節がやってまいりました。第3回、『年末お食事会』の結果発表です。 本年度は、プロ野球創設以来初のストライキ、球団合併に新球団設立、現在も 球団買収が進行中と、プロ野球界、激震の1年となってしまいました。これらの 出来事もふまえ、皆様の予想と共に、今年のプロ野球を振り返って行きたいと思い ます。さて、今回もいらしてます、ゲストのGさんです。」 G「どうも〜。」 R「さっそくですが、今年のプロ野球、いろいろありました。Gさん、いかかですか。」 G「先程挙がった出来事に加え、オーナーは大量に入れ替わるは、夏にオリンピックが あったなんて、遠い昔の事みたいですね。」 R「確かに、今年一番の大きな出来事と目されていた、全プロで臨んだアテネ五輪が 霞んでしまいました。」 G「個人的には当然、野球界全体の問題のが大きいし、語りたい事は山のようにあるん ですが、とりあえず、本日は予想の結果を中心に進めていきましょう。」 R「解りました。では、昨年と同じように、部門毎に見ていきたいと思います。」 チーム順位 正解数 G (3) K (5) 山Q (3) モコ (4) R「正解数があまり伸びませんでしたね。」 G「原因は解りきっています。みんな揃いも揃って、ロッテ、オリックスの評価が高かった。 正直な所、オリックスはあそこまで弱いとは思いませんでした。」 R「確かに、パは3位以下、一人も正解していませんね。これも珍しい。」 G「モコモコさんに至っては、合併して、全員近鉄の投手陣にすれば、防御率が1点下がる とか言って、喜んでましたし。」 R「それは、物凄くせつないです。」 G「後ですね。凄いのが、横浜1位、巨人6位の勝負に出たKさんが、セで一番正解数が多 かったという事です。というか、周りの3人が情けない…」 セリーグ打撃4部門 正解数 G (1) ウッズ K (1) 赤星 山Q (1) 赤星 モコ (2) ローズ 赤星 R「嶋を始めとして、ベテラン勢が頑張りましたね。」 G「ベテランだけで無く、岩村、多村と若手も想像以上に頑張った1年だと思いますよ。」 R「そんな中、モコモコさんだけ二つ正解しました。」 G「勝負に出たKさんも、実際には多村が惜しかった訳だし、みんな最後まで可能性の あった選手を書きましたね。結果的に一個の人が多かったですけど、全員、目の付け 所は良かったですね。」 セリーグ投手4部門 正解数 G (1) 川上 K (0) 山Q (1) 川上 モコ (1) 川上 R「Kさん以外、揃って最多勝、川上のみの正解です。」 G「各チームエース級が五輪で抜ける中、川上は国内確定でしたからね。防御率はともか く、最多勝の川上は鉄板でしょう。それよりも、全員一緒だった佐々木ですよ。ここでの 差は付かないといえ、横浜は、離脱以降、中継ぎ以下あそこからボロボロでしたから。 順位や他の投手陣まで横浜で占めたKさんにとって、佐々木の離脱は大きかったです ね。」 R「変わりにセーブ王を取ったのが、山Qさんが中継ぎに挙げた五十嵐でした。」 G「これはもう運が無かったですね。まさか石井弘の怪我があそこまで長引くとは。おかげ で、抑え投手の選択肢が無くなりましたからね。まあ、パリーグでも同じ誤算がありま したからねぇ、中継ぎは難しいですな。」 パリーグ打撃4部門 正解数 G (1) 松中 K (1) 川崎 山Q (0) モコ (1) 川崎 R「それにしても、セパ共に、盗塁以外の部門が正解率悪かったですね。」 G「僕は両方とも1個ずつ当ててるんですがねぇ。取りやすい盗塁で勝負に出たのが裏目に 出ちゃいました。」 R「パですが、松中が見事な三冠王に輝きました。」 G「昨年も言ったような気がしますが、松中にとっては可哀相な事に、史上最も地味な三冠王 になってしまいました。勿論、成績は立派ですよ。」 R「野球界がそれ所じゃ無かったですからね。」 G「それが一番大きいですが、やはりプレーオフで打てなかったのが大きいですね。」 パリーグ投手4部門 正解数 G (1) 松坂 K (1) 岩隈 山Q (1) 松坂 モコ (2) 松坂 岩隈 R「松坂と岩隈のタイトル争いは今後も続きそうですね。」 G「続くでしょうねぇ。そこに割って入る可能性の投手は何人かいるんですが、助っ人外人も 含めて来期以降は混戦になる事を願いましょう。」 R「これに触れない訳にはいかないでしょう。セーブ王の二人、三瀬と横山です。」 G「これはもう、本人達が頑張ったといえばそれまでなんですが、僕や山Qさんからすると、 頑張りすぎました。」 R「お二方とも、中継ぎに両選手を挙げたんですよね。」 