レポーター(以下R)「またもやってきてしまいましたこのコーナー、記憶に残る名馬達。ゲストを紹 |
介します。競馬コーナーといえばこのお二人。」 |
G「Gohで〜す。」 |
K「Kで〜す。」 |
R「み○みはるおでござ・・・・・って、何でつっこんでくれないんですか?」 |
G「さっ、早速今回の馬を発表しましょうか。」 |
R「待て!(ドリーム安田記念参照)」 |
G「じゃ今回は、この馬に対する思い入れが深い、K氏から発表してもらいましょう。」 |
K「はい。私の競馬人生を語る上で、はずせない馬、ダイワテキサスです。」 |
R「おお、まともな馬が!」
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G「あなた、前回のサンヴァレーを舐めてますか?」 |
R「はい。」 |
G「(こいつ)。ダイワテキサスといえば、当時、テイエムオペラオーに抜かれるまで現役最多勝馬 |
でしたよね。」 |
K「そうです。11勝2着9回。立派な成績なんですが、ただ全盛期が悪かった。」 |
R「手元の資料によりますと、98年に、2221112という好走続きの時期があります。ここが全 |
盛期ですか?」 |
K「そうなります。この間、日本海Sをかなり良いタイムで走って、関屋記念をレコード勝ちしました。 |
ただこの時、中距離にはあの馬がいたんですよ。ほらっ、Gohちゃんの好きだった逃げ馬。」 |
G「あー、サイレンススズカですか?」 |
K「そうそう、かなり厳しいでしょ。そして、マイルにはタイキシャトルがいたんですよ。」 |
R「それは苦しい。」 |
G「ずっと馬券追いかけてましたもんねぇ。」 |
K「厳しかったですねぇ。この後は。」 |
R「この連勝の時は取ってたんですか?」 |
K「日本海S前辺りから取ってました。」 |
G「じゃあ、そこでおいしい目をって、そうだ、確か殆ど一番人気で付いてないんだ。」 |
K「これがねぇ、凄かったんですよ。一番人気でも、昇級なのに1.8倍ですよ。そこで勝って日本 |
海Sが1.7倍。その後の関屋記念が1.9倍。ありえねぇとか言いながら買ってました。」 |
R「オールカマーも2.4倍ですしね。確かに、これじゃ追いかける方も辛い。」 |
K「泣きそうでしたよ。それと、後半の歳になってから、JCとかGTに出るようになったのが痛かっ |
たですね。」 |
G「確か、ここからのGT戦線も、単勝に結構いい額つぎ込んで、プラス馬連で流して買ってまし |
たよね。そりゃ当たんないですわな。」 |
K「大変でしたよ。JCは123.8倍で5着。有馬は81倍で3着ですから、いい走りはしてたんで |
すがね。いなくなったら楽になりました。」 |
G「確かに。引退してから、GTを当てまくてますからね。当時は、ダイワテキサスを軸で、しっ |
かり流して買ってたんで、BOXにすりゃ良いのにとか思ってました。」 |
K「まぁ、馬券は置いといても、最後は天皇賞5着に入りましたからね。頑張りましたよ。」 |
R「あの〜、ここら辺、61キロとか書いてあるんですが。」 |
K「57キロ以下が殆ど無いんですよ。61とかありえねぇの世界で。57とか8がデフォルトで、唯一 |
56だと思ったら、有馬記念とか書いてやがりますからね。」 |
G「賞金だけはあったというか、勝ってたもんなぁ。」 |
K「でですねぇ。走り終わった後の話がいくつかありまして。まず、15年ぶりにGT勝ち以外の馬が |
引退式をやりました。」 |
R「えーと、ドウカンヤシマ以来ですか。」 |
K「それから、この世代が、ダンスインザダーク世代なんですが、終わってみると、早熟と晩成しか |
いなかったという。ユーセイトップランにゴーイングスズカに・・・」 |