G「ダイエーは水田、日本ハムは建山の怪我や不調により回ってきた出番なんですが、 周りの影響を強く受ける役割ですからね。先程も言いましたが、中継ぎは難しい。」 日本シリーズMVP 石井貴 該当者0 R「シーズンで全くといっていいほど勝てなかった石井貴が最後の大一番で2勝。見事MVPに 輝きました。」 G「当たらないのはしょうがないとしても、中日が石井をなめ過ぎましたね。恐らく研究が足りな かったと思います。明らかに狙い球が絞れてませんでしたしね。それにしても石井は見事で した。石井を始めとして、日本シリーズでは気合を表に出した投手が大活躍でしたね、川上 といい、山井といい。やはりここぞという時は気持ちという事ですかね。」 R「最後に○×の結果です。」 ○×全13問 正解数 G (6) K (7) 山Q (7) モコ (7) R「意外と、と言いますか、全く差が付きませんでしたね。」 G「○×だけで勝敗が付くんじゃないかとヒヤヒヤしてたんですが、少しホッとしてます。」 R「何か気になった問題はありましたか。」 G「全体的に、結構絶妙な数字設定だったかなと。中でも、オリックスの問題ですか。マック、 吉井で合わせて10敗。吉井が1敗、マックが6敗で合わせて7敗。絶妙でしたねぇ。」 R「あの…合わせて10勝なんですが……」 G「後は五輪ですね。実に情けない!決勝で負けるならともかく、格下の同じ相手に2回 連続で負けるのは許せませんね。」 R「五輪は確かに残念でした。にしても、見直してみると、予想が3対1になった所、結果論 ですが勝負予想になった所はKさんの2勝3敗を始め全員負け越してますね。」 G「上手く出来てますね○×というのは。多数派が勝つようになってるんですな。」 総合成績 正解数 G (13) K (15) 山Q (13) モコ (17) R「総合成績の発表です。まずは3位から!」 G「嫌がらせか〜!とっとと1位の発表せい!」 R「では改めまして。2004年度、優勝は、初優勝、モコモコさんです!」 (ワ〜パチパチパチ) R「見事トップに輝きましたモコモコさんには、同率最下位のGさんと山Qさんより、 年末に食事が奢られます。」 G「また負けた……」 R「にしても、今年は堅く行ったからビリは無いとか、いろいろ言ってた割には、しっかり 最下位を取りましたね。」 G「しっかり言うな!狙って取った訳じゃないわい!にしても、モコモコさんは見事でした。 全体的に今回は予想が堅かった中で、個別に分けた殆どの部門で正解率トップです からね。堅い中でもバランスの取れた予想をした証拠でしょう。」 R「モコモコさんおめでとうございます。それぞれ、勝者、敗者の弁は年末のお食事会の 時に伺うとして……、そうだ!昨年、Gさんの独断と偏見で、鎌田年度代表選手という のを決めたじゃないですか。今年はいかがいたしましょう。」 G「そんな物もありましたね。すっかり忘れてました。折角だから、今年も考えますか。ちょ っと時間下さい。」 R「では、Gさんが考えている間に、業務連絡を。お食事会の日時ですが、今の所、12月 11日(土)の6時で考えております。近々、皆さんの所へ連絡が行くと思いますので、 都合の程をお聞かせください。それでは、Gさん、纏まりましたでしょうか。」 G「ざっと考えたんですが、候補は結構挙がるんですよねぇ。注目度は低かったですが、 三冠王を取った松中。新人監督対決で注目を集めた伊東、落合。ライブドアの堀江 社長も印象は高かったですね。後は、ナ○ツネ辞任どころか、オーナー大量辞任のきっ かけを作った一場。守備が下手でファーストにコンバートしたにもかかわらず、失策18 個で2位にランクインしたオーティズ。しかし、今年に限っては、満場一致でこの選手で しょう。」 R「では、発表していただきましょう。2004年度、鎌田年度代表選手は(♪ダカダカダカ ダカ・・・ジャン!)」 G「プロ野球選手会、古田選手会長です!」 R「当然と言えば、当然。意外と正道で来ましたね。」 G「今年はもうしょうがないでしょう。でも、良く頑張りましたよ。全く先の見えない活動をしな がら、成績も残しましたからね。実際たいしたものです。」 R「今年は古田に尽きますかね。では、そろそろお別れの時間となってしまいました。今年は 新球団などにより、ストーブリーグの激化は必至。まだまだプロ野球の話題は尽きないは ずです。大リーグ挑戦や、ベテラン選手の去就に注目するもよし。皆さん、多いに盛り上っ て下さい。それでは、来年度のプロ野球の盛り上がりを期待しつつ、本年度の雑談企画 を終了したいと思います。本日のゲストはGさんでした。一年間ありがとうございました。」 G「ありがとうございました。」 |