G「ジョーヤマトとかもそうでしたね。」 |
K「7歳8歳ぐらいに全盛期を迎えた馬が多すぎなんです。しかも勝つんだその歳で。」 |
G「そうか。という事は、スズカがいなくなった後、スペシャルウィーク、セイウンスカイだけじゃなく |
て、グラスワンダーとも被るんだ。」 |
K「まぁ、グラスは距離が違いましたけど、この時期のGTだと、敵はテイエムオペラオーとメイショ |
ウドトウでした。」 |
G「僕の好きなユーセイトップランとは偉い違いだ。こっちの敵は、スエヒロコマンダーとホットシーク |
レットとミヤギロドリゴだったのに。」 |
K「天皇賞行くと、メジロブライトいましたからね。これもキツイ相手だった。」 |
R「Kさんが一番思い出に残ってるレースは何ですか?」 |
K「勝ったレースではオールカマー。後は、負けたけど、有馬の13番人気3着ですね。」 |
R「当然、ダイワテキサスから流して。」 |
K「当然ここから流して。複勝だけ取りましたけどね。」 |
G「当時、ワイドは無かったですもんね。あっても、馬連で行ったでしょうけど。」 |
K「いや、3連複勝ったね俺は。」 |
G「そりゃそうか。大万馬券だ。この時の1・2着は覚えてます?」 |
K「しっかり覚えてますよ。テイエムとメイショウドトウだもん。ドトウだから、70万ぐらいにはなったと |
思いますよ。」 |
G「そうかぁ。」 |
K「直線で、先頭に立ちましたからね。」 |
G「ちょっと夢が見れましたか。」 |
K「夢というか、この日は、38度後半の熱で会社で見て、その後、疲れ切って帰りました。」 |
G「取ってたら熱も飛んでたかも知れませんね。」 |
K「そうですねぇ。とにかく、走った数が凄いですからねぇこの馬は。何戦だったかな・・・」 |
R「53走ですね。」 |
K「53走で、勝率2割を超えました。」 |
G「総賞金6億だもんなぁ。最近、いませんよそんな馬。」 |
K「しかも、GT馬じゃないですからね。本賞金も2億あるし。」 |
G「GTで3着とか5着あるから、そりゃ、斤量も軽くなりようがないですね。」 |
K「問題は、ベストの距離がよく解らないんですよ。本当は2000だと思うんだけど、最後の方は長 |
めばっかり使ってたし、よく解らなくなりました。有馬3着で引退してくれるのがベストでしたね。」 |
G「一年間余計だったと。」 |
K「馬券追いかける方は大変でしたよ。金鯱賞くらいでしたし、最後は斤量との戦いでしたから。」 |
G「関谷記念、61キロ!」 |
K「61かよとか思いながらやってましたねぇ。厳しい戦いでした。やっと引退してくれましたよ。」 |
G「そういえば、引退式は、増沢厩舎の主戦騎手がやったんですよね。」 |
K「ええ、調教パートナーでしたから。」 |
G「えーと、デビュー直後に数回乗って、それ以降は乗らせてもらってない。」 |
K「そりゃ、しょうがないでしょう。一流どころを乗せざるをえませんから。」 |
R「では、最後に、ダイワテキサスに対する思いを一言ずつ語っていただきましょう。ではGさんか |
ら。」 |
G「いや、ちょうど同じ時に、僕はユーセイトップランを追いかけて苦労してたんで、Kさんを見てる |
と、親近感のある馬でした。」 |
R「では、Kさん。」 |
K「まず思ったのは、引退してくれて、これでやっと全頭予想出来ると。」 |
G「この後、連勝街道まっしぐらで、万馬券とか取りまくってますからね。」 |
K「予想の段階で、制約が減ったのは大きいですよ。出ただけで、無条件で買う程追いかけてま |
したから。」 |
R「なるほど、また馬券度外視で追いかけられる馬が出てくると良いですね。ありがとうございま |
した。次回もこれぐらいまともな馬である事を期待して。今回はこの辺で。」 |